「例会報告」新春初登り愛宕山  記M・J

【日時】 1月12日(日) 【天候】 曇り

【参加者】女性6名、男性3名、計9名

コースタイム:表参道登山口8:35~水尾別れ10:40~愛宕山11:30(昼食、ぜんざい)~月輪寺分岐12:20~大杉谷分岐12:40~大杉谷登山口14:15

【例会報告】 新年を迎えての愛宕山はたいへんにぎやかでした。清滝行きのバスは超満員でした。バス停に雪は無く、道路は乾いていました。比較的暖かい日でした。 表参道をゆっくりと登って行きます。毎度のことながら最初がつらいです。登るにつれて身体が温まり、衣服調整と休憩を取りながら登ります。水尾別れ辺りで雪が出てきたのでアイゼンを装着します。山頂はしっかりと雪が積もっています。水尾別れ辺りで雪が出てきたのでアイゼンを装着します。山頂はしっかりと雪が積もっています。

ぜんざいを食べました。雪の中で熱々のおぜんざいは最高の贅沢です。希望者二名がお参りをしました。 下山は予定していた月輪寺コースから大杉谷コースへ変更しました。最初はつづら折りの急斜面を慎重に下って行きました。その後は坂道が続きます。1時間程下り標高600m辺りで雪が無くなりアイゼンを外しました。膝への負担が少ない歩き易い登山道でした。全員無事に下山できました。

 年始の雪の積もった愛宕山を登り、今年一年元気に山へ行けますようにと清々しい気持ちになりました。

「例会報告」救助隊遭難捜索救助訓練 記M・A

日 時:    2024年11月16(土)17(日)曇り

参加者:右京2名、計11名

コースタイム: 8:30山科駅集合~10:00経塚山付近~14:20山科駅

【山行報告】

大文字山で遭難した2人パーティーを捜索救助する訓練が行われました。

11/16夕方、救助隊員に「遭難事故発生、対策本部を開きます。19:00に連盟事務所に来て下さい」と一斉メールが届きました。捜索場所方法が対策本部で話し合われ11/17に救助に入る。村上、西脇は17日のみ参加する。

今年は参加者が少なく9名を2班に分けての捜索隊となりました。遭難者は大文字山から下った経塚山北の沢筋西の尾根から滑落し骨折してビバーグしているとのことです。救助隊は後山階陵登山口からの沢筋を詰めていく。経塚山北に回り込み二俣の沢に到着し声掛けを行う。T隊長の指示で各班まとまって「おーい!」ではなく遭難者の名前を一斉に叫ぶ。そして動かず静かに耳を傾ける。すぐにかすかに笛の音がし再度叫ぶと「おーい!」の返答が上部からあった。沢を詰めて手を振る遭難者2名を発見する。テルモスの暖かいお湯を飲ませ搬送に取り掛かる。下で担ぎの準備と上部で引き上げロープの設置に入る。

今回は1/3システムで行ったが急勾配を上げるのにはまったく威力を発揮しなかった。Nさんが負傷者を担ぎスタンバイしてからなかなかロープの張りなどがスムーズにいかない。連携が大事だ。やっと激斜面に這うようにへばりつく。

ロープで引っ張ってもらっても効果がないので左右から二人で負傷者の太ももを押し上げる。足場が悪すぎて力が入らない。担ぎ役の交代もできない急坂。落ちないよう必死で這い上がる。次回は1/5システムでないと無理でしょう。そもそもこんな急坂を引き上げる?ホンチャンなら沢を詰めるでしょう。これは特別訓練です。尾根に引き上げてからは鹿ネット搬送で登山道まで運ぶ。これがまた大変。6名で持つが斜面を上げるには人手が不足。腰が痛くみんなふらふら。今回は60kgの方だったがそれ以上だと?きつい無理。やっと登山道に運び上げ休憩昼食とする。その後時間があったので今回効果のあった「ヒトココ」探索を各自行う。慣れるまでなかなか発見できなかったがようやくコツがわかった。今回少人数だったがリモートでしか見てない遭対メンバーとも訓練でき反省会もしっかりでき良かったと思います。

「例会報告」 新春お点前ハイク大文字山(465m)   記Y・A

【山行日】 2025年1月5日(日)  【天 候】 晴れ  

【参加者】 女性13名、男性5名、一般(留学生)1名、合計19名

【コースタイム】地下鉄蹴上駅(10:00発)~南禅寺(10:10)~七福思案処(10:40~50)~林道広場・昼食・お点前(12:00~12:45)~大文字四つ辻(12:50)~三角点(13:00)~大文字火床(13:30~13:40)~太閤道~銀閣寺登山口(14:40着)

