《個人山行報告》綿向山に樹氷ハイクを楽しんで来ました 記 I・T

【行先】 ; 滋賀県日野『綿向山(1110m)』   【地図】;1/25000「日野東部」

【日時】 ; 2月10日(土)   【天候】;曇り  

【山行目的】 ; 雪の『綿向山』登山を楽しむ

【コースタイム】 ・宇治(7;36)-<名神高速>-蒲生スマートIC-<R477等>-御幸橋臨時駐車場(8;45-9;12)==ヒミズ谷小屋/455m(9;35-43)==三合目/720m(10;30) ==あざみ小屋(10;35-43)=
==五合目小屋/840m(11;02)==行者コバ(七合目)/950m(11;25-37)==『綿向山(1110m)』(12;10-13;08)==竜王山分岐(13;13)==行者コバ(13;20)
五合目小屋(13;30-38)==あざみ小屋(13;55-58)==ヒミズ谷出合小屋(14;35)
=御幸橋駐車場(14;45-15;23)-<R477他>-蒲生スマートIC-<名神高速>-(17;36)宇治 ・歩行時間;5時間48分,歩行距離;9.1㎞,累積登高;805m

【報告と感想】“樹氷ハイク”で人気の『綿向山』へ行ってきました。雪は少なく五合目から上だけでしたが、七合目から上で奇麗な樹氷が見られました。曇り空でしたが鈴鹿の山々も展望できました。今年も綿向山の“樹氷ハイク”が楽しめて良かったです。

『綿向山』は、私達右京でも毎年例会を組んで“樹氷ハイク”を楽しんでいる山です。ところが、今年4月から令和8年末まで、間伐作業とそれに伴う林道工事のため、登山は全面入山禁止となります(「竜王山」経由での登山道は使用可能)。私にとって、3年後は行けるかどうかわかりませんので急遽予定して山行してきました。

『綿向山』は”鈴鹿山系”の西端の山で、年間を通じて多くの登山者が訪れます。特に冬の樹氷が美しく、“樹氷ハイク”の山として人気が高い山です。それにしても、最近の冬の綿向山は凄い人気です。駐車場を次々広げて作って対応されていますが満杯になります。当日も8時45分に着きましたが、正規の御幸橋駐車場側の何ヶ所もの駐車場は満杯で、辛うじて竜王山登り口側の臨時駐車場に案内されて辛うじて止められました。既に沢山の人が入山されているようです。

私も早速に準備をし、入山連絡のメールを入れて出発しました。林道を詰めて山道に入る手前に”ヒミズ谷小屋”があります。ここに登山者BOXがあり、入山届を入れて出発。橋を渡って山道に入ります。雪は全然ありません。道は、急斜面につづら折りの道がつけられていて登りやすいです。一合目、二合目と順調に進み、三合目で林道を横切ります。林道から少し入った所に“あざみ小屋”がありその周辺に雪が見えだして、ルート上も砂利混じりの氷化した道になります。上から見ると黒く汚れていますので要注意です。フラットで静移動、静荷重で進みますと程なく五合目の小屋です。

ここからは全くの雪道になります。ここでアイゼンを履く人もありますが、私は白い雪道歩きを楽しみます。傾斜が緩い雪道歩きは楽しいものです。七合目の行者コバでアイゼン着用。いまはチェーンスパイクが大流行ですが、ここから上は傾斜の強い斜面を真登しますので、やはりアイゼンが有利で安心です。まわりの木々はエビのしっぽ状に吹き付けられて氷化した樹氷が奇麗です。

ここで表参道の夏道と別れて、目の前の尾根を直登する冬コースを登ります。夏コースは右手に尾根をトラバースして進み頂上下の急斜面をジグザグで登りますが、雪が着くと急斜面のトラバースは難しく滑落のリスクがあります(実際に滑落事故がでていました)。このため森林組合の協力で、無雪期はブナの根が傷むため止められている尾根の“直登コース”を積雪期だけは開放されています。ありがたいです。

この尾根の登りは150m程の登りですが、コンターが混んでいる斜面が短いですが3段あって、その間の一寸緩んだところで息継ぎしながら登ります。若い人達はサッサと一気に登っていきますが、年寄りには最後のがんばりどころです。今日は先に登って降りてくる人が多いです。対向で待ったり、待ってもらったりし、樹氷を見たりして案外楽に登れました。

