例会報告 平日山行 

諸羽山~如意ヶ岳  報告:K・S 

【山行日】 2021年3月11日(木)

【天候】 晴れ 

【参加者】 女性9名、男性6名、合計15名

【コースタイム】 山科駅8:30~諸羽児童公園8:50~諸羽山9:10~蔭山9:45~雨社10:50~如意ヶ岳11:05(着)(昼食休憩)11:50(発)―12:15右大文字三角点12:30―13:30七福思案処13:40―14:05南禅寺山門前解散

      

【山行報告】

関西のコロナ緊急事態宣言解除になり久しぶりの例会です。15名の多人数となり諸羽公園から2ループに分かれて出発しました。朝から快晴で足取りも軽く登り口に向かいました。 諸羽山山頂までの登りは急で、石ゴロゴロ、落ち葉も多く足場の悪い道でしたが、所々で山科市街も見え少し汗ばみながらも気持ちの良い足慣らし、10分ほどで諸羽山頂上に到着です。衣服調整をしてそのあとは尾根に沿って何度かのアップダウンはありますが木漏れ日の中を気持ちよく歩けるコースです。「なんか北山の尾根道を歩いているみたいやね」の会話も聞かれました。先頭をお願いしたSL2人のペースも良く柳山、蔭山と順調にピークを越えます。雨社まではいくつもの分岐があり、立ち止まっては読図で確認していたのですが、一度毘沙門寺方面の道に入りそうになりました。後グループからの指摘ですぐに戻りましたが「高山より低山こそ道迷いが多い」の言葉が浮かびます。雨社に寄り道をして11時過ぎに如意ヶ岳の大阪航空管制台前の広場に到着。青空の下で山科方面を眺めながらゆっくり昼食をとりましたが、広場付近では台風での倒木を切るチェーンソー大きな音が響いていて、驚いたのは倒れていない立木も切り倒す作業が行われ、ブルドーザーで運ぶ音が交互に響き渡っていました。倒木を片付けてもらうのに感謝しつつ、下山時、「木が無くなると山が荒れますね」と作業をされている方に声を掛けると「新しい木を植えるためには切らなしゃあないです」と話されていました。次々と切り倒された木を見て、今から植えて、元の木の大きさに育つには何十年もかかるやろなと、ちょっと複雑な気持ちになりながら、木影がすっかり無くなった登山道を下りて大文字に向かいました。三角点までの道は通るたびに倒木が整理され、歩きやすくなり助かります。それでも大きな倒木が残っているところもあり、3年前の台風被害の凄まじさを思い出します。頂上三角点は天気も良く緊急事態解除の関係もあってか、驚く程人が多くびっくりです。学生さんたちは春休みなのかな。若い人も多く、休憩は別の場所にすることにして早々に退散移動です。京都トレイルコースに入ると軽装の山歩きのグループや観光客風の方たちとも出会うのでマスク必須。息苦しい歩き時間になりましたが、午後から交代した各SLも良いペースで歩いてもらえて、七福思案処分岐に13時30分到着です。10分ほど休憩を取り、ここからはトレイルコースから外れて南禅寺への道を下ります。途中時間もあるので、一度ゆっくり寄りたかった、「駒が滝」とその横にある「大日如来と弁財天」が祀ってある洞窟に寄ってみました。滝の水は少なめでしたが面白い掲示があります。「滝修行は興味本位、スポーツ感覚、等間違った心で行ってはいけない。正法衣で行い、裸や水着で滝に打たれてはいけない」と英語と絵も添えて注意書きが掲示されていました。観光客の中に滝に打たれる人もいるのか、滝修行の意味を伝えるのは難しいだろうな、と思いながら眺めておりました。                                     洞窟にお参りし、その後はゆっくり下山して南禅寺山門着。14時解散しました。本日の登頂は、諸羽山・柳山・蔭山・如意ヶ岳・大文字山・大日山のでした。まだまだコロナ禍で気は緩められませんが、参加者も多く、皆さんが楽しく歩き、交流をされている(気を付けてですが)姿を見て、近場でも工夫次第、トレーニングも兼ねた山行でも体も心も元気になるなと改めて思った例会でした。

    

    

                       

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