「例会報告」6月公開ハイク・音羽山~醍醐寺「例会報告」  Y・T

【山行日】6月16日(日)

【天 候】曇のち晴れ

【参加者】女性6名、男性2名、一般3名、計11

コースタイム】京阪大谷駅登山口8:40~10:15音羽山10:30~11:10牛尾観音11:25~11:35桜馬場12:00~13:00高塚山~14:40醍醐寺~14:50地下鉄醍醐(解散)

【山行報告】6月公開ハイクとして一般の方に呼びかけて3名の方が参加して頂きました。朝からどんよりした雲に覆われた天候のなか一般参加の方々を含めて参加者を紹介して出発。登山口から国道を越えて山の麓に入る。曇空のため気温はさほど高くないが風がないので直ぐに汗がしたたり落ちる。

山行に向かう長い階段道を登り切り尾根に出ると西から吹き上げてくる風がなんとも心地良い。音羽山山頂ではあいにく比叡山が雲に隠れて山頂が見えなかったが比叡の尾根スジを境に「左に京都市内、右に大津市内」を見渡す事が出来る眺望にいつもながら釘つけとなる。

音羽山から「牛尾観音」まで一気に下る。天気が不安定のせいかすれ違うひとはまばらでした。牛尾観音で一息ついたときご住職から「写真撮りましょうか」と声を掛けて頂いて一同カメラに収まる。牛尾観音の麓「桜の馬場」で行動食を取る。家族連れなど車二台がそれぞれBBQセット持ち出して談笑していました。山行を忘れてついふらっと寄り道そうそうな誘惑に駆られました。

木陰で行動食を取ってBBQに後ろ髪を引かれる邪念を捨てて「高塚山」に向かいます。高塚山頂上に着く頃には朝方の曇空は消えて青空が見えるほどに天気が回復していました。高塚山山頂も静かな一時で小鳥のさえずりがまだ耳の片隅に残っています。醍醐寺に着いた時には青空で気温も上がり強い陽射しのなか解散しました。

今回一般参加者のHさん、Tさんから感想を頂いたので紹介します。

H・Sさん:昨日の登山では、皆さんには大変お世話になりありがとうございました。登山を舐めてた訳ではないですが、しっかり準備が必要だと再確認した次第です。今度ともよろしくお願いいたします。有難うございます。これに懲りずに、出来る限り参加したいと思います。

T・Aさん:16日の公開山行に参加しました。天候も好転!山頂では青空と涼風に恵まれ、”無二“の京滋パノラマ眺望、牛尾観音こと清水寺奥の院・法厳寺に拝し、40年振りの高塚山頂を経由して、醍醐寺へ無事到着!道中のSton.Buddaや皆様の助け合い、連携プレーも拝謁し、素晴らしい一日となりました。機会をいただき感謝いたします。 

「例会報告」 2024年度クリーンハイク報告 Y・T

【山行日】6月2日(日)

【天 候】曇時々小雨

【参加者】女性12名、男性6名、一般3名、計21名

【コースタイム】栂尾9:40~仏栗峠11:25~11:40沢ノ池12:10~上ノ水峠12:40~京見峠登山口4:00~14:05京見峠ゴミ集積場14:20(解散)

【山行報告】

栂尾9時過ぎに到着したときは早朝の雨はやんで青空が見えるほど天気が回復。一般参加者3名の方々を紹介し終わっていざ出陣。沢ノ池にさしかかると小雨が降り出し個々にレインを着込む。沢ノ池畔で傘を差しながら昼食に舌鼓を打ちかけたとき青空が見えて又レインウェアーを脱ぎ出す。昼食後ゴミを片手に持ち歩く中で時折小雨が落ちてきたが直ぐにやんでゴミ集積場まで来たときはすっかり上天気でした。今年のゴミは可燃3.0kg、不燃17.3kg,。合計4・20.3kgを集めました。

クリーンハイク感想:S・M 「ルートは滋賀県の山とは又違い、北山杉」で展望は余り無いのかなあと思いました。京都トレイルに興味が無かったのですが自分で歩いてみたら方向やルートも少しづつ解りますね。毎年のことですが継続は素晴らしいですね。会の皆さんと交流できて良かったです。次回も参加したいと思いました。」

