「例会報告」連盟訓練・積雪期搬出訓練  記 M・A

日 時: 2025年1月26日(日)晴れ寒い

参加者: 男性5名

コースタイム: 8:30イン谷口~11:50第一ルンゼ~15:30イン谷口

【例会報告】連盟の積雪期搬出訓練に参加しました。45名の参加で3班に分かれて訓練しました。毎年恒例の訓練内容ですが何度も繰り返し練習しないと忘れます。今年は全く雪がなくプローブも土の地面に刺すだけ。ビーコンは枯葉を集めて隠します。なかなか雪崩に埋まった人を捜索するという臨場感は出ません。初級登山学校メンバーの3班に加わりましたが一週間前にビーコン練習があったようで皆さん充分に慣れていました。

その後堂満第一ルンゼに移動しわずかに残った雪の上でツェルト、マットでの梱包デモを行い各班でも梱包作業を行う。手順は年1回では忘れています。クローブヒッチやエバンスノットを確認しながらなんとか梱包を完了する。雪の上を数メートル移動してみました。雪のある時は大山口までの搬送で大変でしたが、今日はわずかに動かしてみただけで終了となりました。1、2班は初参加の人もいていろいろと勉強になったようです。私も4、5回参加していますが梱包の手順などまだまだです。訓練ですがいろんな気づきや他会の方との交流もあってなかなか楽しいものです。

「個人山行報告」 臼井ヶ岳~鬼ヶ牙周回 記 S・M

【山行日】2025年1月19日 晴れ

【コースタイム】石水渓キャンプ場9:25→臼杵山10:40→臼杵ケ岳11:00→小太郎峠11:49→船石11:57(40分休憩昼食)→大岩12:42→長坂の頭13:42→鬼ヶ牙14:50→鬼ヶ牙登山口15:30→石水渓駐車場

【山行報告】個人山行報告:報告遅れましたが鈴鹿西南部あまり知られてない楽しいルートだったのでお知らせします。以前から気になってた臼杵ヶ岳、長坂の頭へ行ってきました。山と高原地図では波線ルートになってます。いつも鬼ヶ牙は クライミング練習で来てる場所で、本峰までマルチピッチクライミングで登り詰める事もできます。

積雪と岩場

鈴鹿西南部は ヤセ尾根、ガレ場、アップダウンが続く登山道が多いです。浮き石も多いので多少山歩きに慣れていたらいいかなと 思います。この日は残雪もあり、岩🪨と雪☃️だわ❣️なんて、気温が上がる予報の為に凍るおそれは無いと思いましたが チェーンアイゼンはお守りに!臼杵ヶ岳から行きましたが 地図に載ってない「臼杵山」が手前に出てきて ビックリ‼️こんな事もあるのね(笑)

通過してピークへ

船石でお昼休憩

登山口に有った桃岩

船石までは アップダウンが続き 当初「ベンケイ」まで行く予定は、あまりに気持ちいい天気☀️だったので 船石でまったりランチタイム🍙に変更❣️ ラスト 長坂の頭、鬼ヶ牙までは 雪はなくなりましたが、ヤセ尾根、鎖場、ガレ場、アッフダウンが相変わらず続きます。途中 迷いやすい場所もあり 紙地図とアプリ確認しながら 無事に下山スリリングなルートと気持ちいい景色で気持ちいい山行が出来ました。※女性2名の山行でしたが、あまり人とすれ違いしないので充分安全考慮しました。

「例会報告」 河内・飯盛山(314m) 記Y・A

【山行日】 2025年1月19日(日)

【天 候】 快晴

【参加者】 女性7名、男性4名、計11名

【コースタイム】JR四條畷駅(9:45発)~四條畷神社(10:00~05)~飯盛山頂上(昼食)(10:58~11:50)~楠公寺(12:00)~休憩(13:00)~野崎観音(慈眼寺)(13:20~30)~JR野崎駅(13:50解散)(距離 約5.4km  時間 約4時間05分) 

【山行報告】

              飯盛山頂上での集合写真

JR四條畷駅に9時45分に11名が揃い、四條畷神社に向かいました。この神社には楠木正行(まさつら)らが祀られています。飯盛山の頂上にはこの正行の大きな像があり、神社の絵馬がここにもたくさんかけられていました。また、山頂付近には戦国時代の山城の飯盛城跡(三好長慶も入城)があります。今回は城跡巡りをしていませんが、石垣や堀切などがたくさん残っているそうです。

     大阪市街の風景

先頭を飯盛山登山道を良く知っているAさんに歩いてもらいました。階段の多い表道がありますが、今回は堰堤から入るやや細い登山道を登ってもらいました。時々枯れ木の間から四條畷や大阪の街が見られる道で、ほぼ頂上近くで、表道の尾根道に出合います。11時頃には頂上に着き、頂上展望台から大阪・京都の眺望を楽しみました。大寒前日なのにポカポカ陽気で寒くないのでゆっくり昼食をとりました。小林さんの美味しいパイナップルもいただき、集合写真を撮ってから下山し、山頂下にある楠公寺を通り、桜池の所まで下りて行きました。池のすぐ手前の分岐で、奥の方に行くと秋に咲くアケボノシュスランの群生地があります。その場所を確認してからまた元の分岐迄戻りました。