【山行報告】 2025年のお正月はずっと良い天気が続いていて、5日の日曜日も有難いことに気温は低いですが、風がなく穏やかな晴れの日になりました。リーダーのTさんが体調不良で急きょ参加できなくなり、私が仮のリーダーになりました。Tさんにはお手数ですが蹴上の駅までお点前セットと食材を持ってきてもらいました。

今日の参加者は19名で、村上さんの紹介の中国からの留学生が1名おられます。22歳と若くて日本語も達者です。私は、「お点前ハイク」にはまだ2回目の参加で、段取りがよく分かっていないので、運営委員のメンバー(6名参加)に頼りながらの山行になりました。 南禅寺から最勝院の奥ノ院を通り七福思案処に着きました。休憩を取っていると犬連れの散歩している婦人が通りました。こんな所まで散歩に来るのかと少し驚きました。ゆっくり東山トレイル道を登って行くと、途中の分岐でNさんが、「下に降りて行くと広場があり、3本ほど山桜の大きな木があるよ。」と教えてくれました。桜の咲く頃に見に来たいなと思いました。

 ちょうど12時頃にいつもの林道の広場に着きました。昼食を済ませてから、マイ茶碗でお抹茶をいただきました。やはり山の上でいただく濃茶は美味しくておかわりしました。皆さんもそれぞれに茶筅を回しながら楽しんでいました。お菓子の雲龍もとても美味しかったです。

大文字山の三角点に向けて再び全員で出発しました。三角点の所からはお天気が良いので大阪のビル群までよく見えました。いつもだと人がたくさんいますが、13時過ぎなので人が少なかったです。

 大の火床までさらに下って行きました。火床の所はやはり人が多かったです。ここからの京都市街の風景もはっきりと見え、とてもきれいでした。比良の山には雪が被っていました。集合写真をすばやく(?)撮ってから下山になりました。今日は、階段の多いいつもの表道ではなくて、「太閤道」を通ることになりました。私は初めて通りますが、何人かの人達は経験ありで、足に優しい(?)とのことで、この道を選ばれました。階段の苦手な方にはおすすめの道ですね。途中に大きな「太閤岩」がありました。順調に下り、堰堤を通って表道と出合って銀閣寺近くの広場まで行きました。ここで解散をしました。やはり新春の初歩きは楽しかったです。参加の皆さん、新年早々のお点前ハイク、お疲れ様でした。

「例会報告」終い山行・地蔵山(947m)&愛宕山(890m)  記Y・A

【山行日】 2024年12月15日(日)

【天 候】 晴れ 

【参加者】 女性12名、男性9名、計21名

【コースタイム】 JR京都駅(7:34発)~JR八木駅(8:13着)=八木駅京阪バス(8:27発)=越畑(9:10着)~鉄フェンス前(9:20~9:30)~芦見峠(10:05~10:10)~地蔵山・昼食(11:57~12:48)~愛宕山トイレ前(14:03~14:25)~清滝(バス発16:30&17:30) 

【山行報告】

今年は雪山の終い山行になりました、2~3日前から冬型の気圧配置になり、寒さが厳しくなって北部では降雪の予報が出ていました。八木駅からバスに乗って進んで行くと、越畑辺りで道路が凍結してきました。あまりに凍結していたら手前でバスから降りてもらうという情報が入っていましたが、運転手さんの上手な技量で(?)いつもの原の集落まで行ってもらえました。

いつもの鉄のフェンス前の広場に集合してメンバーの確認と点呼をしました。初めて終い山行に参加される方も数名おられます。SLの村上さんが先頭で21名が連なって雪道を歩き始めました。雪道を久し振りに歩かれる方もいましたが、皆さん順調に最初の休憩地の芦見峠まで登っていました。

   芦見峠からの雪の登山道

芦見峠で少し休憩している時、SLの村上さんが、「今日は、汗をかかないぐらいゆっくりペースで歩いていきます。」と言っていました。そのためか列もずっと連なり、あまりしんどく感じませんでした。周りの樹木の枝には雪が積り、青空のもと日が差してとてもきれいです。20センチほど積った雪道は滑りやすいので大変ですが、周りのきれいな雪景色を楽しみながら歩くのはいいものです。

その後、2~3回休憩して今日一番の急坂にとりかかる所で、2人の方がアイゼントレのためにアイゼンを装着して歩きました。雪山に行きたいという思いでおられ、頼もしい限りです。歩いていると、雪が樹木から落ちてきて体に振りかかったり、枝に触れると雪紛れになったりするのも面白いです。地蔵山の手前にある西向きお地蔵様は、少し雪を被っていておもむきがありました。

