「例会報告」湖南アルプス サギソウ例会 「例会報告」   記K・S

【山行日】 2025年8月31日(日)

【天候】 晴れ

【参加者】 女性8名、男性2名、計10名

【コースタイム】 アルプス緒山口9:20~分岐10:30~大河原11:30(昼食休憩30分)~分岐12:25~アルプス登山口13:50

【報告】

名古屋では最高気温40度の記録的な暑い日(京都では38.1度)でしたが、昨年は雨で行けなかった湖南アルプスサギソウ例会。10日前に下見に行った時にはいろいろ歩いて探して数本を何とか見つけたのですが、今回はYAMAPでもそれなりに咲いている情報がアップされていて(ただ咲いている場所は保護のお約束で隠されていて写真のみ、分からないので自力で探すことになりそうですが)この数日アップは多いので期待をしての出発!と言っても暑い、とても暑い。

のぼりの富川道は川沿いで、段差の大きい岩場や滑りやすい箇所もあり、注意しながら進みます。時々吹く風がありがたいのですが、茂ったシダでは影もあまりなく、汗が流れ歩き始めは聞こえていた会話も徐々に聞こえなくなっていきます。ただサギソウを見て?下山してきた人たちと出会うので期待をしながら登ります。太神山との分岐が近づく頃、疲れてきたメンバーの一人から足がつったとの声。「こりゃしっかりサポートしなければ」と荷物を分担して持ちす。

分岐から少し進むとまずサギソウ一輪を見つけて歓声が上がります。そして御仏河原の池の周りには何本も咲いていて、皆さん笑顔の撮影タイム。池の全景も快晴の元見事な景色です。が、先を進む登りあたりで再度足がつる状況、2人は休憩を取ります。その後5分程で大谷河原に移動、期待通りのサギソウ、小さな花ですが、まるで白サギが翼を広げて飛んでいるような可憐な姿に皆さん大感激、今回の目的達成です!

近年サギソウが雑草のような葉っぱなので踏みつけられて年々数が減っているとのことで、足元を気をつけながら思い思いに撮影されていました。その後は大谷河原の木陰でゆっくり昼食をとり、一般参加の方とも交流も出来ました。お昼を過ぎると暑さも厳しくなってきて、体調も不安な方も出てきたので、当初予定していた笠間ヶ岳経由周回コースは、炎天下の林道歩きが最後1時間あるので、無理して歩くのは取止めにして、元来た道を戻ることにしました。

岩場が特徴的な湖南アルプスの沢沿いの富川道、登ってきた道ですが濡れた岩場が滑りやすく、ゆっくり慎重に下ります。暑い中でしたが、沢沿いの登山道を皆さん無事下ってアルプス登山口に到着。バスの時刻にタイミングよく到着出来て暑い中待たないでバスに乗れました。

みなさんお疲れ様でした!



「個人山行報告」南アルプス・北岳(3193m)&間ノ岳(3190m)  記Y・A

【山行日】 2025年8月25日(月・夜)~8月30日(土・朝)

【天 候】 晴れ  

【参加者】女性5名

【コース&報告】

<1日目・8月26日> 甲府駅(9:05発)=広河原(11時着)~白根小屋分岐~白根御池小屋(15:25着)(宿泊)

甲府駅前で安全登山のキャンペーンをしていて、キャラクターの富士子ちゃんがアミノバイタルを配っていました。

  広河原から野呂川にかかる吊り橋を渡る。登山道の階段は21か所あるとのこと。木の根や段差が高く結構難所だった。

1日目の白根御池小屋は2006年に再オープンでとてもきれい。5人が個室に入れて満足。食事もまあまあでした。

<2日目・8月27日>白根御池小屋(5:43発)~(草スベリコース)~肩ノ小屋~北岳(11:40)~北岳山荘(14:10着)(宿泊)

11時頃に肩の小屋に着きました。残念ながらガスがかかっていましたが、ゆっくり休憩ができました。肩の小屋から1時間ほどかけて北岳山頂へ。日本で2番目の山に登れたと感激。シロバナタカネビランジが待っていました。

北岳山頂でもガスってて、早々に先に進む。周りの景色は3日目に持ち越しです。下山道も岩稜帯で厳しいです。

<3日目・8月28日> 北岳山荘(5:50発)~中白根山~間ノ岳(7:55)~中白根山~北岳山荘(10:02)~北岳~肩ノ小屋(14:20着)(宿泊)

3日目、北岳山荘から望む、日の出、雲海の中の富士山。

雲海に浮かぶ富士山を眺めながら3人で中白根山へ。ここから先は、段々と岩稜の登山道になります。間ノ岳の山頂は強風が吹いていたので、早々に引き返しました。北岳山荘迄の往復は4時間かかりました。

