「個人山行報告」日本100名山第87座目空木岳2864m 記K・A

【山行報告】

今回もいつも同様 天気予報を見て確実に晴天と確信しての出発。晩に食べる食事=かつくらのロースかつ弁当にしようか円町タイカレー・シャムのグリーンカレーランチにしようか迷った挙句タイカレーにした。

11:40円町で弁当を購入して約280km、時速100kmを超えない程度のゆっくりペースで走って16:00到着、時間的に余裕があったので早太郎温泉こまくさの湯でひと風呂浴びてから駒ヶ根スキー場駐車場に向かった。ナビで簡単に到着、明るいうちに5段ある駐車場のうち一番上にある駐車場で登山口を確認、空木岳登山口とは書いていないがどうみてもここしかない=ほんまに不親切やと思う、私のように利用が初めての人はきっちり空木岳登山口と書いておいて欲しい。

テント泊なのでアスファルト地面のある一番下の駐車場に駐車してテントを設営した、いつも小さなブラシのようなほうきとちりとりをもっていく、これで小さな石ころを全部除去してからレジャーシートを敷いてその上にテントを設営する。いくら寝袋の下にマットを敷いても石ころがあっては寝心地が悪い、なかなか専用のほうきやちりとり無しで小石を除去するのも大変です。あると便利です。17:30テント設営完了、さっそく晩御飯を食べて19:00就寝。

10月20日金曜日02:00起床、テント撤去など出発準備完了して03:00出発、今回新しく安く購入した1000lmの中国製ライトを試してみた、超軽くて超明るいアマゾンで約1500円・快適だったが2時間で電池切れ、仕方ないこの機能に応じた使い方をすればいいだけの話だ、準備していた従来の乾電池式のライトに切り替えて再スタート。夏ならもうすっかり明るいのだが、06:20ごろやっとライトが不要となった。 ヤマップの誰かの投稿にもあったがずーっと登山道の傾斜が緩やかで登りも下りもほんまに楽―な山でした。頂上手前の駒石あたりからの眺めは最高です、頂上からは富士山も槍ヶ岳も確認できました、360度最高の景色です。

頂上は風もなくあたたかな太陽の陽をあびてほんわかな気分を味わいました。 14:30駒ヶ根スキー場駐車場に下山完了しました。標準登り07:10下り05:00のところ登り06:00下り05:00でした、無理すると体大変なのでゆっくりと楽しみました。

「例会報告」西山連峰トレッキング② 記K・S

【山行日】 2023年10月18日(水)

【天 候】 晴れ

【参加者】 女性2名、男性4名、計6名

 【コースタイム】老ノ坂バス停9:05発~大枝山10:00~大暑山11:00~小塩山12:08(昼休憩30分)~金蔵寺13:10~南春日バス停14:25着・解散

【山行報告】秋晴れの登山日和になりました。 老ノ坂のバス停から登り口に向かいます。山城丹波国境道標を見て少し北に入った首塚大明神に立ち寄りました。  昔、鬼の頭領酒呑童子の首を討ち取り、都に持ち込もうとした源頼光らが、老ノ坂の地蔵尊に「不浄なものを都に持ち込むな」と忠告されて、この地に埋め祀った、とのことです。歴史を感じたあとは林道に戻り坂道をすすみ、西山トレッキングの小さな標識をみて登山道に入ります。

首塚大明神

ここからはいきなり尾根筋に沿っての急坂が始まります。ペースを落としながらでしたが電波塔跡横の大枝山山頂の標識に10時に到着。丘陵地なのでそのまま歩いて西山団地に入ります。天気が良いので住宅地を歩くのも気持ちが良く、家々に植えられている金木犀の花が満開で、甘い秋の香りに包まれながらゆっくり住宅地を抜けて大暑山登り口に到着。

道は登りになりますが最初の急坂に比べれば楽なもの?です。この登り口からの登山道はモトクロスバイクやマウンテンバイクがよく走っているようでタイヤの跡がたくさんあり、えぐられて枝道が出来ていて分岐の度に確かめながら歩くことになります。30分ほど登ると大暑山(568m)三等三角点に到着。登山道から2~3分ほど入ったところに山頂はありました。大きな表示標識と三角点がありますが展望はないので早々にもと来た道に戻ります。

小塩山までは多少のアップダウンはありますが尾根筋の歩きやすい道と舗装道路が続き、小塩山近くのカタクリの花の保護地域の横を通り、電波塔の点検用道路を進むと淳和天皇陵です。天皇陵の南側の小塩山(642m)山頂には12時5分到着、座りやすい丸太があるので、それぞれ楽に座ってゆっくり昼食休憩を取りました。

