「例会報告」栗駒山  記M・S

日時  10月3日(木)~7日(月)

山行日:栗駒山10月5日(土)、蔵王:10月6日(日)の日帰り

参加者:女性12名、男性2名、計14名

コースタイム:10月5日 いわかがみ平8;30~11;00栗駒山11;43~14;55いわかがみ平

【山行報告】今年の夏はいつまでも暑くて紅葉しているか心配でした。おまけに台風が2つ    日本列島あたりをウロウロしていてヤキモキしながら出発。京都から車で名古屋まで行き、そこからフェリーで仙台に行きます。時間はかかるけどフェリーは快適です。食事をしたり、映画をみたり、おしゃべりしているうちに仙台に着きます。

   

 5日(土)朝食をすましシャトルバスの駐車場に、8時前なのにもう駐車場はいっぱいです。かがみ平登山口から中央コースを登ります。まだ紅葉は早いかなと思いながら、でも沢山の登山者が登ってきます。登るにつれ山は色ずいてきましたが、生憎とガスがかかって来ました。薄いベールを通して見る紅葉の山も綺麗で登る励みになります。景色を楽しみながらゆっくり、ゆっくりと登ってきましたがまだお昼前です。山頂は登ってきた人と通り過ぎる人で駅のホーム並みの混雑です。記念  写真を撮るのにも行列です。それでもゆっくりと休憩して下山開始。いい事にガスが晴れ始めました。

綺麗な山です。青空の下、山肌は紅葉に埋め尽くされています。栗駒の紅葉は「神のじゅうたん」と言われているように木々が低く、登山者の腰から下に広がっています.そのため見渡す限りの紅葉は枝や幹は見えません。満天星ツツジやナナカマドの赤、楓の黄色、ハイマツの緑がモザイク画のようでとても綺麗です。この景色が見たくてはるばる京都から来たのです。少し下っては絶景、シャターポイントと立ち止まってしまいます。この景色を見たらしょうがないなと思いながら、そろそろ帰ろうと促して歩きだしたら又、立ち止まりと紅葉の栗駒を堪能しました。ガイドさんが栗駒レッドはこんなのんじゃない、もっと赤くて綺麗だと言っ  ていましたが私はこれで十分です。

登山者が多いと言ってもまだゆっくり登っても立ち止まっても大丈夫ですが、紅葉最盛期の1週間後ならもっと人が増えゆっくりできないと思います。駐車場も7時には満車になるのではと心配します。少し負け惜しみかな、いえいえ綺麗な栗駒の紅葉、十分満足しました。鞍馬で蔵王温泉に着きました。乳白色の温泉、いい湯でした。6日(日)蔵王から新潟まで時間がかかりそうで、午前中に出発したいので、登山は中止してロープウェイで鳥兜山に登り周辺を散策しました。山はまだ青々としていて紅葉は始まっていません。ドンコ沼は蒼くて木々や山が映って綺麗でした。

「ハイキング委員会山行」 金勝アルプス 記K・S

山行日:9月29日 くもり

参加者:受講生9名(女性8名、男性1名)、スタッフ6名(右京1名)、合計15名

コースタイム:上桐生登山口スタート9:15~落ヶ滝9:55~天狗岩11:55着(天狗岩登頂・昼食休憩)12:55発~白石峰13:20~狛坂摩崖仏13:55~~逆さ観音15:00~上桐生登山口15:20着(解散)

【山行報告】9月最後の日曜日、酷暑からようやく気温が下がりホッとしていたのですが朝方の雨で湿度が高く登り始めると汗が流れます。川沿いのシダに囲まれた登山道を30分ほど登り落ヶ滝分岐に到着。そこから落ヶ滝までの往復道は根っこだらけで気を使います。5分程で落ヶ滝に到着。水量は少なめですが落差30mの滝は見ごたえがあります。今年は雨のあとですべるので岩場には登らず手前で記念撮影をしましたが、日曜日なので次々に登山者が登って来られ、早々に分岐に戻り始めましたが、狭くて根っこの道での離合に時間がかかりました。