竜王山の分岐へ来ると、そこはもう山頂の一角です。ますます奇麗になる樹氷を愛でながら少し行くと山頂です。下山する沢山の人と対抗してきましたが、それでもまだ結構な人で賑わっています。空は曇り空、風は殆ど無し、向かいの鈴鹿の山々は、鎌ヶ岳を除き上部に雲がかかっています。上着を羽織り、フリースの帽子に変えて防寒対策をして、ザックに腰を下ろしてお昼を頂きます。今日は風がないのでゆっくり楽しめます。その内少し薄日が差す時もあって、ゆったりとコーヒーも楽しみました。約1時間幸せな時を過ごし、重い腰を上げて下山準備です。沢山いた人達も次々下山していき、もう7-8人だけになっていました。

アイゼンを効かせて尾根を下ります。まだ登ってくる人がいますが、アイゼンを履くと斜面は広いので悠々と対向できます。7合目までの尾根の降りはすぐですが、雪も多くアイゼン歩行が楽しめました。7合目は沢山休んでおられますが、私はそのまま通過。5合目小屋までトットコトットコ下ります。雪道歩きは楽しいです。

5合目小屋で小休止。ここから雪は少なくなりますがアイゼンはそのままで3合目のあざみ小屋へ向います。あざみ小屋でも小休止。以前の雪が多かった時ですが、右京の例会では山頂を登ったあとこの小屋でぜんざいをして大休止。そしてワカンを出来るだけ多く持参して、小屋の雨の斜面でラッセルやワカン歩行の練習をして楽しみました。今は雪が少なくなりましたし、これだけ人が多くなりましたら一寸しんどいでしょうね。 あざみ小屋で多くの人がアイゼンを脱いでいます。私はしぶとくアイゼン練習のつもりでそのまま下りましたが、2合目まで来ると雪は全然無く、足が疲れるだけですので外しました。そして少し行った曲り角の所で、石に乗ったつもりが凍っていてスリップしてしまい尻餅。そうなんです、つづら折りの屈曲部は岩混じりの傾斜部でそこが良く凍っています。それに泥がついてみんな真っ黒ですので要注意の場所です。反省!

そのあとも順調に降って、ヒミズ谷出合小屋に14時過ぎ着。山頂から1時間そこそこです。雪道の降りは楽で早いです。あと林道のような登山道を駐車場へ。会に下山報告を入れてこの日の山行を終えました。今年は雪が少なく一寸諦め気分で行きましたが、奇麗な樹氷が多く残っていました。
天気も曇り空でしたが、鈴鹿の山々も時々見えましたし、何より風が無くて山頂でゆっくり出来て楽しい“樹氷ハイク”であり“雪山山行”でした。

個人山行報告 加南三山「富士写ヶ岳」

「個人山行報告」 加南三山『富士写ヶ岳(△941.9m)』 I・

【行先】 ; ・石川県加賀市『富士写ヶ岳(941.9m)』 

【日時】 ; ・5月4日(木)PM~5日(木) 【天候】;5/4日晴れ,5/5日 晴れ後曇り

【山行目的】 ; ・加南三山の秀峰『富士写ヶ岳』登山を楽しむ
・『富士写ヶ岳』の“ホンシャクヤク”と“ブナ林の新緑”など豊かな自然を楽しむ。

【コースタイム】

・〔5/4日〕宇治-<自動車/207㎞>-坂井市「たけくらべ広場キャンプ場」 (泊)

・〔5/5日〕「たけくらべ広場キャンプ場」-<自動車7㎞>-「我谷コース登山口」P/155m(8;00-8;17)==我谷吊橋=<我谷コース>=300m地点(8;45-50)==鉄塔/335m(9;00)
=“小リス平
/507m(9;28-33)==“中間点/595m(9;48) ==“ブナ純正林/720m(10;11-15)== “枯淵コース合流点/920m(10;55)==『富士写ヶ岳/△941.9m』(10;58-12;00) =<枯淵コース>=“前山/920m(12;13) ==442m地点(13;15-27)==枯淵登山口/200m(13;50)==九谷ダム(14;01-25)=<車道歩き/3.5㎞>=(15;10)我谷登山口P(15;43)-<自動車/186.5㎞>--(20;13)宇治

