【例会報告】奈良・二上山(517m)    記T・A

【山行日】 2025年9月14日(日)

【天 候】 曇り

【参加者】女性6名、男性2名、計8名

コースタイム】10:00二上山登山口~11:00銀峰~11:30出会いの広場(昼食)~12:05雄岳~12:20雌岳~12:45岩屋峠~13:15祐泉寺~13:30大龍寺~13:50道の駅ふたかみパーク當麻~14:30二上神社口駅

【山行報告】 まだまだ残暑厳しい中、二上山例会を実施します。本日の集合場所は近鉄二上山駅。12月に二上山の近くの屯鶴峯に行く例会も企画していて、この集合場所は近鉄二上駅。似たような名前の駅があるんやな~と思っていましたら、本日二上駅に集合された参加メンバーがおられました。無事に合流出来ましたが、案内に間違えないように丁寧に書くべきでした、反省。

さて、二上山登山口から登山開始。歩きやすい道です。ヤマップで調べていたら、秋の訪れを告げる秋海棠(シュウカイドウ)というピンクの可愛らしい花が咲くようだったので、まずこの花目当てに進んで行きます。銀峰に行く道と外環と呼ばれている分岐の外環の方に群生地があり、花を見に少し外環を歩き引き返して銀峰の方へ行きます。私の花目当ての例会で、あまり花が咲いていることがないのですが、この日はきちんと咲いてくれていて見ることが出来ました!写真を撮って満足し次は銀峰へ。銀峰は名前は良いけど、ただ看板があるだけです。お楽しみはやはり出会いの広場。銀峰からちょっと急な登りで、蒸し暑さもあってあと少しのところで休憩を挟み到着。霞んでいますが、なかなかの景色でPLの塔が見えます。「ここで昼食を食べたい。」との希望あり、ベンチもあるのでここでゆっくりと昼食にしました。

その後は雄岳、雌岳へ。ほぼ登りは終了しているので快調に進んで行きます。雌岳には立派な日時計があります。「太陽の道」を記念したモニュメントだそうです。雌岳山頂で集合写真を撮り、下山開始。岩屋峠に下りて行きます。

歴史を感じる岩屋を見学し祐泉寺へ。青モミジが綺麗です。祐泉寺までで山道は終了。道の駅で、トイレ休憩と一旦解散とし、それぞれに楽しんでまた一緒に二上神社口駅まで歩きました。二上山はコースが沢山あり、桜やササユリ、紅葉も楽しめるようなので、また季節を変えて行ってみたいです。参加の皆さんありがとうございました。

「平日例会報告」 松尾山から新烏ヶ岳 記K・S

【山行日】 2025年9月12日(金)

【天候】 曇り 

【参加者】 女性2名、」男性2名、計4名

【コースタイム】 阪急嵐山8:25~松尾山9:10~嵐山9:55~烏ヶ岳10:20~新烏ヶ岳11:05(昼食休憩30分)~烏ヶ岳12:05~松尾山13:00~阪急嵐山駅13:30

【報告】当初予定していた9日(木)はトロッコ保津峡駅への下りは前日の大雨で危険と判断して取止め。延期にした金曜日も午後から急な雷雨の予報が出ているので新烏ヶ岳までの往復に変更。 参加者は当初より減りましたが、会話も途切れず?楽しい例会になりました。

と言っても気温は32度の予報、湿度も高く一座目の松尾山(275m)までの急坂で汗びっしょり。天気予報は曇りでしたが日が差すと堪えます。2座目の嵐山(382m)は分岐を超え急坂を登ります。何本かの倒木くぐりがあり、山城があった山なので山頂まで距離は短いですが、登り堪えがありました。

少し広場になっている山頂は城跡の雰囲気があります。手作りの表示板が掛けられていて集合写真を撮り、次の烏ヶ岳へ向かいます。3座目の烏ヶ岳(398m)への分岐を進むといきなり岩場になりロープが張られた斜面を登り続いて倒木くぐりを繰り返して30分ほどで山頂に到着。展望はなく一息ついて次の新烏ヶ岳に向かいます。

