『小塩山 (642m)』  普通例会

【日時】 2019年4月13日(土) 
【天候等】  晴れ
【参加者】  男性5名   女性7名  一般男性1名   計 13名
【コースタイム】

東向日駅(8:12バス発)=南春日町バス停(8:35)~大原野神社駐車場(8:50発)~カタクリ群生地(10:15~10:35)~N谷カタクリ群生地 (10:40~11:00)~
小塩山山頂(11:10)~淳和天皇陵下のカタクリ群生地(11:20~11:30)~
電波塔・昼食(11:33~12:10)~天皇陵道・金蔵寺分岐(12:35)~小休憩(12:50~55)~正法寺~大原野神社 (13:30)解散

カタクリの花がちょうど満開でし た
カタクリ保護地を歩く
淳和天皇陵の入口の 前で集合写真
大原野神社の千眼桜の前で集合写真

〔報告と感想】
 例会の2~3日前は雨が降ったり気温が低くて寒かったりしましたが,有難いことに当日は暖かい陽気で空気も澄んでいました。大原野神社の駐 車場で13名が自己紹介して登山開始になりました。奇遇なことにバスの中で出会った方が右京区民ということで,Mさんの声掛けがあり,「右京 労山に入会したい。」と言われたということです。それで,その方も一緒に小塩山の登山道を歩かれることになりました。(入会申込書送りまし た。)
 車道(電波塔の管理車道)を2回越えた辺りでちょっと長めの休憩を取りました。山桜や芽吹いたモミジなど柔らかい色合いが心地良いです。 所々急な登り道が続きますが,カタクリの花の群生が見られると思うと,頑張ろうという気持ちになります。
 登り始めて1時間半位で,1つ目のカタクリ保護地に着きました。丁度どのカタクリも開花していて見応えがありました。まだ1年目だというモ ヤシのような実生(みしょう)のカタクリを見ることができました。斜面にはシハイスミレや白いミヤマカタクリの群生もありきれいでした。入会 希望をされた方は,ポンポン山まで行くので先を急がれるためここで別れました。
 次に2つ目のNの谷のカタクリ保護地では,ギフチョウがいると聞きましたが,私は見つけられませんでした。ここには,カタクリの他にニシキ ゴロモやエンレイソウなどもありました。以前に来た時は白い花のカタクリを見ましたが,今回は見つけられませんでした。登山道整備やイノシシ 対策などにお金がかかるということを聞き,皆さん多少なり寄付されていました。
 小塩山山頂には淳和天皇陵がありますが三角点はなく,642mの標示板だけ見て天皇陵の下部にある3つ目のカタクリ保護地に行きました。こ こにも多数カタクリが咲いていましたが,早々に昼食場所まで移動しました。
 ゆっくり電波塔の下で昼食を摂り,集合写真も撮って,天皇陵道という登山道を下りました。下りは早く感じられ金蔵寺の分岐にまもなく着きま した。そこからまだ山に登ってくる団体がいました。さらに下って行くと,木々の間から大原野の里や西山の風景が見られる場所もありました。
 麓の正法寺の境内の桜やこぶしの花が青空に映えてとてもきれいでした。でも,一番立派な枝垂桜はすでに散った後でした。最後の大原野神社に 行くと,「千眼桜」という白い桜がちょうど満開でとてもきれいなので,ここでも集合写真を撮ってから解散しました。カタクリがまだ咲いている か心配でしたが,4月に入って少し寒い時もあったので,この時が見頃になっていたようでホッとしました。皆さんお疲れ様でした。
 (追記) 家に帰って新聞を読むと,「週1回で体力の増進効果」という記事があり,鹿屋体育大の山本正嘉教授の話が出ていました。「高い山 に2~3ヵ月に1度だけ登るより,週1回の登山だけで,厚生労働省が推奨する1週間分の運動量を満たす」さらに,「精神面でもコミュニティー が広がり,ストレスを発散できる効果が大きい」などと書かれていました。ちょうど小塩山位の高さの山を指示されていました。なかなか実行する のは大変ですが,そこそこの山歩きを、健康のため続けていけたらいいなと思いました。                                            ( 記: Y .A )

例会報告  鈴北岳~ヒルコバ~茶野  普通

【日 時】 2019年4月7日(日)
【天 候】  晴後曇
【参加者】 女性11名、男性5名、合計16名

【コース】 コースタイム )
鞍掛橋登山口8:50→鉄塔1本目9:20→鞍掛分岐10:27→鈴北岳11:15→福寿草群生地 ランチ11:40~12:15→ヒルコバ12:25→鈴ヶ岳12:42→鉄塔13:15→茶野13:40→鉄塔3本目14:20→大君ヶ畑15:25

【山行報告】 
 ( 報告 感想 O・S )

車4台が各々同乗者を乗せて湖東三山PAに7:45集合した。大君ヶ畑(下山口)に置き車として1台駐車
させ、鞍掛橋に向かう。鞍掛峠は閉鎖中(8月に開通らしい)なのでここから登山開始となる。鞍掛
分岐まではひたすら登る。汗が噴き出ている方もある。厳しい戻り寒波の4日前は樹氷すら見えた雪
道、すっかり地肌を剥きだしていた。寝雪でない積雪は融けるのも早い。登山道は倒木もあったが
京都北山ほどの被害はない。鞍掛峠からの登山道に合流すると展望は一気に開けた。霊仙山・伊吹
山が見えている。あとひと踏ん張りの登りで鈴北岳、駄目押しのような登りに健脚のHさんからの
休み要請がでる。体調がイマイチのようだ。
鈴北岳で以後のコースについて検討する。2年前の4月4日、福寿草は深雪の下で絶望的な状況であっ
た。期待を込めて一面雪で覆われた日本庭園から南へ、p1182西側を抜け北西に進んだ。南西斜面
なら福寿草があるかもしれないと思ったから。行ってみたら咲いていた。今日はそこまでしなくて
もヒルコバ手前、鈴ヶ岳付近に福寿草がgoodとの情報を得ていた。鈴北岳からヒルコバに直行する
ことにする。天気予報では午後下り坂でゆっくりしておられない事情もある。
群生した福寿草は雪から解き放たれて美しかった。風もなく此処でランチとする。ヒルコバへの下
り坂はとても歩きにくい所なのだが、いつもよりは乾いているのでヌルヌルもひどくない。ヒルコ
バから急登で鈴ヶ岳へ、再び福寿草に迎えられて疲れも忘れさせてくれる。鈴ヶ岳からは福寿草と
サヨナラして右手に霊仙山その後方の伊吹山を見ながら緩やかなアップダウンを楽しむ。尾根芯を
外さないようにして磁石を確認することが大事だ。鈴鹿は石灰岩だからか苔に覆われた岩に風情が
ある。    
茶野迄は何とか行けてもここから失敗した経験がある。経験を生かして今回はスムースに最後の鉄
塔に到着した。ここの福寿草は咲き終わっていた。送電線の下を急下降する方もあるのだが遠回り
しながら安全にp681南西地点に着く。ここからは斜面をトラバースするように進む。(間違って谷
に入ってしまい戻り返したことがある)。狭いトラバースから一般道になると、あとは大君ヶ畑へ
は30分ほどで下山となる。置き車が見えて、その有難さが身にしみた。
頼りないリーダーに多数ご参加下さり、又車を出して下さって有難うございました。
例会案内の1/25000地図について訂正。  (正)篠立  (誤)竜ヶ岳