「例会報告」 屋久島縦走報告 M・S

日 時:5月23日(木)~27日(月)

参加者:女性8名、男性4名、計12名

【山行報告】

 5月23日(木)安い飛行機を探した為、飛行機の出発が早く前日伊丹東に前泊。

 5月24日(金) 淀川登山口12;10~淀川小屋13;35 

 7;30の飛行機に乗って9;30屋久島着、予約していたタクシーでガスや食料を買って、下山後泊まるカモメ荘に登山以外の荷物を預けて淀川登山口に到着,淀川口で小雨が降ってきたのでレインを着て出発。2,3日前から雨が降っていたそうで苔むした階段や木道、木の根が滑りそうで慎重に登ります。でも明日は晴れだそうで期待して登ります。淀川小屋に到着、一番乗りでゆったりと使えました。3,4時頃から他の登山者が到着してきて、だんだんと満員になってきました。ここは避難小屋、譲り合いの精神で少しづつ詰めて就寝。

25日(土) 淀川小屋5;20~花之江河7;50~栗生岳12;00~宮之浦岳12;40~新高塚小屋16;15

朝早く出発です。雨の多い屋久島、おまけに梅雨時近いのに奇跡の様な晴れです。花之江河までは急登ですが、背の高いサクラツツジが綺麗に咲いていて、足元にも一杯落ちていました。やがて平らな木道が続き泥炭層湿原の花之江河です。広いテラスが有り日本庭園の様な綺麗な景色です。小さな虫が顔の周りにうるさく、水溜まりには一杯いました。ここで若手グループはKさん、Mさんにお任せして、次の避難小屋の場所取りも兼ねて先行してもらいました。口は達者だけど足はそれほどでもないシルバーグループはそれなりのペースで歩きます。

タクシーの運転手さんから花之江河からシャクナゲが綺麗に咲いていると聞いてましたが、歓声が上がるほどの満開のシャクナゲです。登るにつれ沢山咲いていて山全体に、前の山も後ろの山も右も左も咲き始めてから満開のシャクナゲにこの島特有の大きな奇岩がアクセントになってとても綺麗です。大きなカメラを持った人が2011年以来のあたり年だと言っていました。撮る所が有りすぎて帰れないとも言っていました。

 

 

タクシーの運転手さんから花之江河からシャクナゲが綺麗に咲いていると聞いてましたが、歓声が上がるほどの満開のシャクナゲです。登るにつれ沢山咲いていて山全体に、前の山も後ろの山も右も左も咲き始めてから満開のシャクナゲにこの島特有の大きな奇岩がアクセントになってとても綺麗です。大きなカメラを持った人が2011年以来のあたり年だと言っていました。撮る所が有りすぎて帰れないとも言っていました。

26日(日) 新高塚小屋5;20~高塚小屋6;50~縄文杉7;15~大王杉8;20~ウイルソン株7;20~大株歩道入口10;10~荒川口13;20

今日も早出です。曇り、景色は今までと違いシャクナゲは少なくなっていました。咲いていても茶色くなっていて花も終わりみたいですっそうとした森林に杉の巨木が何本も有り、写真で見たことがある屋久島の景色です。っそうとした森林に杉の巨木が何本も有り、写真で見たことがある屋久島の景色です。

自然保護の為かほとんどが木道か階段です。屋久島は水は豊富でトイレも避難小屋に携帯トイレブースと共にありました。トイレブースは携帯トイレの回収ボックスもあるそうです。縄文杉、やはり圧巻です。皆疲れているし、午後から雨の天気予報なので相談して白谷雲水峡を止めて荒川に降りることにしました。こちらは半分以上がトロッコ道で起伏が無く傘を差しても歩けます。それと来る前のタクシーで携帯電話の通じる所を聞いたら縄文杉と荒川は通じると聞きました。ここでタクシーの予約をして一息つくと最後の奇跡。曇りだった空が急に晴れて縄文杉に光が当たります。

