「例会報告」6月金毘羅クライミング M・A

日 時:2023年6月10(土)

参加者:男性4名

コースタイム: 江文神社9:30~ピラミッド~江文神社16:30

【山行報告】

大原の郷
江文神社

今日は曇り、明日は雨予報、それで駐車場は超満杯。でも意外とゲートロック、チムニー、そして目指すピラミッドも空いていました。今日も貸し切りでのんびりと楽しみました。最初の支点構築も3人で確認しバッチリです。トップロープで補助をとってリードの練習もこなせました。肩の激痛が再発しほとんど効かない痛み止めを飲んでの参戦です。かえって腕に頼らず足元をしっかり確認して登るに徹し好影響でした。今日は、本数は少なめですが完登できみんな満足の一日でした。

「例会報告」 23年度クリーンハイク Y・T

【山行日】6月4日(日)

【天 候】晴れ

【参加者】女性10名、男性7名、一般1名、合計18名

【コースタイム】  9:45栂尾バス停~11:00仏栗峠~11:10沢池・行動食12:00~12:30上ノ水峠~13:40京見峠分岐・トレイル標識68番~13:50京見峠茶屋前広場~14:10解散

【山行報告】前日までの降雨で開催が危ぶまれましたが何とか山行日は晴れて気持ちの良いハイクになりました。バス停から谷沿いに歩く道などでは前日まで降った雨で小さなゴミなどは流されたのか見当たらずゴミを拾うより山裾に生えている野いちごを摘み取っては頬張って歩きました。

沢池に着くと北側駐車場で燃やした跡から大量の釘(5kg)沢に残された空き缶、瓶類を見つけて持ち帰りました。山のゴミに間違いは無いですがキャンパーが残したゴミをクリーンハイクで持ち帰る事に少し違和感を感じました。今年は「千束でのゴミ集積」が連絡不足でかなわず「京見峠茶屋前」の長屋の方の了承を得て広場のゴミ集積場に置かしていただきました。紙面を借りてお礼を申し上げます。来年度もこの場所を使わせていただけるか疑問ですが出来るだけ事前了解をいただけるよう努めます。 可燃物:2袋(8kg)、不燃物:6袋(15.5kg)、合計8袋(23.5kg)

「例会報告」大峰・大日岳  M.S

日時 5月27日(土)~28日(日) 

参加者 女性8名、男性2名、計10名

コースタイム  

5/27 京都12:00=車=15:40前鬼、小仲坊

 5/28 前鬼6:30~9:37太古の辻9:41~10:00大日岳、奥駆分岐~10;10太古の辻~10:20~13:38小仲坊=車=京都

【山行報告】

大日岳稜線にて

小仲坊に宿泊を予約する時に車で行くからゲートの鍵を開けてもらうように頼んでおくと、小仲坊の前まで車で行くことが出来ます。以前に奥駆縦走を分割で行った時は前鬼口から延々3時間、ヘロヘロになりながら炎天下林道を歩いた事を思いだします。修験の宿坊で古びた、とてもいい雰囲気の宿です。28日、鳥の声で目が覚めます。渡り鳥のアカショウビンが鳴いているそうですが、残念ながら姿は見えません。

シロヤシロ

宿の裏から出発です。標識や案内のテープが有るので間違える事はなさそうです。人の手が入っていない、厳かな感じでいかにも修験の道見たいです。858段の階段の前までやってきました。濡れていて滑りやすそうです。心して1段1段登ります。飽きるほど階段を登ったら2つ岩の前に出ました。大きな石柱が2つ並んでいて圧巻です。少し行くと尾根を乗り換えるので、崩れた小さな谷を渡らないといけないのです がなかなか手強い慎重に進みます。

2か所ほど有りました。笹原の道にでると太古の辻大峰奥駆けの合流点です。以前奥駆に来た時は2つ岩からシャクナゲとアカヤシオの競演で濃淡のピンクに染まっていました。今回もそれを狙って、以前の例会は5/25だったので5/27にしましたが、今年はどの花も咲くのが早くて、シャクナゲ、アカタシオは終わってしまいました。でも大日岳方面はシロヤシオが満開だそうで、石楠花岳を止めて大日岳に行く事にしました。(計画書の段階で決めています)太古の辻を 左に行けば熊野方面、石楠花岳。右に行けば吉野方面、大日岳です。右に行きます。

大日岳をバックに

シロヤシオがチラホラ咲いています。進めば進むほどシロヤシオで斜面は真っ白です。綺麗、綺麗と喜んでいましたが、狭い登山道に大きな岩が有り、乗り越えるのですが足を下す段差が大きくて谷側に傾いています。持ち手もないので不安定で怖いです。上の斜面を山肌を抑えながらじわじわと移動して無事通過。少し岩場を登ると奥駆け、大日岳山頂の分岐です。看板に修験の人以外は危険なので止めた方がいいと書いて有ます。ご忠告道理止めました。太古の辻でゆっくり昼食を取り下山します。登りながら帰りは大変かなと心配していましたが濡れていた所も大分乾燥してきて、すごく順調に下山できました。太古の辻から大峰は北と南に分かれ,北大峰は登山者も多く、交通の便もいいのですが、人の少ない南大峰の山はとても奥深く神聖な感じがしていていい所です。又、行きたくなります。            