          四条畷神社

南尾根ルートと言われる道をひたすら歩きます。落ち葉がいっぱい落ちていて道はふかふかしているけどとても滑りやすいので気が抜けません。やっと吊り橋辺りまで下ってきてやれやれです。野崎観音まではあと少しで、参詣者の方もちらほらおられます。さらにJR野崎駅まで歩き解散しました。ちなみに京橋方面は8名、同志社方面は3名に分かれて帰路に着きました。

         楠木正行像

「例会報告」新春初登り愛宕山  記M・J

【日時】 1月12日(日) 【天候】 曇り

【参加者】女性6名、男性3名、計9名

コースタイム:表参道登山口8:35~水尾別れ10:40~愛宕山11:30(昼食、ぜんざい)~月輪寺分岐12:20~大杉谷分岐12:40~大杉谷登山口14:15

【例会報告】 新年を迎えての愛宕山はたいへんにぎやかでした。清滝行きのバスは超満員でした。バス停に雪は無く、道路は乾いていました。比較的暖かい日でした。 表参道をゆっくりと登って行きます。毎度のことながら最初がつらいです。登るにつれて身体が温まり、衣服調整と休憩を取りながら登ります。水尾別れ辺りで雪が出てきたのでアイゼンを装着します。山頂はしっかりと雪が積もっています。水尾別れ辺りで雪が出てきたのでアイゼンを装着します。山頂はしっかりと雪が積もっています。

ぜんざいを食べました。雪の中で熱々のおぜんざいは最高の贅沢です。希望者二名がお参りをしました。 下山は予定していた月輪寺コースから大杉谷コースへ変更しました。最初はつづら折りの急斜面を慎重に下って行きました。その後は坂道が続きます。1時間程下り標高600m辺りで雪が無くなりアイゼンを外しました。膝への負担が少ない歩き易い登山道でした。全員無事に下山できました。

 年始の雪の積もった愛宕山を登り、今年一年元気に山へ行けますようにと清々しい気持ちになりました。

「例会報告」救助隊遭難捜索救助訓練 記M・A

日 時:    2024年11月16(土)17(日)曇り

参加者:右京2名、計11名

コースタイム: 8:30山科駅集合~10:00経塚山付近~14:20山科駅

【山行報告】

大文字山で遭難した2人パーティーを捜索救助する訓練が行われました。

11/16夕方、救助隊員に「遭難事故発生、対策本部を開きます。19:00に連盟事務所に来て下さい」と一斉メールが届きました。捜索場所方法が対策本部で話し合われ11/17に救助に入る。村上、西脇は17日のみ参加する。

今年は参加者が少なく9名を2班に分けての捜索隊となりました。遭難者は大文字山から下った経塚山北の沢筋西の尾根から滑落し骨折してビバーグしているとのことです。救助隊は後山階陵登山口からの沢筋を詰めていく。経塚山北に回り込み二俣の沢に到着し声掛けを行う。T隊長の指示で各班まとまって「おーい!」ではなく遭難者の名前を一斉に叫ぶ。そして動かず静かに耳を傾ける。すぐにかすかに笛の音がし再度叫ぶと「おーい!」の返答が上部からあった。沢を詰めて手を振る遭難者2名を発見する。テルモスの暖かいお湯を飲ませ搬送に取り掛かる。下で担ぎの準備と上部で引き上げロープの設置に入る。

今回は1/3システムで行ったが急勾配を上げるのにはまったく威力を発揮しなかった。Nさんが負傷者を担ぎスタンバイしてからなかなかロープの張りなどがスムーズにいかない。連携が大事だ。やっと激斜面に這うようにへばりつく。

ロープで引っ張ってもらっても効果がないので左右から二人で負傷者の太ももを押し上げる。足場が悪すぎて力が入らない。担ぎ役の交代もできない急坂。落ちないよう必死で這い上がる。次回は1/5システムでないと無理でしょう。そもそもこんな急坂を引き上げる?ホンチャンなら沢を詰めるでしょう。これは特別訓練です。尾根に引き上げてからは鹿ネット搬送で登山道まで運ぶ。これがまた大変。6名で持つが斜面を上げるには人手が不足。腰が痛くみんなふらふら。今回は60kgの方だったがそれ以上だと?きつい無理。やっと登山道に運び上げ休憩昼食とする。その後時間があったので今回効果のあった「ヒトココ」探索を各自行う。慣れるまでなかなか発見できなかったがようやくコツがわかった。今回少人数だったがリモートでしか見てない遭対メンバーとも訓練でき反省会もしっかりでき良かったと思います。