縄文杉が輝いて、陰影がはっきりして神々しく感じました。離れるときは又曇って、今日はこの時だけ晴れました。ウイルソン株とてもとても大きくて中は8帖か10帖ほどあります。ここは観光地です。若い女の子が一杯。天井にあるハート型の吹き抜けを順番を待って写真を撮っています。うちの若手も撮っていました。どんどん上がってくるグループをかき分けて下山。階段はすれ違えないので時間がかかります。やがてピタと人が来なくなり、登ってくるのに時間が決まっているそうです。大株歩道入口から長いトロッコ道の始まりです。起伏はない分長い、いつまでたっても下に降りません。途中から雨が降ってきました。やっと荒川口に着きました。途端に水煙が出る程の大雨、ここからタクシーに乗って今夜の宿泊地カモメ荘に着きました。念願のトビウオのから揚げを食べました。 

5月27日(月) 雨の為島内観光は中止してお土産を買いに行きました。お昼はタクシーの運転手さんお勧めの宿近くの食堂でお刺身定食の予定でしたが、昨日日曜日で魚が上がっていないので無くてトビウオの焼き魚定食を食べました。美味しかった。後は空港近くのおしゃれなカフェでグァバフロートを飲んでゆったりと。運を使い尽くしたか、飛行機は鹿児島の気流が悪く50分遅れ、乗り継ぎ時間50分だけど待ってくれるかなと願ったけど着陸前の機内放送で乗り継ぎ便はただいま離陸しました。次の飛行機にはあまり座席が残っていません。残りのお客様はJALをキャンセルしてスカイマークで神戸まで行ってくださいとのアナウンス。9人はJAL、スカイマークに3人乗って、何とかその日のうちに帰宅できました。余分にかかったお金も一人940円とあまりかかりませんでした.        

「例会報告」金毘羅クライミング・トップロープ M・A

日時:2024年5月19(日)曇り

参加者:男性4名、滋賀県連1名、計5名

コースタイム:江文神社9:00~ゲートロック~江文神社12:00

【山行報告】

今年4月からトップロープとマルチのクライミングを月に1回ずつ実施しています。今日はトップロープ・クライミング②です。晴れ予報がだんだん悪くなり昼頃からの小雨予報に変わりました。先月と同じくゲートロックで笹原君にリードで登ってもらい支点構築。西脇さんには右のルートにもロープを設置してもらい交代で登りました。  

次回は私がリードで登って支点を取り最終掛け替えして終了できるようにしたいと思います。順番に練習しみんながレベルアップしていかないと駄目ですね。そのうちにパラパラと降っていた雨が小雨になり岩も濡れて滑りやすくなったので撤退しました。少しの雨でもクライミングシューズが滑りどうにもなりません。2本3本だけで物足りなさはありましたが雨は仕方ないです。無理せず安全第一です。短い時間で残念でしたがまた次回難しいルートに挑戦します!

「例会報」」武奈ヶ岳・八雲ヶ原 K・S

山行日:2024年5月19日(日) 天候:雲のち小雨

参加者:女性3名、男性2名、計5名

コースタイム:村登山口8:55~御殿山11:10~ワサビ峠11:20(昼食休憩25分)~武奈ヶ岳12:20~コヤマノ分岐12:35~八雲ヶ原13:27~北比良峠13:56(5分)~大山口15:35~イン谷口バス停15:55

【山行報告】天気予報では午後から小雨の可能性があるので雨具を着るタイミングを気にかけながら坊村を出発。どんより曇り空で前日の30度超えはなさそう。気温は山日和だ(笑)。同じ山を4シーズン登るシリーズの今回は新緑の武奈ヶ岳例会。コースは久しぶりの武奈ヶ岳から八雲ヶ原経由へ下りてイン谷口下山。

武奈ヶ岳定番のコースの坊村から御殿山への急坂は、多分好きな人はいないと思いますが、今回は屋久島例会のトレーニングを兼ねてとリーダーが勝手に位置づけて頑張り例会。標準タイムで休憩を30分に一回5分とりながら進む。無雪期コース分岐を過ぎると秋は紅葉が美しいブナやカエデが見事な新緑の森をたっぷり見せてくれる。少し風もあって曇り空ではあるが緑が輝き気持ちよい。

