「例会報告」 瓢箪崩山(532m)   記M・J

【山行日】 2025年9月28日(日)

【天 候】 晴れ

【参加者】 女性7名

【コースタイム】花尻橋バス停9:22~瓢箪崩山登山口9:40~寒谷峠10:40~瓢箪崩山11:05~昼食休憩11:35~461P12:15~346P12:50~三宅八幡宮14:15

【山行報告】 朝晩は涼しくなってきて活動しやすくなってきました。大原行バスは観光客が少なく満員ではなく助かりました。バス停から登山口まで静かな大原の里を歩きます。ヒガンバナが少し咲いていました。

 登山口で各人準備をして、小倉さんに先頭をお願いして、一列で歩いて行きます。今回は北から登って南へ下りるコースとなります。寒谷峠に出るまでは北山杉が植林されている谷筋を進んで行きます。少し暗くて湿っていてヒルがいそうな感じがしましたが見かけなかったです。後半で急登を巻道へ登って行きました。ここまで来れば細い巻道ですが気持ち良く歩けます。         

 寒谷峠の鞍部から瓢箪崩山の山頂を目指して尾根を登って行きます。ゆっくりと順調に進んで行きました。11時過ぎに山頂に到着し、ここでお昼休憩を30分取りました。比叡山の青々とした山並みが目の前に見えています。山頂は涼しくて汗をかいて登ってきた体には、汗冷えを感じるくらいでした。集合写真を撮りましたが、誰にも会わず全員写真は諦めました。

ことが大切です。今回リーダー以外は全員が初めてとのことで、下りは松川さんに先頭をお願いし、地図とコンパスで確認してもらいました。いきなり急斜面なので滑らないように慎重に下りて行きます。 すると下から声が聞こえてきました。女性4人が登ってきたのです。道をよけて待っていると、見たことのある「樹の根」の人たちでした。岩倉花園町から入って登頂後は八瀬九頭竜大社へ下りるとのことでした。印も付けてきたとのことで、さすがです。

瓢箪崩山の今回のコースは登りよりも下りが長いコースです。自然林の尾根道をしっかりと歩きます。木々の間から日差しがありますが、時おり風が涼しくてやはり秋を感じました。紅葉はまだまだですが、立ち止まって水分補給をするとリフレッシュできます。途中リーダーお勧めの岩場で小休止を取りました。

小さなアップダウンを繰り返しながら、右側には岩倉の街並みが、左側には比叡山や八瀬が見え隠れしながら徐々に下って行きました。里山なので分岐が次々に現れるので、迷わないように気をつけて、一か所ヤマップで確認しました。

今回は初めての方はかりでしたが、しっかりとぺースよく歩き、メンバー全員元気に三宅八幡宮まで下山しました。暑さも一段落してちょうど良かったです。この日は夕方から天気が崩れる予報でしたので、濡れることなく帰ることができました。参加の皆さまお疲れ様でした。

【例会報告」古辺路(高野山から熊野本宮までの熊野古道)      記M・S

日 時:9月25(木)~9月28(日)

参加者:女性6名

「山行報告」

9月25日(木)高野山10;50~ろくろ峠11;15~大滝集落13;35~大股、民宿かわらび荘17;22:

高野山千手院バス停からろくろ峠まではいきなりの急登です。そこから薄峠までゆっくりとしたアップダウンで初秋の気配を楽しめました。薄峠からはどんどんと下って行きます。これから1000mのスカイライン出会いまで登るのに心配になるほどの下りです。やっと赤い鉄橋が見え、渡ると今度はひっくり返るほどの急登。我慢してチビチビと登っていきます。今日は午後からの山行、楽だと思っていたのにと思わず愚痴が出てしまいます。スカイラインに入ってから今日の宿舎かわらび荘に電話を入れ下山口に迎えを頼み一安心。アスファルト舗装の登りは続き、やっと大股の分岐が有りました。山道に入ったら又急登。スカイライがあっという間にはるかかなたの足元に、尾根に登ってタノイ原林道の出ました。ここから山道とアスファルト道を行ったり来たりして大股に着きました。宿の好意で近くの温泉まで送ってもらい今日の汗を流してさっぱりとして夕食の鴨鍋を楽しみました。

9月26日(金)

