【公開山行】県境・音羽山~醍醐寺へ

2022年7月 音羽山展望台にて
2022年7月 牛尾観音本堂前にて

「例会報告」 魚谷山~貴船山 M・A 

日時:2024年5月16(木)曇り小雨のち晴れ

参加者:女性3名、男性2名、計5名

コースタイム:出合橋9:15~魚谷山11:30~滝谷峠13:15~貴船山13:45~二ノ瀬15:40

【山行報告】朝もくもく号を待っていると真っ黒な雲が空を覆いざーぁっと降り出した。どうなることかと心配したが出合橋からスタートするころには止んでくれた。もくもく号のあとは黙々と2時間強の林道歩き。皆さんへこたれずがんばりました。

所々に花が咲いています。天気はどんよりしていますが花達が喜ばせてくれました。山法師、九輪草、谷宇津木、二人静、山躑躅、桐、松風草、あといくつかありましたが教えてもらってもすぐに忘れます。魚谷山山頂でお昼ごはんですが風が寒く手も冷えます。カップ麺にすればよかったな。柳谷峠からが今日のハイライトです。

大荒れの細ケ谷筋を1時間下って滝谷の荒れた沢を1時間登ります。なかなか下り上り応えがありました。沢沿いにはまたまた九輪草が満開です。この辺りは苔もびっしりでいい感じでした。滝谷峠からは安定した登山道で快調に進みます。

貴船山最高点と三角点を経て夜泣峠へ。南向きの谷筋はたくさんの倒木がびっしりです。4年前の台風の凄さを痛感します。今回は見晴らしの良い眺望は全くありません。荒れた北山は入る人も少ないようですが静かな山歩きが楽しめます。私の家から近いのもいいですね。

星田③15座(馬木の嶺・250m)

記: Y. A

【山行日】 2024年5月3日(祝・金)

【天 候】 晴れ(夏日)

【参加者】 13名(男性2名、女性11名)

【コースタイム】

JR星田駅9:05発新宮山9:15奄山(えんざ山)
石橋山10:15抜谷嶺10:30宗円山10:35
南宗円山10:40地蔵谷山10:55馬木の嶺11:00
やまびこ広場12:00~12:30  昼 食星のブランコ12:45
哮ヶ峯(たけるが峯)13:00南谷山(なんだん山)13:15
日南山(ひなみ山)13:25穴虫山(あなむし山)13:40
菖蒲ヶ滝山13:50白峰14:00 
妙見山・星田妙見宮14:45~15:10JR星田駅15:40

【山行報告】

 大阪府交野市にある「ほしだ園地・生駒山系の最北部」にある星田60座の中から、3回目の今回は15座を繋げて歩きました。1回目は15座、2回目は10座で、計40座になりました。3回目を決める時、星田を良く知っておられる櫛部さんにお願いして一緒に1月に下見させてもらいました。

 JR星田駅に13名が集合。一般の方が参加されていたので自己紹介してからスタートしました。住宅地を歩いている時は気温も高く暑かったですが、山道に入ると木陰や涼風があり少しましでした。①の新宮山は星田公園になっていて八幡宮があった所です。大坂夏の陣で家康が松の木に軍旗を掲げ、陣を置いたという場所の標示がありました。②の奄山は道路沿いにありますが、私有地を通らないと登れないようなので、山を見ながらスルーしました。

 いよいよ登山道に入り、急坂を登ると縦走路になっています。モチツツジの花があちこちに咲いています。しゃべりながら歩いていてついピークの山を見逃してしまうことがありました。⑤の宗円山や⑥の南宗円山という名は「永谷宗円」という日本茶の祖を思い浮かべますが、これらの山との関係は全く分かりません。

 さて⑥のここからは地図にはないルートを櫛部さんに教えてもらったので、ストックのある人は用意してもらい、少し急な斜面を下りました。⑦の地蔵谷山へ登り返し、さらに本日最高峰の⑧の馬木の嶺(250m)まで登りました。(地図の通りにいくと少し長いコースになります。)

 ⑧から「やまびこ広場」まで行く道は下見をした時の道と少し違っていました。ヤマップの地図を見て行こうとしたのですが、あまり人が通っていないのか結構荒れていて、皆さんは難所(?)だなと思われたかもしれません。下見から4か月ほど経っていて記憶にあまり残っていなくて皆さんには申し訳なかったです。

 「やまびこ広場」にちょうど12時に着きました。思っていたほど人は多くなかったですが、山道を歩いている時は、まったく人に会わなかったのでにぎやかな場所に来て一安心でした。日陰で昼食を取っている時に小林さんから美味しいパイナップルをいただきました。いつも有難うございます。ゆっくり休憩ができました。

 昼食後再びスタートし、まず「星のブランコ」まで行き集合写真を撮りました。周りの新緑がとてもきれいでした。写真スポットなので皆さんも写真を撮っていました。全長260mの吊り橋を渡り、⑨哮ヶ峯へ行きました。ここは「通行止め」の標示がありますが、ピークハント(?)なので通らせてもらいました。さらに⑩の南谷山に行きました。ここは今日の15座の山頂の中では一番展望の良い所で、大阪市街地が見られます。

 アップダウンを繰り返して、⑪日南山、⑫穴虫山へ行くと、めずらしく星田○座を歩いていると思われる登山者2人に会いました。さらに⑬の菖蒲ヶ滝山を通り、⑭の白峰に着き、ゆっくり休憩しました。「やまびこ広場」から⑭の白峰までをほぼ1時間半ほどかけて1周したことになります。残りは⑮の妙見山だけなので、やれやれです。

 歩きやすい妙見川に沿ったハイキングコースを下って行くと、星田妙見宮の鳥居が見えました。この神社の入口にバス停があり、バスで帰りたいと言われた人がおられたので、ここで一旦解散し、星田駅までバスで戻ってもらいました。残りの人達は、妙見山まで登りに行きました。標高143mの低山ですが、四等三角点の山です。山頂から参道に戻り、立派な星田妙見宮にお参りに行きました。パワースポットの神社のようで、国内で2番目に古い隕石の落下記録があったり、北極星や北斗七星とも関りが深かったりする神社とのことです。

 ここからJR星田駅までは市街地を歩きますが、少し道迷いをしながら30分ぐらいかけて戻りました。皆さん今回も低山とはいえ変化に富んだ道を一緒に歩いていただき有難うございました。

 

<②奄山(えんざ山)133m > 

                  <縦走路にはモチツツジが多い>

  

<⑧馬木の嶺 250m本日最高>

             

                                                              <大阪市街が見える>

               

  <星のブランコは250mの吊橋> 

<星のブランコの入口で集合写真> 

<ハリエンジュの白い花 >

<ハリエンジュの白い花 >(ニセアカシアとも言う)

<星田妙見宮の中にある登龍の滝>