〈例会報告〉 六甲全山縦走大会トレーニング(東半分) ~新神戸駅から宝塚駅まで7時間               記:M・H

【山行日】 2020年2月24日(月・祝)

【天 候】 快晴

参加者:男性2名

【総 括】

例会参加の希望があったのは、村上さんだけでした。3月8日の縦走大会参加に当たって、どれだけのペースで歩けるか試してみたかった私にとって、本当にありがたいパートナーでした。例会の所要時間は7時間、大会コースの半分に当たる市ヶ原から塩尾寺までは6時間と、村上さんのお陰で、12時間台で完走できる見込みが付きました。

【山行報告】

例会のコースタイムを山と高原地図『六甲・摩耶』から計算すると10時間(昼食休憩を除く)になります。健脚者が参加される六甲全山縦走大会の参考タイム(須磨浦公園から宝塚駅まで15時間)から割り出すと8時間30分が見込まれます。宝塚駅到着は早くて午後5時過ぎ、普通に行って午後7時前になります。余程頑張らないと日没は必至で、暗くて狭く滑りやすい山道を、ヘッドランプを頼りに歩くことになります。そのため、エスケープルートがなくなる六甲最高峰の到着期限を午後2時と想定して、初めから飛ばさせていただきました。市ヶ原から摩耶山のテッペンまでの厳しい坂道、稲妻坂・天狗道を、普通なら2時間かかるところを1時間で登り切ってもらいました。摩耶山のテッペンから六甲最高峰までは、4時間かかるところを2時間半で踏破してもらいました。結果的に午後1時には六甲最高峰に到着し、日が高いうちの午後3時半には宝塚駅に到着してしまいました。休憩は立ち休憩のみで、それも殆ど取らず、昼食も15分ほどで済ませましたが、村上さんは少しもペースを乱さず、私と一緒に歩いてくださいました。感謝、感謝です。今回の反省点としては、日照時間の短いこの時期に、応募条件を明確にせず、このような例会を企画したことです。全山縦走大会を15時間以内で完走できる自信のある方を対象に、「新神戸駅午前8時出発」とすれば良かったと思っています。前回の須磨浦公園駅出発の「全山縦走大会トレーニング(西半分)コース」も同じです。途中でリタイアしたのは、参加条件を明確にしなかった企画者の経験、認識不足によるものです。折角、期待して参加された方には本当に申し訳なく思っています。景色を楽しみながら時間をかけて、ゆっくりと六甲山全山縦走コースの完走を目指すなら、気候の良い時期に、コースを4分割以上にして歩くのが良いのではないでしょうか。報告の反省を込めて、次のようなコースを提案させていただきます。

  • 須磨浦公園駅~須磨アルプス~高取山~丸山市街地~鵯越駅
  • 鵯越駅~菊水山~鍋蓋山~大龍寺~市ヶ原~新神戸駅
  • 新神戸駅~市ヶ原~摩耶山~六甲記念碑台~ロープウェイ~六甲駅
  • 六甲駅~ロープウェイ~六甲記念碑台~六甲最高峰~宝塚駅

栂池高原スキー例会報告

山行日:2020年2月22日(土)~24日(月祝)

参加者:右京4名参加・バス1台・車数台 計54名

天 気:22日(雨後曇)、23日(雪後晴)、24日(快晴)

報 告 & 感 想

 22日PM15:30京都駅出発~長野県栂池高原ホテル22:30着就寝

 23日AM9:00~PM16:30講習後フリ-滑走 初級班にKとO中級班にNとN

 24日AM9:00~PM14:00 講習後フリー滑走 15:00バス出発~21時 京都駅着

雨の上がった直ぐにバスは京都を出発。途中3回程休憩を挟んでホテルに到着。今年は雪不足でどこのスキー場も大変苦労されてるようだ。止まっているリフトの下は、ゴルフ場状態に雪がチラッと乗っている。夜目に見ても解るくらいだ。