・歩行時間;6時間35分,歩行距離;8.7㎞,累積登高;968m,(YAMAPデータによる)

【報告と感想】福井と石川県境付近には加南三山(大日山、富士写ヶ岳、鞍掛山)、越前大日山(越前甲)、浄法寺山、丈競山、火燈山(ひともし山)、等々楽しい山があります。私は、アイゼン・ピッケル・テント泊の春山合宿から引退してからは、5月の連休はこれらの山に通っていました。中でも私の最ものお気に入りは富士写ヶ岳です。毎年通いましたが、いろいろ違った良さを感じられ、自然が一杯、緑一杯、癒やされる山です。

富士写ヶ岳は標高941.9m、その姿は名前のとおり富士山型の奇麗な山です。そして5月の連休頃に咲く“ホンシャクナゲ”の群生と、ブナの純林で人気の山です。また、日本百名山を書いた深田久弥のふるさとの山で、彼が登山を始めるきっかけとなった山と言われています。山頂には深田久弥のレリーフが刻まれた方位盤が設置されています。 今年も5月の連休を利用して前夜発山行で行ってきました。5月4日午後自宅を出発。名神、北陸道を走って福井坂井市の“たけくらべ温泉キャンプ場”に着く。事前に了解を得てある駐車場で車中泊です。私の車は後部座席を倒すとフラットになって、マット、シュラフを持ち込めば快適な宿になります。コンビニ弁当と缶ビールで夕食を済ませ就寝。

朝ゆったりと起き出してお湯を沸かし、朝食を済ませて山中方面に出発。途中大内峠を越えるが、この峠の上から富士写ヶ岳への大内峠登山口があります。ここから富士写ヶ岳へ登り、あと、小倉谷山、火燈山と巡って大内峠に戻る“不惑新道”もお薦めのコースです。急登がありますが、シャクナゲ見放題、自然が一杯の楽しいコースです。今日は峠を下ってすぐの我谷ダムに沿って少し入った我谷コース登山口へ。道路沿いの駐車スペースは、案外空いていて十数台です。会に入山届を送信しようとするが、谷筋で電波状況が悪く送信出来ない。尾根に上がれば入るようになると思われ、そのまま出発。

赤い吊橋を渡ってダム湖の対岸から尾根に取付きます。尾根道の取り付きの常で急斜面です。50mほど登ると少し息が付けて尾根に乗った感じの所に出ます。ここでスマホを出して入山届を送信すると無事に送信できヤレヤレです。一安心して若葉の林の中の尾根道を進みます。300m付近まで来ると林が途切れ見通しが良くなり、振り返るとダム湖が下の方に見えます。この辺りにカタクリの群生地がありますが、今は時遅しです。送電線の鉄塔を越えるとまた緑の自然林の中、時々急登はありますが、緑一杯の尾根道を楽しみます。

680m位まで登ると、お目当てのブナの純林が始まります。毎年、季節の移ろいにより景色は変わりますが、この日は若葉になってやさしい黄緑色の若葉が全面に広がっています。上から下まで全面ブナ林の中ので、このまま通り過ぎるのは勿体ない感じで休憩します。上から降りてくる方に「奇麗ですねぇ!」と挨拶すると、地元の人のようで「ありがとう、ゆっくり楽しんで下さい」と返されました。

750m位まで上がると一旦ブナ林は途切れ、低灌木の尾根道になり“ホンシャクナゲ”の木々が見え始めます。残念ながら時期が過ぎたようで、白っぽくなった花がチラホラ残っている程度です。展望が良くなり、前方には富士写ヶ岳と枯淵コースにある前山が並んで見えます。右手に日本海が望めます。両側のシャクナゲの木々の間を進むとまたブナ林の中の急登が始まります。この辺りの登山道の横はイワウチワが群生していて、花の時期は美しく、急登のしんどさも慰められる所です。今年は雪が少なかったのか、シャクナゲの時期も過ぎ、イワウチワの花も終わっています。ひと頑張りすると、程なく小広く刈込まれた山頂です。