個人山行報告 加南三山「富士写ヶ岳」

「個人山行報告」 加南三山『富士写ヶ岳(△941.9m)』 I・

【行先】 ; ・石川県加賀市『富士写ヶ岳(941.9m)』 

【日時】 ; ・5月4日(木)PM~5日(木) 【天候】;5/4日晴れ,5/5日 晴れ後曇り

【山行目的】 ; ・加南三山の秀峰『富士写ヶ岳』登山を楽しむ
・『富士写ヶ岳』の“ホンシャクヤク”と“ブナ林の新緑”など豊かな自然を楽しむ。

【コースタイム】

・〔5/4日〕宇治-<自動車/207㎞>-坂井市「たけくらべ広場キャンプ場」 (泊)

・〔5/5日〕「たけくらべ広場キャンプ場」-<自動車7㎞>-「我谷コース登山口」P/155m(8;00-8;17)==我谷吊橋=<我谷コース>=300m地点(8;45-50)==鉄塔/335m(9;00)
=“小リス平
/507m(9;28-33)==“中間点/595m(9;48) ==“ブナ純正林/720m(10;11-15)== “枯淵コース合流点/920m(10;55)==『富士写ヶ岳/△941.9m』(10;58-12;00) =<枯淵コース>=“前山/920m(12;13) ==442m地点(13;15-27)==枯淵登山口/200m(13;50)==九谷ダム(14;01-25)=<車道歩き/3.5㎞>=(15;10)我谷登山口P(15;43)-<自動車/186.5㎞>--(20;13)宇治

・歩行時間;6時間35分,歩行距離;8.7㎞,累積登高;968m,(YAMAPデータによる)

【報告と感想】福井と石川県境付近には加南三山(大日山、富士写ヶ岳、鞍掛山)、越前大日山(越前甲)、浄法寺山、丈競山、火燈山(ひともし山)、等々楽しい山があります。私は、アイゼン・ピッケル・テント泊の春山合宿から引退してからは、5月の連休はこれらの山に通っていました。中でも私の最ものお気に入りは富士写ヶ岳です。毎年通いましたが、いろいろ違った良さを感じられ、自然が一杯、緑一杯、癒やされる山です。

富士写ヶ岳は標高941.9m、その姿は名前のとおり富士山型の奇麗な山です。そして5月の連休頃に咲く“ホンシャクナゲ”の群生と、ブナの純林で人気の山です。また、日本百名山を書いた深田久弥のふるさとの山で、彼が登山を始めるきっかけとなった山と言われています。山頂には深田久弥のレリーフが刻まれた方位盤が設置されています。 今年も5月の連休を利用して前夜発山行で行ってきました。5月4日午後自宅を出発。名神、北陸道を走って福井坂井市の“たけくらべ温泉キャンプ場”に着く。事前に了解を得てある駐車場で車中泊です。私の車は後部座席を倒すとフラットになって、マット、シュラフを持ち込めば快適な宿になります。コンビニ弁当と缶ビールで夕食を済ませ就寝。

朝ゆったりと起き出してお湯を沸かし、朝食を済ませて山中方面に出発。途中大内峠を越えるが、この峠の上から富士写ヶ岳への大内峠登山口があります。ここから富士写ヶ岳へ登り、あと、小倉谷山、火燈山と巡って大内峠に戻る“不惑新道”もお薦めのコースです。急登がありますが、シャクナゲ見放題、自然が一杯の楽しいコースです。今日は峠を下ってすぐの我谷ダムに沿って少し入った我谷コース登山口へ。道路沿いの駐車スペースは、案外空いていて十数台です。会に入山届を送信しようとするが、谷筋で電波状況が悪く送信出来ない。尾根に上がれば入るようになると思われ、そのまま出発。

赤い吊橋を渡ってダム湖の対岸から尾根に取付きます。尾根道の取り付きの常で急斜面です。50mほど登ると少し息が付けて尾根に乗った感じの所に出ます。ここでスマホを出して入山届を送信すると無事に送信できヤレヤレです。一安心して若葉の林の中の尾根道を進みます。300m付近まで来ると林が途切れ見通しが良くなり、振り返るとダム湖が下の方に見えます。この辺りにカタクリの群生地がありますが、今は時遅しです。送電線の鉄塔を越えるとまた緑の自然林の中、時々急登はありますが、緑一杯の尾根道を楽しみます。

