2024年度 積雪期搬出訓練  記Y・T

【山行日】1月28日(日)

【場 所】比良・イン谷

【参加者】女性1名、男性3名、計4名。総勢30名

【コースタイム】9:00イン谷~第一ルンゼ手前広場~イン谷15:00解散

【山行報告】 訓練日直前にドカ雪が降りイン谷も白く雪化粧、なんとか24年度積雪期搬出訓練が行われた。参加は8労山・32名。2班に別れてそれぞれ実技指導を受ける。朝一で「プローブ取り扱い」、次いで「ビーコン操作と捜索訓練」。午前のメニューを消化して「昼食」。午後から第1ルンゼ手前まで登り「要救助者の梱包と搬出訓練」を行う。一般参加者の皆さんは使い慣れていない「プローブ」、「ビーコン」操作に戸惑い「梱包と搬出」では慣れないロープ結びと雪上でも搬出訓練に戸惑いながらも「大変意義のある訓練でした」と感想を述べられていました。

訓練開始の挨拶
プローブ探索の練習
要救助者梱包雪上搬出訓練

女性委員会雪見山行報告 賤ヶ岳 421m 記M・J

【日時】 1月28日(日) 【天候】 曇り

【参加者】右京2名、女性委員他5名、計7名   

 【コースタイム】余呉駅9:40~登山口9:55~大岩山10:55~賤ヶ岳12:15~昼食休憩(12:20~12:45)~大岩山14:00~登山口14:50~余呉駅14:55

【報告】JRに乗って1時間半。湖北はしっかり雪国でした。どんよりと曇った空ですが、無風で寒さはましでした。駅から歩きだして間違って余呉湖の方へ行くと、ワカサギ釣りで賑わっていました。少し戻り登山口に着くといきなり雪道でした。神社前でアイゼンを着けて坂道を登って行きました。積雪30センチくらいですが、踏み跡があるので迷うことはありません。全てが雪で覆われていてとてもきれいです。今季初めての12本爪のアイゼンを着け、ストックを両手に持ってザクザクとリズミカルに歩いて行きました。急斜面をジグザグに登ると見晴らしの良い山頂に到着しました。景色を眺めながらの昼食休憩と思いきや、氷雨が降り出し短時間で済ませ写真を撮って下山を開始しました。途中で、せっかくワカンを持ってきたので2名がワカン装着での歩行練習をしました。

右京のメンバー

 下山時は雪が緩んできて重く感じましたが、土までは出ることが無く、ずっと雪の上を歩くことができました。靴やアイゼンが汚れず助かりました。今回は雪用の靴と12本爪アイゼンを着けての歩行練習にもなりました。

「例会報告」Uターン京都トレイル⑦ 蹴上~京阪伏見   記Y・T

【山行日】1月14日(日)

【天 候】晴れ

【参加者】女性6名、男性2名、計8名

【コースタイム】8:00蹴上~8:50東山山頂公園9:10~9:30清水山9:40~10:10六山麓(お汁粉タイム)10:30~11:20泉涌寺前広場(昼食)11:50~12:40稲荷山四つ辻~14:15大岩山14:30~15:50京阪伏見桃山駅・解散

【山行報告】

粟田神社前

抜けるような青空の下、地下鉄蹴上駅から出発。電車の中では受験会場に向かう親子ずれや全国女子駅伝に向かうジャージー姿の人達で賑わっていました。外に出ると比叡山、北山、愛宕山と頂が一斉に白く輝いていました。

公園展望台から見た市内

粟田口から東山山頂公園に向かう山道では吐く息が蒸気機関車が吐き煙のように見えました。山頂公園展望台には時間が早いせいか誰もいません。右京の独り占めです。

清水山山頂

公園を抜けて清閑寺登山口まで下りてきたとき「阪急・・・」の係の人が立っていて「今から600人がやってきますので早くここを抜けて下さい」と話しかけられ慌てて渋谷街道後かを抜けて六条山へ向かいました。でも、600にとは遭遇しませんでした。六条山麓で休憩(お汁粉タイム)を取っていると通りがけのおじさんから「この上に太閤平が有ります。皆さんの足なら往復10分で行けますよ」と声を掛けられ「ちょっと寄り道して行こか」と行って太閤平まで上がるとそこに「太閤さんの仏塔」が立っていて眼下に清水寺を見下ろす事が出来る広場がありました。トレイル寄り道コースに加えることが決まりました。

阿弥陀ヶ峰~見下ろす清水寺

11時過ぎに泉涌寺前の広場まで来たので早い目の昼食。日がよく当たる広場でお弁当とおしゃべりにあっと言う間に時間が過ぎました。

泉涌寺山門前

稲荷山「四つ辻」出会いに来ると観光客で賑わっていて本殿に下りるコース諦めて辻を左に折れて寄り道コース「白菊の滝」から標識F34に出て再度、京トレコースに戻りました。

稲荷山の階段が今日の中では一番きつかったです。稲荷山を過ぎると最後の登り「大岩山」へ向かいます。谷間の苔むした山道を登り詰めると京都市南部から大山崎方面に向けて視界が広がり、晴天のお陰で「阿倍野ハルカス」まで見渡すことが出来ました。ここからは一気に伏見に向けて下るだけです。下りの竹藪では「タケノコ」栽培のためのショベルカーが入って土壌作りをしていました。

