無雪期搬出講習会 報告

2019年 無雪期搬出講習会 報告

日 時:2019年6月30日(日) 8:30~13:20

場 所:天王山麓・桜の広場講演

天 気:雨

参加者:右京12名、乙訓・10名、樹の根・2名、左京・3名、田辺・5名、    西山・44名、福知山・2名、伏見・12名、明峯・3名、やましな13名。    15労山・134名。

内 容(応急法 担当会・西山ハイキング)

 傷病者及び救助者の安全を確保する。あくまで、医師又は救急隊へ引き継ぐ迄の応急手当てにとどめる。帰宅後、必ず医師の診察を受けることを勧める。等を、心得てもらい応急法の講習会が始まった。15班に分かれ実施。その後、搬出方のデモを救助隊と数名のスタッフの方々にやって戴いた。昼食をはさんでセルフ班・10班と組織班・2班に別れ各班毎に実施。終了後、反省会を行い、解散。 

時折吹き付ける雨風にシートが惓れ溜まっている雨水が落ちてくる中での講習会は講師の方も受ける方も大変だったと思いました。スタッフ&参加者の皆さんお疲れ様でした。                       救助隊事務局   

女性委員会『釈迦岳・ポンポン山』公開山行

【実施日】 2019年6月23日(日)  

【天 候】 晴れ

【参加者人数】 右京・会員…3名  右京・一般…3名 

 洛中…5名  西山…3名 山科…1名  与謝の会…1名  一般…4名 計20名

【コースタイム】 

長岡京駅阪急バス8:45発=西代里山公園(登山口) 9:15出発~京青の森10:30~見晴らし台11:20~ 釈迦岳11:30~ポンポン山昼食(12:12~12:42)~ 杉谷分岐13:32~三鈷寺(14:00~14:20)~ 善峯寺バス停14:30

【報告&感想】  

 女性委員会の公開ハイクに右京からは登山教室受講生を含めて計6名参加で,全体で20名の参加者になりました。当初,T.Tさんがリーダーでしたが都合で不参加になり,私が代理で参加させてもらいました。私は,ポンポン山には何回か登っていますが,今回の登りのルートは初めてで,興味がありました。このルートも山の斜面には倒木が多く台風の被害がひどかったことが分かります。でも有難いことに登山道は整備されていて歩きやすくなっていました(西山を守るNPOの方達のお陰だそうです)。

お天気にも恵まれ,西山HCのYさんのリーダーの良きアドバイスで安全に登山することができました。途中の道ではギンリョウソウやササユリを見ることができ,ポンポン山の山頂にもササユリの囲みがありました。ポンポン山では全員が車座になって昼食タイムをとりました。他の山の会の方達とはあまり話はできませんでしたが,顔見知りになれて良かったです。  

 下山道は前に右京の例会でも歩いた杉谷へ続く道です。どんどん下っていくと杉谷分岐に着き,車道ではなく山道に入っていきました。その道は,三 鈷寺に続いているとのことで,旧三鈷寺本殿跡地や樹齢800年の桂の樹を見ながらの静かな下山道でした。   

 三鈷寺に着き,無料で境内を通過したら,すぐ真下に善峯寺のお庭が一望できる所に出ました。何と善峯寺の見事なアジサイ園が目に入ってきました。 そこを観光客がたくさん見学されています。私達は少し遠いですが無料でアジサイを堪能させてもらいました。写真タイムを多めに取ったので,バスに1本遅れましたが,休憩はたっぷり取れました。新しいルートを教えてもらい,さらに見頃のきれいなアジサイ園を見たので得した気分になりました。 女性委員会の公開ハイクに参加できて良かったです。有難うございました。

<一言感想  女性委員会・公開ハイクに参加して・・・H.M>  

 久し振りの山行の参加です。近くの低い山ばかりを選んで参加しています。善峯寺のアジサイを見たいという思いが叶い,素晴らしいアジサイの景色に日頃の疲れが吹き飛んで,ますます元気になりそうです。  20名の参加で初めてお会いする方が多かったのですが,楽しく和やかな雰囲気で,また来たいなあとの思いで帰路につけそうです。有難うございました。

          <整備された登山道を歩く>
         <つぼみのササユリ>
          <樹齢800年の桂の樹>
    <三鈷寺から眺望した善峯寺のアジサイ園>

大文字山二段の滝・読図山行報告

大文字山二段の滝、読図山行報告

日時6月23日(日) 天気 晴れ            記:村田 茂子

参加者 Ⅼ・M、女性11名、男性3名、合計15

コースタイム   銀閣寺道8:30~仙人塚9:20~火床9:49~三角点10:08~熊山10:40~三叉路10:49~孫熊山11:00~小熊山11:03~曾孫熊山11:30~三叉路11:40~渡渉11:46~下降12:37~二段の滝13:03~ゲート13:38

