比良縦走②ヤケ山~釈迦岳  記:M・A

日時:2021年11月7日(日)

天気:快晴

参加者:女性・6名、男性・7名、計13名 

コースタイム:JR北小松8:25~涼峠9:40~ヤケ山10:25~タンヤマノ頭手前・昼食11:20-11:45~ヤケオ山12:10~釈迦岳12:55~神爾の滝出合14:40~イン谷口バス停15:15

【山行報告】

雨予報がいい方にはずれ秋晴れの中、北小松からにぎやかに歩き始める。滝をちらっと眺めてから涼峠~ヤケ山と順調に登る。比良縦走①の10月3日は真夏日になり最初からへばったが今回は暑くなく気持ちよく進む。琵琶湖の絶景を何度も立ち止まり写真におさめる。タンヤマノ頭手前のススキが茂る秋らしい場所で昼食をとる。北小松を一緒に出発したランタンの2名とヤケオ山でやっと顔を合わせる。長い時間待っていてもらったようだ。釈迦岳からはリフト道を下る。さすがに足に疲れがでてペースは遅い。それでもイン谷口には、15:25のバスにぴったり間に合った。

比良駅横の「おばあさんの店」で反省会をする。山行はなんといっても天気が一番という結果に落ち着く。今日は最高の秋晴れでした。コースタイム5:40を6:50で楽しく歩けました。隣の席にいた女性二人組は、近江舞子駅~雄松山荘道~ワンゲル道~釈迦岳を歩いたと言う。朝、近江舞子駅で降りた人がいてどこへ行くのかなと思っていた方だった。また歩いてみたいコースだ。

Uターン京都トレイル② 清滝~京見峠 記:Y・T

山行日:11月3日(祝・水)

天 気:晴れ

参加者:女性7名、男性1名、計8名

コースタイム:9:00清滝―9:40潜没14橋―10:40高尾-12:10沢ノ池・行動食12:40ー13:30上ノ水峠―14:10京見山荘―14:30京見峠―15:00千束(解散)

【例会報告】

暫くコロナで開催が伸びていた{Uターン京都トレイル}を再開しました。コースは清滝~京見峠まで。季節も良し! 高尾のもみじが「色付きはじめ」の声が聞こえてきました。清滝から清流・清滝川沿いに歩くコースは最高のロケーションでした。

清滝を過ぎて沢池までは少し登りです。登り切れば沢池のほとりで何時ものお弁当を広げてリラックスタイム。お手製のお弁当とおやつでまったりです。

沢池を後にして上ノ水峠を目指すところ一部トレイルが崩壊してう回路が作られています。う回路に標識が無いので注意です。京見山荘まで来ると「美味しいハンバーグを頂ける店が有ります」とMガイドさんから声がかかりました。一同「食べに行きたい~」と絶唱。トレイル③は雪の中を想定しています。

例会報告 鈴鹿・御在所岳  記:Y・T

山行日:2021年10月31日(日)

天 気:晴れ

参加者:女性・8名、男性3名、計11名

コースタイム:京都7:00~名神・新名神菰野IC~9:00一の谷新道登山口10:00-11:00キレット-11:30行動食12:00-13:00山上公園-13:20山頂-13:40山上公園14:00-一の谷新道-16:40駐車場~新名神・名神東IC~19:30京都市内

【山行報告】

山頂にて

京都出る時には小雨が残っていたが鈴鹿に近づくにつれて雲が切れて青空が見え始め登山口に着いた頃には青空が広がり明るい日差しが降り注いできた。御在所岳を見上げると中腹から頂上にかけて緑、赤、黄色と色とりどりの満艦飾で飾られていて今が見ごろでした。歩き始めて少し過ぎたところでSさんが体調不良を訴え山下が付き添って駐車場に引き返し車で待機していただくことにしました。 (後からの話ですがSさんは体調が戻りロープウェイに乗って頂上まで行かれました。)パーティはサブリーダーの村田さんにお願いして登頂を続けキレット手前で山下が合流して頂上を目指しました。

鮮やかな山頂
秋満開

キレットを過ぎたあたりから頂上付近や遠くに見える尾根筋が紅葉していて見ごろで本当にきれいでした。

山頂ロープウェイ乗り場

頂上でゆっくり休憩して昔に降りた「一の谷新道」を下山しました。昔のイメージでスムーズに降りたような気がしていましたが一の谷新道は「中級者以上」と書かれた看板が所々に備えられていてちょっとビックリでした。看板通り少し難儀しながらそれでもエアリア・タイムの時間内で下山することが出来ました。久しぶりの御在所岳、今が見ごろの紅葉を堪能して帰路につきました。

無雪期搬出訓練報告 記Y・T

山行日:10月24日(日)