大岩山山頂

伏見桃山城公園に入ると天守閣がそびえ立ち中には入れない無いのが残念でした。Uターン京都トレイルは2年越しになりましたが行きと帰りではトレイルの姿が変わることに驚きと楽しみがまた湧いてきました。

「例会報告」新春初登りハイク 「愛宕山」記M・J

【山行日】 2024年1月8日(祝・月)

【天 候】 曇り

【参加者】 女性4名、男性3名、計7名

【コースタイム】 表参道登山口8:40~三合目9:35~五合目9:55~水尾別れ10:40      ~石段下広場11:20~12:20~月輪寺13:10~丸太広場13:20~林道14:05(解散)

【山行報告】 右京労山今年初めての例会です。暖冬傾向の天気でしたが、前日の夜半に雪が降り、新春初登りは雪山のスタートとなりました。寒い日でしたがきれいな雪景色で冬山気分になります。

乗り出した頃

スタートから三合目まで、つらい急登が続きます。いつものことなので、ゆっくりと歩を進めて行きます。徐々に登山道は雪道になりましたが、凍っていないので雪を踏みしめて登って行きました。水尾別れ以降身体も温まり、あとひとがんばりです。予定どおり登りきって、トイレ前の小屋でおぜんざいを作り、熱々をいただきました。その後愛宕神社へお参りし、石段にて集合写真を撮りました。

黒門に到着

下山は月輪寺経由で下りるので、安全のためアイゼンを装着しました。狭くて急な登山道ですがアイゼンのおかげで滑らないので、安心して下っていけました。月輪寺手前でアイゼンを外し、つづら折りの月輪寺参道を無事に下りました。そこからバス停までそろって歩いて、2時50分発のバスに乗って帰りました。

石段下で集合

終い山行で雪がなく残念な思いをしました。愛宕山も前日まで雪はなかったとのことです。ちょうど雪が降り積もって最高の日になったと喜んでいました。今年初のリーダーで雪の愛宕山を無事に終えることができました。今年も一年元気で、いろいろな山へ行けることを願っています。

「例会報告」終い山行・地蔵山(947m)&愛宕山(890m)    記Y・A

【山行日】 2023年12月17日(日)  【天 候】 晴れ

【参加者】 女性12名、男性7名、一般3名、計22名

【コースタイム】 JR京都駅(7:34発)~JR八木駅(8:13着)=八木駅京阪バス(8:27発)=越畑(9:00着)~鉄フェンス前(9:13~9:18)~芦見峠(10:00~10:05)~地蔵山・昼食(11:05~11:45)~愛宕山神社下(12:55~13:25)~表参道三合目(14:40~14:50)~清滝(15:35・バス発15:50)

【山行報告】

地蔵山頂上での集合写真

17日の終い山行の2~3日前までは気温が高く、冬とはいえ暖かい日が続いていました。しかし、終い山行の日は急に冷え込んで寒い日になり、八木や越畑の地は雪が降っているかもしれないと思ったものです。ところが、電車が亀岡に入っても霧がまったくなくて青空が広がっています。八木駅からバスで越畑に着くと、うっすらと民家の屋根に雪が見られますが、道路には雪がありません。

すっかり落葉した地蔵位山

いつもの鉄のフェンス前の広場に集合してメンバーの確認や紹介をしました。今日は、女性委員会受講生の3人が参加してくださり、総勢22人の終い山行になりました。ゆるやかな登山道を寒さを感じながら歩き始めました。芦見峠辺りはすっかり広葉の樹木の葉が落ちて枯れ木になっていました。昨年はこの辺りから雪道になりましたが、今年はほんの少し雪が見られるだけです。気温が低いせいか、所々霜柱ができていてきれいです。先頭の若手の人達が気配りしながらゆっくり歩いてくれたので、後方の年配組も順調に歩くことができました。私も西向地蔵様にゆっくりお参りして地蔵山の山頂を目指しました。

地蔵山には予定より(?)やや早く着いたようで、早速お楽しみのお善哉を3つの鍋で作りました。お餅がやわらかくなったので皆さんに配っていきました。小林さんがいつものようにパイナップルをたくさん持って来てくださったので、それも美味しくいただきました。有難うございます。集合写真を撮ってから再び愛宕山に向かって登山開始です。地蔵山の気温は、マイナス1℃ぐらいだったということです。でも雪はありませんでした。

地蔵山には少し雪がある

地蔵山からの歩きは、先行組と後方組とに分かれました。愛宕神社下で再び一緒になることにしました。この辺りにはアセビの樹木が多くて、葉も青々しています。でも他の樹木は落葉しているので遠方の景色がよく見えます。蓬莱山や北山にはまだ雪は見られませんでした。

西向地蔵様

先行組は、愛宕山の三角点まで行き、余裕で戻ってきました。愛宕神社にお参りに行きお札を購入した方もおられました。トイレ前の小屋に全員そろったのが13時25分頃でした。ここで皆さんと相談し、一旦解散することにしました。清滝のバスの時刻は、14時50分、15時50分・・・です。健脚の人達は早めのバスに乗れます。ゆっくり組は、次のバスに余裕で乗れます。リーダーの悩みどころですが、皆さん良く知った登山道なので、皆さんにお任せしました。一部の方は、JRが便利だということでツツジ尾根に下りられました。(ある山の会では、愛宕山で自己のタイムアップのトレーニングをされていますから、これもありですね。)

愛宕参道から東の山々がよく見えます

女性委員会の受講生の皆さんは、途中地図を見て読図もされていました。私達も初心を忘れずにまた頑張って山行き続けたいですね。