「平日例会報告」唐櫃越え 沓掛山と松尾山 記K・S 

【山行日】 2025年6月12日(木)

【天候】 曇りのち晴れ

【参加者】 女性5名、男性5名、計10名

【コースタイム】 老ノ坂峠バス停9:15~唐櫃越え分岐9:55~沓掛山山頂10:55~展望台(お昼休憩)11:30(30分休憩)~丁塚分岐13:00~松尾山登り口13:45~松尾山山頂15:00~阪急嵐山駅16:00

【報告】老ノ坂峠のバス停から唐櫃越え合流地点まで前日の雨上がりの関係で蒸し暑く登りのアスファルト道がこたえましたが、途中で見つけたキイチゴを味わい足りゆっくり話しながら40分ほどで唐櫃越えとの合流地点の峠に到着しました。

合流点からの唐櫃越えのコースは登りですが歩きやすく約1時間ほどで沓掛山(414m)山頂に到着。展望はさほど良くはありませんが三等三角点の山頂からは小塩山や西山連峰が望めて皆さん余裕の笑顔で集合写真!

この先は野鳥公園の散策路と重なっているので標識もあり、ハイキングコースになっていて時々倒木や急斜面はありますが、先頭の吉野さんのペース配分も良く、野鳥公園上の展望台に順調に到着してお昼をゆっくりとりました。食後の後も下り基調でスムーズに京都市街を目指しました。

今回唐櫃越え登り口で解散予定でしたが、全員プラスの松尾山にも登る

とのことでまだまだ余裕のみなさんで、丁塚別れからの短縮コースで松尾山に向かうことにしました。渡渉の西芳寺川が増水時は少し渡りにくいか不安はよぎりましたが先に犬の散歩の方が歩いて先を歩かれていたので、渡って来られたのだなと思い先に進みました。渡渉の前には朽ちかけた橋もありましたが皆さん慎重に進み、西芳寺川の渡渉場所に到着しました。

西芳寺川は増水していて、水量多めで丸太の橋は掛かっていますが、水しぶきが掛り、滑りそうで大変かなと話をしていたところ、犬の散歩をされていた方が先に犬を渡らせ始めて自分も続いて渡り始められたので、少しふらつかれていたので大丈夫かなと心配をしていたら、その瞬間、犬に引っ張られてバランスを崩されて、川にドボン。

ひざ下ぐらいの深さなので、すぐに起き上がられましたが、それを見たメンバーから「こりゃここ渡るのは無理やろ、やめとこ」ということになりました。少し下流の浅めの場所探そう」ということで、河合さんと村上さんが様子を見に行き。浅めの渡りやすい場所を見つけてくれました。メンバーは移動して靴を脱ぎ、渡渉準備をして、村上さんが用心のためにロープを張ってくれたので、足元がふらつく人もいましたが、転倒、水没する人もなく、全員無事、服を濡らすこともなく無事渡れました。靴や靴下を脱いでの渡渉が初めての方もいましたが無事渡り終えられて安堵しました。冷たい川の水を素足で味わえましたが、やはり渡渉時の裸足は怪我の心配あるので、今後は靴下の予備も必要だねと話しておりました。

松尾山へは急階段やアップダウンを道を休憩を入れながら山頂に向かい、3時に到着、本日2座目の登頂、少し下って観光地嵐山が一望できる展望所から観光客であふれるモンキーパークの岩田山や渡月橋をながめ一息ついて、阪急嵐山駅に向けて下山、16時に駅前に無事到着して、解散しました。

沓掛山・松尾山感想(N・S)
 
 ここ数日ずっと雨模様の天気が続いていましたが、今日はうまい具合に晴れました。老ノ坂峠から明智光秀が本能寺に向けて進軍した3つのルートの一つと云われている唐櫃越を歩いて沓掛山の頂上を踏み、松尾山の頂きを経由し阪急嵐山駅まで歩きました。思っていたより歩きごたえのあるロングコース。昨日までの雨で空気がきれいになり、木々の緑が目に鮮やかです。野鳥遊園の近くでは鶯のさえずりが心地よい。
 なんといっても、今日のトピックは松尾山登山口への渡渉で水かさが増した川を渡るのに難儀したこと。
 川の両岸にロープを張り、村上さんとリーダーの近藤さんのサポートで何とか全員無事に渡ることが出来ました。我々より先に渡渉した犬連れの女性はバランスを崩して胸のあたりまで水につかって大変そうでした。
 次に活きる良い経験をしました。ありがとうございました。