かわらび荘7;18~大股登山口7;27~伯母子岳11;39~民宿政所17;29ろくろ峠で昼食タイム。

今日は今回のハイライト伯母子岳を登ります。本来の古道はピークを登らづに巻いて峠を下るのですが、何年も前から土砂崩れで通行止めになっています。古辺路の古道は何か所迂回路が有ります。和歌山観光協会のネットに載っています。また協会に古道のマップを請求すると4ページも有る詳しい案内マップが送られてきて、非常に役に立ちました。伯母子岳は1344m、昨日の急登を思うと覚悟して登ります。距離は長いが意外と穏やか、思ったより早く山頂に着きました。後は麓までの下りです。穏やかな下りを歩いていると。本来の古辺路と今、歩いているう回路の合流点の200m位手前の大きな木の洞に難十匹の黄色スズメバチが飛び交っています。巣作りの最中みたいで、私たちには興味ないみたいなのでゆっくりと迂回して通り過ぎました。民宿で詳しい場所は判らないが2か所ハチの巣が有ると注意を受けてました。後で民宿に場所を通報、協会に連絡してくれました。尾根を下り植林道に入ります。仕事路のせいか、ほとんど水平。行けども行けどもあまり下りません。それどころか迂回路は尾根を登ってしまいます。テープで囲われたところにも迂回路がありました。おそらくスズメバチの巣が有ると思います。だんだんと日没の時間が気になり始めました。後ろから「気を付けながらもペースアップ」と声を掛けます。6時には日没、それまでには下山したくて「平な所では、もっとペースアップ」。待平屋敷跡に17;00頃に到着、ここで宿舎に電話連絡をします。「まだ、そんな所、そこから急坂になるので気を付けて」と声を掛けてもらい、連絡が着いたので少し安心して降りて行くと橋が見えます。橋を渡ると嬉しいことに宿からのお迎えが有りました。築300年か500年の古民家の宿で足の悪いお母さんの世話をして息子さんが一人で切り盛りしているので6人が限度だそうです。協会からも古辺路を予定している人は三浦地区の宿を確保してから計画してくださいとのメセージが有りました。夕食の子持ち鮎の塩焼きは美味しかった。私達、登りより下りに時間がかかるのだと痛感しました。

9月27日(土)民宿政所6;43~登山口6;51~三浦峠10;56~西中バス停13;56=十津川温泉

で楽に感じます。古辺路道全体で時期も有るのですが、キノコがとても豊富です。種類も量も多くて楽しめました。古辺路は高野山から熊野本宮まで熊野古道の参詣道とはいえ、1000m級の4つの峠と4つの渓谷を越える全長72キロのロングコースです。泊まれるところも決まっていて老いも若きも同じ行程です。山道を歩いて地図を見ると集落に降りて西中から十津川温泉まで8キロ2時間の舗装道路歩きが有ります。そこで皆と相談。暑い中アスファルト道を歩かづにバスに乗ることに全員一致で賛成。十津川温泉からはバスで近鉄大和八木まで路線バスが有るみたいで、そこから京都まで帰れます。今回は3日間十分疲れたのでいったん帰って出直すことにしました。そう決まると心なしか足取りが軽くなります。西中のバスは2;05間に合うはずです。所がしばらく歩いていると地図では30分の所ヤマップでは50分かかるとの声、ともかく急ごうと林道、アスファルト道を歩きます。内心では私達、ヤマップより早く歩けたことないけど地図を信じて急ぎます。急ぎすぎて西中バス停に降りる階段を見落としてウロウロ。ヤマップではこのまま進んで50分、地図は近道で30分見たいです。何とかバスに乗れました。午後のバスはこれ1本です。バスに乗っていると途中何回も有っている大学生4人組も乗ってきました。若きもバスに乗るんだとニンマリ。宿に着くと温泉と鮎の塩焼きでほっこりしました。

9月28日(日)今日は帰るだけなので朝から温泉に入って、ゆっくりしました。10時台の日本一長い路線バス?途中、休憩地で谷瀬のつり橋を渡り4時間以上かかって近鉄大和八木に着き京都に帰りました。11月に残りの果無峠を登って熊野本宮に行くことを決めました。

熊野古道・小辺路(3泊4日)を歩く Y・A

【山行日】 2025年9月25日(木)~28日(日)

小辺路の参詣道は思っていたより険しかったです。毎日1,000m以上の峠越えがあります。1日平均18kmほど歩くとのこと。荷物は有難いことに食料は少なめでよく、3日間共、夜は民宿や温泉で美味しい食事を堪能しました。4日目は雨予報もあり、私達は3日間の歩きで足の疲れが出たので、最後の日は歩かず、次回に持ち越すことにしました。11月に4日目の続きの小辺路歩きをします。軟弱ながら十津川温泉でゆっくり温泉を楽しみました。十津川からバスで帰る途中で、谷瀬の吊り橋も歩きました

