比叡山報告       記:M・S

日 時:11月29日(日)

天 候:晴れ

参加者: 女性5名、男性4名、合計9名

コースタイム:登山口9:00~横高山コル10:35~釈迦堂12:00~西山峠12:40~叡電八瀬比叡山駅14:14

この季節の大原からのバスは混んでいて、とても途中の登山口バス停からグループでは乗れそうにありません。ふみあとに載せたコースを逆にして、登山口から登り、八瀬に降りることにしました。この道は登るのは初めてです。広くて登りやすい道でした。

登りやすい登山口

標識が「横高1」と有ります、割と直ぐに「横高2」と有り、急登では道がジグザグに作って有り、次の標識が見えています。間隔が開いていたり詰まっていたりと基準が分かりません。足は動かしていても口は暇だから、いろいろと憶測して勝手な事を言い合っているうちに横高山のコルに着きました。左に登ると10分か20分で横高山山頂ですが、今日は比叡山を目指して右に進みます。下にドライブウェイを煮ながら尾根道を歩きます。京都トレイルのコースです。

地蔵峠に到着です
釈迦堂境内
午後のスタートです

釈迦堂の広い境内で昼食を食べました。大比叡まで行くと大分引き返さないといけないので、どうするか相談。何回も行っているのでカットと決まりました。楽することは決まるのが早いです。地図では道はグルーと回っていますが、これも境内と駐車場を突き切ってショウトカット。八瀬への道はあまり使われていないみたいな道ですが、広い道です。ドンドン下って行くと長い鉄の階段が有り、そこを下ると精華高校のグ ランドの上に出ました。グランドに沿って進むとフェンスに突き当たってしまいました。フェンスの向こうには登山道が有ります。切れ目を探して戻って行くと端まで来ました。よく見ると10mほど向こうにさっき降りてきた鉄の階段が見えます。手すりに赤いテープが張ってあります。此方のフェンスにも赤いテープが有りました。階段を踏み外さない様に足元ばかり見ていたので気が付かなかったのです。階段の途中から山道に入るのでした。精華高校を過ぎると舗装道路に出ました。ここで一人、石もなければ段差もない舗装道路で蹴躓いて転んで道路横の木にぶつかって止まりました。私たち高齢者(私たちは誰もそうは思っていませんが世間では65歳過ぎると高齢者だそうです)以前ほど足が上がっていません。特に疲れてきた下山時には気をつけましょう。

例会報告 平日山行  愛宕山・竜ヶ岳   記K・S   

【山行日】 2020年11月26日(木)

【天候】 晴れのち曇り

【参加者】 女性4名、男性5名、合9名

【コースタイム】 清滝8:50~大杉谷月輪分岐10:57~竜ヶ岳分岐11:37~途中昼食11;45~12:10出発~竜が岳頂上12:43~出発12:50~竜が岳分岐13:34~愛宕神社13:53~出発14:00~清滝登り口15:30 解散

【山行報告】竜ヶ岳への往復は時間がかかるので、時間短縮のコースを選択。今回は清滝~大杉谷~愛宕山~竜ヶ岳コースをとることにする。清滝からの舗装道路を20分ほど歩いて大杉谷分岐から急斜面の林道に入る。

このコースは下山によく使うが登りには使ったことはないというメンバーもいたが結構登りがいのある道で晩秋なのに汗がよく出た。 地図的には空也の滝の上の辺りから道は細くなり、登りが急だったり岩場の滑りやすい箇所もいくつかあり、右には深い崖で慎重に進む。下りではあまり気にならなかった急斜面続きなのでペースダウンをしながら、途中しっかり休憩をとりながら進んだ。以前あった休憩用ベンチは第4と思われるのがあったが、倒木のためか気づかずに通っていたのか、見当たらなかった。

大杉谷と言うだけあって杉林の森に入るころから急斜面の連続したつづら折りが待っている。高度は上がるが「何回曲がるのやろ」と思うぐらい折り返しの繰り返し道を登って行く。小さな14分の14の表示版があって最後の折り返しにホッとし「これで登りもあと少し」と思っていたが、その先は真っすぐの坂道が長々と続き、みんな「なんやこれ」と突っ込みたくなった大杉谷のコースでした。月輪コースとの合流地点から20分程登ると愛宕神社への分岐に到着です。天気も良く京都市街が一望出来て気分爽快、疲れもどこかにいきます。

竜が岳への途中の道からは、遠く比良山系がよく見えました。竜ヶ岳分岐からコースに入ると紅葉の時期は過ぎていましたが、一面落ち葉で見事でした。葉を落とした木々の間からは地蔵山も見え、落ち葉の上を歩くのはとっても気持ちが良くて足取りは軽くなります。昼食休憩で座ると落ち葉がじゅうたんのようにフワフワしていました。