分岐からは尾根に出るまでは川沿いの岩場が続きます。急斜面の岩場にはロープが設置されているので助かりましたが、初めての受講生の方には緊張しながら出、姿勢のことやロープに頼り過ぎずに足元確り確保などのアドバイスをスタッフがしっかりして、無事通過しました。尾根道はザレ場では歩きにくい箇所もありましたが、気持のよい風も吹いて大岩が重なる奇岩や天狗岩も見えてきたので楽しんでおられました。

途中アクシデントがありましたが、天狗岩には12時到着。荷物をデポして天狗岩山頂を目指しました。急斜面の岩のロープを頼りに登りますが、本命の天狗岩は自力です。足場が少ないので三点支持をしっかりと伝え、緊張しながら支持をしっかりとって山頂に到着。360度遮るものがない天狗岩山頂からの展望は、琵琶湖や比叡山、眼下に広がる田畑や三上山のシルエットが見事で皆さん感激されていました。

昼食後、耳岩、白石峰へ向かう途中、大勢の人が登っている天狗岩が見え「あんな大きな岩の上に私らも登ってきたのやね、すごー」と改めて喜んでおられました。白石峰分岐からの狛坂摩崖仏までの下りは足場の悪いところもありましたが、林道出会いには一時間ほどで到着、その後は緩やかな道を下り逆さ観音、オランダ堰堤を経て上桐生のスタート地点に15時20分到着。解散式を行いました。

参加者の感想アンケートには「岩や根っこがきつい所もありましたが天狗岩からの景色は最高でした」「変化のあるコースで岩登り的なところも楽しかったです」「しっかりアドバイスもして頂いて感謝です」「皆様の笑顔と掛け声で楽しく歩けました」など嬉しい感想を寄せて頂きました。

「例会報告」 金毘羅岩稜トレ  記N・H

日 時:2024 09/29(日)

参加者:女性1名、男性3名、計4名

コースタイム:09:00  江文神社集合~Y懸尾根~頭までロープを使って登攀、頭にてトップロープで昇り下り~15:15 江文神社・解散

【山行報告】からはっきりしない曇天。しかし日差しも強くなく、雨に降られることもなく一日快適に楽しめました。Y尾根を私と村上さんで途中交代しながらリードで登り、丸吉さんと松田さんに順番に登ってきてもらいました。金毘羅初めての丸吉さんには無理のないよう登ってもらいます。我々を含め、Mさんも慣れているとはいえ基本に忠実に、「三点支持」 「ステップは小さく」「足にしっかり乗る」を念頭に置いて登ります。Y懸尾根のどこかでクライムダウンの練習も考えていたのですが、他にも練習をしている方たちがいたため邪魔にならないよう頭まで登りきります。

頭での昼食後、頭横の壁に支点を取り、2回ずつトップロープでの昇り下りを行いました。

クライムダウンは手こずっておられましたが、2回めは少しスマートに!

゚ラッと雨っぽいものを腕に感じる。そして、皆もう満足。 少し早いが本日これで下山する。

Mさん:久しぶりの金毘羅楽しかったです、ふくらはぎがパンパンです。

Mさん:外岩初心者ですが登りきった時は達成感ひとしおでした。とても楽しい一日でした。

「例会報告」 金毘羅クライミング・マルチ 記M・A

日時:2024年9月8(日)晴れ

参加者:男性 計2名

コースタイム:江文神社9:00~Y懸尾根~Y懸頭~江文神社15:45

【山行報告】

9月になっても真夏の猛暑です。先週は雨で中止のためか今日の駐車場は超満杯、今までで最高の人出です。これでは人気のホワイトチムニーやいつものゲートロックは確保できそうもない。労山の人にも次々と出会う。