3日目の北岳山頂は快晴で素晴らしい景色が見られました。

<4日目・8月29日> 肩ノ小屋(5:50発)~(右俣コース)~白根御池小屋(9:45)~ 広河原(13:00着)・山梨交通バス(14:00発)

4日目の朝は強風だったけど下山するうちに晴れてきました。帰りの下山道は右俣コースにしました。北岳の岸壁、バットレスが見られる。

Y・A:一年前に北岳を計画しましたが、諸事情で中止になり、今年リベンジの北岳です。小屋の予約ではNさんに大変尽力してもらいました。トレーニングや体力や持ち物など何かと心配なことは、皆で智恵を出し合い、何回もメール等で意見交流をしました。 ゆとりを持った行程だったので、全員怪我なく歩くことができました。南アルプスの天空の縦走路は、富士山、中央アルプス、仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳、鳳凰三山など山々の素晴らしい景色を見ながら歩くので、満足感いっぱいです。皆さんに大変お世話になり有難うございました。

M・A:北岳に行くにあたって3日にあけず高温の中、山へ登ってトレーニングしました。白根御池小屋は綺麗で親切で自分の家で寝ているのかと錯覚して目覚めた時、蛍光灯の紐をさがしました。草スベリの500mの壁は覚悟していたもののきつかった。登れども登れども尾根は遠かった。肩ノ小屋を越えて北岳はガスの中。タカネビランジの花が慰めてくれました。北岳山荘に向かう道の方が岩ゴロゴロで長かった。 2泊目の北岳山荘の夜、息苦しく動悸も早く、ナンダ、ナンダと思う内に夜が明けました。顔がむくみ体調がすぐれないので、間ノ岳はパス。待っている間に回復。肩ノ小屋は印象悪し。 4日目は草スベリではなく右俣へ。北岳バットレスがバッチリ。絶対バスに座りたいと言うSさんの希望通り、13時にバス停へ着く。 私の不調は塩分不足。75歳の挑戦は無謀かなと思っていましたが、皆の笑顔に励まされ無事登頂できました。“ありがとう、仲間達”

N・K:三千メートルの稜線歩きやお花など楽しみはたくさんありましたが、とにかく怪我なく下山することを願っていました。 風が強くて寒くて怖い時もありましたが、駅前で山梨警察の方から貰ったアミノバイタルのおかげか全員無事でした。 下山後に入った銭湯は、太宰治が通った温泉でした。「富士には月見草がよく似合う」って思い出しました。    

S・M:日本で2番目に高い山へ。この度、Mさんにお誘いいただき、日本で2番目に高い山への登山に挑戦しました。「行こう!」と決意したものの、すべてが初めての経験で、不安ばかりでした。標高3,000m級の山、3日間の山小屋泊、10キロを超えるリュック・・・どれも未知の世界です。それでも、いざ登り始めると、ご一緒した皆さんが登山の基本を繰り返し声がけしてくださったおかげで、大きくバテることもなく、最後まで歩き通すことができました。(残念ながら間ノ岳は断念しましたが…)。雲海の中に浮かぶ富士山、ご来光、登山道の途中で真横に見えた錚々たる名峰たち・・・そのすべてが、今も目に焼き付いています。初めての本格的な登山を無事に終えることができたのは、支えてくださった 皆さんのおかげです。本当にありがとうございました。                     

N・Y:草スベリの急坂を上り、稜線に富士山の頭が見えた時は感激しました。すれ違った方から山頂に、タカネビランジが咲いているよと教えてもらい、花を楽しみに肩ノ小屋を通り過ぎて北岳山頂へ。岩の割れ目にピンクの花を見つけた時は、暖かい気持ちになりました。 北岳山荘から夕日に光る北岳、朝日に照らされる富士山を見て、またまた感動。間ノ岳までは偽ピークに何度も騙されながらやっと着いた山頂は凄い風。写真を撮って直ぐに退散。霧や雨を心配しながらも天気に恵まれて事故なく下山できて目標達成です。皆さんありがとうございました。   

                       

「例会報告」六甲ガーデンテラスでジンギスカン交流会   記T・A

【山行日】 2025年8月24日(日)

【天 候】 曇り後雨後晴れ

【参加者】 合計10名 ①普通コース7名、②ゆっくりコース3名

【コースタイム】

普通コース 8:30六甲ケーブル下駅~10:30油コブシ~11:20六甲ケーブル山上駅~12:00神戸ゴルフ倶楽部~12:20六甲ガーデンテラス~12:45六甲山ジンギスカンパレスにて交流会~解散