「例会報告」 東近江・布引の森 探索とマナスルのお話   記:S・M

日 時: 2025年6月8日(日)晴れ

参加者:女性3名、男性4名、一般4名、計11名

コースタイム:四条大宮~八日市IC~10:00ネイチャーセンターで説明を聞く~10:30 布引の森探索~11:30センターで昼食(ホットサンド)13:00~15:00マナスル登頂の講演会(佐々木司さん)

【報告】午前中は里山の説明を聞いてから布引の森🌳の探索へ、普段の山行とは違った楽しみ方です。布引の森が昔、琵琶湖の下にあった地層の事や、城址の跡、植物や生物の生態、また「人と自然に優しい整備工法」という登山道整備の仕組みなど説明を受けながらの山行に皆さん熱心に耳を傾けていました。

お昼は各自でホットサンドに挑戦、これがメインだったり(笑)美味しく楽しめました。昼からは昨年マナスル8000m峰に登頂された佐々木さんの講演をお聞きしました。日本で初めてマナスル登頂許可を得た西堀栄三郎さんのお話や登頂までの過程、また下山の様子、シェルパの仕事など詳しく話されてとても良い刺激になりました。今後もネパールとの交流活動など応援していかれます。最後に集合写真を撮りとても有意義な一日になりました。

ネパールの5色の旗は「タルチョ」、空、風、火、水、地の5大元素を表しています。

「例会報告」 クリーンハイク 沢ノ池~京見峠 記M・A

日 時:2025年6月1日(日)小雨、曇り

参加者:女性11名、男性9名、一般2名、計22名  

コースタイム:栂ノ尾9:40~11:10沢ノ池~14:00京見峠~14:50鷹峰

晴れ予報で安心していたら朝から小雨、カッパを着込んで歩き始めます。

沢ノ池では杉島さんからヨガ・ストレッチを体験させてもらいスッキリです。

昨年に比べてゴミは少なかったです。一番後ろを歩くとゴミは見つけられず大きな袋は空っぽのまま。先頭に進み何とかゴミ確保できました。そんなわけで沢ノ池に早く到着し昼食の前にストレッチ。ヨガポーズもいい感じでした。最近腰だけでなく右ひじにも少し痛みを持っていますが部屋の柱を相手にヨガ・ストレッチを実践しようと思います。沢ノ池周辺も岳連の方たちが先に拾われていました。ずっとこのコースですが変えてみてもいいかなとも思いますが、なかなか他に思いつくコースがありません。慣れている所がいいのか検討したいですね。定点でずっとやるのも時代の流れがわかるかもしれません。氷室6の集積場で重量計測。「不燃」2.1kg、「可燃」6.9kg。

帰宅し7:30までに自然保護委員会のクリーンハイク担当の方に報告し、明朝に市の業者が回収に来るそうです。今回天気もなんとか大丈夫で沢ノ池の景色を気持ち良く眺め、その前ですっきりとヨガ・ストレッチを体験できました。銀竜草の群生がありました。ユウレイタケの名の通りちょっと不気味です。

「例会報告」金毘羅クライミング 記:M・A

日 時:2025年4月26(土)晴れ

参加者:男性計2名



久しぶりにコーナーハングをリードするがヌンチャクからのロープが肩を押さえつけて動けないという状況。チムニーからトップロープを張るが岩が引っ掛かりまたも動けず。右の支点に変えたりと悪戦苦闘する。結局落ち着いてリードし核心部はロープを緩めてもらいクリアする。そんなことで遊んでいるとお二人が来られサラワリにロープを張られた。サラワリはあきらめ北壁へ。Y懸でアイトレ中の左京岩根さんに遭遇。北壁の場所とレベルを確認。そこから下り過ぎ北壁でないところを登ってしまった。北壁終了点で待機されていた岩根さんにまた会っていろいろ教えて頂きました。次回再チャレンジします。