今日は天気が良く展望抜群です。北に雪を被った白山が望めます。右後方に日本海、左後方は福井、石川の山々がびっしりです。今はやはり花の時期が外れているためか、今日の山頂は14-5人です。私も三角点に挨拶したあと、早速に昼食タイムです。コンビニ弁当ですが、大好きな山の山頂で食べると最高です。持参のお湯でスープを作り、まわりの景色を楽しみながらゆるゆると楽しみます。食後のコーヒーを楽しんでいると約束の1時間はあっと言う間です。名残惜しいですが、12時丁度に思い腰を上げて下山に向います。今日は今まで行ったことない「枯淵コース」を下ります。「枯淵コース」を下ると富士写湖沿いの車道を3.5㎞歩いて、「我谷コース」登山口に駐車した車を取りに歩く必要がありますが、初めてのルートを歩いて見たくて降り始めました。

我谷コース分岐を過ぎて前山とのコル状の尾根道を進むと、日当たりの関係かこちらのコースにはシャクナゲが結構咲いています。色も本来のピンク色で美しい。少し登り返すと前山のピークで、白山が奇麗に見えます。前山からはブナ林の中の急斜面の降りが続きます。お助けロープがチョコチョコ張ってあり、尾根も狭いので慎重に下ります。やはり我谷コースがメインルートのようで、こちらのコースはめっきり人が少ない。斜面は急だが、こちらまで染まりそうな新緑のブナ林の中を、静かな山歩きが出来る幸せを感じます。コンター600m位まで下ると一息付けるような傾斜の緩い尾根道になる。植生もブナの中にミズナラが混じるが、あいかわらず黄緑色の若葉の中です。新緑の林の歩きを満喫しながら進む。高度442m地点で休憩。新緑が一杯の素晴らしい風景を自撮りして残す。ここからは傾斜も緩い林の中をトコトコ下る。最後のダム湖のほとりに下る所が急斜面でこれを40mほど下るとダム湖の縁の道路に降り立った。ここが「枯淵コース」の登山口です。このコースは、一番上の前山から下まで、ブナやミズナラなどの自然林のコースで、本当に奇麗で楽しかった。登山口から九谷ダムの上を対岸に渡り、ここで会に下山報告を入れた上で、3.5㎞/約40分の車道歩きに歩き出す。

私は車道歩きは嫌いですいが、今日は楽しい山の余韻に浸りながら、まわりの自然の風景を楽しみ、シャガの花を楽しみながら歩いた。駐車場で着替えて早々に帰路に付く。高速道路の連休の渋滞には苦労したが、敦賀から161号線を帰るとまずまずのペースで帰れた。登山口から自宅まで4時間半で帰れてラッキーでした。

シャクナゲ、最盛時はシャクナゲ街道です
山頂にて深田久弥のレリーフ。バックは白山
白山が綺麗に望めます
新緑のブナの純林を進む。最高!

初級登山学校実技4 アイゼントレーニング・白坂

                      記:N・H

山行日:2019/12/08(日)

天 候:晴れ

初級登山学校 実技 アイゼンワーク(比良山系・白坂)に行ってきました。朝から天候が優れませんでしたが集合場所であるJR高島駅に着くころには既に回復し一日良い天気の中での実技でした。たかが砂地の斜面だと思っていましたが、アイゼンを装着した途端様相はがらりと変わり、早朝のカリカリに凍ったアイスバーンをよく再現していると感じました。

まず最初にアイゼンを装着せずに坂の登り下りを繰り返し練習しました。フラットフッティングの練習です。一歩一歩ソールの全ての面を使い滑らないよう慎重に歩きます。登りは踵から着地しないよう、また後ろに蹴り上げないよう気を付けて歩きます。下りで踵から着地しないように歩くのは登りよりも難しいのは経験的に分かっていたのですが、雪山での歩き方の基礎なので時間を十分にかけて練習しました。また体の重心がソールから外れないよう気を付けて歩きます。30分毎に小休憩を挟みながらいよいよアイゼン装着です。12本全ての爪を同時に着地するよう心掛けながら登り、下り、トラバースを何度も何度も繰り返します。足の運び方、足の置き方、足の向きなど途中講師の方からアドバイスをもらいながら歩き続けました。フラットフッティングができないほどの急斜面では、アイゼンの前爪を勢いよく斜面に突き刺し(キックステップ)突き刺した穴を足場にして登ります。納得のいく足場が得られない場合は更に強く蹴り込み、ピッケルを斜面に打ち付けながら登っていきました。