新烏ヶ岳までの登山道の前半は尾根道で歩きやすかったのですが、後半は道幅の狭いトラバースや苔が生えた滑りやすい岩場の急坂があり、気を使いながら進みます。ここ雨なら大変やろな、と話しながら新烏ヶ岳と山上ヶ峰の分岐へ。11時過ぎに分岐に到着、吊り下げられていたクマの鐘を鳴らして昼休憩に入りました。

食後、分岐から少し登ったところに新烏ヶ岳(407m)の頂上があるので向かいます。本日4座目に笑顔で登頂しました!のころから雷鳴が聞こえ、曇行きも怪しくなってきたので、気持ちアップテンポで下ります。往路で雨降りだと大変だろうと話していた苔の急斜面の岩場は雨でなくても滑りやすく、慎重に通過、まずまずの速さで雨にも降られず、松尾山の展望台ではゆっくり渡月橋の展望を味わいました。準備していたカッパも使うことなく無事嵐山駅に到着。安堵して例会を終えることが出来ました。

「例会報告」京都トレイル:赤山禅院~瓜生山 記Y・T

【山行日】9月7日(日曜日)

【天 候】晴れ

【参加者】3名

【コースタイム】梅谷登山口9:10~10:10水飲対陣碑跡10:20~11:20白鳥山コル 11:40~12:05瓜生山12:15~12:30茶山12:40~12:55バブテスト病院横解散

【山行報告】蒸し暑い朝、叡電出町柳に集合。今回は3名の静かな山行です。赤山禅院門前を通って「梅谷登山口」からスタート。沢沿いをゆっくり歩く。前からも後ろからも歩く人が見当たらず3人の息づかいだけが聞こえてくる。水飲対陣碑跡から本日最後の登りを得て石鳥居広場で一休み。この後、瓜生山まで全て下り道。思うにこのルートは「瓜生山」から出発するより水飲対陣碑跡からスタートする方がはるかに楽なペースで歩くことが出来る事にやっときずいた。

石鳥居から静かなトレイル歩き。すれ違うのはランナー4名だけ、ハイカーらしき人は僅か。このルートでこんな静かな山行は初めての経験。時折、谷から吹き上げる風に「ホットため息」を付く。瓜生山で一休みしていても誰も登ってくる人がいない。十分休憩を取って最後の下山にかかる。「東山三十六峰七番目の峰・茶山(192m)」で最後の休憩をとる。この小山で何度も足を止めていたが「東山三十六峰・七番目の茶山」の立て看板を初めて読んで知った。申し訳ありませんでした。瓜生山では僅かにそよいでいた風も木立に囲まれたここ茶山ではそれも無く解散地点目指して駆け降りバブテスト病院横で無事解散。

「例会報告」湖南アルプス サギソウ例会 「例会報告」   記K・S

【山行日】 2025年8月31日(日)

【天候】 晴れ

【参加者】 女性8名、男性2名、計10名

【コースタイム】 アルプス緒山口9:20~分岐10:30~大河原11:30(昼食休憩30分)~分岐12:25~アルプス登山口13:50

【報告】

名古屋では最高気温40度の記録的な暑い日(京都では38.1度)でしたが、昨年は雨で行けなかった湖南アルプスサギソウ例会。10日前に下見に行った時にはいろいろ歩いて探して数本を何とか見つけたのですが、今回はYAMAPでもそれなりに咲いている情報がアップされていて(ただ咲いている場所は保護のお約束で隠されていて写真のみ、分からないので自力で探すことになりそうですが)この数日アップは多いので期待をしての出発!と言っても暑い、とても暑い。

