例会報告   比良縦走①岳山~寒風峠 記M・A         

日時:2021年10月3日(日)

天気:快晴・暑い

参加者:女性8名、男性7名、計15名 

コースタイム:JR高島8:00~岳山10:10~オウム岩・昼食11:00-11:25~岩阿沙利山12:40~寒風峠14:35~オトシ出合15:20~登山口16:10~JR北小松16:45

【山行報告】

緊急事態宣言解除後の例会で参加者が続々と増え15名になった。当初から今回はロングコースで心配していたがやはり時間がかかった。快晴で朝から気温が上昇し10月なのに真夏のよう。京都市街の気温は30,6度だった。大炊神社を出発しアイゼントレの白坂を通過、ところが岳山へ向かう登りが足場も悪くペースダウン。コロナ禍で体力低下し久しぶりの山行で身体が重い。一段とペースを落としなんとかオウム岩に辿り着く。快晴の眺望を楽しみ早めの昼食とする。その後も鳥越峰~岩阿沙利山~嘉嶺ケ岳~滝山など大小10個ほどのピークを越える。アップダウンを繰り返し寒風峠に到着。

トシ出合までの沢沿いは、水の流れと緑の苔に癒される。ただ倒木や渡渉があり増水時は要注意!涼峠合流点からは急な下りできつい。ちらっと雄滝を眺めやっとのことで元気村登山口に到着する。久しぶりの例会で疲れ撤退された方、スリップ転倒された方、幸い大事に至らず一安心で山行を終えることができました。①暑かったこと、②コロナで練習不足、③多人数、これらの点を考えより慎重にペース配分しないといけないと思いました。

緑の苔が綺麗なオトシ湿地帯
無残な倒木

【個人山行報告】 燕岳・大菩薩嶺 2座 記 I・H

【山行日】2021年10月1日(金)~6日(水)

【天 気】 (晴天)

【山行報告】9月中頃に行く計画をしていましたが、緊急事態宣言の30日まで延長と、台風の接近で、延期にしました。9月28日に格予約と取ります、すんなり取れました、ただ、燕山荘のテント泊はコロナで人数制限をしていたので、取れなかった(燕山荘寝袋持参)。

中房温泉入り口

10月1日(金)京都夜行バス23時05分発(5,900円)~松本6時20分着、松本駅~穂高(無人駅330円)〜穂高駅路線バス(1,800円)~中房温泉登山口(テント場使用、インターネット調べでは700円が一人2,000円でした、穂高駅路線バス~中房温泉登山口までの車中で私の横にお座りになった60歳ぐらいの埼玉から一人で来られていた女性に話を聞きますとモンベルに予約を入れていて登山口現地集合で、来ましたとおっしゃっていました、いくらですかと、聞きますと、35,000円 , 燕山荘は、13,000円  22,000円の登山道の案内料になります、これから、右京山岳会の仲間の人たちが計画中であれば、22,000円の登山道の案内料は入りません道に迷うことはありません、一本道です、人気の山でもあり,登り一人でも3分間に一人はすれ違います、登山道は人、人で沢山の人で一杯です。燕山荘グループの有明荘は荷物預け料は無料です、日帰り温泉は700円でした。

2日(土)9時前に中房温泉登山口に着きましたが夜行バスで睡眠不足なので、すぐ寝袋に入りました、地熱で暖かく寝られました。

3日(日)早朝有明荘まで15分かけて荷物を預けに行き、登山口に戻り朝食、燕岳は30代、50代、60代、今回で4回目ですが30代50代、の時には体重が55キロでした、今は80キロあります、50代まではアルプスの三大急登と言われてもピンと来なかったが(若かったから),今回は体重80キロ、と歳に負けました。コースは(登山口1,462m)~第一ベンチ~第二ベンチ~第三ベンチ~富士見ベンチ~合戦小屋~燕山荘~燕岳(2,762m)コースタイムは5時間らしいが、安全第一で登りました、夕食までに着けたら良いので、頑張りました、第二ベンチまでがキツかった、家の階段を2段跳びに登る感じで、そこからはそれなりの登りで、60代の時、中房温泉登山口でこれから登山開始時大雨に会い登山を取りやめた、今回はリベンジも兼ねて、キツかったけれども、燕山荘に着きますと絵ハガキを見ているような、最高の景色のご褒美を頂きました、燕山荘玄関を出ますと、目の前に燕岳、左を見ますと槍ヶ岳。3日(日)の天気予報で4日(月)も晴天との事で、夕食時燕山荘グループのオーナーの話の中で中房温泉登山口で雨が降っていたら山に登ってこないでくださいとの話がありました、60代の時の私の判断は間違いではなかったことになる、コースタイムは5時間かかります体が濡れて低体温症になるから危ないと聴き、最後にホルン演奏聴き。後、すぐに寝袋に入りました、翌日は日の出が5時30分なので4時頃より他の部屋の人たちが準備をしておられたので、私も準備を、ご来光と雪をかぶっていない富士山も見る事ができました。