地蔵山には12時頃着き、お善哉の担当者の方々が手際よく準備に取り掛かりました。お餅がやわらかくなったので皆さんに配っていきました。楽しみにされている人からの声かけが嬉しいです。今日は雪の中なので寒くて、温かい善哉は体にしみました。小林さんがいつものようにパイナップルを持って来てくださったので、それも美味しくいただきました。有難うございます。私達が休憩している時に、薄着の外国人のトレラン2名が走って来られて驚きました。善哉を食べてもらおうと思ったのに、外国人の人達も驚いたのかすぐに戻って行きました。集合写真を撮ってから再び愛宕山に向かって登山開始です。

地蔵山からの下山もまだ雪が積っていて雪道歩きです。途中の山道から雪を被った比良の山々が見えました。愛宕山の三角点には元気組の8名が登られました。愛宕神社にお詣りする人達もいました。14時20分頃、トイレ前の小屋に全員集合しました。ちなみに昨年より1時間ほど遅い集合になっていました。ゆっくり雪景色を楽しみながら歩いたことや年々、脚力が落ちてきているためかもしれません。

トイレ前の小屋で、アイゼンをつける人がたくさんいました。やはり凍っている道の下山は怖いですから。表参道の階段は、今までに何回も下っていますが、アイゼンをつけているとやはり歩きにくいです。水尾分れの辺りで雪が少なくなりアイゼンを外しました。その後、ほとんど休憩を入れずに歩いたので少し疲れましたが、バスの時間を気にしながらの下山でした。そのバスの時間のことで、また行き違いがありました。清滝口の京都バスは、1時間に1本しかないのですが、△時50分、毎と思いこみ、4時50分に充分間に合うと思って下っていたのに、4時30分に変更になっていたのです。

数分、間に合わずにバスが発車していて、最後のメンバーは5時30分発のバスに乗りました。バスの回数が以前より減っていて残念ですが、待っている時のおしゃべりも楽しいと思うことにしましょう。事前にバスの時刻を調べなくて迷惑をおかけしました。

「例会報告」愛宕山駅舎跡散策~水尾のゆず風呂と鶏鍋   記T・A

【山行日】 2024年12月8日(日)

【天 候】 晴れのち雨

【参加者】女性4名、男性8名、計12名

【コースタイム】8:35保津峡駅~8:40保津峡登山口~9:55荒神峠~11:20駅舎跡~12:25水尾登山口~12:40直八

【山行報告】週間天気予報でこれまでより寒くはなりそうだなあ、と思ってはいましたが、雨の心配はしていませんでした。ところが、前日の予報を見てあれ?雨がちょっとヤバい?と焦りましたが、この例会は昼頃まで降らなければ、大丈夫と判断し決行。集合時に去年は遊園地跡も散策したが、今年は雨が降ってきてもイヤなので駅舎跡のみ、と確認して出発します。本当に雨が降るのかと思ってしまうぐらいの良い天気の中、せっせとつつじ尾根を登ります。去年はあまり紅葉のイメージが無かったのですが、今年はまだ綺麗なところがありました。今年の紅葉はやっぱり遅かったのでしょうねえ。先頭を歩きをお願いしたKさんに上手くペース配分をしてもらいながら無事に登り切ります。そこで思いがけない再会もあり、さすが沢山の人が登る愛宕山ですね。駅舎跡で集合写真を撮ってもらうのもお願いしました。お元気そうでした。また山をご一緒出来たら良いですね!

さあ、朝に確認した通り、駅舎を見ればさっさとお楽しみの水尾に向けて下山するのみ。水尾別れから下山していくと途中の看板があるところに綺麗なベンチが出来ていました。R6.11月と書いてありました。最近、どなたかが作って下さったようです。この道は一気に行けそうで、やっぱりちょっとしんどいな、と思って休憩したくなるので、ありがたいですね。そしてぱらっと雨も降ってきました。予報通りです。でも、ほぼ下山出来ていたのでカッパを着ることなく行けました。今回女性が4人のみで時間的にも女性が先に行って入浴を済ませられたら良いな、と思い女性4人で少しお先に「直八」さんに到着。先客がいたのでちょっと待ってからゆず風呂へ。熱めのお湯が気持ち良かったです。後はゆっくりとお鍋タイム。写真を撮るのも忘れて食べて飲んでのひと時を過ごしました。衝撃の事実が発覚!?あの何回も愛宕山を登っておられるKさんが今回で初めてつつじ尾根のコースを知ったとのことです。そんなこともあるんですねえ。あっと言う間に時が過ぎ、直八さんの車で保津峡駅に送ってもらいました。運転されていた方が、「今、水尾に住んでいるのは30人ぐらい。60代は若手です。」と話されており、過疎化と高齢化を身近に感じました。

そうそう、やましな山の会さんも同じように水尾例会の案内を出されていました。コースが、集合は八木駅でそこからバスで終点の樒原(しきみがはら)まで行き、愛宕山登り口→愛宕山・水尾との分岐→明神峠→水尾となっていました。このコース、どこなんでしょう?ご存知の方、是非教えて下さーい!!