想定しているのは雪の高山、アイゼンの爪も容易に刺さらないバーンです。未知の領域です。知らなかった冬山の歩き方を沢山教えていただきました。事故のリスクをでき得る限りゼロに近づけるための知識とスキルアップの重要性と、基本がいかに大事であるか再認識しました。これらを自分のものにするには更なる練習と経験が必要です。近くの山々もそろそろ白くなってきました。復習を兼ねて実践できる日も近いです。山の楽しみがまた増えました。

京都右京勤労者山岳会           「ネパールアンナプルナベースキャンプトレッキング」

期 間:2019年10月19日㈯~11月02日㈯15日間

アンナプルナB.C.トレッキング感想文

パーティ5人:Kb、Ym、Mr、Mt、Mrjr

アンナプルナサウス・8091m

10月19日(土) 関西空港8:30集合~10:00キャセイパシフィックCX503便搭乗~15:50着香港国際空港経由18:50発~21:00(現地時間・時差3時間)カトマンズ・トリヴァン国際空港着~22:00 ホテルチェックイン

10月20日(日)             M記

カトマンズ空港8:20=ポカラ9:10 出発9:30~チェックポイント11:45~ヒレ12:40~昼食13:40~ウレリ16:05

ポカラ空港

トマンズから飛行機で一気にポカラに到着。ポカラからジープに乗り換えて、高速道路とは信じられないほどの悪路に揺られてチェックポイントに到着です。ここからアンナプルナトレッキングの始まりです。少し歩くと直ぐにヒレです。この時期は乾季なので天気は晴天。遠くに白銀のアンナプルナサース(7219m)とマチャチュプレ(6997m、別名フイッシュテール。その名の通り山頂が魚の尻尾の様で白く輝いています)が見えます。二つの山の間を何日か掛けてトレッキングします。見ているだけでワクワクします。又、花も沢山咲いていました。

登山口から最初のつり橋

10月21日(月)                   M記

ウレリ8:15~バンダンティ9:15~滝11:30~ゴレパニ14:00

休憩の一コマ

緩い登り、時々階段。すれ違う人はインド系の人が多かった。セミが鳴き、桜が咲き季節感がバラバラ。マチャプチュレから流れる滝が圧巻。スクリーン一杯に目の前に広がる。石楠花の大木が現れる。ミックスジュース300ルピー(約300円)がとてもおいしかった。

2019年10月22日㈫                                 小林記

プーンヒル展望台にてスタッフと一緒に

朝日のプーンヒル展望台を往復して、朝食後にタダパニへ出発して4日目、早朝4時50分にゴレパニ2853mを出発、プーンヒル3198mを往復して 朝日のアンナプルナ ・ ダウラギリを眺望する、前日4回目の予行登山をこなし、登り1時間を確認し、4時半にスマホをセットして就寝、目覚ましは順調に作動するが、何故かまわりが静か?腕時計を見ると1時15分 GPSが付いているのに電波補正無し、2度寝する、予定どうりの出発するが寒さと・ラッシュなみの人混みは早足でロッジ街の急登を登る、30分でプーンヒルまで行きそうだがバテバテになり5分でペースダウンして通常のスピードになり、朝の検問所で100ネパールルピー支払い、直線階段上の携帯電話基地局、休憩所を踏破して1時間弱の5時55分(日出10分前)にはプーンヒルに到着、快晴のアンナプルナ ・ ダウラギリを満喫して暖かいジンジャーティーを飲む、帰りは30分程度の7時20分にはフイッシュテールホテルに戻り朝食食べて8時半にはタダパニ2721mに出発する、花は無いが石楠花林の急登を1時間登りデオラリ3103m、ここからは緩い下り40分ほどでデオラリヤクーホテルで30分ほど休憩して、10時40分にバンタンテイ2700mに向けて出発、急な谷間の下り1時間程で到着、昼食にする、ここはエージェント リラビスタの親族経営11時50分から13時で食事するが、出発の気配なし今日のロッジが近いので時間調整になる、外のテーブルで日向ぼっこ14時にやっと出発するが22分でタダパニの谷ひとつ手前のバンタンティ端のサンクッアリ ロッジ2668mに到着、夕食まで時間が有るので食堂でビール飲んでいるとフイリピンの日本好きの兄ちゃんが寄ってきて話がはずむ、夕食はロッジが小さいので家庭的な美味しさで4日目が終わる。

