「例会報告」 金毘羅クライミング・マルチ 記M・A

日時:2024年9月8(日)晴れ

参加者:男性 計2名

コースタイム:江文神社9:00~Y懸尾根~Y懸頭~江文神社15:45

【山行報告】

9月になっても真夏の猛暑です。先週は雨で中止のためか今日の駐車場は超満杯、今までで最高の人出です。これでは人気のホワイトチムニーやいつものゲートロックは確保できそうもない。労山の人にも次々と出会う。

こちらはのんびりと出発しY懸尾根をマルチで登る。確認しながら何度も練習を重ねる。うっかり逆になったり手順を間違ったりもあります。水分補給で一休みし汗を拭う。 Y懸取付きもいっぱいだったが、尾根を降りてこられた労山の3人は尾根を3往復すると言われた。凄い!他の3人組は不帰の剣へ行くための岩稜トレ。北尾根からも登って来る人が見える。Y懸頭でもトレーニング中。昼食をとってゆっくり休みこの後どこで何をしようか考える。久しぶりに頭からの懸垂下降に決める。ところが久しぶりで混乱した。ずっとマルチで登ってきていたのでATCのセットが変になった。バックアップやいろいろ考えすぎでした。

まだまだです。ザックを担ぎ下降し登り返しまた下降して終わる。ロープを束ね下る。予想通りチムニーもゲートロックもまだ登っておられる。こちらはいい時間ということで江文神社へ下山する。今日も2人だけの参加でしたが練習内容は十二分でした。涼しくなったらもっと楽しめそうです。10月から金毘羅は、毎月「マルチクライミング」1回と「岩稜トレニング」1回で行いたいと思います。参加しやすくなりますのでぜひ楽しんで下さい。

「例会報告」 比叡アルプス  記Y・T

【山行日】9月8日(日)

【天 候】晴れ

【参加者】女性2名、男性2名、計4名

【コースタイム】8:30白川通丸太町~8:45バブテスト病院横登山口~9:35瓜生山~     10:10京都トレイル標識63番~11:45P383・行動食12:10~13:141本杉~14:50水飲対陣碑跡~15:30比叡登山口(解散)

【山行報告】

久し振りの比叡アルプス。最初は田尻さんのリーダーで参加しました。2回目はそ の後数年経って村上さんのリーダーで参加しました。その時のイメージが残像として残っていて瓜生山を過ぎて京トレ標識63から右手に路を取り、沢に向かってどんどん下りました。そして沢に出てヤマップを片手に沢を遡上していきましたが沢がどんどん痩せて細くなり右手のP383に繋ぐ登り口が見えてきませんでした。「おかしいなぁ~、こんなに遡上していなかったし登り口もはっきりしたトレースがあったよな」と独り言を言いながら急な斜面から尾根に取りつきました。ヤマップを読み返すとルート手前の尾根を登っていました。一本杉に通じる尾根のP383に上がるまでメンバーの3人には申し訳無かったです。尾根に上がると時折涼しい風が吹き上げてきて少しだけ爽やかな気分になれました。

気温も相当高かったので一本杉駐車場で自販機をめざとく見つけてペット500ccのジュースをがぶ飲み。一息ついて東海自然歩道から沢伝いに京都トレ標識67・石鳥居に出て水飲対陣碑跡を通って何とか音無川に架かる雲母橋を渡り比叡登山口に無事到着・解散としました。比叡アルプスで出会ったのはP383の尾根スジでご老人お一人でした。沢からP383に上がるトレースを何とかもう一度検証したいと思います。

山行感想

 O・Y:沢から尾根への登りが凄く急で足下ズルズル滑るし、這うようにして登りました。 疲れたけど最後まで歩き切る事ができ、良かったです。

T・T:初心者で比叡アルプスも初めて。四つん這いになりながら登ったり、急な上下りの連続で大変でした。 でもお天気にも恵まれ、時折涼しい風も吹き登って良かったです。お風呂に入ってからのビール、最高でした。

M・K:8月中旬にコロナに感染し、約1ヶ月ぶりの山行で体力的な不安と、初めて行く所という楽しみとが入り混じりながら歩き始めました。

リーダーから地図でP383手前の等高線の間隔が狭い所を示され、「ここを乗りきったら、後は、ほぼ平坦ですよ。」と檄を入れていただきました。その地点に差し掛かったところ、立っているのがやっとで歩くというより這っている状態でしたが何とかP383に着いた時には苦しかったことより達成感でいっぱいでした。

一本杉の展望台では京都市街の景色が一望でき、顔を横に向けると大津、琵琶湖の景色が目に飛び込んできて感激しました。このような達成感、感動を求めて引き続き例会に参加したいと改めて思いました。

「例会報告」 六甲ガーデンテラスでジンギスカン交流会   記T・A

【山行日】 2024年8月25日(日)