今回は読図に重点を置き、要点、要点で立ち止まって、全員が地図を見て進行方向を決める、異議のある人は異議を唱えることを確認して出発。途中、一人体調が悪くて下山してしまいましたが、三角点まではメインルートを取る。三角点から北西の道を取ります。細いながらもふみあとが、しっかりとついています。熊山までは何人か行っています。道を知っている人が先頭に行っては面白くないとの声が有り、初めての人が2,3人組んで先頭に立ってもらい、立ち止まった所で皆で考えました。1/10000の地形図なので詳しくて良く地形がわかります。熊山から孫熊山に行く途中、三叉路で立ち止まり、考えようとしていたら、後ろから「そこを右に行くと孫熊山に行けるよ」と御親切に教えてくれました。少し有難迷惑。木にも三叉路と書いた札がぶら下がっていました。帰りはここを左に入ることを確認して、孫熊、小熊、曾孫熊と熊さん一家を巡って三叉路に戻り、下って渡渉をして、また稜線まで登ります。川の右側の尾根を下って行くのですが、何度か確認をしました。後、二段の滝までの下降点を探して尾根の先まで行きました。下からは滝の音が聞こえてきます。降りれそうな尾根が有りますがふみ跡がなく結構な急斜面です。念のため、ロープを出して下まで降りるとふみ跡が出てきました。二段の滝で、休憩をしている間に西村さんが、登り返さづにこのまま川沿いに行けば道に出ると、見てくれました。地図ではまた、尾根まで登って道に出る様になっていたので「よかった」 帰ってからGPSで確認すると予定通りの道でした。

第4回 大文字山登山道整備

日時  2019年6月16日(日)

 右京労山から4名参加。丸太切り、枝切り、葉っぱ切り、美しい登山道に仕上がりました。

     < 庭師の修行をされているとかで木を切るのも慣れています  >
   < 何本もの倒木を整備中です  >
  <  右京の運営委員長も力強く丸太切りです  >

登山教室実技Ⅲ鞍馬~天ヶ岳

登山教室実技Ⅲ 鞍馬~天ヶ岳

                    記:山下建男

開催日:6月9日(日)

天 候:曇り

参加者

 登山教室:12名

 右  京:瀬角(L),村田、吉野、坂本、岸本、川辺、佐野、瀬角、石田、山下

      右京10名、 合計22名

コースタイム

 鞍馬9:00~9:30薬王坂峠9:10~11:00戸谷峰11:10~13:00天ヶ岳13:20

  ~14:30焼杉・大原四辻峠14:40~15:00大原寂光院~15:30大原

出町柳叡電前8:30集合、叡電に乗り鞍馬へ出る。車中、倒木に覆われた斜面を目のあたりにして心が萎える。鞍馬で今日の参加者を紹介していざ出発。

                  天ヶ岳山頂での集合写真

薬王坂峠に向かう途中行き成りアクシデント。受講生のお一人が登山靴を履き違い普通の靴で登攀中、踵が割れてしまった。村田女医の救急処置を施しそのまま山行。薬王坂で一息入れて縦走に取り掛かる。天ヶ岳までは緩やかな登り、

天ヶ岳山頂手前でわずかに急な登りとなる。予報では小雨がいつ来てもおかしくない空模様ですが樹林の中では爽やかな風が吹いているだけで穏やかな天気でした。受講生の皆さんも歩き慣れて来たのか順調に歩みを重ねています。途中、三又岳、戸谷峰のピークで休憩を取り天ヶ岳手前で行動食を取る。

行動食修了間際現在地確認を地図を見ながら受講生の皆さんに問を投げかけるる。地図読みも少しづつ出来て来たのか高度640mのヒントを出したことで現在地を見事に皆さん的中。地図の使い方について方位と進行方向の確認だけでなく高度と地形より判断して現在地を予測する事にもチャレンジしていただいた。天ヶ岳山頂では昨年の台風の影響か立ち木に隙間が出来て一層日当たりが良くなっていた。山頂からの下山時、ほんの少し寄り道して関電送電線直下の広場に出て北山の山並みに見とれ、地形図を片手に整地を来ない出発地点の鞍馬方面を確認する。山頂からV字に下山路をとりシャクナゲ尾根分岐を過ぎて焼杉山・翠黛山・寂光院四辻峠へひたすら降りる。ここまでくればあと一息。風がる良くなってきたが青空も見えてお目が降る気配が薄れてきた。

四辻峠から苔むして雨に削られた道を降りてようやく寂光院へ、そのまま道を降りて行くと駐車場を兼ねた広場に出て一息入れて解散とした。

心配された雨も降らず、大きなアクシデントもなく無事に走破できました。受講生の皆さんも山歩きに慣れてきたようで後1回・麻耶山を経験して北アルプスへチャレンジします。

受講生からの感想文

 大槻弥生

 山は好きで時々登ってはいましたが登山教室に参加しての山行きは今まで

とは違う発見の連続です。机上講座での基礎知識、地図読み、お天気(雲の

形)。そういうことを知って登ると何倍も楽しい。そして山の会の皆さんとの

会話やお菓子交換でさらに何十倍も楽しくなります。

もっと早く知りたかった、そんな気持ちになりました。これからもどうぞ宜しくご指導ください。

             出発前の挨拶
        痩せ尾根を歩く
         休憩の一コマ
                                
                      遠くに霞む琵琶湖