「例会報告」 金毘羅クライミング・マルチ 記M・A

 日 時:2024年6月16(日)曇りのち雨

 参加者:男性2名

 コースタイム:江文神社9:00~Y懸尾根~ゲートロック~江文神社15:45 

【山行報告】

今回も雨を気にしてのトレーニングとなりました。予報は15:00ごろから降るようです。

ところが駐車場は超満杯でした。

今日は2人なのでY懸尾根をじっくりとマルチで登ります。いろいろ思い出しながらですがやっぱりまだまだ忘れていて勘違いがあります。確認し合いながらですので時間がかかり暑さもあって疲れました。当初は2往復する気合いでいましたが諦めてY懸頭の下の日陰で昼食をとりました。頭では趣味登山会の方たちがトレーニング中。無理を言って1枚写真を撮って頂きました。この写真のようなY懸頭の絶壁にロープを張りカラビナスルーをされていた。確かにこんな超危険なところでカラビナスルーを練習しないと訓練にはならないですね。北尾根からも続々と登ってこられる。その中に前回ゲートロックでお話しした方たちがおられ源次郎尾根を登ってきたと言われ羨ましく聞いていました。その後頭から少し左をロープなしで下降していかれた。そんなところ行けるの?と感心する。こちらは疲れもありいつものルートをゆっくり下る。

ホワイトチムニーもピラミッドもにぎやかに登っている。ゲートロックは昨夜の雨でまだ乾いていないので空いていた。左カンテルートをなんとかリードで登り支点構築。西脇さんに2本登ってもらう。濡れて滑るなかリードで登るのはやはり怖いものだ。いい練習になりました。15:15どし降りのシャワーを浴びて終了です。

「個人山行報告」江若国境の山『百里ヶ岳(△931.3m)』    記I・T

右京で最高齢に属する80才会員の山行報告です。登山は年齢を重ねても「安全登山」を心がけ、キッチリ「準備」と「トレーニング」をして取り組めば、楽しめるスポーツと思います。山は良いです!皆さん、登山を“生涯スポーツ”として楽しもうではありませんか!年を重ねても、大いに楽しみましょう!今回は中央分水嶺“高島トレイル”16座の一つ『百里ヶ岳』に行ってきました。のんびりほっこりと自然を満喫出来る楽しいコースでした。秋にでもお楽しみ下さい

【行先】 ; ・高島市朽木『百里ヶ岳(9313m)』  【地図】;1/25000「古屋」

【日時】 ; ・6月8日(土)   【天候】; 晴れ後曇り

【山行目的】 ; 古くからのルート“百里新道”からの『百里ヶ岳』登山を楽しむ
・県境尾根からの展望とブナ林を楽しむ

【山行者】 ; I・T(80才)

【コースタイム】宇治(7;30)-<自動車/81.4㎞>-小入谷越登山口P/501m(9;51-10;32)=<百里新道>==590m(10;51)==700m(11;23-28)==“シチグレ峠”/793m(12;18)=
県境尾根/845m(12;32-38)==『百里ヶ岳/△931.4m』(13;07-45)==県境尾根分岐/845m(14;07-09)==805m(14;38-43)==605m(15;23)小入谷越登山口P(15;45-16;10)-小入谷(16;15-16;25)--<自動車/69.2㎞>-(18;40)宇治

・歩行時間;5時間26分(内休憩時間;1時間25分),歩行距離;7.3㎞,

【報告と感想】“高島トレイル”には16座の山々が繋がっていて、その各々の山はいろいろ特徴カがあり、趣も違います。16座を縦走するのは達成感もあって楽しいですが、各山々を個別にピークハントするのも中々楽しいものです。「赤坂山」のようにアクセスが良くて多くの人が楽しむ山もありますが、殆どの山は大分奥深い場所にあったり、雪深い所もあって自然が多く残っている山が多くあります。私はこの時期には、福井の山か湖北の山、または高島トレイルの山に行き、緑が深くなり出した青葉の中を静かな山歩きを楽しんできました。ところが最近の熊騒動には一寸腰が引けます。“静かな山歩き”を求めていると、“高島トレイル”の「駒ヶ岳」や「湖北武奈ヶ岳」などは、1日歩いていてもだーれも会いません。具体的な熊の目撃情報は聞きませんが、余り人が入っていない山はやはり腰が引けます。そこで同じ“高島トレイル”の山でも『百里ヶ岳』は以前から人気があってよく登られている山ですのでここに行くことにしました。丁度古くからの登山道“百里新道”を歩いた事が無いので、このルートを登りました。

