<例会報告>  小倉山&松尾山  記:T・T

【日 時】  2021年11月30日(火曜日)

【天 候】  晴れ後曇り

【参加者】  女性7名、男性2名、一般1名、軽10名

【コースタイム】阪急嵐山駅(10:05)出発~天龍寺前(10:20)~小倉山登山口(10:50)~小倉山山頂(11:45)~広場で昼食休憩(12:00~12:30)~嵐山公園(13:35)~松尾山登山口(13:50)~山頂(14:25)~苔寺(15:45)解散

【報告・感想】

空模様が心配でしたが、雨は夕方以後という予報でホッとしました。天龍寺の前で全員集合し、自己紹介の後、野々宮神社へ向かう。観光客の人々と共に竹林の道を通り、大河内山荘から小倉池へ向かう。池の手前の階段を登り登山口へ。

 ここからは観光客もいなくなり、浮石と落葉の山道の坂を登って行く。上に登り倒木ベンチのある所まで行くと、嵯峨の展望が拡がり、大覚寺・大沢の池・広沢の池・釈迦堂が良く見える。ここから明るい尾根道を進んでいたが閉鎖されていた。尾根を回り込むように細道を通って登っていくと、台地状の雑木林に出る。奥に広い石畳の道が現れるので、その道を一旦下る。 道なりに進むと左側にフェンスが続くようになり、フェンスの終了した左上に山頂への小さな標識がある。そこから山道を少し登ると小倉山山頂に到着する。この辺り、迷いやすいので少し注意が必要。山頂は木々に囲まれ、見晴らしもないので引き返す。 雑木林の端の明るく開け、倒木ベンチのある広場で昼食にする。下りは来た道を引き返し、登山口の所から嵐山公園に入る。公園の紅葉を愛でながら、人で混雑する嵐山に降り立ち、小倉山だけ参加の4名とはここで解散として別れる。残る6名は人で混み合う渡月橋を渡り、阪急嵐山駅前を通り、松尾山登山口から山道に入る。道は広いが浮石が多く、岩が抉れた様な所もあるが、30分程で開けた四つ辻に出る。ここから山頂を通ってグルッと回る道を辿る。正面に渡月橋が見えたり眺めの良い所が見えたりするが、ほとんど林の中で元の分岐に戻る。

展望台から桂川を望む
亀山公園からの展望
小倉山山頂・296m

 ここから苔寺へ降りるのですが、嵐山からの単調な登りの道ではなく、小さなピークが4つもあるアップダウンの続く道となる。空も曇り、雑木林の中を登ったり降りたり、トレイルの標識の数字を確認しながら降りて行く。トレイルの標識の間隔が短くなり、木の階段が現れると林道に降り立つ。川沿いの道をブラブラ歩いて苔寺前で解散しました。

連盟交流ハイキング・大文字山~長等山テラス    記:K・S

山行日: 11月28日(日) 天候:晴れ

参加者:全体36名 1班1名、2班10名、3班9名、4班7名

コースタイム:銀閣寺市営駐車場8:45発~月待山・善気山~大文字火床9:30~大文字三角点10:00~如意ヶ岳10:55(昼休憩・交流45分)~長等山三角点12:30~長等山テラス12:50~早尾神社13:20~皇子山運動公園13:40解散

山行報告:前日からの雨もやみ銀閣寺の市営駐車場に13団体36名の参加者が集まり4班に分かれて、今回の交流ハイクの担当の右京労山のメンバーが各班のCLを担当しました。表道から月待山への山道に入り善気山を経て人数が多いので、大の字のはらいの階段を辞めて再び表道階段を上り火床へ。火床では天気も良いので京都市街の眺望がすばらしく愛宕山や西山もよく見えました。

火床から京都市内

火床から40分ほどで三角点に到着し、皆さん健脚で如意ヶ岳の広場に予定時刻より早めの11時過ぎに全班到着しました。好天で風もなくゆっくり昼食をとり、その後は各会から活動などを報告して頂いて交流を行いました。出発前に笑顔いっぱいの記念写真を撮り、舗装道路を下ります。火床から40分ほどで三角点に到着し、皆さん健脚で如意ヶ岳の広場に予定時刻より早めの11時過ぎに全班到着しました。好天で風もなくゆっくり昼食をとり、その後は各会から活動などを報告して頂いて交流を行いました。出発前に笑顔いっぱいの記念写真を撮り、舗装道路を下ります。