のぼりの富川道は川沿いで、段差の大きい岩場や滑りやすい箇所もあり、注意しながら進みます。時々吹く風がありがたいのですが、茂ったシダでは影もあまりなく、汗が流れ歩き始めは聞こえていた会話も徐々に聞こえなくなっていきます。ただサギソウを見て?下山してきた人たちと出会うので期待をしながら登ります。太神山との分岐が近づく頃、疲れてきたメンバーの一人から足がつったとの声。「こりゃしっかりサポートしなければ」と荷物を分担して持ちす。

分岐から少し進むとまずサギソウ一輪を見つけて歓声が上がります。そして御仏河原の池の周りには何本も咲いていて、皆さん笑顔の撮影タイム。池の全景も快晴の元見事な景色です。が、先を進む登りあたりで再度足がつる状況、2人は休憩を取ります。その後5分程で大谷河原に移動、期待通りのサギソウ、小さな花ですが、まるで白サギが翼を広げて飛んでいるような可憐な姿に皆さん大感激、今回の目的達成です!

近年サギソウが雑草のような葉っぱなので踏みつけられて年々数が減っているとのことで、足元を気をつけながら思い思いに撮影されていました。その後は大谷河原の木陰でゆっくり昼食をとり、一般参加の方とも交流も出来ました。お昼を過ぎると暑さも厳しくなってきて、体調も不安な方も出てきたので、当初予定していた笠間ヶ岳経由周回コースは、炎天下の林道歩きが最後1時間あるので、無理して歩くのは取止めにして、元来た道を戻ることにしました。

岩場が特徴的な湖南アルプスの沢沿いの富川道、登ってきた道ですが濡れた岩場が滑りやすく、ゆっくり慎重に下ります。暑い中でしたが、沢沿いの登山道を皆さん無事下ってアルプス登山口に到着。バスの時刻にタイミングよく到着出来て暑い中待たないでバスに乗れました。

みなさんお疲れ様でした!



「個人山行報告」南アルプス・北岳(3193m)&間ノ岳(3190m)  記Y・A

【山行日】 2025年8月25日(月・夜)~8月30日(土・朝)

【天 候】 晴れ  

【参加者】女性5名

【コース&報告】

<1日目・8月26日> 甲府駅(9:05発)=広河原(11時着)~白根小屋分岐~白根御池小屋(15:25着)(宿泊)

甲府駅前で安全登山のキャンペーンをしていて、キャラクターの富士子ちゃんがアミノバイタルを配っていました。

  広河原から野呂川にかかる吊り橋を渡る。登山道の階段は21か所あるとのこと。木の根や段差が高く結構難所だった。

1日目の白根御池小屋は2006年に再オープンでとてもきれい。5人が個室に入れて満足。食事もまあまあでした。

<2日目・8月27日>白根御池小屋(5:43発)~(草スベリコース)~肩ノ小屋~北岳(11:40)~北岳山荘(14:10着)(宿泊)

11時頃に肩の小屋に着きました。残念ながらガスがかかっていましたが、ゆっくり休憩ができました。肩の小屋から1時間ほどかけて北岳山頂へ。日本で2番目の山に登れたと感激。シロバナタカネビランジが待っていました。

北岳山頂でもガスってて、早々に先に進む。周りの景色は3日目に持ち越しです。下山道も岩稜帯で厳しいです。

<3日目・8月28日> 北岳山荘(5:50発)~中白根山~間ノ岳(7:55)~中白根山~北岳山荘(10:02)~北岳~肩ノ小屋(14:20着)(宿泊)

3日目、北岳山荘から望む、日の出、雲海の中の富士山。

雲海に浮かぶ富士山を眺めながら3人で中白根山へ。ここから先は、段々と岩稜の登山道になります。間ノ岳の山頂は強風が吹いていたので、早々に引き返しました。北岳山荘迄の往復は4時間かかりました。

3日目の北岳山頂は快晴で素晴らしい景色が見られました。

<4日目・8月29日> 肩ノ小屋(5:50発)~(右俣コース)~白根御池小屋(9:45)~ 広河原(13:00着)・山梨交通バス(14:00発)