小塩山山頂・本日の最高地点642m 

ちょうどカタクリの保護団体の方が登って来られたので作業の話も聞かせてもらい、写真も撮ってもらいました。年に数回保護団体の方達がカタクリの保護作業活動をされているとのこと。「来年の春には、是非寄せてもらいますね」と話しておりました。

食後は金蔵寺に向かうルートを下山します。小塩山から舗装道路を何度か横切りながら登山道を下りますが、これがなかなかの急坂で雨などの時は大変と思います。ショートカットにはなるので大変さを感じながらも30分ほどで金蔵寺に下りてきました。山間のお寺でモミジの木がたくさんあるので「これからの季節見事な紅葉が見られるやろね」と話しながらゆっくり下山を始めました。

金蔵寺からの道は住宅地の間を通る舗装道路歩きになります。歩きやすかったのですが、メンバーの一名が段差で足を引っかけて転倒したので、午後の下山時の事故や怪我が多いといわれますが、注意喚起の必要性を改めて感じました。14時25分、南春日のバス停に下りてきて解散しました。

「個人山行報告」 那須岳 記 M・S

日 時:10月1日(日)~4日(水)

参加者:女性6名

【山行報告】

三本槍岳山頂

10/1  京都発~那須温泉

10/2  紅葉を期待していたのですが昨日まで30℃の暑さ、期待できません。ロープウェイのアナウンスも「昨日から秋が始まりました。」山頂駅に到着。掲示板には風速14m、気温8℃。強風の中茶臼山に登ります。登るにつれ風は強くなります。気をつけないとバランスが崩れます。山頂で写真を撮ると直ぐに下山します。風はもっと強くなり、風の間を縫って進みます。途中の峰の茶屋、三本槍の分岐でこれ以上進むと危ないと思いそのままロープウェイ山頂駅まで下山しました。そこから今晩宿泊する三斗温泉の道が有ります。本当は今日三本槍を登って三斗温泉に着き、明日この道を下山する予定でしたが予定変更。山頂駅から茶臼山の麓を迂回して三斗温泉に着きます。風は無くなり、姥ヶ平では茶臼山の全貌が見える絶景です。火山灰が積もって平になった姥が平は公園の様に椅子、テーブルも有りひょうたん池も綺麗でした。又、紅葉の綺麗な時に着たくなる様な景色です。三斗温泉までは思っていたよりも遠く感じましたたが、強風を逃れて来たことを思うと安心です。三斗温泉の煙草屋に到着。ここの露天風呂は小高い所に在り囲いも屋根も無い本当の露天風呂。楽しくなります。なぜか皆笑っています。小屋のご主人に風が強くて三本槍に行かずにきた事、明日のコースを相談したところ、ご主人曰く「明日はそよ風、三本槍に行けるよ」との事でした。

蛇ヶ原から見た茶臼岳
大峠登山道から見た紅葉

10/3 宿のご主人の通り風は無く、大峠を回って三本槍に行く事にしました。最初は川沿いを進みます。渡渉が4回有り水はふくろはぎ半ば以下ですが流れが有り、ここの川の石はヌルヌルと滑り易くわたる所を探してウロウロ。川を離れて大峠に登って行くと天気は晴天。紅葉も進み何よりも山々の重なりが綺麗でした。三本槍から下山します。気楽にどんどん下ります。熊見曽根からは道は一変。朝日岳、峰の茶屋の道は延々と鎖が続きガレ場、トラバース道の連続です。以前にも通った事が有りましたが登りだったせいか若かったせいか記憶が有りません。緊張が続きます。私たちが通った3日後に4人の方がここで滑落、疲労凍死で無くなっています。こんな所で雨風に有ったら危険で怖い事です。つくづく、2日に無理をせず下山して良かったと思いました。通ってきた所で遭難事故が有って事を知り事故を身近に感じました。シニア世代は無理をしない事です。峰の茶屋からロープウェイ山麓駅までう回路を降りて車で宇都宮まで行き、翌日京都に帰りました。

「個人山行報告」日本100名山第86座目立山(大汝山3015m) 記K・A

【山行報告】

9月25日JRにて京都出発→富山駅→富山地方鉄道・ケーブルカー・バスを乗り継いで15:20室堂バスセンター着

宿泊予約してあった室堂小屋徒歩15分、どの小屋も満杯のようで、ほかの小屋で断られた人が同室となった。こちらの小屋も大部屋が満杯で私たちは本来個室の7畳くらいの部屋に3人で宿泊した。それなら食事も温泉もメチャ混んでいるかと思いきや、温泉はたまたまガラガラのタイミングで、食事も椅子を一つ空けての着席でとてもゆったりと食事する事が出来ました。