こちらはのんびりと出発しY懸尾根をマルチで登る。確認しながら何度も練習を重ねる。うっかり逆になったり手順を間違ったりもあります。水分補給で一休みし汗を拭う。 Y懸取付きもいっぱいだったが、尾根を降りてこられた労山の3人は尾根を3往復すると言われた。凄い!他の3人組は不帰の剣へ行くための岩稜トレ。北尾根からも登って来る人が見える。Y懸頭でもトレーニング中。昼食をとってゆっくり休みこの後どこで何をしようか考える。久しぶりに頭からの懸垂下降に決める。ところが久しぶりで混乱した。ずっとマルチで登ってきていたのでATCのセットが変になった。バックアップやいろいろ考えすぎでした。

まだまだです。ザックを担ぎ下降し登り返しまた下降して終わる。ロープを束ね下る。予想通りチムニーもゲートロックもまだ登っておられる。こちらはいい時間ということで江文神社へ下山する。今日も2人だけの参加でしたが練習内容は十二分でした。涼しくなったらもっと楽しめそうです。10月から金毘羅は、毎月「マルチクライミング」1回と「岩稜トレニング」1回で行いたいと思います。参加しやすくなりますのでぜひ楽しんで下さい。

「例会報告」 比叡アルプス  記Y・T

【山行日】9月8日(日)

【天 候】晴れ

【参加者】女性2名、男性2名、計4名

【コースタイム】8:30白川通丸太町~8:45バブテスト病院横登山口~9:35瓜生山~     10:10京都トレイル標識63番~11:45P383・行動食12:10~13:141本杉~14:50水飲対陣碑跡~15:30比叡登山口(解散)

【山行報告】

久し振りの比叡アルプス。最初は田尻さんのリーダーで参加しました。2回目はそ の後数年経って村上さんのリーダーで参加しました。その時のイメージが残像として残っていて瓜生山を過ぎて京トレ標識63から右手に路を取り、沢に向かってどんどん下りました。そして沢に出てヤマップを片手に沢を遡上していきましたが沢がどんどん痩せて細くなり右手のP383に繋ぐ登り口が見えてきませんでした。「おかしいなぁ~、こんなに遡上していなかったし登り口もはっきりしたトレースがあったよな」と独り言を言いながら急な斜面から尾根に取りつきました。ヤマップを読み返すとルート手前の尾根を登っていました。一本杉に通じる尾根のP383に上がるまでメンバーの3人には申し訳無かったです。尾根に上がると時折涼しい風が吹き上げてきて少しだけ爽やかな気分になれました。

気温も相当高かったので一本杉駐車場で自販機をめざとく見つけてペット500ccのジュースをがぶ飲み。一息ついて東海自然歩道から沢伝いに京都トレ標識67・石鳥居に出て水飲対陣碑跡を通って何とか音無川に架かる雲母橋を渡り比叡登山口に無事到着・解散としました。比叡アルプスで出会ったのはP383の尾根スジでご老人お一人でした。沢からP383に上がるトレースを何とかもう一度検証したいと思います。

山行感想

 O・Y:沢から尾根への登りが凄く急で足下ズルズル滑るし、這うようにして登りました。 疲れたけど最後まで歩き切る事ができ、良かったです。

T・T:初心者で比叡アルプスも初めて。四つん這いになりながら登ったり、急な上下りの連続で大変でした。 でもお天気にも恵まれ、時折涼しい風も吹き登って良かったです。お風呂に入ってからのビール、最高でした。

M・K:8月中旬にコロナに感染し、約1ヶ月ぶりの山行で体力的な不安と、初めて行く所という楽しみとが入り混じりながら歩き始めました。

リーダーから地図でP383手前の等高線の間隔が狭い所を示され、「ここを乗りきったら、後は、ほぼ平坦ですよ。」と檄を入れていただきました。その地点に差し掛かったところ、立っているのがやっとで歩くというより這っている状態でしたが何とかP383に着いた時には苦しかったことより達成感でいっぱいでした。

一本杉の展望台では京都市街の景色が一望でき、顔を横に向けると大津、琵琶湖の景色が目に飛び込んできて感激しました。このような達成感、感動を求めて引き続き例会に参加したいと改めて思いました。