山行日:2025年7月19日(土)~21日(月) 天気:3日間快晴!!
浄土山~室堂:女性6名
立山縦走:女性6名、男性3名、一般1名、計10名
大日縦走:女性5名、男性3名、一般1名、計9名
合計参加者:24名
【報告】
久しぶりのアルプス例会、他の会の取り組みも参考にさせてもらい、この日に向けて身体づくりのため、事前に例会でトレーニングデイを設定したり、獲得標高の目標を設定したりして臨みました。そんな山行前の準備段階から楽しさ(辛さ?)が始まってました。それでも当日は体調の異変、高山病など小さなトラブルがありました。 が、お天気の力も得て総じて良き思い出に残る山行になったのではないかと思っております。初アルプスの方も数人いて、全日晴れの下、雪渓残る立山の景観、澄んだ大気のためクッキリ見える剱・薬師・白山・槍穂高、みくりが池からの逆さ立山、雷鳥、やまねなど定番プラス味わい尽くされたかもしれません。でも、山の魅力は場所やルート・季節・天候などまだまだありますよね!今後も新旧・技量・体力が違っても右京労山のみんなが楽しめる山行を計画できればとあらためて思いました。(T)
**一般参加者の感想**立山縦走一般で参加させていただいた谷田です。3日間の山行お疲れ様でした。初めての3日間の山行でしたので、事前に1泊2日の白山登山と、約10キロの荷物を背負ってぼっかトレーニングをして挑みました。初日、緊張しながらバスに乗り込みましたが、皆さんが声をかけてくださり安心しました。和やかなバス運行のあと室堂に到着、立山連峰の360度パノラマを目の当たりにして、その雄大さに感動しました。2日目は一の越から雄山までの険しいガレ場で、登りと下りの山道が別々にあることが初体験でした。やっとの思いで雄山へ上がると、挙式されいる初々しいカップルを皆で祝福する事が出来て、幸せのお裾分けをいただきました。
雄山から別山まで続く稜線は登った者にしか見ることが出来ない最高の景色でした。大汝山ではかわいいニホンヤマネに出逢える思いがけないご褒美があり、険しい岩場のトレースの途中でホッとする一時をメンバーで共有できました。そして別山では堂々とした劔岳を目の当たりに思わず見入ってしまい、来年は踏破したい想いが湧いてきました。
時折、山岳部の高校生の颯爽とした姿に励ましてもらいながら怪我もなく雷鳥沢まで下山することが出来ました。的確な指示をしてくださいましたCLのYさんありがとうございました。この経験は私のレベルアップに成りました。
3日目は予定を変更し室堂でゆっくりとお土産を購入する時間をもらえて良かったです。最後に山行に誘ってくださいました杉島さん、右京山岳会の皆様に感謝します。皆様の今後の、ご健勝とご多幸をお祈り申し上げます。【T】
候に恵まれ、雷鳥、初アイゼン、初山小屋、劔岳から日の出など、盛り沢山の山行でした。また、グループ登山の経験が少ないため、山小屋での注意点や落石の怖さなど、新たな気付きも多くありました。今後に活かせるよう励みます。【N】
【会員の感想】
★立山縦走チーム
立山の国際化、立山は僕にとっては聖地ですが立山も国際化の波に飲まれていました。特に東南アジアの人が目につきました。🧕ヒザャブを被った女性、ベトナム語の声,中国語等の東南アジアが目につきましたました。【T】
好天立山の自然の中で身も心も浄化され、高山植物、雷鳥、イワリス、ウエディングフォトetcに癒されました。【M】
念願の立山縦走、ネズミのような小動物(ヤマネ)や雷鳥の親子、天狗平に咲くチングルマの中にピンクのチングルマが咲いていて見られたのはラッキーだったようです。珍しいものにも出会えて本当に楽しい山行でした。ありがとうございました。【N・Y】