680m位まで登ると、お目当てのブナの純林が始まります。毎年、季節の移ろいにより景色は変わりますが、この日は若葉になってやさしい黄緑色の若葉が全面に広がっています。上から下まで全面ブナ林の中ので、このまま通り過ぎるのは勿体ない感じで休憩します。上から降りてくる方に「奇麗ですねぇ!」と挨拶すると、地元の人のようで「ありがとう、ゆっくり楽しんで下さい」と返されました。

750m位まで上がると一旦ブナ林は途切れ、低灌木の尾根道になり“ホンシャクナゲ”の木々が見え始めます。残念ながら時期が過ぎたようで、白っぽくなった花がチラホラ残っている程度です。展望が良くなり、前方には富士写ヶ岳と枯淵コースにある前山が並んで見えます。右手に日本海が望めます。両側のシャクナゲの木々の間を進むとまたブナ林の中の急登が始まります。この辺りの登山道の横はイワウチワが群生していて、花の時期は美しく、急登のしんどさも慰められる所です。今年は雪が少なかったのか、シャクナゲの時期も過ぎ、イワウチワの花も終わっています。ひと頑張りすると、程なく小広く刈込まれた山頂です。

今日は天気が良く展望抜群です。北に雪を被った白山が望めます。右後方に日本海、左後方は福井、石川の山々がびっしりです。今はやはり花の時期が外れているためか、今日の山頂は14-5人です。私も三角点に挨拶したあと、早速に昼食タイムです。コンビニ弁当ですが、大好きな山の山頂で食べると最高です。持参のお湯でスープを作り、まわりの景色を楽しみながらゆるゆると楽しみます。食後のコーヒーを楽しんでいると約束の1時間はあっと言う間です。名残惜しいですが、12時丁度に思い腰を上げて下山に向います。今日は今まで行ったことない「枯淵コース」を下ります。「枯淵コース」を下ると富士写湖沿いの車道を3.5㎞歩いて、「我谷コース」登山口に駐車した車を取りに歩く必要がありますが、初めてのルートを歩いて見たくて降り始めました。

我谷コース分岐を過ぎて前山とのコル状の尾根道を進むと、日当たりの関係かこちらのコースにはシャクナゲが結構咲いています。色も本来のピンク色で美しい。少し登り返すと前山のピークで、白山が奇麗に見えます。前山からはブナ林の中の急斜面の降りが続きます。お助けロープがチョコチョコ張ってあり、尾根も狭いので慎重に下ります。やはり我谷コースがメインルートのようで、こちらのコースはめっきり人が少ない。斜面は急だが、こちらまで染まりそうな新緑のブナ林の中を、静かな山歩きが出来る幸せを感じます。コンター600m位まで下ると一息付けるような傾斜の緩い尾根道になる。植生もブナの中にミズナラが混じるが、あいかわらず黄緑色の若葉の中です。新緑の林の歩きを満喫しながら進む。高度442m地点で休憩。新緑が一杯の素晴らしい風景を自撮りして残す。ここからは傾斜も緩い林の中をトコトコ下る。最後のダム湖のほとりに下る所が急斜面でこれを40mほど下るとダム湖の縁の道路に降り立った。ここが「枯淵コース」の登山口です。このコースは、一番上の前山から下まで、ブナやミズナラなどの自然林のコースで、本当に奇麗で楽しかった。登山口から九谷ダムの上を対岸に渡り、ここで会に下山報告を入れた上で、3.5㎞/約40分の車道歩きに歩き出す。

私は車道歩きは嫌いですいが、今日は楽しい山の余韻に浸りながら、まわりの自然の風景を楽しみ、シャガの花を楽しみながら歩いた。駐車場で着替えて早々に帰路に付く。高速道路の連休の渋滞には苦労したが、敦賀から161号線を帰るとまずまずのペースで帰れた。登山口から自宅まで4時間半で帰れてラッキーでした。

シャクナゲ、最盛時はシャクナゲ街道です
山頂にて深田久弥のレリーフ。バックは白山
白山が綺麗に望めます
新緑のブナの純林を進む。最高!

「個人山行報告」 六甲全山縦走  K・A

山行日:5月23日~24日

「山行報告」六甲全山縦走 5月23日24日に踏破致しました 1泊2日

長い事ハードな山行から遠ざかっていたので1日で六甲全山縦走路を歩く事には自信がありませんでした、途中一泊できる場所を必死で考えました。できればお風呂に入ってビールも飲みたい。

通常コースは高取山(高取神社)を通過して茶屋を通過し公園のところから山に入り山道を下って住宅街に出ますが、公園から山に入ると下る道だけではなく東西に横移動できる道があります、この道を西に歩くと高取山の丁度頂上の真北のあたりに出ます、そして住宅街に下るアスファルト道に出ます、これをずーっと下っていくと華の湯にでます。食事処もあり。温泉に入って生ビールも飲めます。

2日での縦走でしたので超のんびりと歩かせて頂きました。

5月23日 12:00須磨浦公園スタート~17:00華の湯ゴール

5月24日 04:30華の湯スタート~12:55六甲最高峰~15:51阪急六甲