ゆっくりコース 10:00六甲ケーブル下駅~10:20ケーブル上駅~11:30六甲ガーデンテラス12:45六甲山ジンギスカンパレスにて交流会~解散

【山行報告】また、今年もやってしまいました!登りだけ登ってジンギスカン交流会!今年の夏も本当に暑い!!去年以上ですね。暑い時の例会はこれに限る!? でも2回目の今年は、参加者は去年の半分になりました。やっぱり2回連続だと飽きちゃうのかな?また他に面白いところないか探します。

さて、普通コース組は8時45分に集合でしたが、皆さん早く集まって下さったので8時30分に出発。六甲が初めての方もおられて、ワクワクされています。暑いのでペースはゆっくり。バテ気味の方も出て休憩は沢山。さらに六甲ケーブル山上駅に着いた頃には雨も降ってきて、雨宿り兼、大休憩。雨も何とか、バテ気味だった方も何とか歩けそうになってきたので、バスに乗ってしまおうか迷っていましたが歩いてガーデンテラスを目指します。最初は傘をさしましたが、しばらくして雨も止み無事にガー

デンテラスに到着。先に着いていたゆっくり組は、雨の中を歩いてきたとのことでした。

 何はともあれ、着いてしまえば後はジンギスカンを楽しむのみ!皆さんで美味しく頂きました。去年は3000円だった食べ放題のコースが、今年は4500円。物価高ですね~。最後に集合写真を撮って解散しました。参加の皆さん、ありがとうございました。

「個人山行報告」開聞岳と鶴見岳  記Y・T

【山行日】8月10日(土)~14日(木)

【天 候】10日(晴れ)11日(晴れ),12日(晴れ)、13日(晴れ)、14日(晴れ)

【参加者】女性3名、男性1名、計4名

【コースタイム】

10日(日)六甲アイランド~フェリー~大分港(船中泊)

11日(月)大分港~宮崎経由・指宿~長崎鼻~指宿民宿(泊)

12日(火)6:40開聞岳北登山口~7:45五合目展望台~9:35開聞岳頂上10:00~11:40五合目展望台~12:40開聞岳駐車場~宮崎経由20:00別府(泊)

13日(水)9:00別府ロープウェイ~9:50鶴見岳山頂~12:30火男火売神社登山口下山~13:30別府温泉入浴~16:00フェリー乗場・乗車(船中泊)

14日(木)6:35大阪南港着(解散)~8:30京都着

【山行報告】

10日(日)六甲アイランド16時集合、18時乗船。船中泊

11日(月)早朝大分港に到着。前日のミーティングで鹿児島へのルートは「熊本集中豪雨」により熊本経由の高速道路通行止めのため宮崎経由に切り替え鹿児島へ。前夜まで指宿地方も雨予報のためテント設営を中止、開聞岳近場の民宿に宿泊を切り替える。宮崎を抜ける頃には雨も上がり指宿で「砂風呂」を堪能して開聞鼻の観光地で旅の疲れを癒やして民宿で温泉に。明日早朝起床を決めて床につく。

12日(火)5時起床、6時民宿出発。6時30分開聞岳駐車場に到着、登山開始。朝からどんよりとした天気で開聞岳は麓から雲に覆われていた。登山道は木立に囲まれて風が無い。湿度の高い中での歩きなので直ぐに汗が噴き出し少し歩いただけで玉の汗。湿度100%です。二合目、五合目と休むたびに帽子の庇から汗が流れ落ちてくる。七号目辺りで少し風を感じるが山全体がガスに覆われているため風を感じることは無かった。

やっとの思いで頂上に到着。頂上に立っても見えるのは白いガスだけ。見えるはずの太平洋の海や塩のにおいも感じない白い雲の中でした。

開聞岳は火山の山。頂上に近づくにつれて火山噴火で飛ばされた大きな石がゴロゴロ。溶岩が固まった後の石がゴロゴロ。登るのにてこづりました。 少し頂上で休憩していざ下山。今日も熊本経由の高速道路や一般道が豪雨で通行止めになっているので宿泊先もキャンセルして宮崎経由で別府を目指す事になり「水を飲んでは汗になって出る」を繰り返して昼過ぎに下山。開聞岳公園管理事務所でシャワーを浴びて温泉に入ることも無く宮崎経由で別府へ。昨夜スマホで取れた「別府アパマンホテル」へ直行、夜も遅いので直ぐに外に出て腹ごしらえ。各自部屋に入って一日の汗を流してクーラーの効いた部屋で休みました。

