例会報告 播磨アルプス 高御位山(304m)  

                             記:K/S

【山行日】 2019年12月15日(日)

【天候】 晴れ 

参加者】 CL(K),女性5名、男性3名、合計8名

コースタイム】JR曽根駅 9:20~豆先登山口9:40~大平山10:11~地徳山10:39~鷹の巣山12:21~高御位山13:22~小高御位山14:55~登山口15:35~曽根駅16:06

ピークの岩場にて

播磨アルプスの高御位山は標高は304mの低山ですが岩場が幾つもあって、ぐるっと馬蹄形に稜線を一回りして歩くルートの展望は姫路市街や麓の街並みに加え、瀬戸内海の島も見えて空きのこないコースで有名です。ただ幾つもアップダウンがあり体力も求められます。今回のコース出発の曽根駅は、姫路の手前の駅で交通費もかかるので18切符を使ってリーズナブルにあつまりました。鹿島神社までバスを使うのが一般的らしいのですが、今回はすべて歩きで一周をめざします。登山口は豆﨑登山口という住宅地のなかで、民家の間から少し分かりにくいところでしたが標識もありました。いきなりの急坂を登り始めると今度はいきなり大きな岩場が出てきます。春に通った時はしっかり登れた岩場でしたが、今回は枯葉だらけで、それもかたくてよく滑るクヌギの枯葉が一枚岩をすっぽり覆う積もり方で、登るのに苦労しました。傾斜もきつく枯葉が何重にも積もっていて足元が滑る滑る、一枚岩で持つところもなく悪戦苦闘で何とか制覇。予想外でした。登り始めだったので「こんな道が続くのですか?」と問うメンバーでした。

急登を登ったおかげで一気に高台に出て展望も開け、鹿島神社や麓の田園、瀬戸内海も見えるので一同休憩毎に余裕で景色を楽しみ、少しのアップダウンには負けません。コースで一番の岩場と言っていた播磨アルプスで有名な百間岩の登り始めの展望台には11時に到着。ここからがお楽しみ?の一枚岩の巨大岩石を登ります。登り始めの岩場と違って枯葉もなく、しっかり足場もとれ登りやすいので、ぐんぐん登れます。しかし長丁場の岩場なのでピークに向けて先に行く人、慎重に行く人との差が開きはじめ、ピークの鉄塔で合流したのは11時40分になりました。天気は快晴、展望も良くゆっくり岩場登りの時間を楽しみましたが。お腹もすいてきたとの声もあって予定より早めに適当な休憩場所を探します。何度かアップダウンを繰り返し登りかえし、鷹ノ巣山のピークに到着、限界なので(笑)お昼にしました。ここは見晴らしも良くお昼休憩にぴったりで、姫路市街の街並みや曽根の町並み、田園、瀬戸内海がメンバーの座る場所のどこでも眼下に広がり、気持ちよく、美味しくお昼休憩が出来ました。

「気持ちがええ~」「いつまでもいたいな」の誘惑に負けず、しっかりエネルギーを蓄えたので稜線の先に見える高御位をめざします。稜線の先の高御位頂上は、なぜかすっきり間近に見え建物も見えるので「あと30分ぐらいかな」「景色が見る角度で変わってきて面白いですね」など励ましながら歩きますが、その後にはそれなりのピークが幾つもあって、何度も何度もアップダウン、下りと登り返しがあり中々頂上は近づきません。さすがに登りの返しのたびにペースが落ちてきます。「あと15分くらいかな」と話していたら、途中で標識を見ると期待の数字には程遠い高御位まで45分。「リーダーの言葉が信じられない」と冗談も交えながら仲良く頂上を目指しました。アップダウンはありますが展望の良い登山道を歩いて高御位頂上に13時25分到着。多くの登山者がおられてにぎやかで神社やベンチもトイレもあって一息つけます。これまでの苦労が報われるような最高の展望で疲れも和らぎました。頂上までいくつも登りのコースもあり神社には家族連れも参拝もされています。が、南側は切り立った岩峰で、立つだけでもビビりそうになる頂上です。当日は何とクライミングの練習をしているグループもいて、中々面白く、暫く興味津々見ていました。一番のピークの岩場で集合写真を撮って下りに向いました。

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