4日目の朝は強風だったけど下山するうちに晴れてきました。帰りの下山道は右俣コースにしました。北岳の岸壁、バットレスが見られる。

Y・A:一年前に北岳を計画しましたが、諸事情で中止になり、今年リベンジの北岳です。小屋の予約ではNさんに大変尽力してもらいました。トレーニングや体力や持ち物など何かと心配なことは、皆で智恵を出し合い、何回もメール等で意見交流をしました。 ゆとりを持った行程だったので、全員怪我なく歩くことができました。南アルプスの天空の縦走路は、富士山、中央アルプス、仙丈ヶ岳、甲斐駒ヶ岳、鳳凰三山など山々の素晴らしい景色を見ながら歩くので、満足感いっぱいです。皆さんに大変お世話になり有難うございました。

M・A:北岳に行くにあたって3日にあけず高温の中、山へ登ってトレーニングしました。白根御池小屋は綺麗で親切で自分の家で寝ているのかと錯覚して目覚めた時、蛍光灯の紐をさがしました。草スベリの500mの壁は覚悟していたもののきつかった。登れども登れども尾根は遠かった。肩ノ小屋を越えて北岳はガスの中。タカネビランジの花が慰めてくれました。北岳山荘に向かう道の方が岩ゴロゴロで長かった。 2泊目の北岳山荘の夜、息苦しく動悸も早く、ナンダ、ナンダと思う内に夜が明けました。顔がむくみ体調がすぐれないので、間ノ岳はパス。待っている間に回復。肩ノ小屋は印象悪し。 4日目は草スベリではなく右俣へ。北岳バットレスがバッチリ。絶対バスに座りたいと言うSさんの希望通り、13時にバス停へ着く。 私の不調は塩分不足。75歳の挑戦は無謀かなと思っていましたが、皆の笑顔に励まされ無事登頂できました。“ありがとう、仲間達”

N・K:三千メートルの稜線歩きやお花など楽しみはたくさんありましたが、とにかく怪我なく下山することを願っていました。 風が強くて寒くて怖い時もありましたが、駅前で山梨警察の方から貰ったアミノバイタルのおかげか全員無事でした。 下山後に入った銭湯は、太宰治が通った温泉でした。「富士には月見草がよく似合う」って思い出しました。    

S・M:日本で2番目に高い山へ。この度、Mさんにお誘いいただき、日本で2番目に高い山への登山に挑戦しました。「行こう!」と決意したものの、すべてが初めての経験で、不安ばかりでした。標高3,000m級の山、3日間の山小屋泊、10キロを超えるリュック・・・どれも未知の世界です。それでも、いざ登り始めると、ご一緒した皆さんが登山の基本を繰り返し声がけしてくださったおかげで、大きくバテることもなく、最後まで歩き通すことができました。(残念ながら間ノ岳は断念しましたが…)。雲海の中に浮かぶ富士山、ご来光、登山道の途中で真横に見えた錚々たる名峰たち・・・そのすべてが、今も目に焼き付いています。初めての本格的な登山を無事に終えることができたのは、支えてくださった 皆さんのおかげです。本当にありがとうございました。                     

N・Y:草スベリの急坂を上り、稜線に富士山の頭が見えた時は感激しました。すれ違った方から山頂に、タカネビランジが咲いているよと教えてもらい、花を楽しみに肩ノ小屋を通り過ぎて北岳山頂へ。岩の割れ目にピンクの花を見つけた時は、暖かい気持ちになりました。 北岳山荘から夕日に光る北岳、朝日に照らされる富士山を見て、またまた感動。間ノ岳までは偽ピークに何度も騙されながらやっと着いた山頂は凄い風。写真を撮って直ぐに退散。霧や雨を心配しながらも天気に恵まれて事故なく下山できて目標達成です。皆さんありがとうございました。