山行報告 天ヶ岳報告  記:M・S

日時   11月3日(火、祝)

天気  晴れ

参加者:女性4名、男性8名、合計12名

コースタイム:鞍馬9:30~薬王坂9:50~戸谷峰(525.2m)10:50~三又峯11:23~天ヶ岳12:20~寂光院道~焼杉山分岐13:40~寂光院14:40

天ヶ岳山頂
さぁ~、出発しますよ・・・
秋の気配の北山
落ち葉を踏みしめて下山です

【山行報告】叡電は土砂崩れのため市原までです。市原から京都バスに乗り換えて鞍馬まで行きました。約30分のロスです。鞍馬から天ヶ岳までは長い登りが続きます。まずは薬王坂まで登ります。天ヶ岳分岐を左に取りゆるやかに登っていくと戸谷峰です。地形図にもエアリアにも地名は載っていず、525.2しか載っていませんが現地では戸谷峰と小さな標識が有りました。ここからは登ったり下ったりと、いくつかのピークが有ります。次のピークは三又峰です。恒例の尾根が三つ有るのを探して次に進みます。山の空気はいつの間にか晩秋です。冷たい風は吹きますが紅葉にはまだ早いようです。ここからは急な坂が続き、ピークも幾つか有ります。前方に空が見えるたびに山頂かなと期待しますがなかなか山頂には着きません。ようやく山頂に到着。ゆっくりと昼食を取りました。山頂から少し下って、Yさんの提案で左に進むと鉄塔の広場が有りました。天ヶ岳はあまり展望が無い山ですが、ここは見晴らしが良く、京都市街が一望できました。寂光院まではひたすら下ります。ただ道はあまり良くなく、ゴロゴロとした石道です。慌てて石に転ばない様に注意して、寂光院まで下りました。寂光院でも紅葉にはまだ早く、一部紅葉という感じです。ヒヤリハット無しでした。大原からバスに乗りましたが満員です。

例会報告 大阪・生駒山 記:Y・T

山行日:11月1日(日)

参加者:女性4名、男性3名、合計7名

コースタイム:近鉄枚岡駅前9:20-10:00展望台-10:30胸突き八丁-10:40なるかわ休憩所-11:00暗闇峠-11:50生駒山頂・昼食12:30-13:15興法寺 ₋14:00近鉄石切駅(解散)

生駒山山頂
ラグビー聖地・花園と阿倍野ハルカス
胸突き八丁
暗峠
生駒山山頂三角点
生駒山古刹

【山行報告】3年ぶりの生駒山です。天気にも恵まれ快適な山行を楽しめました。近鉄枚岡駅前に集合したとき平岡神社に七五三のお参りでしょうか着物を着た可愛らしい子供の姿が目にとまりました。平岡神社を巻いてすぐに階段路で一汗かいて大阪市内が見下ろせる展望台へ。展望台には沢山のハイカーの人で座る場所を探すのに一苦労しました。展望台を抜けて徐々に山道が急登となり胸突き八丁へ。階段状の本路は雨にえぐられ段差が激しく脇に新しい道が踏み込まれていた。胸突八丁を越えるてのんびりと緩やかなアスファルト歩いていると他府県ナンバーの乗用車が走り込んできた。日曜日で天気も良くドライブには最適ですがハイカーが歩くような奥深い中まで車が通ることに少しげんなり。暗峠に出ても石畳の道を車が行きかい情緒がなかった。暗峠を過ぎると山頂まであとわずか。山頂遊園地に入るにはコロナ禍のため検問所が有って検温と手の消毒をチェックされた。遊園地に入るなりあちらこちらから子供たちの声が聞こえてきて登山で山頂を踏んでいることが飛び去って孫と一緒にきたらどの乗り物に乗るかお金はいくらかかるのかそんなことばかり頭に浮かんできた。山頂で行動食を取ってのんびりしていると時間を忘れそうになったがやはり山を降りない事には家に帰れないので後ろ髪を引かれる思いで下山した。下山路は山頂の喧騒から一気に静かになり所々に色づく木々を見ながら降りた。前回の生駒山は季節も冬で遊園地が閉鎖されていて子供たちの声を聴くことが出来なかったが今回は楽しそうな声を聴いて山にきたことを忘れる生駒山でした。

例会報告<女性委員会山行>       半国山(774.2m)』の報告  記:T・T

【実施日】 2020年10月25日(日) 

【天 候】 快晴

【参加者名】女性委員5名、右京労山(6名)、乙訓山の会…5名   樹の根17組…2名  洛中労山…2名 左京労山…2名  田辺山友会…1名  計…6労山,18名

【コースタイム】赤熊登山口(8:55発)~牛つなぎ観音(10:45)~山頂(11:25~12:05)~金輪寺(14:10)~宮川バス停(14:55)