【報告と感想】

“高島トレイル”には16座の山々が繋がっていて、その各々の山はいろいろ特徴カがあり、趣も違います。16座を縦走するのは達成感もあって楽しいですが、各山々を個別にピークハントするのも中々楽しいものです。「赤坂山」のようにアクセスが良くて多くの人が楽しむ山もありますが、殆どの山は大分奥深い場所にあったり、雪深い所もあって自然が多く残っている山が多くあります。私はこの時期には、福井の山か湖北の山、または高島トレイルの山に行き、緑が深くなり出した青葉の中を静かな山歩きを楽しんできました。

ところが最近の熊騒動には一寸腰が引けます。“静かな山歩き”を求めていると、“高島トレイル”の「駒ヶ岳」や「湖北武奈ヶ岳」などは、1日歩いていてもだーれも会いません。具体的な熊の目撃情報は聞きませんが、余り人が入っていない山はやはり腰が引けます。そこで同じ“高島トレイル”の山でも『百里ヶ岳』は以前から人気があってよく登られている山ですのでここに行くことにしました。丁度古くからの登山道“百里新道”を歩いた事が無いので、このルートを登りました。

今日の私の熊対策は、カウベルタイプと鈴タイプとの2ヶの熊鈴をストックの手首のベルトにくくりつけて歩きます。ザックにつけると登りはそんなに振れないので殆ど鳴らないため、私はストックにつけてそれを振りながら歩きます。熊は出会い頭で会うのが最も危険で怖いです。細い尾根は、今は下草が殆ど無いので見通しが良く、前方の尾根に注意をはらって歩けば良いのですが、コンターが緩くなって、尾根がだだっ広い所や、小広いピークを形成している場所は要注意です。前方だけで無く四方に注意が必要ですので、私は時々ストックの先を持って高く掲げて鈴を鳴らし、澄子さんに教えてもらったのですが、「ホッホー!」「ホッホホー!」と大きな叫び声を上げながら、左右・前方に注意を払って進みます。

余談;先日〇〇労山が「ポンポン山」に何かの花を見に6人パーティーで行ったそうです。その時は、「ポンポン山」の裏側は人が少ないので、6人全員が熊鈴をつけて2人が笛を鳴らして歩いたそうです。そして昼食時はラジオをボリューム一杯上げて鳴らして休んだとのこと。皆さん苦労されています。(「ポンポン山」も東尾根で良く熊の目撃情報があるそうです)登山道は、時々スギ林もありますが、殆どは奇麗な落葉樹林の中を尾根通しで進みます。静かで緑が一杯で、急登は余り無くてアップダウンを繰り返しながら気持ちの良い尾根歩きを楽しみます。“シチグレ峠”の手前で男女2人連れのパーティーが休んでいました。「私たち地図読みしながらですので遅いんです」と言っておられました。そうですね、地図読みするのも楽しい尾根です。いろいろ楽しめる山です。

“シチグレ峠”は気をつけていないと見逃すような峠です。ただ古い登山道だけに、何か人間くさい趣のある名前の峠です。ここから少し登ると“高島トレイル”のルートで、“おにゅう峠”からの道に合します。ここにはキッチリした道標があり、ここで中央分水嶺の主尾根に乗ります。ここで右折して“高島トレイル”のルートを辿り、最後の一登りで『百里ヶ岳』山頂です。横長の広い山頂からは、名前の由来では「百里四方が見渡せる」とのことでうすが、今はまわりの樹林が伸びたのかそんなに展望はありません。それでも気持ちの良い山頂です。見通しの良い山頂の真ん中付近に腰を据え、お楽しみの昼食タイムです。日差しも強くなく、風は気持ち良く、緑は奇麗、見晴らしもほどほどにあって、本当にのんびりほっこりのお昼です。毎度のお握りとサンドウィッチですが美味しいです。途中で単独の若者が1人、そして登りで会ったフ2人連れパーティーが上がってきました。今日通して会った登山者はこれだけでした。食後のコーヒーを楽しんだあと重い腰を上げて下山に向います。車を置いてあるので登ったルートを引返します。高島トレイルのルートを“おにゅう峠”方向に進みます。20分ほどで小入谷越登山口への支尾根に分かれる分岐です。ここを左に折れて支尾根に入ります。先ほど登ってきたルートですので気が楽です。熊対策の鈴を鳴らし、狭い尾根では前方注意!広い尾根や小ピーク上では熊鈴を振上げて鳴らし、前方から左右まで注意!注意!その上“ホー!ホッホー!と掛け声をかけて進みます。緩やかなアップダウンがありますが、歩きやすい尾根道をトットコ下ります。順調に進んでいますが、700mのコンター付近ではアップダウンを繰り返すばかりで中々降りません、しびれを切らす頃にやっと605mの小ピークに出ます。ここで左へカーブして最後の降りです。少しばかり傾斜が強くなった尾根を100m程降ると駐車場です。駐車場にある「登山者カードBox」に下山届を投入して今日の山行を終えました。そして着替えて小入谷集落へ出て、会に「下山報告」を発信して帰路につきました。帰りは1車線の府道783号を走って、367号の梅の木に出て帰りました。道は細いですが大分と近いです。

