「個人山行報告」 六甲全山縦走  K・A

山行日:6月21日

山行報告:六甲全山縦走逆走 6月21日踏破致しました12時間10分

自宅が嵯峨野です、宝塚に最も早い時間に到着する電車で向かいました。阪急松尾大社05:12→十三→西宮北口→阪急宝塚06:47西宮北口でトイレを済ませ上着等も全部リュックに入れ、ストックもタオルもサングラスも全部全部電車の中で準備をして、改札を抜けると同時にスタートしました。1分の無駄もありません、とにかく明るいうちにゴールしたい、その気持ちだけです。

阪急宝塚06:48  六甲最高峰09:26  掬星台11:25

市ケ原12:35   菊水山14:17    高取山16:00

高倉台18:08   須磨浦公園駅到着18:57  合計12時間9分

無事に明るいうちに目標地点に到着できました。

よほど今日はゆっくりと景色を眺めるという山行でないかぎり、私のスタイルではリュックを下してどかっと座り込んでの休憩はしません、水も食料も歩きながら摂取します、休憩はよほどのことがない限りしません。今回はタイムトライアルのようなものなので、登り下りは安全優先ですが平地や緩斜地は全部小走りで時間を稼ぎました。

塩尾寺までの登りはアスファルト道ではなくすべてショートカットの階段道や薮道を通りました。きつい登りはあまり頑張ってもそれほど時間短縮できるわけではないし疲労ばかりが蓄積します、むしろゆっくりのんびりくらいの感じで登ります。登りで疲労してしまうと本来小走りして大きく時間短縮するはずのところでいくらも時間を稼げないとい事になります、この辺のバランスが結構難しいところです。六甲最高峰から掬星台までは走れるところがたくさんあります、走るのはつらいですが我慢です、ここでしっかりとタイムを稼ぎます。

高取山通過くらいまでは普通の感じで歩けていたのですが、それ以降いっぺんに足が重たくなって動かなくなりました。もっと早く気が付けばもう少し時間短縮できたのですが、ガス欠と脱水です。横尾山を登っている最中に体がよろめいたんです、それでさすがに気が付いてすぐにリュックを下して残っている食料を全部食べました。

パンやドーナツを食べようとするのですが体が脱水状態なので唾液が出てきません、いくらもぐもぐやっていても食べれないのでお水を少し口に含んでやっと柔らかくなって胃に流しこむ事ができました。そんなことを何回も繰り返して全部の食料を食べて少し休憩してやっと体が動くようになりました。そんなわけで高取山以降は小走りどころか平地を歩くのも普通の人以下のスピードだったと思います。

それほどに暑い一日ではありませんでした、むしろ尾根道では風が寒いくらいでした。しかし12時間に及ぶ強烈な運動は水分も塩分も大量に放出したのですね、自宅から用意した600mlペットボトル3本に途中自販機でで購入した飲料が500ml4本、合計3.8リットルの水分を摂取しましたが最後の2時間くらいはかなりの脱水だったようです。

最後の方は通過時間ばかりが気になり、水分摂取や食料補給に頭が回りません、適正な水分補給と食料補給が出来ていればあと30分はタイムを短縮できたのではないかと思うばかりです、今後の課題です。

冬場だと須磨アルプス通過時に暗くなっていて気持ちが萎えてしまいますが、今回はゴールするまで陽の光がありましたのでその点についてはほんまにお日様に感謝です。

スタート
ゴール

無事に明るいうちに目標地点に到着できました。

「例会報告」登山教室 金勝アルプス・天狗岩  K・S

【山行日】 2023年6月18日(日)   【天候】 晴れ

【参加者】 会員:女性6名、男性5名、計11名 一般1名

 【登山教室】6名

  合計18名

【コースタイム】上桐生駐車場 9:50~落ヶ滝10:30~途中昼食休憩(30分)天狗岩下12:35着(天狗岩登頂13:00)13:10出発~白石峰竜王山分岐13:40~狛坂摩崖仏14:20~上桐生駐車場15:40到着~16時00分バス乗車  16:30分草津駅前解散