【天 候】 雨のち晴れ参加者】 合計21名

①普通コース:女性6名、男性4名、計10名

②ゆっくりコース:女性8名、男性3名、計11名

【コースタイム】普通コース 8:40六甲ケーブル下駅~10:30油コブシ~11:10六甲ケーブル山上駅~11:35神戸ゴルフ倶楽部~12:00六甲ガーデンテラス~12:45六甲山ジンギスカンパレスにて交流会~解散

【山行報告】今年の夏もとっても暑かったですね~。最近、毎年このセリフを言っているような気がします。暑い時期の日帰り例会は悩みます。登りだけなら頑張れるかな?という思いとリーダーが個人的にジンギスカンを食べたかっただけですけど、登りだけ登って六甲ガーデンテラスでジンギスカン交流会を企画してみました。六甲は交通機関もしっかりしているのでケーブルで登ってしまうゆっくりコースも出来ます。

当日の天気予報は雨も少し降りそう。でも中止にするほどではないと思い決行することに。六甲に向かう電車の中で大雨が降ります。普通コース組の阪急電車は徐行運転で少し遅れたぐらいで済んだのですが、ゆっくりコース組が出発する頃には高槻辺りの大雨の影響で完全に電車が止まってしまい大変だったようです。ゆっくりの集合時間に間に合わなかった3名はケーブル後バスに乗って来られていました。

 

山頂駅展望台より

右京の皆さんの日頃の行いが良いのでその大雨の後はすっかり良い天気に!「もう少し曇っていてもかまへんかったけど~」と思いながら普通コース組は油コブシを目指して歩き始めます。暑いので少しバテ気味になられた方もおられたので休憩を沢山取りながら進んでいきます。見晴らしの良いベンチ等もある休憩ポイントも直射日光が当たって草がボーボーのせいか他の人はいませんでした。右京のメンバーも屋根のあるところからあまり出てきません。でも海が見えるので私は好きです。ケーブル山上駅の展望台からも良い景色が見渡せました。

六甲山ジンギスカンパレスにて

さあ、もう一息。ゴルフ場のところは風が通って気持ち良かったです。汗をたっぷりかいて六甲ガーデンテラスに到着すると、先に到着していたゆっくりコースのメンバーが手を振って出迎えてくれました。汗で濡れた服を着替えてさっぱりとしたらジンギスカン交流会。皆さん、楽しんでいただけたでしょうか?食べ放題でしたのでお腹は満足しましたネ・・・。

暑い中、たくさんご参加頂きありがとうございました!食いしん坊の私はまた何かとこんな企画を立ててしまうかもしれませんが、どうぞよろしくお願いいたします!

「個人山行報告」六甲全山縦走1泊2日  記K・A

山行日:8月22日・23日

【山行報告】

今年3回目の六甲縦走です、やはり途中で一泊すると楽です。

8月22日 12:00須磨浦公園スタート

      16:00華の湯ゴール   (近隣の空き地でテント泊)

8月23日 01:00華の湯スタート

      03:00菊水頂上

      07:00摩耶山頂上

      14:30阪急宝塚駅

とにかく汗の量が半端ないです、Tシャツはもちろん絞るとボタボタボタと凄い量が落ちます。20分おきぐらいです。この時間だけでももの凄い時間ロスです。

当然にそれだけの量の水分を補給します。六甲はそこら中に自販機があるのでありがたいです。モンベルの水筒を持っていっていましたので持ち歩き分は水筒にいれて途中でも冷たいお水を頂きました。

下半身は普通の下着パンツに短パンでこちらも当然に絞れる状態でびしょびしょですが、これを脱いで絞るわけにもいかないので絞ったタオルをこすりつけて水分を吸い取ってタオルを絞る方法で対応しました。これをちゃんとしないと短パンを濡らした汗が足を伝わって靴下を濡らしてしまいます。以前、御殿場駅から富士山往復した時にこれと同じ状況で靴下を濡らしてしまって大変難儀した経験がありましたので細心の注意を払いました。尾根は風があり涼しい感じでした。上り下りもさほど暑さは感じませんでした。23日夕方に用事がありましたのでどうしても早い時間に阪急宝塚駅にゴールする必要がありましたのでその分スタート時間を調整しました。

道が解っていない人には難しいと思いますが道がわかっていて広範囲長時間明るいヘッドランプがあれば夜間歩行は特に困難はありありません。普通の愛宕登山もその多くは3時起床、4時30分ごろの登山開始、冬場は行程の多くの部分が夜間歩行です。私の中では夜間歩行は日常化しています。六甲縦走もランナーの頃は神戸市主催も兵庫労山主催の縦走もゴールの順位を争って走りました、もちろんルール上は走ってはいけないのですが。

須磨浦公園を5時とか5時30分にスタートなので1番に受付してスタートするために受け付けの前でテントを張って順番を確保して走りました。懐かしい話です。今はもうランナーではないので上記の結果です。

「個人山行報告」 妙高・火打山と妙高山  記 Y・T

【山行日】8月11日(日)~14日(水)