天 候:晴れ

参加者:右京4名、他7労山・25名、スタッフ・11名、合計40名

訓練会場:山科・安祥寺林道ゲートを越えたところ

【山行報告】

 スタッフ、参加者40名は4範に分かれ平地で 

  ①テープスリングで簡易ハーネスを作る

  ②8mm・細引きでクローブヒッチ結びの練習

  ③8mm・細引きでムンターヒッチ(半マスト)結びの練習

  ④8mm・細引きでオーバーハンドノット結びの練習

 以上の結びと簡易ハーネスを作って救助隊が準備していただいた山道の西斜面

 に登って班単位で「カラビナスルー」を行う。カラビナスルーとは簡易ハーネス先端にカラビナを付けそこに120cm・テープシュリンゲを使ってガースヒッチで結び(山下は)兎の耳(二本に分かれた先)にカラビナ2枚をつけて斜面に結ばれた細引きにカラビナを通して確保しながらトラバースを行う。所々で枝や幹の障害物があるので1枚のカラビナで確保、もう1枚のカラビナを外して障害物から先のロープにかけて障害物を越えて前のカラビナを外しかけ直して先に進む。少し説明しずらいですが厳しい斜面でのトラバースの際、リーダーが張ったロープを使って安全に通過する技法の事です。春にでもなれば右京例会で取り組んでみたいと思います。カラビナスルーが終われば細引きを使ってオーバーハンドで何個かのリングを作って簡易ハーネスにつけたカラビナを掛けて斜面の昇り降りの練習。オーバーハンドで作ったリングの長さが狭すぎてもダメ、長すぎてもダメ、リング間の距離の取り方が難しかったです。最後に山道の東斜面を使ってムンターヒッチを作って確保と登り降りの練習を行った。ムンターヒッチを使うときの自己ビレーの取り方を普段から慣れていないためまた、昇り降り役についても慣れていないので意外と時間がかかりました。コロナ禍の中で大勢の人が集まる訓練は差し引けていましたが宣言解除に伴い実施できたことはよかったです。

カラビナスルーの作り方。使い方簡易ハーネス+HMS型(ナス型、洋梨型)環付きカラビナ(安環):1個 平ビナ:2個スリング:60cm2本、又は、120cm1本

8の字結び(フィギアエイト・オン・ア・バイト) 末端処理もして下さい

8の字結び(フィギアエイト・フォロースルー)

クローブヒッチ(別名・インクノット): ロープの中間支点や自己確保(セルフビレイ)などで使用します。積雪期搬出訓練でも使います。

ムンターヒッチ(半マスト)

  ・引き下ろし、引き上げで確保す る時に使う方法です。

・操作を誤ると救助者は落ちます。完璧にマスターしてから使って下さい。

・細引きシングルでの登りは危険 なので使用しないで下さい。

・必ず HMS型(ナス型、洋梨型)環付きカラビナを使 って下さい。

平ビナはダメです。

・ 細引きの結び目を通過させる時は、「ピッ」の要領で行ったり、一人が補助して通過を介助します。手前の細引きをクルッとひねる。

オーバーハンドノット

 ・細引きを繋ぐ時の結び方です。

・違う太さや素材が違う細引きで結ぶ と徐々に抜ける危険性があります。

[例会報告】 大文字山報告    記 M・S

日時  10月17日(日)

天候  晴れ

参加者 女性13名、男性3名、計16名

コースタイム:JR山科9:30~毘沙門堂9:50~安祥寺石柱10:05~京都トレイル(44-2)11:32~新田尾根分岐11:58~フライパン12:03~熊山12:35~鹿山尾根13:17~中尾の滝13:40=分岐14:03~銀閣寺参道14:24

雨を心配していましたが9時には止んでくれました。16人もゾロゾロと毘沙門堂まで歩きます。毘沙門堂前の林道を15分程歩くと右手に「旧安祥寺跡」の石柱が有り、そこをフェンス沿いの細い道を歩いていくと左手に尾根に上がる山道が有ります。この尾根には「Ⅾ尾根」の標識が木にかかってあります。細いけどしっかりと整備された登山道で自然林の中、羊歯に覆われていて大文字山でも、また違った雰囲気のところです。今までこの道で人に出会ったのは一人だけで、相手もここで人に出会うなんてと驚いていました。登山道の横に林道が有り、何回か林道を横切ります。標高400mの経塚山の分岐を通りすぎると「京都トレイル44-2」に出ます。後はそのまま京都トレイルを進み、左に行くと三角点への分岐を三角点には行かないで真直ぐに進むとに赤いペンキ印と「火の用心」の看板の所から左の道に入ります。ここから新田尾根です。大文字山の一番東の尾根です。所々急坂は有りますが道は歩きやすい道です。左の谷に降りるとフライパンと呼ばれる広場に出ます。広場には何故かフライパンとヤカンが置いてあります。ここでゆっくりと昼食を取りました。フライパンから熊山までトラバースします。

道しるべ1
道しるべ2
道しるべ3

楓は紅葉にはまだ早く、青々としていて太陽に透かされてとても綺麗です。大文字山の北斜面は楓の木が多く紅葉の時が楽しみです。熊山を北に進み、孫熊山手前の分岐を左(西)に進むと見慣れた尾根、鹿山尾根に出ます。鹿山尾根を横切って西に進みます。ここの景色も静かな穏やかな所で好きな場所です。進むと中尾の滝の上の方に出ます。谷まで降りて(この道も今年の大雨で大分崩れています。)中尾の滝に着くとびっくりします。滝前の広場は川が流れ、あちこちに流木が重なっています。広場が無くなってしまいました。水の力に驚きました。滝から中尾城に向かって行くと新しいテーブルとベンチが有ります。真直ぐ行くと中尾城、下ると銀閣寺です。この下山道は最短で銀閣寺に着きます。表参道の堰堤に出ます。今回のコースは南から上がって東の端から西の端に降りる少し変わってルートを通りました。皆さん楽しんでくれたら嬉しいです。コロナで遠くの山に行けなくて大文字山を歩き回りました。あまり高くなくて近くの山と思っていましたが歩き回ると網の目の様に繋がった登山道と静かな景色で大文字山の奥深さを知りました。