【山行報告】梅雨の中休みで天気も良く登山日和でバスは超満員、登り口の上桐生の駐車場は団体やグループも多く混雑気味。こちらも一般参加者も含めて18名ということで早々にスタート。2グループに分かれて 前グループの生徒さん達グループには運営委員がつきました。落ヶ滝へ向かう道は木々の緑も色濃くなってきて気持ち良かったです。 途中小さな渡渉が何度かあり、増水時は迂回が必要な時もありますが、今回は水量はほどほど、受講生の皆さんは足場の悪いところでもルートを探しながら上手に渡られていました。

落差30mの落ヶ滝
滝の前で余裕のポーズ

変化を楽しみながら落ヶ滝に到着。水量も多く迫力もがあり見ごたえがありました。皆さん岩に登ってテンションが上がります。

今回の落ヶ滝ルート線は途中に渡渉やロープのある大岩を登った り、花崗岩が多く摩崖仏が彫られていたり奇岩も多く変化にとんだ道を歩ける人気のコースです。登山経験があまりないという教室の皆さんも、岩場では少し緊張もされていましたが、慣れてこられると余裕で楽しんで登られていました。20名以上の団体も何組かあり昼食場所探しにひとくろうでしたが、天狗岩や草津の街並みが見える展望の良い岩場でゆっくり昼食が取れて、その後天狗岩に向かいました。

尾根道を進むと巨岩があり登ったり下りたり、急斜面の岩登りもあったので、そこでは手足の位置などを伝え、三点支持で登るように指示もだしました。皆さんしっかり登られておりました。

天狗岩下には12時半に到着、最初のロープの登りも最後の天狗岩への登りでも、大渋滞で順番待ち、時間も掛かりましたが、天狗岩の上に登ると三上山や琵琶湖など360度の見事な展望が待っていました。

天狗岩山頂! 笑顔・笑顔
登ってきた巨岩・天狗岩

琵琶湖超しに比叡山、比良山系も綺麗に見え、広がる景色と天狗岩登 頂が出来て、皆さん喜んでおられました。天狗岩から下りたら次は耳岩に向かいます。途中天狗岩の全貌の見えるビュースポットで写真を撮り、竜王山分岐の白石峰で一息ついて狛坂コースを下りました。重岩や国見岩などを通り30分ほどで狛坂摩崖仏に到着です。

狛坂磨崖仏前・まだまだ元気です

 花崗岩に彫られた阿弥陀三尊像が日差しを受けて綺麗でした。林道に下りると道幅も広くなり参加者の皆さんと感想なども聞きながら、いろいろ話も出来ました。新名神をくぐってオランダ堰堤、キャンプ場を経てバス停に着き帰路に着きました。

教室の皆さんからは「変化のあるコースが楽しめて良かった」「これこそが山歩きなんだと思った」など感想を聞かせてもらいました。大勢の参加人数でしたが参加して頂いた会員の皆さん、ご協力ありがとうございました。

「例会報告」6月金毘羅クライミング M・A

日 時:2023年6月10(土)

参加者:男性4名

コースタイム: 江文神社9:30~ピラミッド~江文神社16:30

【山行報告】

大原の郷
江文神社

今日は曇り、明日は雨予報、それで駐車場は超満杯。でも意外とゲートロック、チムニー、そして目指すピラミッドも空いていました。今日も貸し切りでのんびりと楽しみました。最初の支点構築も3人で確認しバッチリです。トップロープで補助をとってリードの練習もこなせました。肩の激痛が再発しほとんど効かない痛み止めを飲んでの参戦です。かえって腕に頼らず足元をしっかり確認して登るに徹し好影響でした。今日は、本数は少なめですが完登できみんな満足の一日でした。

「例会報告」 23年度クリーンハイク Y・T

【山行日】6月4日(日)

【天 候】晴れ

【参加者】女性10名、男性7名、一般1名、合計18名

【コースタイム】  9:45栂尾バス停~11:00仏栗峠~11:10沢池・行動食12:00~12:30上ノ水峠~13:40京見峠分岐・トレイル標識68番~13:50京見峠茶屋前広場~14:10解散