①高野山の起点から25分後ろくろ峠で昼食タイム

②赤い鉄橋。ほとんど人に会わず静かな小辺路歩きです

③1日目最高の水ヶ峰入口。舗装林道も厳しかったです。

④どんどん歩くと平辻に出る。少し歩くと民宿の迎えの車あり。

⑤2日目、大股の集落を通って山道へ、つづら折りが続く。

⑥萱小屋の広場で休憩。大学生や外国の女性との出会いあり。

⑦2日目の最高地点、伯母子岳(1334m)山頂。展望抜群です。昼食も食べて、ゆっくり休憩。偶然逆から登ってこられた人にシャッターを押してもらいました。

⑧水ヶ元茶屋屋敷跡の近くにある弘法大師座像の祠。小辺路歩きの安全を祈る。

⑨2日目の宿泊地は三浦口にある民宿政所です。築300年とのこと。定員6名の宿で私達だけです。3日目の朝も天気が良く気持ちよく出発です。

⑩吉村家跡には杉の巨木や墓石が多い。

⑪三十丁を超えると見晴らしが良くなる。眼下に三浦の村。

⑫3日目の最高地点、三浦峠(1080m9東屋やトイレがある。この後、古矢倉跡、出店跡、五輪の塔、矢倉観音堂と下り坂を歩き、やっと西中の集落に出ました。みんなで相談して十津川あmでの8.5kmはバスに乗りました。

「例会報告」鈴鹿・入道ヶ岳       記S・M

【山行日】2025/9/21(日)

【天候】晴れ、山頂は時に強風

【参加者】女性5名、男性1名、計6名

【コース】登り井戸谷コース 下り二本松コース 6.6㎞、5時間40分 9:00椿大社駐車場~9:14椿大社~9:25井戸谷登山口~10:10井戸谷避難小屋~11:38稜線~12:38山頂(お昼休憩)~13:11二本松避難小屋~14:40駐車場

【感想】 鈴鹿7マウンテンの1座 鈴鹿入門コースと言われる入道ケ岳です。皆さん初めてとの事、まずは椿大社で参拝 有名な『叶え滝」では、真剣に丁寧に参拝されてました。願い事沢山あったのかな?入魂棒で気合を注入してスタート(笑)。沢筋は声かけあい慎重に、休憩をはさみ核心抜けたら急登りです。福寿草が咲く場所をこそっと教えて。

ふり返り見たら眼下に展望が、琵琶湖じゃなくて伊勢湾です。皆さん感動❤一息頑張ってアセビのトンネルくぐれば山頂へ⛰360°の展望に感動されてました。ゆっくり昼休憩を取り少しストレッチ 下山は安定した登山道を無事下山。

時間余裕があり喫茶店で「京都ならもっと高いわ!」と 汗も収まり解散。遠くに感じてた鈴鹿は、高速使えば以外に近いと感じて頂ききました。鈴鹿山脈は、私に山を教えてくれたホームマウンテンです。色んなルート案内したいです。皆さん ありがとうございました。皆さんの感想です。(敬称略)

M:「5ヶ月ぶりの例会参加で不安を抱えながらの参加でした。渡渉登りが思いのほか続きこれが延々と続くのかなと少しへこたれましたが、登頂間近の下界が見渡せる場所に立った時これまでのしんどさも忘れさせてくれるほどの感激でした。  

Y:登山口の椿大社にお参りしこの山が信仰登山の色濃い山だと知りました。頂上からは360°の眺望で伊勢湾や他の鈴鹿の山々もくっきり見られました。下山後久しぶりのかき氷も美味しかったです。 素敵な山を案内して頂き 有難うございました。 

M:登りはじめは暑さと足が上がらないのが大変でしたが、リーダーの声掛けを聞きながら上へ上へと登らせてもらいました。沢を渡り、岩場もある変化のあるコース、また頂上付近から伊勢湾の大展望があり、メンバー共、和気あいあい楽しい山行になりました。

N・Y:思ったより近かった鈴鹿、谷沿いの急登が続き岩あり、渡渉ありとなかなかしんどいコースでした。が、休憩をとりながら無事たどり着き 山頂からは伊勢湾、伊勢平野、志摩半島、振り向けば御在所、鎌ケ岳などの山々360°の絶景を楽しんで下山。時間も余裕あり 次の鈴鹿が楽しみです。 

【例会報告】奈良・二上山(517m)    記T・A

【山行日】 2025年9月14日(日)

【天 候】 曇り

【参加者】女性6名、男性2名、計8名

コースタイム】10:00二上山登山口~11:00銀峰~11:30出会いの広場(昼食)~12:05雄岳~12:20雌岳~12:45岩屋峠~13:15祐泉寺~13:30大龍寺~13:50道の駅ふたかみパーク當麻~14:30二上神社口駅