右京6名集合

【報告&感想】

【報告感想】赤熊でバスを降り集落を抜けて山に入って行く。森の中の道は整備されて歩きやすいが日陰なので少し暗い。沢沿いの道になると足元注意の道に成ケ沢が美しい。水量が豊かで大小の岩の間を流れる沢は,所々で小さな滝の様になり,きれいさに思わず足が止まる。音羽の滝を眺め,上流で沢を渡ると九十九折れに山を登って行く。尾根の小広場まで登ると,ここから山頂まで直登の急坂と言われたが,なだらかな道が続く。所々に紅葉を見ながら山頂に到着する。山頂は明るい広場で,眼下の里や連なる山々の展望を楽しみながらの昼食。素晴らしい晴天で雲一つない青空が拡がる。楽しみながらの昼食。素晴らしい晴天で雲一つない青空が拡がる。帰りは山頂から灌木の間の急坂の細い道が延々と続く。部分的に少し急な所もあるが平坦で歩きやすい森の中の道が長い。途中で足がつる人がいて,ゆっくりが超ゆっくりになり,なかなか下に降りず,漸くやっと金輪寺に着く。山の中の鄙びたお寺で休憩した後,苔むした参道を下り宮川の集落の中のバス停に着く。美しい渓谷と山頂からの展望,そして足にやさしい登山道と見所の多い山でした。

【参加者の一言感想】

○半国山は初めてですが,山頂からの眺めも良く,お天気も良かったので 楽しいハイキングでした。(O)

○沢沿いを気持ちよく,ゆっくり(すみません)登って行くことが出来ました。(U)

○天気も良く,楽しいハイキングでした。下山中足がつり皆様に助けて頂き有難うございました。(F)

○秋晴れの最高のハイキング日和,心地良い疲れ,素敵な一日でした。(S)

○迫力ある水量,滝を見ながら半国山山頂へ。真っ青な空の下,山々を望み,下っているのかなと思えるような緩やかな下り,とても良い山行でした。 (K)

例会報告 十三石山~城山~船山      報告 K・S

【山行日】 2020年10月25日(日)

【天候】 晴れ 

【参加者】女性12名、男性7名、合計19名

【コースタイム】山幸橋登リ口9:05~小峠10:25~満寿峠11:00~十三石山11:25着(昼休憩30分)12:00出発~満寿峠12:15~氷室手前分岐12:45~氷室神社12:55~ 城山登り口13:25~城山三角点13:35~城山登山口13:40~船山頂上14:45~火床14:55~船山登リ口15:10~西賀茂車庫15:30解散

船山火床

【山行報告】今年の3月から市バス特37が北大路バスターミナルから柊野高橋南バス停まで延伸したので、30分ほどで柊野の高橋南バス停につき、京都トレイルの山幸橋に15分ほど歩いて到着。参加人数が19名になりA班、B班に分ける。Yさん、Mさんにそれぞれサブリーダをお願いする。十三石山へはまずは氷室への京都トレイルの道を通るが、北斜面で岩や根が滑りやすい道が続く。台風の倒木箇所は整地も進んではいるが、下見で心配していた大きな倒木の場所では、木を乗り越える足がかりが悪く足を滑らすと谷底行きだ。乗り越えるか用心してザックを外して倒木の下を潜るかそれぞれの判断で無事越えた。その後の十三石山への小峠分岐までの大半は整備されたトレイルコースを進歩くが、片側が急斜面だったり、盗人谷の道は薄暗く谷川に掛かる丸太橋は滑りやすかったり、倒木を何度も除けながら十三石山分岐の小峠に一時間半ほどで到着した。陽も差し気持ちが和らぐ場所だ。Bグループが到着した時にはAグループは余裕の団らんをされていた。ここから十三石山への今回一番の急登になる。ザレ場で滑りやすいが、さすが皆さん難なく、楽しんで?登られ。無事登り終え展望台に着くと京都市街や右大文字、比叡山が一望できた。青空の下気持ちの良い景色が広がる。眺めの良いビューポイントは撮影の順番待ち状態になっていた。ここからは広葉樹も増えてきて北山の雰囲気を味わいながら道を進み、一つピークを越えて萬寿峠に下りる。そのあと再び登り返しになり、一応整備はされているが倒木だらけの道を登って行く。迂回したり倒木下をくぐったりしながら11時25分、十三石山三角点に到着した。十三石山頂上は東の展望だけで周りは樹林帯で見晴らしはよくない。19名が密にならずに座れるほどの広場があるので昼休憩をとり、記念写真を撮って来た道を下。萬寿峠に下り、登り返しを進んでいるとエンジン音が聞こえてくるので、休日なのに木を切ってるのかな、と話しながらピークに到着すると、なんとモトクロスのバイクが3台。エンジンをふかし排気ガスを充満させていた。たまったものじゃない。Yさんが「こんなところをバイクで走るのは非常識だ」と注意されていたが、法的には問えず、それぞれ(?)歯がゆさを感じながら先に進む。気持ちを取り直して氷室への道を下る。行きの急坂を通らず杉林のコースを下る。途中に苔が一面広がっていて気持ちの良い森の中の下り道だ。氷室の村を抜け氷室神社に12時55分到着。参拝休憩?をとり、何人かは道から30mほど先の本殿に向かう。メンバーが草で隠れていた溝に片足を落とすハプニングがあったが、大事に至らずホッとした。常に足元注意だ。