10月23日(水)                   Y記

バンタニ・ロッジ・3180m8:00-9:10タダパニ2675m-12:05グッスン13:30-15:40チョムロン・2170m

 天候:晴れ

朝焼けに染まるアンナプルナサウス

タダパニ手前・バンタニの小さなロッジを8時に出発。遠くに深い渓谷がみえるまだ先は長い。バンタニをでて直ぐに石畳の登りが待ち受けていた、朝一の登りは体にこたえる。2800mほどで森林限界を超えて頂にでる。頂からしばらく水平移動の尾根歩き。そこから400mをいっきに駆け降りる。途中には大きく茂ったシャクナゲの大木が光を遮る。タダパニ・2675mから一山超えてチューリー・2060mて休憩、その後吊橋を渡ってグッスンで昼食をとり今日の宿泊地チョムロン・2170mへ移動。頂から一気に駆け降り長い吊橋を渡りまた尾根を上がるアップ・ダウンの変化に富んだ一日でした。

 朝食:ライトブレックファーストセット+ネパールパン 昼食:五目ミックスライス(ネパール風焼き飯)    ガーリックスープ、チーズマッシュルームスパゲッティ、 エッグカレー、アップルロールを5人でシェアー 夕食:ミックスフライライス、フライドポテト、ミックスピザ、    キムチ・・・?、お湯を5人でシェアー

10月24日(木)                     M記

チョムロン7:40~第一橋8:10~第二橋8:45~ローシヌワ9:00~アッパーシヌワ10:20~バンブー12:50

アッパーシヌアを超えた休憩ポイント

チョムロンからは石段を下ります。曲がっても曲がっても下ります。橋のところまで下りました。下りはいいけど帰りは同じ道を登らないといけないと思うとゾーとします。でも景色は絶景です。アンナプルナサースとマチャプユレがだんだんと地数いてきます。橋から少し登って又、下ります。今日は一日下ってばかりです。バンブーには早く到着しましたが、今日はここでゆっくりとします。

10月25日(金)                   M記

バンブー3:30~アッパードバン10:00~ヒマラヤホテル11:30~デオラリ14:30

谷を詰めた休憩ポイント・ガイドのパパさん

ここから水1リットルが10ルピーから130ルピーとなる。いよいよ谷を詰めてベースキャンプ。緊張する。風が冷たくなってきた。階段を上ったり下りたりして高度をあげていく。ニワトリの姿をみなくなった。紅葉が見られるようになってきた。

10月26日㈯ 8日目                 K記

マチャプチャレベースキャンプ宿泊ロッジ

デオラリから、マチャプチャレB.C.まで

出発して8日目、通常はテオラリ3200mからアンナプルナB.C. 4130mまでの930mを7時間で登るのだが、今回は高度順応も兼ねマチャプチャレB.C.3650m迄の3kmを4時間で歩く行程で計画、またバンブー2490mからロッジに暖房がなく、寒いので太陽が昇ってからの、9時発のゆつくりになる、急な登りから川原の横の緩やかな登り1時間で堆積した雪の洞窟3400m、急登の一歩手前の登り2時間でマチャプチャレB.C.3650mに到着、12時なので昼食を取り、ゆっくりしてからの14時前にロッジ裏丘にトレッキングに行く、モデイコーラ上流のガンガプルナ7454mが正面に見える氷河端の丘を周り、アンナプルナB.C.トレッキングルートに戻り15時15分ロッジに戻る、今回はポカㇻ到着時に少し雨に降られたが、後は快晴だった、しかしロッジに戻ると辺りはガスが出てきて真っ白になる、明日天気が回復して快晴になる事を願い、8日目が終わる。