全員集合
1班
2班
3班
4班
長等山テラスからの大津市内

舗装道路を進むと県境で琵琶湖も見え始めます。一部すべりやすい箇所がありましたが、問題なく通過し、長等山への道を進み、長等山頂上と三角点との分岐箇所でいったん集合して三角点への尾根道に向かいます。比叡山やクライミングで有名な千石岩を左に見ながら尾根を進み、長等山テラスに12時50分先頭の1班が到着しました。

長等山テラスはスペースが限られているので各班ごとに順番に展望を楽しみました。テラスからは、鈴鹿の山々、冠雪した伊吹山、比良山系や滋賀北部の山々が望めて、ベテランの方でもはじめてテラスに来られた参加者も結構おられて広がる琵琶湖と見える山々の景色のすばらしさを堪能されていました。テラスから皇子山公園への下りは整備もされていて歩きやすく一時間足らずで早尾神社に到着、一息ついて解散場所の皇子山運動公園に着くと、銀杏や楓の色づきが見事で交流ハイクのエピローグを素敵に飾ってくれました。お天気に恵まれ、気持ちの良い山行と他のたくさんの会の山の仲間と楽しく交流ができて本当に良かったです。



                     

例会報告 賤ヶ岳と余呉湖畔の山々を巡る      記:K・J

【山行日】 2021年11月23日

【天候】    曇りのち小雨

【参加者】女性10名、男性4名、合計14名

【コースタイム】余呉駅10:10~岩崎山~10:30~大岩山11:00~賤ヶ岳12:25~公法寺山14:00~大平良山14:40~権現峠15:20~余呉駅16:05

【山行報告】 今回は賤ケ岳の戦いの舞台となった、賤ケ岳と余呉湖周辺の山々(5座)を巡り、戦国時代に思い馳せながら紅葉と風景を楽しみました。

余呉駅から賤ケ岳まではよく整備された穏やかなハイキングコースです。まず最初に登頂したのが岩崎山(209m)です。この岩崎山には賤ケ岳の戦いで羽柴秀吉側で参戦した、キリシタン大名としても有名な摂津高槻城主の高山右近の岩崎山砦跡がありました。 次に登頂したのが大岩山(282m)です。大岩山には羽柴秀吉側で参戦した摂津茨木城主の中川清秀の墓所と大岩山砦跡ありました。この大岩山周辺は賤ケ岳の戦いの際、遥か北方の行市山から奇襲した、柴田勝家側の佐久間盛政との間で激戦が繰り広げられた場所として有名です。大岩山を後にしていよいよ賤ケ岳(421m)に向かいました。コースの途中には紅葉スポットがいくつかあり、メンバーも時折足を止めて紅葉を撮影していました。賤ケ岳に近づいてくると少しずつ傾斜がきつくなってきましたが、登山道はよく整備されていて無事賤ケ岳に到着しました。

賤ヶ岳山頂

賤ケ岳の山頂での天候は曇り空でしたが、山頂からの展望は最高で、余呉湖や奥琵琶湖、長浜方面が一望できました。

余呉湖西側の山並と余呉湖
余呉湖
奥琵琶湖

 いよいよ後半です。賤ケ岳からは、一般的な登山道に変わり、余呉湖西側の山(2座)を経て余呉湖畔に向かいました。 4座目は公法寺山(380m)です。賤ケ岳から、一旦289mまで降りてから再び尾根沿いに登りました。賤ケ岳までとは違って多少登山道には倒木等もありましたが、尾根沿いに踏み跡やピンクのテープを目印に無事登頂しました。 5座目の大平良山(458m)は本日の最高峰でしたが、穏やかなルートと紅葉に癒されながら順調に登山を続けました。

 大平良山から権現峠(376m)に降りる辺りから、ガレ道になると共に雪まじりの小雨がぱらつき始め、レインウェアを着用して余呉湖畔を目指しました。余呉湖畔からは一般道になり無事余呉駅に到着し山行を終えました。  今回の山行は14名中10名が女性の方で、約1年ぶりに山行に参加された方もおられました。歴史あり、紅葉あり、景色ありの穏やかな山行予定が、最後には雪まじりの小雨に降られるなど一筋縄ではいかない面もありましたが、湖北を堪能出来た例会になったのかなと感じました。