23日、雪の降りしきる中 講習開始。OさんとKさんは一緒に。Nさんと西N/Sも一緒に講習を受ける、心強い。講師の方からゲレンデに合わせた基本的な滑りと、注意点を丁寧に繰り返し教わりました。Nさんは丁寧に安定して滑っておられる。午後になるとN/Sは疲れのせいか丁寧な滑りが出来ず、つい暴走してしまう。何とか1日目の講習を終える。24日快晴です。リフトの乗り換え時にコースに適した滑り方を習得。リフトの一番上に来て北アルプス美しさをまじかに見て圧倒されました。から北アルプスを背に豪快に一気に(時々立ち止まり)滑り降りて行きます。周りの人たちに注意しながら滑り降りることが出来。とても楽しい3日間でした。                 記 N/S

〇初日は吹雪でしたが、次の日晴天で、とっても気持ち良く滑ることが出来ました。                          。                               

〇スキー3回目の参加です。栂池高原1日目に雪が降って、吹雪の中の講習でした。2日目はおひさまが眩しい良いお天気、雪の少ない年ですが、まずまずのスキーでした。                      K

〇「ふみあと」に案内があって参加しました。昨年申し込んだ時点で満杯になっていて「今年はどうやろな」位で参加したのですが、良く目配りして頂き楽しかったです。年配の方々も多い ので自分的にはゆったり滑れました。。                     N

例会報告  翠黛山~金毘羅山 記:M/A

日時: 2020年2月16日(日) 天気:雨

参加者:女性4名、男性2名、合計6名

コースタイム:大原BS8:50~寂光院前9:05~翠黛山10:20~金毘羅山・昼食休憩11:05~11:30~江文神社下12:35~花尻橋BS13:05

週間天気はだんだん悪くなるし朝からどしゃ降り。それでも行きます。気温は13℃寒さの心配はなしで雨雲レーダーでは雨がない時間帯もありそう。その間を狙って昼食とするがそれ以外は雨を覚悟で決行する。寂光院の前の階段から入山しすぐによく滑る根っこの急登に苦戦する。岩場もあり倒木もありの350mを慎重に行く。にせピークもあり翠黛山になかなか届かない。金毘羅山へのトラバース道も確認できなかった。翠黛山から下って登ってを繰り返しやっと三壺社と書いた赤い鳥居が見えた。そこから荒れた狭い尾根を上下して金毘羅山の三角点に辿り着く。雨は止んでいる。11:05早いが今のうちに昼食タイムをとる。予定通りうまくいった。ハングル文字だけの石碑が立っているが何ともさっぱりわからない。その下の石鳥居からの眺めは雲海のようで雨の日ならではと少し満足する。 ロッククライミングのY懸尾根の頭への道は倒木だらけで危険、岩を眺めてすぐ戻る。琴平新宮社にお参りしてなおも下って江文神社へと思っていたらいつもの駐車場のまだ下に出てしまった。江文神社への分岐には気が付かなかった。あとは雨の中運賃の安い花尻橋へと歩く。向こうに見える山々も霧に浮かんできれいだった。参加の皆さんご苦労さんでした。これに懲りず雨の日も山に行きましょう!

<山行報告> 『山背(やましろ)古道2回目』ゆっくり例会                                          記:Y/A

【山行日】  2020年2月11日(祝・火)

【天 候】  晴れ

【参加者】 女性12名、男性4名、一般2名、合計18名

【コースタイム】

京都駅(8:32発)=玉水駅(9:11~35)~まちづくりセンター椿坂(9:57~10:05)~橘諸兄公墓(10:13~10:20)~蟹満寺(10:47~10:57)~棚倉駅(11:23)~鳴子橋(鳴子川)(11:36)~なでしこ公園(12:05~13:00)~泉橋寺石地蔵(13:17~13:25)~天王神社(13:46)解散~JR木津駅(14:00)