10月27日(日)                   Y記

チャプチャレBC・3700m~アンナプルナBC・4130m~マチャプチャレBC~デオラリ・3200m

天気:晴れ

アンナプルナベースキャンプ記念ポイント

6:10マチャプチャレBCを早朝に出発、今回の最終目的地アンナプルナBCを目指す。早朝で渓谷に朝日が刺しこまないので手元が冷える。ABC(アンナプルナBC)までは430mの高低差で高度順応を何度も重ねてきたので4000mの壁を超えるのにほとんど苦労はしなかった。ABCで朝食を取りBCを取り囲むヒンチュリー・6434m、アンンプルナサウス・バルハチュリ・7219m、アンナプルナサウス・8091mが透き通った青い空に向かってそびえ立っていた。マチャプチャレ・6997mは朝日を背に受けて北斜面だけが見えていた。ABCに早朝からヘリが何機も飛来し荷物や観光客を下ろしてはまた搭乗させて飛び去って行った。空は晴れ渡り朝日が差し込んでも雪解け水が流れるせせらぎは所々で凍っていた。ABCで最後の別れを惜しんで帰路に就く。もう一度マチャプチャレBCに戻りデオラリ・3200mまで駆け降りた。下りは高度差を感じることなくどんどん降りても体調に変化はなかった。朝食:ブレークファーストセット+ネパールパン昼食:ツナサンド、デジタブルサンド、フライドポテト、モモ、アップルパイを5人でシェアー、夕食:ツナサンド×2、ベジタブルカレー、フライドポテト、お湯を5人でシェアー

10月29日(火)                      M記

バンブー7:40~シアッパーヌワ9:00~ローシヌワ10:00~チョムロン橋10:30~チョムロン11:50~ジヌダンタ14:10 

降り返って見るマチャプチャレ

バンブーからチョムロンへは地獄の階段です。行きの時にこれは大変な階段登りだと思っていたところです。階段の数を数えて登りました。まずアッパーシヌワまで850段。ローシヌワまで下って、チョムロン橋から登りの階段が2106段有りました。数えていない階段も足すと合計3000段くらいです。今までの人生で最大の階段登りです。辛抱強くひたすら登り続けます。それでも終わりは有るものでやっとチョムロンに到着です。ここで大休憩をとって、温泉の有るジヌダンタまで下ります。これも結構大変な下りで、(アンナプルナの最短メインルートだそうです)ここを登るのは御免だなと思う急登です。ジヌダンタに着きました。宿に荷物を置いて、水着を持って温泉まで行きます。近いのかなと思っていたら遠くて結局、河原まで降りていきました。温泉は賑わっていました。少し温めの40℃くらいでじっくり浸からないと出れません。宿まで登り返しました。

10月30日㈬ 12日目              K記

デコボコ道を駆けた四駆

ジヌダンタから、マッキューでジープに乗りポカラへ

出発して12日目、8時ジヌダンダ1780mを出発、石段を20分ほど下った所の吊橋セメント橋287mを渡り、緩やかに45分ほど登った所で建設途中のジープ道に出る、ジープ路を25分ほど歩き9時半マッキユー1880mに到着、9時40分ジープに乗り強烈な地道を揺られること1時間20分ビレタンテイ1025mへ到着、ここからポカラヘは高速道路だが舗装張替で地道状態、来た時は凸凹の路床状態、1週間強経つているので路床が出来て、もみくちゃから、少し強い揺れ1時間45分、12時50分宿泊するフイッシュテイル ビラに到着、13時40分メインストリートに昼食に出る、昼食後湖畔の散歩、土産買いして、ビラに16時半に戻る、夕食は19時、明日は午前中に飛行機でカトマンズに飛ぶだけなので洗濯と充電をして12日目が終わる。

10月31日(木)                  Y記

ポカラ8:00~11:00ポカラ空港12:00発~12:40カトマンズ空港着~13:20ホテル・チェックイン~市内観光~18:00夕食会

ポカラ空港からの遠望

この日はポカラからカトマンズへ移動、ホテルで荷物を整理して一日観光とお買い物。夕食はネパール観光社長のリラさんの招待でネパール民族踊りを鑑賞しながらネパール料理を堪能。帰国に備えて早々に ホテルへ戻る。