北山・ナッチョ(天ヶ森) 記:Y・T

山行日:11月21日(日)

天 気:くもり

参加者:女性4名、男性2名、計6名

コースタイム :8:44平バス停-9:00花折峠-10:50途中峰11:00-11:40行動食12:00-12:20ミタニ峠-13:20ナッチョ13:35-14:50ナッチョ登山口-15:10小出石バス停

【山行報告】

ナッチョ(天ケ森)山頂にて

出だしからハプニングでした。バス会社関係者の方が読むことがあれば運転手さんを責めないでください。満席に近い状態で一路「朽木小学校」に向けて定刻通り出町柳バス停を出発。順調に進んで「途中トンネル」を過ぎ九十九折から「花折トンネル」手前の花折峠で降りる予定で「降車ボタン」を押したのですがバス車内の停留個所の文字が現れずそのまま「花折トンネル」を通過、平に差し掛かってバスが停車。慌てて降りようとしたところ運転手さんが「すいません、バス停を見送って降車していただくことが出来ませんでした。申し訳ありません。乗車料金はいただきませんのでそそまま降車してください」と平謝り。右京の仲間からは降車場所で降りられなかったことで「エー!、そんな馬鹿な」と声が出ましたが「料金はいただきません」の一言で「にやり・・」と。しかし、バスを引き返してもらうことはできないので平から花折峠目指して登り返しました。花折峠には平から権現山に向かう「東海自然歩道」に入り、権現山登山口を示す杭を見ながらそのまま進むと花折峠に到達できる。花折峠からわずかに稜線に上がりエアリアには一般道としてついていない812m・途中峰にむかつてひたすら稜線上を歩く。南斜面は植林で鬱蒼としているが北斜面は雑木林で木の葉が枯れ落ちて皆子山を見渡せるほど視界が良い。雑木林の足元はシカの食害のためか下草が全く見えない状態で枯葉の絨毯を敷き詰めたように黄色一色に染められていた。途中峰を過ぎたあたりで昼食をとりミタニ峠に向かって歩き出そうとしたとき枯れ木の少しの隙間にわずかなナメコをKさんが発見、枯れ木をなめるようにナメコを探して取り上げた。ミタニ峠を越えてナッチョには意外と早く到着できた。少しの歓談と記念撮影をして下山にかかる。下山途中、トレースは枯葉で覆われてふみあとが見えない。所々で鹿ネットが張られネットに沿って歩いていくうちトレースが切れて少し道迷いをおこした。トレースは鹿ネットを横切るようにつけられていてネットの網目でカモフラージュされて見失った。この辺りはこれからは地形図を見ながらよくトレースを見極めてあることが必要。11月も末、このあたりの北山は木の葉が枯れ落ちて一面枯葉の絨毯を敷き詰めたようになっていてトレースをたどるのに一苦労しました。しかし、トップの順調なリードで早く下山出来て15時15分のバスに乗れたことが今日一番の収穫でした。

<女性委員会山行> 滋賀・三上山北尾根縦走      記 M・J

【実施日】 2021年11月21日(日)

天 候】 晴れ

参加者:右京5名、乙訓3名、らくなん1名、洛中6名、左京1名、ランタン3名、田辺1名、やましな1名、樹の根1名、一般3名、合計25名

【コースタイム】山出前バス停(9:15)~登山口(9:30)~三上山(10:35)~東光寺日陽山(12:30)~田中山(13:55)~旗振山(14:10)下山    (14:45)

【報告】三上山(432m)の表参道を登って行く。歩きやすいが岩場があり変化がある。くぐり岩と言って岩の切れ目を通るのは少し大変だった。約1時間で山頂に着いた。そこから東側へ一気に下る。分岐に東屋がありそのあたりで昼食休憩。その後北尾根へと登り返し尾根を進む。見晴しが良く右手には希望ヶ丘、左手には野洲の町や田園風景が見えた。アップダウンを繰り返し田中山へ。少し行くと大きな岩場に出た。岩に登って景色を見ているとそこが旗振山だった。天気も良く風もなく安定した中、順調に歩けて楽しい山行でした。

右京参加者
くぐり岩
三上山