枝の先に富士山。富士見ベンチより
ここまでがキツかった。第二ベンチ
燕山荘玄関
燕山荘から見た燕岳
燕山荘オーナーの話とホルン演奏

4日(月)朝食済ませ、7時30分頃から燕岳山頂アタックに出かけました、山頂アタック時、足元がとても滑りやすいです、舗装に白砂をまいた状態です、腰をおとして歩くのをお勧めします、順番はイルカ岩、メガネ岩、燕岳山頂になります。片道30分かかります、水分を忘れないこと。イルカ岩を過ぎたあたりで前から50歳ぐらいの男性が(谷側)を私は(山側)を歩いている時、(登山道幅2m程)すれ違う手前で男性がスリップしたので咄嗟の判断で落ちると思い彼の左腕を掴んでいました。燕山荘を9時頃下山しましたちょうど第一ベンチから10分程下山の所で3人の女性が一人の女性を手当てしている状況だったのでどうしたのですかと、聴きますと、歩けないと、水を飲んでいますかと、聴きますと飲んでいません、脱水症状と判断し、時間をかけて飲んでくださいと言いポカリ500mlを置いていくことに。下山後、有明荘に日帰り温泉に入り、食堂が閉まっていても生ビールは注文できました、30代、50代の時お世話になった事があり料理はホテル並み、中房温泉登山口まで徒歩15分を、今は朝6時代と7時代に2回送迎バスを出しているみたいです、預けていた荷物をいただいて徒歩15分かけテント場で寝袋に入りました。

4日 朝5時30分に燕山荘から見た御来光
燕岳三角点
イルカ岩・顎の先に見える槍ヶ岳
イルカと私

5日(火)は移動日、中房温泉登山口バス始発9時発~穂高駅まで(1,800円)~JR松本(330円),大菩薩嶺方面へ(特急で甲府まで~各停で甲斐大和3,890円無人駅)~路線バス上日川峠(1,020円、終点、ロッジ長兵衞前、インターネット調べ、テント泊一人400円良心的でした)、4時前に着きましたが、移動中、6日の大菩薩嶺方面の天気予報を調べておきましたので晴れ予報でした、移動に疲れたので、ロッジ長兵衞テント場で食事を済ませ寝袋に。

メガネ岩
燕山荘から見えた槍ヶ岳

6日(水)帰りのバスが甲斐大和(無人駅)駅行き、9時、と14時でした。インター ネット調べでは、最近テントごと盗難が増えているとの事でテントに鍵をかけ、登山口を6時30 分に左回りで出発したのですが大菩薩峠までが1時間30分かかったので安全登山の意味で9時をあきらめて14時発にしました、ロッジ長兵衞テント場までが早く着いたので時間があり過ぎて、焼き鳥の缶詰、肉の缶詰が余っていたので生ビールが進みました、若い方がカレーを食べていたので注文をしますと、売り切れで、山梨県の郷土料理のほうとうを,いただきました1,000円)、具材は、きしめんに野菜と、きのこを炊いた、鍋焼きうどんみたいなもの。帰りは、新横浜迄、ローカル線を3回乗り継いで新横浜から新幹線で京都まで、一年前には九州別府、由布岳を計画して行って来ました、サンフラワーに乗った事がなく、行きは神戸港夜出発で船泊(雨)~別府朝、(晴天)~登山口まで移動~由布岳登山を済ませ~湯布院温泉に移動~別府港夜船泊(晴天)~神戸港朝~京都(湯布院温泉では日帰り温泉700円でした露天風呂に入りながら、今、登って来た山を見ながらお湯に入った時には最高でした。今回、夜行バス、一年前も船泊とどちらも寝られなかったです。

長編小説「大菩薩峠」は市川雷蔵主演、眠狂四郎、円月殺法など時代劇舞台になった地。
良く映画館に足を運びました。一度は行ってみたかった地。