11月1日(金)・2日(土)

8:00朝食~1日観光~19:00ホテルチェックアウト~19:30カトマンズ・トリヴァン国際空港・22:45 CX501便搭乗~5:20着香港国際空港8:00出発~12:35関西国際空港着

伊吹山ナイトハイク

2019年7月6日20時~7日8時
4つの会をまたがるメンバー総勢12人
この梅雨の時期の登山はなかなか実現しずらいと思っていましたが、天気予報もいいようにハズレてくれて、なんとか運よく登頂できました。
目的は夜間登山の経験! それと、伊吹山に生息するヒメボタルの鑑賞! 両方の目的が叶い、全員、満足げな感じでした。(髙岩)

参加者感想 (五七五風)

『プチ歩荷⁉️ホタルも見れて良かったなぁ🎶』
山頂での集合写真、笑顔いっぱいみんなメチャいい顔してますね😍🎶

『雨降らず、ホタルに夜景🌛🌉✨大満足😤✨』
初ナイトハイク皆でワイワイとても、楽しかったです😊  ありがとうございました❗

キツイ&心地よい山行でした。 まだまだ脚力できてないなぁ
お疲れさまでした!ありがとうございました!

『ザレ場きつっ! 疲れホタルと 飛んでった』
初めてのナイトハイク楽しかったです😊ありがとうございました♪

『さそり座と 北斗七星 よく似てる(星)』
2日間、 ありがとうございました😊 女子率高めで嬉しかったです😍 またご一緒しましょう!

『バテたけど蛍の歓迎 頑張れた!』
ナイトハイク初体験、楽しかったです🎵 お疲れ様でした!いつも足を引っ張り申し訳ありません😢精進します🙇 ありがとうございました😊

『ホタル見れ ハデにこけても すべて良し🙆🏻‍♀』
皆さんといろいろお話できて楽しかったです!ホタルも見れて最高でした。またご一緒した時はよろしくお願いします😎

昨晩〜本日午前中、 ありがとうございました。
日頃、ご一緒できない方と山行することができ、とても楽しかったです^_^
※先頭歩かせてもらっての…..,,道迷い😭  観察眼の乏しさ…..
危険な直登をさせてしまい本当に申し訳ございませでした…..🙇‍♂

『ああ楽し 口も光も 賑やかで』
一人より皆で登るとパワーが貰えます💡  口より足を鍛えないと💦  また皆さん宜しくお願いします😄✨

『光る夜 街にも空にも 伊吹にも』
たくさんの光にあふれたナイトハイク楽しかったです🎵ありがとうございました☺あっ…リーダーもね!

『初伊吹 ナイトハイクで 初蛍』
初めての伊吹山!貴重な良いガレ場の急斜面を歩かせて頂いてありがとうございます。皆さん…くれぐれも本番迄に無理しないようにお願いしますね😅

タイム記録詳細

  • 🤠6日夜の山行記録
  • 20:02発 三ノ宮神社
  • 20:34着 1合目 (ベンチ)
  • 21:08着 2合目 (スキー場中腹)
  • 21:42着 3合目 (ゴンドラ跡)
  • 22:01着 4合目 (道端)
  • 22:12着 5合目 (自販機)
  • 22:35着 6合目手前(避難小屋)
  • 23:02着 7合目(道端)
  • 23:25着 8合目(ベンチ)
  • ※手前プチ道迷い
  • 23:53着 9合目通過後
  • ※ゲートあり
  • 0:00着 対山館
  • 行動時間 3時間59分
  • 🤠ヒメボタルの山行記録
  • 0:18発 対山館
  • ※西登山道にて
  • ※駐車場手前まで
  • 1:25着 対山館 就寝
  • 行動時間 1時間7分
    null
  • 🤠7日朝の山行記録
  • 4:00起床 ガッスガス
  • 5:33発 対山館
  • 5:39着 伊吹山山頂(1377m)
  • 5:49着 ヤマトタケル
  • 6:08着 8合目
  • 6:46着 5合目
  • 7:07着 3合目(20分休憩)
  • 8:00着 1合目(15分休憩)
  • 8:38着 三ノ宮神社
  • 行動時間 3時間5分