天気も良く秋の陽の道をザクロの木を見つけたり、のんびり城山へ向かう。坂道を上がり城山登山口に到着。5分ほどで城山三角点に着いた。初めてだと分かりにくい登リ口と頂上三角点だった。下山して本日3番目の三角点の船山へ向かう。京見峠への道を下り国土地理院の地図には載っていない船山への分かれ道を右に入る。氷室からの道と秋葉神社からの道の合流点につながる尾根筋で、地図上では376のピークの北側を横切るルートになる。よく整備された昔からある道と思われる。30分ほどで3座目の船山への登り口に到着。地元のKさん、Nさんが急斜面のざれ場を回避するルートを教えてくれたので14時45分、難なく船山頂上に到着できた。近くの保育園児がよく登ってきているようで、たくさんのクラスの名札板が掛けてあった。当初想定していたより1時間ほど早く、目的の西賀茂3座の三角点登頂が出来た。そのあと送り火の船山の火床へは三角点から5分ほどで到着。火床付近は立ち入り禁止なので、一番上部の林の間から京都市街を見ることにする。ちょうど西日に照らされた街が、「まるで照明に照らされているよだう」とメンバーが言う通り、街が輝いて見えた。最高の眺めを味わい、頑張ったご褒美を頂いた気持ちになれた。下山は東の道を下りゴルフ場横を過ぎ西賀茂車庫に15時30分に到着し解散となった。今回の西賀茂3座巡り、倒木や急斜面もあったが、各班のリーダーやサブ、参加者の皆さんの配慮やサポートで新入メンバーも含めて、11.2㎞の長丁場でしたが無事楽しく山行が出来て良かったです。

例会報告 京都トレイル⑦清滝~松尾山  記:Y・T

山行日:10月18日(日)

天 候:晴れ

参加者:女性7名、男性4名、計11名、一般1名、合計12名

コースタイム:清滝9:00-9:45書物岩-10:10六丁峠-10:30一の鳥居-10:45二尊院前-11:10嵐山公園11:50-12:20阪急嵐山駅前-12:30松山登山口-13:00松尾山13:15-14:30トレイル51番-14:50苔寺前バス停(解散)

松尾山山頂
清滝から出発です・・
嵐山公園を降りて渡月橋へ
六丁峠から保津峡を見下ろす
鳥居元の茶屋
松尾山の山頂から衣笠方面を

【山行報告】清滝バス停に集合、落合に向けて川沿いを歩く。紅葉にはまだ早く観光客も少なく静かな清滝でした。川沿いを歩いて六丁峠への道を戸惑いながらなんとか鳥居本へ到着。風情のある茶店を後に嵐山に向かう。念仏寺のあたりで地元の人の車はともかく観光客の車が行きかうのが無性に寂しかった。ニ尊院、落柿舎、大河内山荘前を通り眼下に保頭川を見下ろす嵐山公園で早い行動食を取る。渡月橋を渡り阪急嵐山駅前お通って松山山登山口へ出る。ここから最後の山、松尾山を目指す。緩やかなスロープの山道を登り山頂へ至る出会いへでる。ここで右周りで山頂へ目指し再びこの出会いまで降りてくる。山頂から降りてくれば今度はこの出会いから南へ延びる尾根を歩く。苔寺谷へ沈み込む尾根筋はは急な下りの道になる。伏見から始まり東山、北山と回り込んだトレイルはここ西山の松尾山を最後に終了。当初は軽い気持ちで山行を企画したが実際歩いてみると本当に山あり谷ありでなかなか難関でした。今回伏見から始めた右前回りトレイルには三橋さん、山下の2名が完走しました。来年4月をめどに今度は松尾山から始める左回りトレイル(Uターン京都トレイル)を考えています。トレイルは名所旧跡、観光地などをめぐり時にマツタケなどの入山禁止を伴う山歩きになるので季節を選びながら再度挑戦します。侮ることは禁物ですが身近な里山歩きを満喫してください。次回からのトレイルにぜひ挑戦してください。