「例会報告」比叡山・横川中堂 記Y・T

【山行日】2月24日(振替休・月)

【天 候】雪のち晴れ

【参加者】女性2名、男性2名、計4名

【コースタイム】京阪坂本駅8:30~9:10登山口~9:40松尾坂~11:20元三大師堂11:35~11:45横川中堂12:20~ 13:20横山岳峠~14:30釈迦堂~ 16:35八瀬ケーブル駅

【山行報告】

山行から家に帰ると「昼の間、市内は凄い雪が降っていたよ・・・」と家内から話を聞きました。夕方のニュースでは市内の至る所で先が見えない程雪が降って、所によれば事故が多発していたと。山中でもお昼前に元三大師堂に着いた頃から大雪となり雪のカーテンが出来て少し山門の軒下で雨宿りならぬ雪宿りをしました。

登山口まではチラホラの雪は急登の中尾坂を上りきり稜線に上がると道は白一色に染められていて誰の足跡もついてないバージンロードを小学生に戻った気分で歩きました。元三大師堂まで来るといきなり先が峰内ほどの凄い雪が降り落ちて来ました。少し山門で雪宿りをして横川中堂に着いた頃ちょうど大雪のない間に巡り会い記念写真を撮って事務所の軒先をお借りして行動食をいただいた。身体が冷えない内に横川中堂前を出発。時々青空を見上げながら山一面に降り注いだ白いトレースを誰も歩いていない雪面を釈迦堂目指して歩きました。

釈迦堂を過ぎて最終ラップ・八瀬に向かって下山しました。釈迦堂を過ぎた辺りから雪はやんで青空が見えて下山途中大原の里は雪で白一色、そこから南に下がって京都市内を見下ろすと雪は消えて家屋やビルが目に入りました。今シーズンは雪が降りすぎて山行が中止になったり、雪が降らない冬山を楽しんだりと白い雪に振り回されましたが今回の「横川中堂」はタイミング良く雪が降り誰も歩いていない雪山ハイクを楽しめました。

「例会報告」かしわら水仙郷~信貴山 記T・A

【山行日】 2025年2月23日(日)

【天 候】 晴れ

【参加者】 女性9名、男性3名、系12名

【コースタイム】9:25JR柏原駅~9:33近鉄堅下駅~9:47高尾山登山口(トイレ休憩)~10:25南パノラマ展望台~10:38かしわら水仙郷~10:53高尾山~12:05展望台(昼食)~高安山駅(トイレ休憩)~13:20高安山~14:07信貴山~14:30雌嶽(信貴山南峰)~15:28信貴大橋バス停

【山行報告】この日は再び寒波がきて寒い日となりましたが、全員元気に柏原駅に集合。帰りの信貴山からのバスが1時間に1本しか無い為、今回は時間をより意識した山行管理が必要となります。水仙の写真撮りすぎ注意報を発令して出発しました。         まずは、かしわら水仙郷、一つ目の山の高尾山を目指します。高尾山の登山口は「ぬでひこぬでひめ神社」にあります。漢字では読めません。下見の時は、ここで地域の人のお茶とお菓子の接待を受けてゆっくりしすぎてしまいました。

さて、ここから南パノラマ展望台を目指して歩いていると南向きの斜面では水仙が綺麗に咲いています!しばし、写真タイム。寒いけど晴れているので良い感じです。そこからさらに歩くと、けやきと思われる大きくて立派な木があり、南パノラマ展望台に到着。景色は綺麗に見えていますが、ここの水仙はほぼつぼみでした。今年は思いのほか寒いので開花がとても遅れているようです。そこから少し下ってかしわら水仙郷に到着。五分咲き位でしょうか。昔はブドウ畑だったそうですが、高齢でやめてしまわれ、そこに地域のボランティアの方々が水仙を植え始めて、水仙郷となったそうです。とてもたくさん水仙が植えられているので満開だとすっごく綺麗だと思います。

水仙郷の中に古墳もあり、ちらっと見てから高尾山へ。278mという低山ですが、山頂直下にロープやはしごありで、登りごたえがあります。やや狭い山頂ですので、小休憩とし昼食場所に予定していた高安駅手前の展望台に向かいます。大きな変電所の横等、しばらく山道ではないところを歩きます。朝が早かったのでお腹すいたな、と思った12時少し過ぎに展望台に到着しました。この展望台は残念ながら老朽化の為に上に上がることができません。この辺には高安山霊園と信貴山公園墓地があるので無数のお墓を眺めながらの昼食です。

昼食後は高安山駅へ。ここのケーブルも1時間に1本だそうです。トイレがあるのでトイレ休憩し高安山を目指します。この山は特に眺望も良くないのですが、せっかくなので立ち寄りました。柏原辺りより少し寒いのか道の脇に雪が残っているところがありました。続きまして信貴山を目指して歩きます。寒さのせいか足がつってしまわれたメンバーもいましたが、少し休んだら回復。無事に信貴山に到着しました。晴れているので景色も良く見えています。この日、信貴山は寅祭りの日でした。私は下山後、個人的に寅祭りも楽しもうかな、と考えていてその思いを皆さんに伝えると全員お付き合いして下さることになり、ゆっくりと下山を開始しました。