”百里新道“は楽しいルートでした。杉林も一部混じりますが、基本的には落葉樹林の中の静かな尾根歩きが楽しめます。途中にはブナ林もあって緑一杯の自然満喫ルートです。
累積登高は730m程ありますが、小さいアップダウンの尾根道ですので、それこそのんびりほっこりと自然を楽しみながら歩けます。秋の紅葉シーズンも楽しそうです。



「例会報告」金毘羅クライミング・トップロープ 記M・A

 日 時:2024年7月7(日)晴れ、猛暑

 参加者:男性2名

 コースタイム:  江文神社9:00~Y懸尾根~江文神社13:00

【山行報告】

梅雨の間隙に奇跡的な晴れマークにびっくりです。今回も二人でのんびりトレーニングと思いましたが、熱い!!京都市37℃で静岡では今年全国初の40℃となったようです。江文神社上の広場では20人ほどがロープワークを始めています。Y懸尾根では女性3名が取付いていました。洛中の方でした。遅れてリーダー村上さんも追いついて行かれました。夏山に向けての岩稜トレです。

9月に前穂北尾根に行かれるよう。羨ましいですね。以前にも会った同志社ワンゲルの学生もここで新人の基礎練習のようです。こちらは暑さに耐えてゆっくりとロープワークを復習しながら休憩しながら水を飲みます。佐々木さんも久しぶりということで無理しません。

Y懸頭に辿り着きいつもの写真を1枚撮り昼食としました。早々にまたゆっくりと下ります。日陰はなんとか大丈夫です。途中ホワイトチムニーでは10名以上がトップロープを何本も垂らしてがんばっておられます。さすがにピラミッド、ゲートロックでがんばる人はいませんでした。ゲートロックでリードしようかと話しましたが今日は止めときましょうとの協議結果となりました。早い時間の下山終了でしたが十分に楽しめました。ただいつもの1カ所で一歩目が滑り右ひじを擦りました。シャワーを浴びてヒリヒリ痛くて見てみると真っ赤になっていました。第一歩もしっかり確認です。

「例会報告」 2024年度クリーンハイク報告 Y・T

【山行日】6月2日(日)

【天 候】曇時々小雨

【参加者】女性12名、男性6名、一般3名、計21名

【コースタイム】栂尾9:40~仏栗峠11:25~11:40沢ノ池12:10~上ノ水峠12:40~京見峠登山口4:00~14:05京見峠ゴミ集積場14:20(解散)

【山行報告】

栂尾9時過ぎに到着したときは早朝の雨はやんで青空が見えるほど天気が回復。一般参加者3名の方々を紹介し終わっていざ出陣。沢ノ池にさしかかると小雨が降り出し個々にレインを着込む。沢ノ池畔で傘を差しながら昼食に舌鼓を打ちかけたとき青空が見えて又レインウェアーを脱ぎ出す。昼食後ゴミを片手に持ち歩く中で時折小雨が落ちてきたが直ぐにやんでゴミ集積場まで来たときはすっかり上天気でした。今年のゴミは可燃3.0kg、不燃17.3kg,。合計4・20.3kgを集めました。

クリーンハイク感想:S・M 「ルートは滋賀県の山とは又違い、北山杉」で展望は余り無いのかなあと思いました。京都トレイルに興味が無かったのですが自分で歩いてみたら方向やルートも少しづつ解りますね。毎年のことですが継続は素晴らしいですね。会の皆さんと交流できて良かったです。次回も参加したいと思いました。」

「例会報告」 屋久島縦走報告 M・S

日 時:5月23日(木)~27日(月)

参加者:女性8名、男性4名、計12名

【山行報告】

 5月23日(木)安い飛行機を探した為、飛行機の出発が早く前日伊丹東に前泊。

 5月24日(金) 淀川登山口12;10~淀川小屋13;35 

 7;30の飛行機に乗って9;30屋久島着、予約していたタクシーでガスや食料を買って、下山後泊まるカモメ荘に登山以外の荷物を預けて淀川登山口に到着,淀川口で小雨が降ってきたのでレインを着て出発。2,3日前から雨が降っていたそうで苔むした階段や木道、木の根が滑りそうで慎重に登ります。でも明日は晴れだそうで期待して登ります。淀川小屋に到着、一番乗りでゆったりと使えました。3,4時頃から他の登山者が到着してきて、だんだんと満員になってきました。ここは避難小屋、譲り合いの精神で少しづつ詰めて就寝。

