「例会報告」終い山行・地蔵山(947m)&愛宕山(890m)  記Y・A

【山行日】 2024年12月15日(日)

【天 候】 晴れ 

【参加者】 女性12名、男性9名、計21名

【コースタイム】 JR京都駅(7:34発)~JR八木駅(8:13着)=八木駅京阪バス(8:27発)=越畑(9:10着)~鉄フェンス前(9:20~9:30)~芦見峠(10:05~10:10)~地蔵山・昼食(11:57~12:48)~愛宕山トイレ前(14:03~14:25)~清滝(バス発16:30&17:30) 

【山行報告】

今年は雪山の終い山行になりました、2~3日前から冬型の気圧配置になり、寒さが厳しくなって北部では降雪の予報が出ていました。八木駅からバスに乗って進んで行くと、越畑辺りで道路が凍結してきました。あまりに凍結していたら手前でバスから降りてもらうという情報が入っていましたが、運転手さんの上手な技量で(?)いつもの原の集落まで行ってもらえました。

いつもの鉄のフェンス前の広場に集合してメンバーの確認と点呼をしました。初めて終い山行に参加される方も数名おられます。SLの村上さんが先頭で21名が連なって雪道を歩き始めました。雪道を久し振りに歩かれる方もいましたが、皆さん順調に最初の休憩地の芦見峠まで登っていました。

   芦見峠からの雪の登山道

芦見峠で少し休憩している時、SLの村上さんが、「今日は、汗をかかないぐらいゆっくりペースで歩いていきます。」と言っていました。そのためか列もずっと連なり、あまりしんどく感じませんでした。周りの樹木の枝には雪が積り、青空のもと日が差してとてもきれいです。20センチほど積った雪道は滑りやすいので大変ですが、周りのきれいな雪景色を楽しみながら歩くのはいいものです。

その後、2~3回休憩して今日一番の急坂にとりかかる所で、2人の方がアイゼントレのためにアイゼンを装着して歩きました。雪山に行きたいという思いでおられ、頼もしい限りです。歩いていると、雪が樹木から落ちてきて体に振りかかったり、枝に触れると雪紛れになったりするのも面白いです。地蔵山の手前にある西向きお地蔵様は、少し雪を被っていておもむきがありました。

地蔵山には12時頃着き、お善哉の担当者の方々が手際よく準備に取り掛かりました。お餅がやわらかくなったので皆さんに配っていきました。楽しみにされている人からの声かけが嬉しいです。今日は雪の中なので寒くて、温かい善哉は体にしみました。小林さんがいつものようにパイナップルを持って来てくださったので、それも美味しくいただきました。有難うございます。私達が休憩している時に、薄着の外国人のトレラン2名が走って来られて驚きました。善哉を食べてもらおうと思ったのに、外国人の人達も驚いたのかすぐに戻って行きました。集合写真を撮ってから再び愛宕山に向かって登山開始です。

地蔵山からの下山もまだ雪が積っていて雪道歩きです。途中の山道から雪を被った比良の山々が見えました。愛宕山の三角点には元気組の8名が登られました。愛宕神社にお詣りする人達もいました。14時20分頃、トイレ前の小屋に全員集合しました。ちなみに昨年より1時間ほど遅い集合になっていました。ゆっくり雪景色を楽しみながら歩いたことや年々、脚力が落ちてきているためかもしれません。

トイレ前の小屋で、アイゼンをつける人がたくさんいました。やはり凍っている道の下山は怖いですから。表参道の階段は、今までに何回も下っていますが、アイゼンをつけているとやはり歩きにくいです。水尾分れの辺りで雪が少なくなりアイゼンを外しました。その後、ほとんど休憩を入れずに歩いたので少し疲れましたが、バスの時間を気にしながらの下山でした。そのバスの時間のことで、また行き違いがありました。清滝口の京都バスは、1時間に1本しかないのですが、△時50分、毎と思いこみ、4時50分に充分間に合うと思って下っていたのに、4時30分に変更になっていたのです。

数分、間に合わずにバスが発車していて、最後のメンバーは5時30分発のバスに乗りました。バスの回数が以前より減っていて残念ですが、待っている時のおしゃべりも楽しいと思うことにしましょう。事前にバスの時刻を調べなくて迷惑をおかけしました。

「例会報告」愛宕山駅舎跡散策~水尾のゆず風呂と鶏鍋   記T・A

【山行日】 2024年12月8日(日)

【天 候】 晴れのち雨

【参加者】女性4名、男性8名、計12名

【コースタイム】8:35保津峡駅~8:40保津峡登山口~9:55荒神峠~11:20駅舎跡~12:25水尾登山口~12:40直八

【山行報告】週間天気予報でこれまでより寒くはなりそうだなあ、と思ってはいましたが、雨の心配はしていませんでした。ところが、前日の予報を見てあれ?雨がちょっとヤバい?と焦りましたが、この例会は昼頃まで降らなければ、大丈夫と判断し決行。集合時に去年は遊園地跡も散策したが、今年は雨が降ってきてもイヤなので駅舎跡のみ、と確認して出発します。本当に雨が降るのかと思ってしまうぐらいの良い天気の中、せっせとつつじ尾根を登ります。去年はあまり紅葉のイメージが無かったのですが、今年はまだ綺麗なところがありました。今年の紅葉はやっぱり遅かったのでしょうねえ。先頭を歩きをお願いしたKさんに上手くペース配分をしてもらいながら無事に登り切ります。そこで思いがけない再会もあり、さすが沢山の人が登る愛宕山ですね。駅舎跡で集合写真を撮ってもらうのもお願いしました。お元気そうでした。また山をご一緒出来たら良いですね!

