22年クリーンハイク    記 M・H

【山行日】 2022年6月5日(日)

【天 候】 曇時々晴

【参加者】女性13名、男性6名、一般4名、計23名

【コースタイム】高尾白雲橋(登山口)発(10:00)~福ヶ谷林道分岐(10:30)~仏栗峠(11:15)~沢ノ池北端(11:30~12:30)~上ノ水峠(13:10)~千束着(14:30)

【総 括】前回(2019年)のクリーンハイクから3年が経過しました。漸くのクリーンハイクの再開です。参加を頂きました皆さん、誠にありがとうございました。

今回は会員19名(女性13名、男性6名)と会員外から4名(男性1名、女性3名)の、合計23名の参加を得ました。前回は会員36名(女性19名、男性17名)、会員外2名の参加を頂いています。

コロナ禍前まででしたら、例年、会員の6割近くの参加があるクリーンハイクですが、今回はその半分の3割に止まりました。特に男性会員は、運営委員以外の参加が僅か2名(前回12名)と落込みには顕著なものがありました。収集したごみ量の量は7袋、20キロ(前回実績18袋、43.2キロ)でした。

【山行報告】京都駅8時30分発JRバス「周山行き」に乗車、9時21分に「栂ノ尾」バス停に到着する。一部の方は京都市バスで現地集合される。バス停東側の茶屋前の広場で皆さんに軍手、ゴミ袋、火ばさみ、当日資料等を配布する。

運営委員長から先日、会で購入した「トランシーバー」3台が列の先頭を歩く村井、中盤の近藤、最後尾の吉野の3人に手渡される。配布等終了後、高尾白雲橋の登山口まで一列になって移動する。登山口で改めて全員の集合写真を撮り、元気に出発する。

登山口での集合写真。マスク着用が目立ちます

舗装された林道脇にポツリ、ポツリとコーヒー缶、ペットボトル等が放置されている。ただ、ゴミが目に余る程度にはなく、3年前よりもむしろ綺麗になっているように思われる。福ヶ谷林道分岐からは本格的な登山道に入る。30分ほどは細い、急な上り坂で、皆さんに心地よい汗をかいていただく。登り詰めると仏栗峠までの緩やかな巻道になる。登山道ではゴミは全くない。

仏栗峠から沢ノ池に向かう。池近くでは昨年の不法投棄がそのまま放置されているほか、新たなゴミも散見される。沢ノ池では多くの方がBBQをしたり、テントやタープを張ったりして屋外リクリエーションを楽しんでいる。周辺には持ち帰らず、そのまま放置されたゴミも散見される。

池の南側でクリーンハイクに参加の京都府高等学校体育連盟登山専門部の教員、生徒の皆さんに出会う。私達とは逆の「京見峠登山口から栂ノ尾」を目指すルートを取られ、昼食休憩を取られていた。 私達も沢ノ池の北端に到着の11時30分から12時30分までを昼食休憩とゴミ収集の時間とすることとする。

沢集合写真集合写真

12時20分頃に集合していただき、収集したゴミを持って、池の岸辺で全員の集合写真を撮影する。12時30分に上ノ水峠に向けて出発する。ルートは車両も通行する幅の広い林道である。道路脇の川沿いの崖の下に不法投棄されたゴミが散見される。

以前は、車で遊びに来てポイポイとゴミを捨てている輩のために・・・・と思っていたが、今回発見したこれらの不法投棄ゴミは、人が回収できないような谷間に、大型のゴミを大量に投棄してあり、非常に悪質である。また、舗装路と上ノ水峠に向かう登山道との分岐には、相当前から放置されている不法投棄ゴミと、倒れたまま放置されている「ゴミを捨てないで下さい」の看板がある。

倒れてゴミになった啓発看板と、これ見よがしの不法投棄の関係には、いつ見てもブラックユーモアを感じる。登山路に入り、上ノ水峠を経て、千束に向かう。 3年前の前回は、上ノ水峠から直接、千束に向かう登山路が崩壊していたため、京都一周トレイルのレストラン「はせがわ」方面を経て、長坂越えを下る道を選択した。

今回はその崩壊していた登山路が修復されていたため、前回の約3分の1の距離、緩やかな坂となる「従前のコース」を歩行する。14時30分ごろに全員が千束に到着する。各自の持つゴミ袋をできるだけ一つにまとめ、合わせて重量測定をする。結果、7袋、20キロと計量できた。

収集ゴミの仮置き場として、敷地の一部を提供していただくことができたお宅の倉庫の横に7袋のゴミを取りまとめ、翌朝の京都市による収集に備えて、必要事項を記載した用紙をゴミ袋に貼付する。

全て終了した時点で全員の集合写真を撮り、2022年のクリーンハイクを終了し、解散した。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です