泉橋寺のある石地蔵の前で集合写真

 昨年の2月24日に山背古道①を歩きました。その後雨や参加者少数などで中止になり,ほぼ1年振りに2回目を歩きました。井手町のJR玉水駅で少し遅れて来られた2人を待ち,18名揃って9時35分頃スタートしました。玉川の川沿いの道は桜並木が続きますが,まだこの時期は冬芽です。時折スイセンの花や梅の開花が早いので白梅,紅梅,蝋梅などが見られました。井手町まちづくりセンターでパンフレットや地元の特産物にふれてもらおうと思っていましたが残念ながらまだ閉まっていました。昨年は咲いていた河津桜もまだつぼみでした。先に進むと,橘諸兄公旧跡の大きなお墓がある場所がありました。奈良時代に聖武天皇のもとで左大臣として活躍した人だそうです。2回目の古道は山中歩きがほとんどなく,街中や川べりや平地歩きです。有難いことにこの日は高気圧におおわれ少し暖かかったので,気持ちよく歩けました。棚倉駅を過ぎる頃にお腹もすいてきました。少し歩くと渋川という川がありここを渡ると木津川市に入ります。次の見所の蟹満寺の境内で小休憩をしました。この寺は蟹の恩返しの縁起と国宝の釈迦如来坐像が有名です。境内には沢山のお地蔵さんと満開の紅梅がありました。道沿いには地域の公園はいくつかありますが,トイレがないのでさらに先に進み,上狛小学校の隣にあるトイレ付きの「なでしこ公園」に12時頃着きここで昼食タイムにしました。山下さんが持って来てくれたぜんざいや甘酒と西岡さんの評判のおいしいコーヒーやタルトやお菓子をいただき,陽だまりの中ゆっくり昼食タイムを過ごしました。気を遣っていただき有難うございました。 再びスタートし,お茶問屋街の中を歩くと,福寿園の大きな工場も見られました。人数が多いのである茶問屋では試飲は断られました。木津川のすぐ手前に日本一の石地蔵があります。ここで集合写真を撮りました。この石地蔵は天平時代の行基の作とも言われ,坐像の石仏では日本一の大きさだそうです。

棚倉駅間あたり

木津川を渡って市役所の近くの天王神社をゴールにして解散しました。健脚の2人はさらに岡田国神社や上人ヶ平遺跡公園を経て平城山駅まで歩かれたようです。皆さん大変お疲れ様でした。よい天気のもと,昔の史跡や田園風景などを眺めながらゆっくりのウォーキングになりました。ご協力有難うございました。

蟹満寺の境内

六甲全山縦走大会トレーニング(西半分

【山行日】 2020年2月9日(日)

【天 候】 晴時々曇り

【参加者】 女性3名、男性1名、合計4名

【コースタイム】

須磨浦公園(8:20発)~旗振山(9:00)~栂尾山頂上(10:00)~横尾山頂上(10:15)~須磨アルプス「馬の背」(10:35)~高取山頂上(12:30~13:00)~鵯越駅(13:55)~神戸電鉄新開地行き乗車(14:23)

 いざ出陣

当日、京都市内は雪、氷雨の冬らしい天気だったそうですが、私たちが例会を楽しんだ六甲山系では殆どが快晴、ポカポカ陽気でした。

明石大橋を背に

特に須磨アルプスまでの行程は抜群の眺望で、東に目を向けるとアベノハルカスはもちろん大阪城も、南は淡路島から四国、紀淡海峡までがはっきりと見えます。瀬戸内海は波も穏やかで、船の航跡も目立ちません。眺望に恵まれた場所では、自然と足が止まり、「チョッと待って、ハイ、ポーズ!」と写真タイムになります。当然、歩行のペースも上がりません。

横尾山頂にて
馬の背核心部

 更に今日のハイライトの、絶景の須磨アルプスを越えると、空腹に耐えられず、高取山の頂上で昼食です。(「西半分」では、この先の菊水山を越えた次の鍋蓋山の頂上で昼食が基本です。)

名勝・馬の背

 こうした実情を踏まえて、14時前に村田さんから「このペースでは終着点の市ヶ原到着は日没後の17時30分になってしまう。予定を変更して、鵯越駅までとしてはどうか。」との提案(宣告)がありました確かに疲労でこれ以上の歩行スピードアップは無理、日没後の暗い山中で慣れない道を歩き回るのは危険と、一同、納得し、例会終了を決めました。今回、菊水山、鍋蓋山、再度山を踏破することはできませんでした。しかし、全山縦走大会のコース中で、特に道を迷い易い、須磨アルプスを下りてからの「横尾の市街地」と、高取山を下りてからの「丸山の市街地」の両方を全く迷うことなく歩くことができたのは、大会参加に向けての大きな安心材料でした。次回の東半分トレーニングは、24日(月・休)です。見所や眺望を諦めて、ひたすら宝塚を目指すのか、あちこちを見渡しながら歩いて、今回に倣って記念碑台辺りで続行の可否を判断するのか、悩ましいところです。