25日(土) 淀川小屋5;20~花之江河7;50~栗生岳12;00~宮之浦岳12;40~新高塚小屋16;15

朝早く出発です。雨の多い屋久島、おまけに梅雨時近いのに奇跡の様な晴れです。花之江河までは急登ですが、背の高いサクラツツジが綺麗に咲いていて、足元にも一杯落ちていました。やがて平らな木道が続き泥炭層湿原の花之江河です。広いテラスが有り日本庭園の様な綺麗な景色です。小さな虫が顔の周りにうるさく、水溜まりには一杯いました。ここで若手グループはKさん、Mさんにお任せして、次の避難小屋の場所取りも兼ねて先行してもらいました。口は達者だけど足はそれほどでもないシルバーグループはそれなりのペースで歩きます。

タクシーの運転手さんから花之江河からシャクナゲが綺麗に咲いていると聞いてましたが、歓声が上がるほどの満開のシャクナゲです。登るにつれ沢山咲いていて山全体に、前の山も後ろの山も右も左も咲き始めてから満開のシャクナゲにこの島特有の大きな奇岩がアクセントになってとても綺麗です。大きなカメラを持った人が2011年以来のあたり年だと言っていました。撮る所が有りすぎて帰れないとも言っていました。

 

 

タクシーの運転手さんから花之江河からシャクナゲが綺麗に咲いていると聞いてましたが、歓声が上がるほどの満開のシャクナゲです。登るにつれ沢山咲いていて山全体に、前の山も後ろの山も右も左も咲き始めてから満開のシャクナゲにこの島特有の大きな奇岩がアクセントになってとても綺麗です。大きなカメラを持った人が2011年以来のあたり年だと言っていました。撮る所が有りすぎて帰れないとも言っていました。

26日(日) 新高塚小屋5;20~高塚小屋6;50~縄文杉7;15~大王杉8;20~ウイルソン株7;20~大株歩道入口10;10~荒川口13;20

今日も早出です。曇り、景色は今までと違いシャクナゲは少なくなっていました。咲いていても茶色くなっていて花も終わりみたいですっそうとした森林に杉の巨木が何本も有り、写真で見たことがある屋久島の景色です。っそうとした森林に杉の巨木が何本も有り、写真で見たことがある屋久島の景色です。

自然保護の為かほとんどが木道か階段です。屋久島は水は豊富でトイレも避難小屋に携帯トイレブースと共にありました。トイレブースは携帯トイレの回収ボックスもあるそうです。縄文杉、やはり圧巻です。皆疲れているし、午後から雨の天気予報なので相談して白谷雲水峡を止めて荒川に降りることにしました。こちらは半分以上がトロッコ道で起伏が無く傘を差しても歩けます。それと来る前のタクシーで携帯電話の通じる所を聞いたら縄文杉と荒川は通じると聞きました。ここでタクシーの予約をして一息つくと最後の奇跡。曇りだった空が急に晴れて縄文杉に光が当たります。

縄文杉が輝いて、陰影がはっきりして神々しく感じました。離れるときは又曇って、今日はこの時だけ晴れました。ウイルソン株とてもとても大きくて中は8帖か10帖ほどあります。ここは観光地です。若い女の子が一杯。天井にあるハート型の吹き抜けを順番を待って写真を撮っています。うちの若手も撮っていました。どんどん上がってくるグループをかき分けて下山。階段はすれ違えないので時間がかかります。やがてピタと人が来なくなり、登ってくるのに時間が決まっているそうです。大株歩道入口から長いトロッコ道の始まりです。起伏はない分長い、いつまでたっても下に降りません。途中から雨が降ってきました。やっと荒川口に着きました。途端に水煙が出る程の大雨、ここからタクシーに乗って今夜の宿泊地カモメ荘に着きました。念願のトビウオのから揚げを食べました。 

5月27日(月) 雨の為島内観光は中止してお土産を買いに行きました。お昼はタクシーの運転手さんお勧めの宿近くの食堂でお刺身定食の予定でしたが、昨日日曜日で魚が上がっていないので無くてトビウオの焼き魚定食を食べました。美味しかった。後は空港近くのおしゃれなカフェでグァバフロートを飲んでゆったりと。運を使い尽くしたか、飛行機は鹿児島の気流が悪く50分遅れ、乗り継ぎ時間50分だけど待ってくれるかなと願ったけど着陸前の機内放送で乗り継ぎ便はただいま離陸しました。次の飛行機にはあまり座席が残っていません。残りのお客様はJALをキャンセルしてスカイマークで神戸まで行ってくださいとのアナウンス。9人はJAL、スカイマークに3人乗って、何とかその日のうちに帰宅できました。余分にかかったお金も一人940円とあまりかかりませんでした.