【山行報告】前日までの降雨で開催が危ぶまれましたが何とか山行日は晴れて気持ちの良いハイクになりました。バス停から谷沿いに歩く道などでは前日まで降った雨で小さなゴミなどは流されたのか見当たらずゴミを拾うより山裾に生えている野いちごを摘み取っては頬張って歩きました。

沢池に着くと北側駐車場で燃やした跡から大量の釘(5kg)沢に残された空き缶、瓶類を見つけて持ち帰りました。山のゴミに間違いは無いですがキャンパーが残したゴミをクリーンハイクで持ち帰る事に少し違和感を感じました。今年は「千束でのゴミ集積」が連絡不足でかなわず「京見峠茶屋前」の長屋の方の了承を得て広場のゴミ集積場に置かしていただきました。紙面を借りてお礼を申し上げます。来年度もこの場所を使わせていただけるか疑問ですが出来るだけ事前了解をいただけるよう努めます。 可燃物:2袋(8kg)、不燃物:6袋(15.5kg)、合計8袋(23.5kg)

「例会報告」大峰・大日岳  M.S

日時 5月27日(土)~28日(日) 

参加者 女性8名、男性2名、計10名

コースタイム  

5/27 京都12:00=車=15:40前鬼、小仲坊

 5/28 前鬼6:30~9:37太古の辻9:41~10:00大日岳、奥駆分岐~10;10太古の辻~10:20~13:38小仲坊=車=京都

【山行報告】

大日岳稜線にて

小仲坊に宿泊を予約する時に車で行くからゲートの鍵を開けてもらうように頼んでおくと、小仲坊の前まで車で行くことが出来ます。以前に奥駆縦走を分割で行った時は前鬼口から延々3時間、ヘロヘロになりながら炎天下林道を歩いた事を思いだします。修験の宿坊で古びた、とてもいい雰囲気の宿です。28日、鳥の声で目が覚めます。渡り鳥のアカショウビンが鳴いているそうですが、残念ながら姿は見えません。

シロヤシロ

宿の裏から出発です。標識や案内のテープが有るので間違える事はなさそうです。人の手が入っていない、厳かな感じでいかにも修験の道見たいです。858段の階段の前までやってきました。濡れていて滑りやすそうです。心して1段1段登ります。飽きるほど階段を登ったら2つ岩の前に出ました。大きな石柱が2つ並んでいて圧巻です。少し行くと尾根を乗り換えるので、崩れた小さな谷を渡らないといけないのです がなかなか手強い慎重に進みます。

2か所ほど有りました。笹原の道にでると太古の辻大峰奥駆けの合流点です。以前奥駆に来た時は2つ岩からシャクナゲとアカヤシオの競演で濃淡のピンクに染まっていました。今回もそれを狙って、以前の例会は5/25だったので5/27にしましたが、今年はどの花も咲くのが早くて、シャクナゲ、アカタシオは終わってしまいました。でも大日岳方面はシロヤシオが満開だそうで、石楠花岳を止めて大日岳に行く事にしました。(計画書の段階で決めています)太古の辻を 左に行けば熊野方面、石楠花岳。右に行けば吉野方面、大日岳です。右に行きます。

大日岳をバックに

シロヤシオがチラホラ咲いています。進めば進むほどシロヤシオで斜面は真っ白です。綺麗、綺麗と喜んでいましたが、狭い登山道に大きな岩が有り、乗り越えるのですが足を下す段差が大きくて谷側に傾いています。持ち手もないので不安定で怖いです。上の斜面を山肌を抑えながらじわじわと移動して無事通過。少し岩場を登ると奥駆け、大日岳山頂の分岐です。看板に修験の人以外は危険なので止めた方がいいと書いて有ます。ご忠告道理止めました。太古の辻でゆっくり昼食を取り下山します。登りながら帰りは大変かなと心配していましたが濡れていた所も大分乾燥してきて、すごく順調に下山できました。太古の辻から大峰は北と南に分かれ,北大峰は登山者も多く、交通の便もいいのですが、人の少ない南大峰の山はとても奥深く神聖な感じがしていていい所です。又、行きたくなります。