「例会報告」六甲山最高峰と東西(中)お多福山巡り   記:K・S

【山行日】 2025年5月18日(日)

【天候】 曇りのち晴れ

【参加者】 女性7名、男性2名、計9名

【コースタイム】 東お多福登山口バス停9:00~東お多福山9:50~土樋割峠10:05~六甲越11:10~六甲最高峰11:25(昼食)11:55発~本庄山(中お多福山)12:15~西お多福登山口12:35~西お多福山12:50~ガーデンテラス14:00~神戸ゴルフクラブ分岐14:30~油コブシ15:05~六甲ケーブル下16:10

【報告】よく知られている六甲山の東お多福山。意外と登られてないのが西お多福山。そこで今回は六甲山最高峰と東西両お多福山を制覇?訪れる企画です。そして東西に加えて最近知った「中お多福山」にも登る企画です。地図では865mのピーク表示が本庄山で、それが中お多福山と呼ばれているとのことで、ちょっと興味と期待もあり立ち寄ることにしました。

東お多福山登山口までは阪急芦屋川からバスを利用。流石にハイキングシーズン、登山者で超満員、東おたふくバス停で全員下車にはびっくりでしたが、東お多福登り口分岐から登るのは我々だけで、皆さんは舗装道から土樋割れ峠に向かわれるので、こちらはマイナーな道ですかと思いながら、静かな登山道を30分ほど登ります。一気に展望が開けて神戸や大阪の街並みが眼下に広がる気持ちの良い東お多福山登頂に到着です。

東お多福山頂からは土樋割峠へ下ってポピュラーな七曲りの道を登ります。六甲最高峰への定番コースは登山者も多くどんどん追い越していかれますが、青もみじの木陰で休憩をいれゆっくりペースでしたが元気?に最高峰に予定より早く到着しましました。珍しく人も少ない最高峰。昼食場所もゆっくり確保できて快適なお昼休憩になりました。

昼食休憩の後、最高峰から少し下ったところの旧最高峰記念碑に立ち寄りました。記念碑には戦後、山頂周辺は在日米軍の軍用地になっていて立入禁止で、1993年の返還まで最高峰には立ち入ることができなかった。そのため、この場所が最高峰とされていたとのこと。現在は自由に登れますが、今回旧最高峰に立ち、歴史を知り平和の大切さを改めて考えさせられた旧最高峰記念碑のケルンでした。記念碑横を通り全山縦走路を進みます。

今回、東西お多福山に加えて中お多福山があるということで立ち寄ることにしました。 一般車道のガードレールを越えて急斜面を下るマイナーなコースですので、希望者7名だけで向かいました。急坂を下り、ササは茂ってますが明確な登山道を進み本庄山(中お多福山)865mのピークに到着。お多福山は表示も展望もない山頂でしたが、予定外の中お多福登頂で、皆さん満足顔で記念撮影!帰りは戻るだけですが、急坂で足を取られながらも、往復15分程で待ってくれていたメンバーと合流、ちょっとした変化のある道を楽しめました。

続いて西お多福山へ向かいます。何度も歩いているコースですが、次々に現れる満開のツツジに圧倒されながら、改めて六甲の魅力を感じた縦走路歩きになりました。

下見で確認していましたが西お多福山への登り口は不明瞭で、山頂までは藪漕ぎ登りです。山頂にはすぐ到着しましたが、ここも表示も展望もない山頂です。それでも今日3座目のお多福山登頂になり「六甲東中西お多福山3座制覇」ということで、喜びいっぱい笑顔いっぱいの集合写真が撮れました。本日の例会は六甲最高峰と東西お多福山プラス中お多福の山頂制覇と満開のツツジと出会えた満足感一杯の山行が出来て良かったです。

皆さん疲れ知らず?で、8月例会予定のガーデンテラスのジンギスカンレストランを横目に通り、ソフトクリームも我慢して、ケーブルを使う人もなく、予定通り、油コブシ登山路を下って16時過ぎに解散場所のケーブル下駅に無事到着しました。 

登り累計868m、下り累計1083m、 距離13.1㎞、  約7時間、皆さんよく歩かれました。 お疲れ様でした。