個人山行報告 日本100名山第81座目金峰山2599m  第82座目瑞牆山2230m  記K・A

【山行日】11月3日(木)同日登山いたしました 

【山行報告】瑞牆山荘100mの駐車場に前泊いたしました。焼酎を飲んで早々に寝ましたが最高にいい季節の休日のため深夜から車の出入りが激しく、一旦目が覚めるととても寝付ける状況では無く、1時30分起床を決断しました、2時準備を整え出発しました。事前に登山口を確認していなかったので少々手間取りましたが、瑞牆山荘前に登山口を示す標識があり無事登山道に侵入できました。熊注意の看板が気になり2~3分おきに笛を吹きながら金峰山を目指しました。

高速を走っていましたら周りの山の頂上付近がすっかり真っ白になっているのを見てアイゼンを準備するのを忘れていたことに気が付きました。仕方なく諏訪湖のSAで北斗市近辺の登山用品店を検索して電話を掛けました。結局予定のICより20kmも余分に走って甲府市のエルクという登山用品店でモンベルの軽量チェーンアイゼンを購入してまた高速を同様に戻って瑞牆山荘近くの駐車場に向かいました。

山頂手前では岩肌に氷がへばりついて、とてもアイゼン無しでは危険すぎる状況でした。07:00頂上到着、おそらくすぐ近くの山荘に宿泊していた方3名直後に登ってこられましたので証拠写真の撮影をお願いしました。

瑞牆山頂上から見た金峰山

次に同日瑞牆山も登るつもりでしたので、早々に下山開始。09:50富士見平小屋そこから瑞牆山をめざしました、金峰山とは大違いで物凄い人です時間も時間なので早朝に登った人が次々に下山してきますこれから登る人も半端ない人数瑞牆山―超人気です。

金峰山頂上からの眺めです。西のです、何山でしょうか?
11:30  瑞牆山山頂到着、ものすごい人です。

金峰山では周りの景色を楽しむ余裕がありませんでしたが、こちらではゆっくりと昼ご飯も食べて眺めを堪能しました。

富士山もとても大きく感じました、13:10駐車場に下山完了しました。近くに増冨温泉がありましたので汗を流してから帰宅しました、なかなか素晴らしい温泉でした。

富士見平小屋付近から見た 瑞牆山

【例会報告】紅葉の武奈ヶ岳  記K・S

【山行日】 2022年11月3日(木・祝)) 

【天候】 晴れ 

参加者】 女性5名、男性2名、計7名

【コースタイム】坊村8:25発~御殿山10:45~ワサビ峠10:55~    武奈ヶ岳山頂11:30(昼休憩40分)12:10発~ワサビ峠12:40~御殿山12:45~坊村14:50着・解散

【山行報告】 紅葉を楽しみに武奈ヶ岳へ。紅葉シーズンの祝日、早めに到着の午前8時すぎでも坊村駐車場は8割近くは埋まっていました。坊村の標高は300m余りあり、市内より気温は低くて7度表示。ほぼ快晴でこれから登る御殿山コースの山々は色づき始めているので楽しみのスタートです。

見事な青空と紅葉

明王院横の登山口からの急登はきつく、何度か休憩を挟みながらスギの人工林に囲まれたつづら折れ道をもくもくと登ります。一時間ほど急斜面を登り、いったん急坂は終わって一息ついてからは、幅の狭いトラバースの斜面を登ります。急斜面を経て845mピークに近づく頃にはブナ林に変わり、黄色く色づいた葉っぱと快晴の青空、楓の赤も混ざって一気に武奈ヶ岳の秋を感じさせてくれます。

黄金色ブナ林、みんなの笑顔がいいですね!

見事な紅葉でところどころで撮影タイムを取りますが、ペース配分も良く御殿山には10時45分到着。武奈ヶ岳頂上もはっきり見え、西南稜へのピークや周りの山々は見事に色づき、グラデーションの様な紅葉の景色が目に飛び込んできます。ワサビ峠まで一旦急斜面を下りますが、西南稜への登り返しを過ぎると真っ青な空と紅葉のコントラストが見事でした。

武奈ヶ岳山頂が見えてきました!
山頂が待っている、雲海と大勢の人も待っている!

西南陵からは頂上付近を大勢の登山者が歩いているのが見えます。山頂から下りてくる人も増えてきて何人もの人から「琵琶湖が雲海に包まれていてすごいですよ」と教えてくれます。濃霧がかかっている琵琶湖?ってどんなのかな、と思いながら最後の稜線を一気に登り11時半に山頂到着。

雲海に包まれた琵琶湖

頂上で見えたのが、なんと琵琶湖が北か南まで全部雲の海、空は晴れているのに湖面は一面雲でわれている。見事な雲海!流石に何十年、何十回も登ってきたけど初めて見る景色です。参加メンバーの皆さんも大感激状態でした。

山に登って嬉しいのは何よりも天気が良いのが一番と思いますが、今回の武奈ヶ岳、快晴の元、紅葉だけでなく、琵琶湖の雲海も見られて大満足。頂上は大勢の登山者でしたが、風もなく頂上のどこでも休憩場所が確保できて、私たちも特等席を見つけて雲海を眺めながらゆっくり昼食休憩がとれて、武奈ヶ岳頂上からの感動の景色を満喫できました。

武奈ヶ岳(1214m)登頂!

下りの時間には日差しの角度も変わり、午前中とはまた違う紅葉の輝きを見ながら気持ちよく下って坊村には14:50分到着し解散しました。登り、下りの先頭をMSさん、MJさん、MAさんにお願いしました。急斜面なども絶妙のスピード加減で歩いてもらい無事山行を終えられました。皆さんありがとうございました。

武奈ヶ岳 感想」:U・N

晴天に恵まれ穏やかな秋空の中、初めての武奈ヶ岳に臨みました。 始めに長い急斜面が続くと聞いていたので不安もありましたが、木々の合間から見える景色に癒されながら頂上に辿り着くと、下に見えるはずの琵琶湖が一面の雲海に覆われていて、とても幻想的で感動でした。  彩付き始めた紅葉と、雲海を眺めながらの昼食は初めての体験でした。

「武奈ヶ岳 感想」: S・M

西南稜から見た武奈ヶ岳

 初めての武奈ヶ岳山行きでした。登り始めはかなりな急登との事で、覚悟をしていましたが、ゆっくりなペースで歩いてくださったので、バテる事なくその後のアップダウンでも、ついて行くことが出来ました。天気は快晴、途中の山々の紅葉と青空とのコントラストが素晴らしいものでした。そして、人生で初めて、山の上からの雲海を見ることが出来ました。スマホの写真ではあの見事な景色は撮りこむことが出来ませんでしたが、この目にしっかりと焼き付けました。頑張って登れたご褒美でしょうか。