【山行日】 2025年11月13日(木)
【天候】 曇り
【参加者】 女性1名、男性4名、計5名
【コースタイム】上桐生駐車場 9:38~落ヶ滝10:16~天狗岳下11:55着(昼休憩後天狗岩に登る)12:55出発~白石峰13:20分~狛坂摩崖仏13:55~林道分岐14:25~上桐生駐車場到着15時30分~バス乗り場13:35到着
【山行報告】全国的なクマ被害が報じられ注意喚起が出されていて、金勝アルプス登山口の駐車場が紅葉のベストシーズンなのに閑散としているので驚きました。登山口周辺には「この付近でクマ出没」注意!の掲示版がいくつもかけてあり、流石にちょっと緊張しながらのスタートです。とはいっても木々が少し色づき始めている登山道は気持ちが良く、しっかりした足取りで落ヶ滝へ向かいました。この間雨が降ていないのでいくつかの渡渉は楽でしたが、残念ながら滝の水は一本細く流れ落ちているだけで残念な景色でした。ちょうど後からグループの方が来られたので記念写真を通ってもらうことにしましたが、迫力のない滝の前なので定番の滝ノ下の岩場までいかないで今日は手前で笑顔をパシャ!でした。

天狗岩へのコースは鶏冠山からの合流地点までは、沢沿いで滑りやすい岩場や急坂があり、大きな一枚岩の登場ではしっかりロープはありますが、各自注意しながら岩登りを味わいました。 尾根筋に出て急坂のザレ場やトンネル岩などの奇岩を過ぎると目指す天狗岩が見えてきます。人影は一人だけでしたが大きな岩場は遠くからでも見ごたえがあります。天狗岩の取り付け手前の崖のぼりでは、三点指示で登り、ベンチのある天狗岩の取り付けに到着。

今日は登山者が少ないので、ベンチも空いていてゆっくり昼食をとって、ザックをデポして天狗岩に向かいました。太いロープをお助けに使い、年々削れて狭くなった隙間を登り、天狗岩下に到着。最後の天狗岩への登りは、足場を探しながらでしたが全員無事天狗岩の上に到着しました。

岩の上からは360度のパノラマ大展望で比良山系や比叡山、三上山も見えて大満足の天狗岩でした。天狗岩を後にして耳岩に向かいます。途中の登山道から天狗岩の全貌がみえましたが、改めて天狗岩の大きさを感じました。 15分ほどで耳岩に到着。両耳が重なって見えるから耳岩なのか由来は不明ですが、付近にはいろいろな形の奇岩があり、勝手に「犬の顔岩」と名付けてみたり、楽しみながら?急階段を上って白石峰到着です。




白石峰からは下り基調で重岩・国見岩を経て狛坂摩崖仏前に到着。ゆっくり休憩を取った後は、南谷林道を下って、キャンプ場やオランダ堰堤の深紅に色づいた紅葉を味わい、15時30分上桐生駐車場に無事到着しました。
