「例会報告」大峰・大日岳  M.S

日時 5月27日(土)~28日(日) 

参加者 女性8名、男性2名、計10名

コースタイム  

5/27 京都12:00=車=15:40前鬼、小仲坊

 5/28 前鬼6:30~9:37太古の辻9:41~10:00大日岳、奥駆分岐~10;10太古の辻~10:20~13:38小仲坊=車=京都

【山行報告】

大日岳稜線にて

小仲坊に宿泊を予約する時に車で行くからゲートの鍵を開けてもらうように頼んでおくと、小仲坊の前まで車で行くことが出来ます。以前に奥駆縦走を分割で行った時は前鬼口から延々3時間、ヘロヘロになりながら炎天下林道を歩いた事を思いだします。修験の宿坊で古びた、とてもいい雰囲気の宿です。28日、鳥の声で目が覚めます。渡り鳥のアカショウビンが鳴いているそうですが、残念ながら姿は見えません。

シロヤシロ

宿の裏から出発です。標識や案内のテープが有るので間違える事はなさそうです。人の手が入っていない、厳かな感じでいかにも修験の道見たいです。858段の階段の前までやってきました。濡れていて滑りやすそうです。心して1段1段登ります。飽きるほど階段を登ったら2つ岩の前に出ました。大きな石柱が2つ並んでいて圧巻です。少し行くと尾根を乗り換えるので、崩れた小さな谷を渡らないといけないのです がなかなか手強い慎重に進みます。

2か所ほど有りました。笹原の道にでると太古の辻大峰奥駆けの合流点です。以前奥駆に来た時は2つ岩からシャクナゲとアカヤシオの競演で濃淡のピンクに染まっていました。今回もそれを狙って、以前の例会は5/25だったので5/27にしましたが、今年はどの花も咲くのが早くて、シャクナゲ、アカタシオは終わってしまいました。でも大日岳方面はシロヤシオが満開だそうで、石楠花岳を止めて大日岳に行く事にしました。(計画書の段階で決めています)太古の辻を 左に行けば熊野方面、石楠花岳。右に行けば吉野方面、大日岳です。右に行きます。

大日岳をバックに

シロヤシオがチラホラ咲いています。進めば進むほどシロヤシオで斜面は真っ白です。綺麗、綺麗と喜んでいましたが、狭い登山道に大きな岩が有り、乗り越えるのですが足を下す段差が大きくて谷側に傾いています。持ち手もないので不安定で怖いです。上の斜面を山肌を抑えながらじわじわと移動して無事通過。少し岩場を登ると奥駆け、大日岳山頂の分岐です。看板に修験の人以外は危険なので止めた方がいいと書いて有ます。ご忠告道理止めました。太古の辻でゆっくり昼食を取り下山します。登りながら帰りは大変かなと心配していましたが濡れていた所も大分乾燥してきて、すごく順調に下山できました。太古の辻から大峰は北と南に分かれ,北大峰は登山者も多く、交通の便もいいのですが、人の少ない南大峰の山はとても奥深く神聖な感じがしていていい所です。又、行きたくなります。