御殿山への尾根道にでる頃から下山してくるグループに山頂の様子を尋ねると、上は強風で長くはいられなかったとのこと。パラつき始めた中設定時間通りに御殿山到着。ガスは掛かっていないので、まだ展望も良く武奈ヶ岳もくっきり見える。ただお昼にするのは厳しい風だ。集合写真を撮って早々にワサビ峠への急斜面を下りて風をよけながら昼食をとる。たいした雨ではないが西南稜の強風を考え食事後カッパを直用。

ワサビ峠からの急坂を登り始める頃には風は強さを増し、小ピークではかなり強くなる。西南稜を登る頃にはさらに強くなり、先頭の軽量の女性メンバーとリーダーが入れ替わり風よけをしながら頂上を目指すことにする。風がかなり強くなってきて身の軽いメンバーは立ち止まったり、かなり大変そうだったが、無事山頂に到着できた。

これ以上強い風なら登頂は難しいと思うほどだったが、しっかり山頂標柱、三角点前で記念写真を撮って、早々にコヤマノ分岐コースを下ることにする。この時点では展望も良く琵琶湖も良く見え、風以外では満足のできる登頂だった。

コヤマノ岳への下りコースの崩れ方は年々酷くなっていて大きな崩落個所がいくつもある。近年並行して新たな踏みあとコースができているのでそちらを下る。滑りやすい箇所がいくつかあるが、コース的には歩きやすく、分岐まで10分ほどで到着できた。やれやれの気持ちで急坂下りを終え、安堵の休憩をとる。武奈ヶ岳の山頂が近くに見えるが、ガスがかかり始めて直ぐに見えなくなってきた。山頂の様子が大違いで雲の中だ。タイミング良く登れて良かった。

雨も止み風もなくなり、暑くなってきたので一旦雨具を脱ぎ八雲に向かうことにする。今回はイブルギコースをやめてコヤマノ岳手前分岐から八雲へ下る、いわゆるスキー場痕の上部から八雲に下りる最短コースをとる。急斜面もあるが樹林帯を抜けるとスキー場痕らしく視界が開け、釈迦岳や琵琶湖や街も見え。広がる展望を味わいながら下る。

40分ほど下って八雲ヶ原に到着し、池にいるイモリの動きを楽しみながら、休憩をとる。いつもならテントがいくつも並んでいて人も多い場所だが、この日はまったくの貸し切り状態で静かな八雲ヶ原だ。気持ちの良い時間だったが、予報通り小雨が降り出し再度雨具を着用して北比良峠に向かうことにする。今回八雲ヶ原が初めてのメンバーもいたので、関西では珍しい高層湿原を紹介するが、昔の雰囲気はあまりなく、綺麗な水が流れ込む湿原をみてそれとなく雰囲気を味わえたかどうかだった。

北比良峠までの登りを経て、北比良峠で眼下に広がる琵琶湖を眺め一息ついて、後は長い下りのダケ道をひたすら下りていく。下見の時にはイワカガミなども咲いて気分転換も出来たが、ほぼ何も咲かない道を下る。緩めの下りは距離が長く時間も1時間余りかかって大山口に15時35分到着。16時のバスには間に合わないと思っていたが、気持的にはバスに乗りたいのでペースを上げて歩く。途中で「ぎりぎり間に合うかも」、ということで先頭二人はさらにペースアップ。舗装道路に出るとそれなりの速さで15時55分バス停到着。運転主さんに先に行って「お願いしておくから」と冗談を言っていたが、後ろのメンバーも間に合って他の乗客に迷惑をかけることもなく無事5名乗ることが出来た。乗客も数人でゆったり座れて無事比良駅に向かうことができた。

メンバーからは雨のことより山頂での思った以上の爆風の経験が出来たことや八雲ヶ原に初めて行けて良かったと感想を頂きました。ロングコースで天候も不安定で心配もありましたが、無事満足できる例会になってよかったです。