下山と言ってもすでに山道は終了していて、伏見稲荷のような赤い鳥居を何個もくぐりながら下って行きます。下見の時には、バスの時間を気にして寄れなかった雌嶽(信貴山南峰)にも行けました。信貴山朝護孫子寺は、世界一の福寅と書いてある大きな張り子の寅が有名です。ゆったりとした首の動きが可愛いです。お祭りなので屋台も多く、ゆるキャラ?もいて賑わっていました。この中もとても広いので寅柄のポストの場所がよく分からず見逃してしまいました。とりあえず無事に信貴大橋バス停まで下山し、バスの時間までまだ少しあったので、半分の方はJR王子駅まで歩かれました。

参加の皆さん、ありがとうございました。水仙の満開が見たいので、また寅年にリベンジします!何年後?もうちょっと早くやろうかな…。

「個人山行報告」 菩提寺の岩場 記 S・M

【山行日】2025年2月11日(火)

【山行報告】御在所第3ルンゼでアイスクライミング予定でしたが、石榑峠通行止めで、移動で 時間とられるのは勿体ないので予定変更、午前中は、国スポ会場でもある、竜王ドラゴンハットにあるボルダリングで しっかり楽しんでから、菩提寺山へ。

登山道には まだ残雪あり、しかし今日は気温が上がる予報なので、むかいます。懸垂下降でゲレンデまで 下降してから トップロープ、リードで楽しみました。3ルートだけですが 面白いルートです。また、ハイキングにも最適で三上山の展望が素晴らしいです。

 

帰りに「蒲生の湯」で 温まり解散!近場めぐりでも 一日中満喫出来た日になり、無理して決行するより、代替え案で楽しむ こんな山行もありだなと おもいました。

「例会報告」 大文字山・登山道倒木整備 記 M・A

日 時:2025年2月8日(土)雪

参加者:右京3名(女性1名、男性2名)、やましな2、田辺1 大阪京都森林管理事務所2        計8名

コースタイム: 8:30山科駅~後山階陵跡登山口~堰堤前登山口・整備作業~安祥寺上寺跡右俣~左俣~堰堤前登山口~15:00山科駅

【例会報告】連盟の登山道倒木整備に参加しました。朝からかなりの積雪しかもどんどん降って来る。バスを待っている間も中止にならないかスマホをチェックする。通常はこれほどの悪条件下では中止なのだが今回は大阪から森林管理事務所の所長さんが初めて作業に参加されるということです。

40才の所長さんと20代のお二人さすがに動きは機敏で手際よく作業をして頂き感謝です。何度も来て頂きたいほどです。積雪降雪の中の作業ということで安全第一を考慮し堰堤前で作業しました。斜面の倒木の枝を切りすっきりしついでに側溝の葉っぱと土砂をかき出しました。側溝作業は初めてやりましたがかなりの重労働です。

その後まだ手付かずの右俣を視察して頂きました。狭い谷筋に倒木が左右から折り重なって倒れています。その丸太がどれも太くて長い。切っても置く場所がない。これまでで一番厄介な難作業になりそうです。一年かけて綺麗に整備した左俣も見て頂きました。お昼には熱々の具だくさんのお雑煮を頂き暖まりました。今年一番の寒さの中でしたが森林管理のお話なども伺え充実した一日となりました。

「例会報告」 雪の賤ヶ岳 記 M・J

【日時】 2月2日(日)

【天候】 曇り時々晴れ

【参加者】女性4名、男性2名、計6名

【コースタイム】賤ヶ岳登山口9:45~大岩山10:25~賤ヶ岳11:50(昼食休憩)~賤ヶ岳出発12:30~大岩山13:30~賤ヶ岳登山口14:05

【例会報告】 節分の日の例会です。前夜は雨が降り暖かい朝でした。8時発の近江塩津行きに乗車して湖北の余呉まで1時間28分、車窓からの景色に雪はほとんど見られず、伊吹山だけが白く輝いていました。天気予報からも雪は望めそうもありません。今後のため冬靴を履いての歩行練習となりました。木々に雪は無く地面にかろうじて残っている泥んこ道を進んで行きました。暖かく霧のようなものが出ていました。

時間には余裕があるので、休憩を取り先頭を順繰りに交代しながら順調に登って行きました。大岩山あたりでアイゼンを装着と考えていましたが、とうとうアイゼンの出番は無く賤ヶ岳山頂へ着きました。着いてすぐにたった一人いらした台湾からの学生さんに集合写真を撮ってもらいました。その後貸し切り状態となった山頂でお昼休憩をしました。日差しがあって無風で、周りの雪山や琵琶湖の景色を眺めてゆっくり過ごしました。名残惜しいですがそろそろ帰らなければということで、気温が上がりパワーアップした泥んこ道を滑らないように無事下山しました。

雪が降って吹雪の中を登るのは辛いです。どのような天候になろうが行くのだと参加した勇気ある6名ですが、やはり晴れていたことに内心ほっとしていました。帰りの電車は湖西線でした。今回の山行で琵琶湖を一周したことになりました。

昨年の同じ頃に賤ヶ岳を登り一面雪で真っ白でしたので、それをイメージして今回計画しましたが、冬山の気候は難しいです。帰ってきてからこの報告を書いている現在、大寒波がやってきて京都でも雪が積もって日中も雪が降っています。湖北の山々は大雪でしょう。