さあ、朝に確認した通り、駅舎を見ればさっさとお楽しみの水尾に向けて下山するのみ。水尾別れから下山していくと途中の看板があるところに綺麗なベンチが出来ていました。R6.11月と書いてありました。最近、どなたかが作って下さったようです。この道は一気に行けそうで、やっぱりちょっとしんどいな、と思って休憩したくなるので、ありがたいですね。そしてぱらっと雨も降ってきました。予報通りです。でも、ほぼ下山出来ていたのでカッパを着ることなく行けました。今回女性が4人のみで時間的にも女性が先に行って入浴を済ませられたら良いな、と思い女性4人で少しお先に「直八」さんに到着。先客がいたのでちょっと待ってからゆず風呂へ。熱めのお湯が気持ち良かったです。後はゆっくりとお鍋タイム。写真を撮るのも忘れて食べて飲んでのひと時を過ごしました。衝撃の事実が発覚!?あの何回も愛宕山を登っておられるKさんが今回で初めてつつじ尾根のコースを知ったとのことです。そんなこともあるんですねえ。あっと言う間に時が過ぎ、直八さんの車で保津峡駅に送ってもらいました。運転されていた方が、「今、水尾に住んでいるのは30人ぐらい。60代は若手です。」と話されており、過疎化と高齢化を身近に感じました。

そうそう、やましな山の会さんも同じように水尾例会の案内を出されていました。コースが、集合は八木駅でそこからバスで終点の樒原(しきみがはら)まで行き、愛宕山登り口→愛宕山・水尾との分岐→明神峠→水尾となっていました。このコース、どこなんでしょう?ご存知の方、是非教えて下さーい!!

「例会報告」瓢箪崩山(大原の里)     記M・A

【山行日】 2024年12月1日(日)

【天 候】 晴れ 

【参加者】女性5名、男性2名、計7名

【コースタイム】大原記念病院・登山口(8:30発)~寒谷峠(9:45)~瓢箪崩山(昼食)(10:00~11:00)~三宅八幡(14:00)

【山行報告】ゆっくり雑談ができる速度をテーマに歩きました。花尻橋からは廻り道をしましたが、駐車場の左の階段を利用すればいいです。登山口から舗装道路の坂道を進みます。やがて、水平の山道となり谷道を歩きます。横の川幅が狭くなった所で、谷から離れ尾根を目指します。江文峠からの道と合流します。ややゆるい坂道を登れば寒谷峠です。寒谷峠から尾根に上がる道は岩の上に倒木があり危険な為、もう少し進んだ所から尾根へ。少し下って登れば瓢箪崩山。早い昼食を比叡山を眺めながらいただきました。向きが変わった所で愛宕山も正面に見えました。

小さなアップダウンを繰り返して、両サイドに網のある道に出たら里は近いです。苔むした滑りそうな坂を慎重に下っていると犬の鳴き声が。民家で飼われている2匹の黒いラブラドールの熱烈な歓迎を受けます。赤できれいです。次回は参拝しましょう。

「例会報告」金毘羅クライミング・サラワリ 記M・A

日 時:2024年12月1(日)晴れ

参加者:男性2名、他会1名、計3名

コースタイム:7:30江文神社~ホワイトチムニー~12:30江文神社

【山行報告】今年の目標ホワイトチムニー・サラワリをきれいに完登するという目標は達成できました。今日は12月に入っても快晴で日当たりは暖かく気持ちよく楽しめました。始めたばかりのころは腕がパンパンになることが多かったですが最近はあまり感じません足で登れているからですかね。無理せずやっているのもいいのかも。今日も早くに行ったので昼前にはロープ回収し後から来た岐阜の団体さんにサラワリを譲りました。3人ともきれいに完登し充分に満足でした。。今回で今年の金毘羅は終了です。おととしから初めた例会ですが一度もヒヤリハットもなく続けられ良かったです。慣れてくると動作が緩慢になってきますが絶対に手を抜かない。安全確認は忘れない。サラワリは相当に研究しました。第一核心は「ハイステップ」と「左スメアリング」の2面攻略がある。クライマーによってお好みを選ぶ。

第二核心部はこれも「両手持ち」と「片手縦クラック持ち」がありお好み次第。                                                 私はハイステップ、縦クラック派です。次のステップはリードです。こちらはトップロープとまったく次元の違う領域です。なんせ落ちたら終わりの恐怖心で登る。もうこれ以上やばいことには近づかない方がいいかもです。