翌朝は4時前に起床して4時30分出発、天気予報は降水確率20%だったが残念、とりあえずの証拠写真を撮って10時過ぎに雷鳥沢に下山。山を下り終えたあたりから雨が降り出した、今から山に登る人がたくさんいる―かわいそう、まあ仕方ないわな。早く帰宅したかったので、下山後の温泉にも入らず11時バス乗車口に並んだ、正解、雨なので早い時間から行列となってケーブルカーは満杯となった。山の天気は市街地の天気とは異なる、仕方ない、そのうちまた天気の良さそうな時に再チャレンジしよう。

「例会報告」星田10座(一蓋被の嶺・248m) 記Y・A

【山行日】 2023年9月24日(日)

【天 候】 晴れ(京都最高気温30.3℃)

【天 候】 晴れ(京都最高気温30.3℃)

【参加者】 女性8名、男性1名、合計9名

【コースタイム】JR星田駅9:25-高岡山・平和台霊園・星田新池9:55-10:33旭山・電閃尾丘10:16-10:18広望丘-10:44地獄谷-11:11割林山-11:24茄子石山-11:33一蓋被の嶺(昼食)12:07-12:36早刈山-13:03高松山-13:134坂登山-13:55JR星田駅

【山行報告】

一蓋被の嶺にて 248.2m

大阪府交野市にある「ほしだ園地・生駒山系の最北部」にある星田60座の中から、2回目の今回は10座を繋げて歩きました。まだ残暑が厳しいこの時期、お花もないし紅葉もまだまだだし、楽しみはピークハントぐらいかなと当初思った例会でした。でも、気温はお彼岸頃でやや下がっていて、風も時折吹いていて山歩きが楽しみの時期になっていました。

星田60座のうち前回15座を踏んだので、今回は回りやすい10座を選んで、最高峰は一蓋被の嶺の248mだしゆっくり山行でいけると思って実施しました。 JR星田駅に9名集まり暑い中出発です。

傍示川(ほうじかわ)沿いの散歩道を上がっていくと古墳のような①高岡山が見えます。平和台霊園地でお彼岸の墓参りの人達が多そうなのでパスして、さらに坂道を上がっていきました。草に覆われた星田新池広場がありますが荒れていました。そこに②旭山の登山口の表示があり、尾根道を進んで行くと旭山のピークがありました。さらに進むと60座には入っていませんが、電閃丘があり、時々岩場だったり花崗岩質の登山道だったりで、滑りやすく低山とはいえ気を抜けませんでした。

広望丘182m

③広望丘は、名前の通り眼下に星田の町や枚方市が見えました。④地獄谷山あたりで今日初めて登山者に会いました。数人でトレランをされていて、前回歩いた北山師山の方から走って来たと言われました。私達は、この辺りの分岐で割林山の方に行きますが、少し道迷いをしてしまいました。地獄谷山からずっと下っていくと沢があり傾いた橋がありました。橋を渡ると分岐になっていて、確かめをせずに前に進んで行くと、下見では歩いたことのないような道になっていました。仲間の人達の指摘があり、ヤマップで確かめるとやはり違っていたので、元に戻り軌道修正をして進みました。どうにか⑤割林山のピークに行く入り口に着きピークを踏みました。

茄子石山212m

今度は稜線から30mほど急坂を下っていくと、⑥茄子石山のピークを踏むことができます。急坂にはずっと新しいロープが張ってあったので、とても助かりました。またもとの稜線に戻って今日一番標高が高い⑦一蓋被の嶺に着きました。ここで昼食タイムにしました。ピークは狭い所ですが、景色は見えて愛宕山も見えました。集合写真を撮ってから再出発です。ここからはずっと下って行きます。

⑧早刈山(142m)まで100mほど下るのですが、なかなかの急坂で滑りやすいため枝をつかみながら滑らないよう慎重に歩きました。ここで今日2回目の道迷いをしました。少し行ってから道を外れているのが分かり、分岐迄皆さんに戻ってもらいました。尾根がいくつもあり確かなルートを見つけるのはやはり難しいです。

早刈山からさらに下って行くと星田新池の上部に着きました。ここで今日2回目の登山者に会いました。その方も次の山に行くと言われたので、⑨高松山、⑩坂登山へ行く道を教えてもらいました。無事10座のピークハントができたので、JR星田駅に向かい今日の行程を終えました。休憩を含む4時間半の行程で、ゆっくり例会の範囲だと思いますが、アップダウンがいくつもあり急坂もありで少し歩きにくい登山道でした。JR星田駅前は新しく開発されたようで、お店が沢山できていました。ジェラードのお店に入り、プレミアムアイスを食べて一服しました。あまいごほうびになったかな。皆さん、これにこりず、また星田○○座に付き合ってください。有難うございました。