【山行報告】 まだまだ残暑厳しい中、二上山例会を実施します。本日の集合場所は近鉄二上山駅。12月に二上山の近くの屯鶴峯に行く例会も企画していて、この集合場所は近鉄二上駅。似たような名前の駅があるんやな~と思っていましたら、本日二上駅に集合された参加メンバーがおられました。無事に合流出来ましたが、案内に間違えないように丁寧に書くべきでした、反省。

さて、二上山登山口から登山開始。歩きやすい道です。ヤマップで調べていたら、秋の訪れを告げる秋海棠(シュウカイドウ)というピンクの可愛らしい花が咲くようだったので、まずこの花目当てに進んで行きます。銀峰に行く道と外環と呼ばれている分岐の外環の方に群生地があり、花を見に少し外環を歩き引き返して銀峰の方へ行きます。私の花目当ての例会で、あまり花が咲いていることがないのですが、この日はきちんと咲いてくれていて見ることが出来ました!写真を撮って満足し次は銀峰へ。銀峰は名前は良いけど、ただ看板があるだけです。お楽しみはやはり出会いの広場。銀峰からちょっと急な登りで、蒸し暑さもあってあと少しのところで休憩を挟み到着。霞んでいますが、なかなかの景色でPLの塔が見えます。「ここで昼食を食べたい。」との希望あり、ベンチもあるのでここでゆっくりと昼食にしました。

その後は雄岳、雌岳へ。ほぼ登りは終了しているので快調に進んで行きます。雌岳には立派な日時計があります。「太陽の道」を記念したモニュメントだそうです。雌岳山頂で集合写真を撮り、下山開始。岩屋峠に下りて行きます。

歴史を感じる岩屋を見学し祐泉寺へ。青モミジが綺麗です。祐泉寺までで山道は終了。道の駅で、トイレ休憩と一旦解散とし、それぞれに楽しんでまた一緒に二上神社口駅まで歩きました。二上山はコースが沢山あり、桜やササユリ、紅葉も楽しめるようなので、また季節を変えて行ってみたいです。参加の皆さんありがとうございました。

「平日例会報告」 松尾山から新烏ヶ岳 記K・S

【山行日】 2025年9月12日(金)

【天候】 曇り 

【参加者】 女性2名、」男性2名、計4名

【コースタイム】 阪急嵐山8:25~松尾山9:10~嵐山9:55~烏ヶ岳10:20~新烏ヶ岳11:05(昼食休憩30分)~烏ヶ岳12:05~松尾山13:00~阪急嵐山駅13:30

【報告】当初予定していた9日(木)はトロッコ保津峡駅への下りは前日の大雨で危険と判断して取止め。延期にした金曜日も午後から急な雷雨の予報が出ているので新烏ヶ岳までの往復に変更。 参加者は当初より減りましたが、会話も途切れず?楽しい例会になりました。

と言っても気温は32度の予報、湿度も高く一座目の松尾山(275m)までの急坂で汗びっしょり。天気予報は曇りでしたが日が差すと堪えます。2座目の嵐山(382m)は分岐を超え急坂を登ります。何本かの倒木くぐりがあり、山城があった山なので山頂まで距離は短いですが、登り堪えがありました。

少し広場になっている山頂は城跡の雰囲気があります。手作りの表示板が掛けられていて集合写真を撮り、次の烏ヶ岳へ向かいます。3座目の烏ヶ岳(398m)への分岐を進むといきなり岩場になりロープが張られた斜面を登り続いて倒木くぐりを繰り返して30分ほどで山頂に到着。展望はなく一息ついて次の新烏ヶ岳に向かいます。

新烏ヶ岳までの登山道の前半は尾根道で歩きやすかったのですが、後半は道幅の狭いトラバースや苔が生えた滑りやすい岩場の急坂があり、気を使いながら進みます。ここ雨なら大変やろな、と話しながら新烏ヶ岳と山上ヶ峰の分岐へ。11時過ぎに分岐に到着、吊り下げられていたクマの鐘を鳴らして昼休憩に入りました。

食後、分岐から少し登ったところに新烏ヶ岳(407m)の頂上があるので向かいます。本日4座目に笑顔で登頂しました!のころから雷鳴が聞こえ、曇行きも怪しくなってきたので、気持ちアップテンポで下ります。往路で雨降りだと大変だろうと話していた苔の急斜面の岩場は雨でなくても滑りやすく、慎重に通過、まずまずの速さで雨にも降られず、松尾山の展望台ではゆっくり渡月橋の展望を味わいました。準備していたカッパも使うことなく無事嵐山駅に到着。安堵して例会を終えることが出来ました。