心配だった縦走ができ嬉しかったです。お天気も最高、景色もバッチリ。それに雷鳥の親子や初めて見たかわいい仕草のヤマネ。三日目にはピンクのチングルマにも出会え、新会員さんとのお話も楽しかったです。【K】
6年ぶりの宿泊山行。 最後まで歩けるかと心配でしたが、何とか歩く事が出来 バンザイ!山行中にネズミ、リス?その場ではわからなかったのですが、二ホンヤマネ 天狗平では、ピンクのチングルマ、初めて見るものばかりで感激でした。【A】
初めての縦走は想像以上に過酷でしたが、やり終えた後の達成感は今までにないものでした。そして、上から見る雄大な景色はまるで絵画を見ているような美しさで、その感動が辛さを帳消しにしてくれることを体感しました。3日間快晴の中、見れたらラッキーと言われる雷鳥の親子、岩リス、ピンク色のチングルマにも出会うことができ、素晴らしい北アルプスデビューとなりました。山小屋では、登山後に飲むビールも最高でしたが、その後に食べたおしるこ(井村屋のカップのやつ)が細胞一つ一つに染みる染みる。「うーわっ!なにこれ!」と思わず声が出るほどでした(笑)【A】
★浄土山~雷鳥沢チーム
この山行でのエピソードといえば、高度障害になったことです。吐いて、少し不安になったのですが、気を使ってもらって前を歩かしてもらったり、呼吸を言ってもらったり薬を分けてもらったりで安心して楽しい山行ができました。【M川】
武奈岳トレーニング山行の前夜の散歩の途中で駐車場の車止に躓き大転倒。 立山縦走から浄土山にコース変更になりました。浄土山の下りは雄山方が楽なのではと思うぐらいの岩場の急降下、全員無事通過。見晴台へ移動、遠くは北アルプスの笠ヶ岳・西穂高・穂高・槍、手前には三俣蓮華・鷲羽・雲の平・黒部五郎・五色が原・北薬師の大展望が開けおりました。登りたくて何年もかかって登った山々が、点と線で繋がっているのすで、感激しました。(転倒しても、ただでは起きない私のようです!!) 最終日に訪れた天狗平もお花が一杯見られて、楽しい立山ハイクをさせて頂きました。【M】
★★浄土山コースQ&A集
①浄土山コースに参加して、どうでしたか。
M川:時間に余裕を持って歩いたので、焦ることなく歩けて楽しかったです。
N:室堂散策コースから浄土山コースに名前が格上げされてよかったです。
T川:一つでも山に登りたいという希望が叶えられました。
N中:皆さんに守られながら登れたことに感謝です。
T:長いブランクがあるので心配でしたが、2日目は花畑を見ながらのゆっくり登山で良かったです。
M:気の置けないメンバー、久しぶりの高山、浄土山の激下りの岩場、久しぶりに楽しかったです。
②身の危険を感じたことは。
M川:浄土山の下りの岩場の最後らへんで、少し足に来て、このまま行くのは危ないと思いました。休憩を取ってもらいました。
N:ありません。
T川:岩の上に岩が積み重なった所を下るのは気が張ります。腰を落として慎重に足場を決めて行きました。ルート上に、土が見えてくるとホッとしました。
N中:浄土山の下りです。思ってもいなかった岩の下りで驚きました。立山ってこんな所なんだと改めて思いました。
T:浄土山の下りは岩の急坂で、雪渓に降りたときには足がヘロヘロでした。
M:下りの岩場でメンバーが一回転して転がり落ち、ヘリコプターかなと、ヒヤリハットでした。
③反対に、面白かったことは。
M川:朝、コーヒーを飲んで出発したり、皆と一緒に歩けたこと。
N:2日目の宿に着く時間が予定より遅れて、縦走チームをだいぶ待たせてしまったと思っていましたが、土管の上で1時間も待つことになったこと。
T川:行けども、行けども雷鳥沢ヒュッテが現れず、細い階段の道が曲がりくねって続いていました。1本道だけど先が見えず、小屋も見えず。次の日にミクリガ池に上り返した時には、昨日ほど長くも感じなかったので、この先に小屋が有るのだろうかという不安感が、階段道を 長~く していたのですね。