昼食の後の竜ヶ岳への道は積もった落ち葉が気持ちよい歩きとなりました。最後の岩の斜面を登って頂上に12時43分到着。さほど眺めの良い頂上ではありませんが、本日の最高峰に到着です。このころから北から雲が流れてきて、しぐれそうなので早々に写真を撮って下山を始めました。天気予報では雨雲が近づくとのことなので、少し急いで愛宕神社へ向かいました。三角点は天候のこともあるので寄りませんでしたが、折角なので代表?5名は愛宕神社に参拝。安全登山と無病息災を願ってきました。残りの皆さんと広場で合流した後は休憩をはさみながら下山し、15時半に駐車場前に到着、解散をしました。

ちょうど愛宕山登り口にいる番犬のクウちゃんが、愛宕山に100回登頂したとのことでした。記念の新聞記事を見ながら「我々ももうちょっと頑張らなあかんな!」と昼寝中のクウちゃんに挨拶をして帰路につきました。今回は愛宕山から竜ヶ岳コースでしたが、東側の竜の小屋からの岩場のあるコースも登ってみたいの声もありましたので、また企画できれば良いなと思います。

例会報告 和佐又山・大普賢岳山行 記Y・T

山行日:11月22日(日)~23日(祝・月)

天 候:22日曇り夜半風雨、23日・朝方霧雨のち曇り、山頂付近強風

参加者: 女性4名、男性4名、合計8名

コースタイム 

22日「和佐又山」 和佐又テント場13:53→分岐14:08→和佐又山14:25→テント場15:12

23日「大普賢岳」 和佐又テント場7:50→笙ノ窟9:00→大普賢岳10:53→国見岳手前 ランチ11:50~12:05→分岐13:30→水簾の滝15:26→テント場18:45着・帰京

 【山行報告】                       

白いベールに包まれた大普賢岳山頂

22日(日) 朝9時京都、大阪に分かれて出発。12時、奈良・道の駅「吉野路大淀センター」集合目予定した。連休であったが朝方もゆっくりしたせいか京都市内、高速共にスムースな走りで通過。奈良県内に入っても渋滞に巻き込まれることなく11時30分には集合地点に集合。昼食を取って和佐又山キャンプ場を目指す。和佐又山キャンプ場では管理棟のロッジが取り壊されていてキャンプ場に車を乗り入れることが出来巣各自個人装備とテントなどの共同装備を担ぎ上げてテントを設営。テント設営後、今日の目的地ん「和佐又山」を目指して出発。周囲はどんよりとして雲に覆われ山頂についても遠くの山を見渡すことも出来ず風が出て気温もグングン下がってきたので早々にテント場へ下山。村田シェフご自慢の早いウェルカムディナーをいただいて歓談にふけった。

テント設営してます
和佐又山山頂

23日(祝・月) 夜半から風雨が訪れテントを揺らすほどの雨と風に見舞われた。6時起床でこの日の大普賢岳山頂付近の天気予報を見ると7時には雨が上がる予定で出発も8時に遅らせてテント場を出発。

出発です
先達の修行跡
無双洞目指し激下り

大普賢岳山頂までは古来山伏の先達が修行を重ねた道場跡、朝日窟、笙の岩屋をめぐり険しい峰を繋ぐ鎖や何段もの梯子を登り詰め、周囲はガスに包まれ時に谷筋から風が吹き上げて体温も下がりコンディションとしては良くない状態で山頂に到着した。当初、ピストンを予定していたが山頂までエアリアコースタイムとさほど変わりなかったことから予定通り周回コースをたどることにした。大普賢岳を踏破して南に国見岳、七曜岳と続く稜線を下って行った。稜線では容赦なく北風が吹き付け朝の予報では「気温7℃、北の風17m」となっていて観測通りの強い風にあおられながらひたすら降りて行った。七曜岳から無双洞まで風は収まったが激下りで膝に答えた。無双洞をを過ぎると今度は岩場の登り返しで気温も下がり日没が近づいてうす暗くなりヘッドランプをともして和佐又山コルへのトレイルをひたすら歩いて行った。すでに最終下山報告時間をオーバーすることが分かっていたにも関わらず留守本部への連絡を怠り混乱を招いたヒヤリハットを発生させてしまった。和佐又山テント場には18時45分に到着。暗闇の中テントをたたんで速やかに撤収。それぞれ京都、大阪を目指して車を走らせた。

例会報告 星のブランコ(星田園地)

【日 時】 2020年11月22日(日)