【天 候】11日・晴れ、12日晴れのち曇、13日曇のち晴れ、14日晴れ

【参加者】女性4名、男性1名、計5名

【コースタイム】

11日(日)7:307京都~9:30舞鶴~17:00笹ヶ峰キャンプ場(泊)

12日(月)7:10笹ヶ峰登山口~8:20黒沢橋~10:35富士見平~11:40高谷池ヒュッテ~  13:45火打山~15:20高谷ヒュッ テ~16:10茶臼山~16:40黒沢池ヒュッテ(泊)  

13日(火)5:45黒沢池ヒュッテ~6:15大倉乗越~7:20長助池分岐~8:55妙高山北峰~9:14妙高山南峰~9:30妙高山北峰~10:55長助池分岐~11:50大倉乗越~12:30黒沢池ヒュッテ~13:25富士見平分岐~16:10黒沢橋~17:05笹ヶ峰登山口下山~18:00関温泉・せきざん(泊)

14日(水)9:00関温泉・せきざんー北陸道―15:00舞鶴~17:30京都(解散)

【感想文】

O・Y

 爽やかな朝の出発となった1日目の火打山山行は台風の影響なのか歩き始めると蒸し蒸し暑かった。お天気が心配だった山行でしたが高谷池ヒュッテ越えた天狗の庭からは池に映る逆さ火打が美しく見えました。2日目の妙高山は下山途中で雨に降られましたが岩場やトラバースが有り楽しい山だと思いました。山頂からの眺望は雲やガスで見えなかった事は残念でした。皆さんと無事に下山できて良かったです。前泊のテント泊、下山後の温泉宿を含める3泊4日、思い出に残る山行になりました。

S・M

2024年夏山 火打山・妙高山2024年のお盆は火打、妙高へ。最近毎年、台風に悩まされながらの出発です。山ではお天気も良く、思ったよりもたくさんの水分が必要でザックの中は空のペットボトルでいっぱいになりました。火打山は池に移る逆さ火打をきれいに見ることができましたが、頂上はガスで眺望を望めませんでした。ドーム型の黒沢池ヒュッテでは名物の朝のクレープをいただきました。

翌日は妙高山でしたが、私は股関節の調子が悪くなり小屋前のベンチでお留守番しました。下山は雨に降られましたが、楽しい夏山になりました。妙高はまたリベンジしたいと思います。

K・R

前回行ったときは 5 月でまだたっぷり雪の残るシーズンだったのでほとんど真 っ白な世界でしたが、今回は緑あふれる火打山と妙高山に行くことができまし た。冬になるとほとんどの草木が雪に埋もれるのだと思うと豪雪地帯なんだなと 改めて思いました。違う季節に行けて違う山の姿を見ることが出来て良かったです。

K・E

  「食べ物と人と」

 食料も飲料水も自分的には賄えるつもりで持参したはずが、さすが高山。まったく足りませんでした。反省。いつも以上に食べ、飲み、宿泊小屋でパンなど買うつもりが売っておらず(泣)縦走2座目の妙高山下山途中でシャリバテに…。  思っていた以上にエネルギーを使っていたようです。仲間にエネルギー源分けてもらい、小屋まで何とか戻って横になって少し回復。わかっていたつもりでしたが、食べ物、飲み物大切です!身に沁みました。

仲間に色々分けてもらったり、気弱になる自分を励ましてもらったりと一人じゃないありがたみを感じました。 休憩途中で話した下山途中の人、今なら逆さ火打山見れるよと声かけてくれた人、あと5~10分だよ、がんばれと励ましてくれる人。知らないと人と分かち合う登頂の喜び。宿泊先にやっと着いた!時の先着者のお疲れさまの声。一緒に宿泊した人との交流。

久々の満点の星に流れ星☆彡!火打山ではメルヘンな高層湿原に逆火打山の綺麗な景色、雲海、登頂の喜び等々、高い山ならではの感動も味わったけど、なかなか普段ないこういう人との関りや気持ちの交流も登山の醍醐味だなぁと思うのです。今度はちゃんと多めの食糧持って、また人と景色の交流にどこへ行きましょうか。

Y・T:年の夏山は出発1週間前フィリピン沖海上に”熱帯低気圧“が発生、台風へと発達する情報を得てその発達状況や進路に関心をもって見ていて、予想通り“台風”へと発達し台風5号(マリアン)となりました。こうなっては何処を通るのか出発日までヤキモキしていましたが当初は日本東側の太平洋上を北に進路が予想され“よしよし”と思っていましたが出発2日前には宮城に上陸して日本海へ抜けるコースに変更、”ちょっとヤバい“と思っていたら宮城県から東に進路を変えて新潟に近づいて”妙高は雨か“と観念しましたが山の天気予報では何とか持ちそう。その後の予報は日本海に抜けて南に転進、ハラハラどきどき。今年の夏山は迷走台風の出現で振り回されました。