N中:浄土山の下りです。下から見たら普通の山に見えるのに、実際は岩だらけの山でした。地図だけ見ていても分からないものです。
T:見晴らし台では素晴らしいパノラマを満喫できました。
M:見通しの良い展望台からは、長年かけて歩いてきた、ピストンした山、縦走した山々がすべて連なっている展望が目の前に広がっており、自画自賛。
④自分が歳をとったなあと感じたことは。
M川:高度障害になったとき。
N:以前は浄土山コースの前に、雄山をピストンしていたと聞いて(私はすっかり忘れていました)、あの頃は若かったんだなあと感じました。
T川:一の越山荘から雄山のルートを見上げて、「うわ~、私無理」と思ったとき。
当たり前に登っていた時があったのにね。
N中:いつも思っているので、その事については普段どおりでした。山小屋が以前みたいに詰め込みで無くなっていることに驚きがあり、良くなったなあと思いました。
T:帰ってからの筋肉痛に、しみじみ歳を感じました。
M:体力に合わせたゆっくりとしたコースタイムであれば、登れるのではないでしょうか。
⑤雄大な立山に一言。
M川:何度も写真見ています。
N:何時も変わらぬ勇姿で迎えてくれて嬉しいです。特に今回はいいお天気でありがたかった。
T川:槍から笠ヶ岳まで、スッキリと見えました。室堂は観光地でしたが、周りの景色の雄大なこと。気持ちが晴々としました。次回が有るなら、雷鳥沢ヒュッテではなく、近場のミクリガ池辺りで泊らして欲しい。
N中:すっかり忘れていた高山の恵み、お花が咲き乱れていました。年齢と共に、立山の良さを味わいたいと思っています。
T:楽しい山旅でした。皆さんありがとう。
M:個々の体力に合わせた、アルペンルートのトライ・散策が出来る、誰でも受け入れてくれる、ステキな場所だと思います。
番外 山から帰って
T中:帰った次の日、定期的に通っている内科医で採血してもらいました。結果を見て先生いわく、「CKが異常に高いけれど何かした? 内科系以外では、マラソン選手とかに出る値ですよ」と言われ、3日間立山でウロツイテいた事を話しました。私でもマラソン選手の値が出るんだと思いました。激しい運動をすると筋肉が傷付いて、血管にこの酵素が入るらしく、運動したのなら問題なしとのことでした。その後、「立山は花が咲いていましたか?」と山の話に移行です。
★3日目天狗平合同チーム
立山縦走&浄土山2チーム、2日目の山行を終えて体調や体力・気力などをふまえて3日目は天狗平組とゆっくり室堂組と再編成しました。
★大日岳縦走チーム
念願の夏山例会復活⭕️天気も最高、大日岳縦走で絶景に大満足‼️事前トレも出来て無事終わり、Tさん、皆さんありがとう御座いました!【K】
前から登りたかった奥大日岳。メンバーの皆さんにサポートしてもらって達成でき、嬉しさと感謝の気持ちで一杯です。【N】
しむ立山ハイキングミッション⛰️①雷鳥ヒュッテTシャツで雷鳥ヒュッテで 記念撮影 ②剱人Tシャツで剱岳と記念撮影③称名滝をみる! 全てコンプリート。今回も立山は好天気!いつも相性がいい。前々日からバスに乗る夢をみて(子供の遠足か😆)本当に行けただけでも感謝。また、息もあがらなく数年前よりハイキング気分で 楽しめました。【S】
雷鳥沢ヒュッテの雨漏り部屋‥へこんだ気持ちが吹っ飛ぶお天気と景色。大日岳最高でした。【O】
大日岳から見えた剱岳と薬師岳。昨年は天候不良で登れず。今年は登らせてねって頼んで来ました。【O山】
大日岳縦走の3日目の下りは1500㍍、地図を見ても怖ろしいほどの等高線の込み具合上からは大日平山荘と弥陀ヶ原と大日平を別ける大地の裂け目が見えました。さらにその底まで降りないといけないと思うと不安でしょうがなかったです。6時間かけて下りきった時にはとても達成感がありました。【K】