13日(水)7時ホテルを出てコンビニで朝食。鶴見岳駐車場へ移動、9時始発のロープウェイに乗って頂上へ。天気は晴れているが頂上付近は雲に覆わて別府市街を見渡すことが出来ない。今日も汗をかきながら頂上「七副神巡り」を済ませて頂上でドイツ人のお父さんにカメラを渡して記念撮影。

撮影後、女性3人は「火男火売神社登山口」目指して山道を降りる。男性1名はロープウェイで降りて車を登山口に回す運転集の役目。女性3人は登山口に元気な様子で下山。その足で別府鉄輪温泉へ直行。別府温泉で腹ごしらえをして昨日・今日の疲れをたっぷり温泉に浸かり疲れを取る。さすが別府は温泉所、至る所に温泉が湧き出している「蒸気」があちこちで吹きしていました。

入浴後はお決まりの「お土産」を買って「大阪南港行き」のフェリー乗場へ。豪華で綺麗なフェリーに乗りロビーのホールで生のコンサートを聴いてリッチな気持ちで船のベッドに潜ってグッスリでした。

14日(木)大阪南港に早朝到着。船上で舞鶴・Oさんと別れて京都組は車で帰京しました。今年の夏山は熊本での集中豪雨の影響で九州での宿泊先が全て予定をキャンセル。当初予定していた交通網も全て変更。気象に左右された旅。登山では無く温泉巡りの様相でした。ただ、その中にあっても念願でした「開聞岳」に登れたことが最大の収穫で良い思い出になりました。

「例会報告」 曽爾高原・倶留尊山  記K・E

【山行日】2025年8月3日(日)

【天候】晴れ

【参加者】男性3名、女性3名、計6名

【コースタイム】 9:30 野口駐車場 ~ 9:50 亀山峠(10分休憩)10:00 ~ 10:40 二本ボソ(20分休憩)11:00 ~ 11:20 俱留尊山(40分休憩)12:00~ 12:25 二本ボソ(20分休憩)12:45 ~ 13:10 亀山峠 (10分休憩)13;20~ 13:30 亀山 (15分休憩) 13:45 ~ 14:00 野口駐車場

【山行報告】

暑い中ですが、全員普通コースでとのことで、駐車場から亀山峠を経て倶留尊山までピストン、また亀山峠まで戻って亀山へ登って駐車場に降りるルートになりました。  車で向かう途中に寄った奈良のSAでは気温が京都より涼しい感じがし、きっと高原は涼しいだろうと期待!ただ雲行きが怪しく、昼過ぎから雨予報だったり夕方に変わったり…。 倶留尊山は展望がないので、降りそうだったら倶留尊山まで行かず、二本ボソで折り返しの可能性も考慮しつつの出発となりました。

駐車場近くにトイレもあるので、準備を済ませ、すぐ近くの入口から出発!

  少し坂道を上がると、一気に視界が広がり目の前にこれから登るルートが一望できました。周りはすべて緑、緑、緑!!樹林帯の緑とはまた感じが違います。秋もいいですが、一面の緑も圧巻です。大蛇伝説のあるお亀池のすぐそばを通り、亀山峠まで一気に行きます。  木の棒で階段を作ってありますが、幅が大きく、土が大分掘れているところもあり、ハードルをまたいでいるみたいです。遮るものが何もないので、京都より気温は低くてもやはり暑く、降りてくる観光客とあいさつを交わしながらひいこらと亀山峠へ。少しでもと影と風があるところへ移動し、休憩。ここまでですでに汗まみれです。二本ボソまで行って引き返される方もちらほら。

 俱留尊山までは樹林帯ですが、風があまりなく、山頂直下の短い岩の急登にまた汗だくになりながら山頂へ。山頂~亀山峠までは来た道をピストンです。下りに見た一面の緑の景色は一見の価値ありな風景でした。亀山峠からは体調の都合で来た道を帰るメンバーと当初予定の亀山へ登るメンバーに別れましたが、亀山も短くすぐ着いたので、そんなに時間大差なく、駐車場で無事合流することができました。

すぐ近くに温泉「お亀の湯」があるので、汗を流して帰ります。お亀の湯、お湯がとろっとろでお肌によさそうな温泉でした!登山後にお風呂入れるのはいいですね!

  秋のススキが有名ですが、とても緑が綺麗だったので、5月ぐらいでもいいかもしれません。(バスは秋にしかなく、車でしか行けないのが難)

「高原の風」は不発でしたが、お天気ももち、SNSで見た緑の曾爾高原も全員見ることができました。皆さんどうもありがとうございました。