「例会報告」 高室山(鈴鹿50座 818m)  記Y・A

【山行日】 2024年10月13日(日)

【天 候】 快晴 

【参加者】女性7名、男性5名、合計12名

【コースタイム】四条大宮(7:30発)=京都東IC=彦根IC=国道306号=佐目自然公園駐車場(239m)(9:10)~高室山登山口(分岐)(10:50)~高室山(昼食)(11:15~12:00)~高室山登山口(分岐)(12:15)~佐目自然公園駐車場(13:50)=多賀SIC=京都(距離 約5.2km  時間 約4時間40分)  

【山行報告】四条大宮に10名が集合し、途中の京阪五条で1名、山科東野で1名、全員で12名、車3台で出発しました。名神は3連休の中日ですが渋滞もなく走れました。しかし、多賀SAからもスマートICで出られると思っていたのに出口がなく、仕方なく次の彦根ICまで行き、国道306号に出ました。事前にもっと調べておくべきでした。皆さんご迷惑をかけてすみませんでした。

 306号を通って佐目自然公園の駐車場に着きました。地元では人気の山と聞いていましたが、すでに何台かの車が停まっていました。先頭は三橋さんでスローのペース配分をお願いしました。登り口から結構急坂になり、久し振りの登山で足にこたえます。そんなに気温は高くないのに汗が出てきます。急坂の尾根をゆっくり登ると、坂が緩くなった所に「本丸櫓跡」という看板がありました。「腰越の城(砦)跡・・・」ということです。標高400m位の平らな場所ですが、こんな所に砦を作るのは大変なことだと思いました。

少し下ってまた道を歩くと、再び急坂の登りになりました。今までは杉の植林帯の道で草花がほとんどなかったが、植種が少し変わりカエデや広葉樹も見られます。紅葉にはまだまだ早いけれど時期が来れば綺麗だろうなと思いました。1時間40分ほどで南後谷(陣屋)へ行く道と高室山に行く道の分岐に出ました。ここからは林道で広い道が続いています。アケボノ草が唯一見られました。

林道から再び高室山へ行く細い登山道に入りました。樹木はほとんどなくなり、山肌にボロ菊のような花が一面咲いています。あとひと踏ん張りで818mの頂上です。ペース配分も良く、皆さん順調に歩いていただき、山頂には11時15分に着きました。12時までゆっくり昼食タイムにしました。山頂には何人か先着の登山者がいました。岩がゴロゴロしていますが、視界を遮るものが何もなく、360度の眺望が楽しめる山頂です。西に琵琶湖、沖ノ島、比良の山並み、マキノの山並み、北に霊仙山、伊吹山の一部、横山岳など、南東に鈴ヶ岳、鈴鹿山脈の山々などよく見えました。のんびり景色を楽しみ、集合写真を撮ってから下山しました。

下山は少し苦手な人もおられたので、こけないよう慎重に下っていきました。

急坂の所ではつかまるものがほとんどなく、ストックを頼りにゆっくり歩きました。ケガもなく順調に下山し、予定通り2時前には駐車場に着きました。交通費を清算し解散しました。帰りは多賀SICから高速に乗ることが出来ました。大阪方面のみ(下り線のみ)スマートICが使えることが分かりました。