【天 候 晴れ

【参加者】 女性8人

【コースタイム】京阪私市駅(9:00)~衣服調整(9:30)~ビトンの小屋(10:00)~ 展望デッキ(10:50-11:05)~やまびこ広場(11:10昼食 12:10)~ハンバーガーストーン(12:25‐12:35)~星のブランコ(13:05-13:15)~ビトンの小屋(13:40-13:50)~私市駅(14:30)

【報告と感想】  S・W

星のブランコからの紅葉を楽しみたいと計画しました。お天気にも恵まれ 心も軽く出発しました。川沿いの道は紅葉した木々が所々にあり春とはまた違った楽しみがあります。足の速い若者に先を譲ったりしながら進みます。園地の入り口であるピトンの小屋でトイレ休憩をとりました。休憩ののち「らくようの路」に入ります。以前は結構きつい道だったのが小刻みの階段道になっていて上りやすくなっていました。しかしその分いつまでも階段が続きます。やっと尾根道に出て展望台へ。これも思ったより先にあり、やっと展望台につきました。そこはいつもと違って人でいっぱいでした。こんなに人の多い園地は初めてです。大阪平野と京都方面の展望を楽しんだ後は「やまびこ広場」に行きました。「やまびこ広場」も人でいっぱいで少し早い時間でしたが場所のある間に昼食タイムとしました。つぎは「ハンバーガーストーン」を見に行きます。大岩がハンバーガーの形をしている珍しい岩です。大岩と記念写真を撮った後はメインの「星のブランコ」に向かいます。「星のブランコ」を渡るのも渋滞です。日本人も多かったですが、アジア系の外国人が多かったように思いました。「星のブランコ」はがっちりと造られた吊り橋ですが、真ん中あたりに来ると少し揺れます。苦手な人にはやはり怖いようです。あとはピトンの小屋に戻り休憩と思いましたが、ここも人でいっぱいです。そばの「わんぱく広場」でクライミングウオールを楽しんでいる人たちをしばらく見学した後帰途につきました。私市から電車に乗って枚方駅で解散しました。

〈例会報告〉 金魚の池~大文字山      記:T・M

【日 時】 2020年11月15日(日)

【天 候】 晴れ

【参加者】 女性13名、男性2名、合計15名

【コースタイム】東天王町8:35・・・若王子神社8:55・・・新島襄のお墓9:15・・・金魚の池9:40・・・お茶会広場10:30・・・三角点10:50~11:20・・・火床11:50~12:00…千人塚12:20…銀閣寺裏12:45(解散)

山行前の体操です
金魚池にそそぐし清水
帰り道 京大銀杏並木

【行動記録・感想】目指す“金魚の池”は連盟の登山道整備の地図で見、「こんな所に池がある?見に行かなくては」と気になった所です。初めて“幻の滝”の名を聞いたときに感じたワクワク感…「大文字山に滝がある?それはどこ?」…を思い出します。地図で見当を付け、下見に行きましたが、ここは何度も通っているのに、池には気が付きませんでした。立っているところから、下を覗かない限り、池は見えないのです。足元が登りなので、上ばかり見ていたようです。初めて“金魚の池”を見る人は喜んでくれるでしょうか。 若王子神社で自己紹介をし、班分けをして出発しました。新島襄氏のお墓で、マスクを取り一息つきます。金魚の池には大文字山の伏流水(?)が出ていて、その水が池に流れ込むように溝が掘ってあります。池の水は、溜まっているだけなのか、それともどこかに流れ出しているのでしょうか、ここには、何か生き物が居るのでしょうか・・・。もっと近くに下りないと分かりません。座り込むこともなく出発です。右京の新春例会で、お茶会をする広場で休憩をしていると、到着した他のグループの女性が「エーッ、ここ頂上と違うの?」と残念そう。「あと30分と思っといたら」と教えたけれど、半分ほどで三角点に着きました。人・人・人です。三角点から火床は大文字山のメインルートで、たくさんの人に出会います。少し外れれば静かなのですが・・・。いや、最近幻の滝でも何人もの人に出会いビックリします。ここがメインルートになったらどうする?と思ってしまうほどです。三角点で昼食をとり、集合写真を撮って火床に向火床も人で一杯です。ここからの眺めは「京都っていいなあ」といつも思わせてくれます。左大文字の半分、船形、妙法…、鳥居が見えないのは残念です。銀杏の黄色が見事です。大の字の右の払いから下ります。丸くても四角くても、ここでけつまずいたら最後、下まで転がります。階段を下りきり、振り返ると、細くて長い階段が一直線です。送り火の時には火を掲げて、ここを走り下りはるのでしょう。来年の五山の送り火は、今までのように点火されますように。千人塚経由で銀閣寺に無事下山し、皆でストレッチをして解散しました。思いの外早く下りてこられ、ぶらぶらと帰るのにはもってこいの暖かい1日でした。銀閣寺門前のお店屋さんはとても賑わっていました。