例会報告「 雲洞谷山~鷹ヶ峰~岩瀬 」

2019.11.4(月) 曇のち晴

 参加者 :5人 (L):O、女性:3名、男性2名

( コースタイム )朽木新本陣8:07→名護坂8:35→東山9:15→行者山9:27→p571 9:50 →雲洞谷山10:20→大彦峠11:00→大彦谷林道ランチ11:30~12:05→鷹ヶ峰12:50→桑野橋分岐13:10→p536 13:50→p427 14:20→ゲート 15:05

                        報告:O・S

朽木本陣から鯖街道であった道から、林道そして登山道になり名護坂に着く。此処からは尾根道になり早速イワカガミの群落(花は5月)。このコースは最後までイワカガミがいっぱいだ。東山山頂で一息つく。行者山には緩やかにアップダウンで到着、展望なし。10分ほどで左折、真直ぐ行かないようにロープが張ってある。P571で尾根が分かれるが西方向をとる。やがて左に蛇谷ヶ峰が見えてくる。紅葉もしっかり色づいてきて美しい。この辺りからp621までは東側の眺望が楽しめる。大彦峠では東に下るのではなく南へ、登りきると鉄塔に着く。そこは蕨がいっぱい、初夏は蕨取りが楽しめます。大彦林道に下りて暖かい場所でランチとする。食後はお腹がいっぱいになり少々辛い登りとなる。鷹ヶ峰をめざす。道標があり尾根に取りつき鉄塔まで行くと琵琶湖が見える。ここから少し行った地点に間違いやすい分岐がある。尾根芯に進まなければならないのに、テープもあり引き寄せられるようにしてトラバースを進んでしまった。間違いに気付き引き返えして分岐に戻り、尾根道で鷹ヶ峰に着く。枝の散乱が道を覆い隠し分かりにくい。コンパスを確認しながら桑野橋分岐道標に着く。蛇谷ヶ峰が右に大きく見える。北東に進むがリボンもなく地図を確認しながら支尾根に入らないように注意する。ここはGPSに頼りました。P427でほっとする。あと一息だから…。さらに尾根芯を北東に進み、尾根先端で急下降になるその手前で東に下っていく。次第に尾根らしくなってくる筈が今回はうまくいかず、本来のコースから南寄りにそれていた。そのまま何とか下り金網に突き当たる。ゲートから一般道路に出て山行は終わった。本陣までに戻る間に日没だろうと予想していたが、明るいうちに車に戻れて良かった。

〈例会報告〉 西山を歩く④ 吉峯寺~天王山

【日 時】 2019年11月3日(日)

【天 候】 晴れ

【参加者】 (L)T、女性:14名、男性2名、計16名 

【コースタイム】吉峯寺9:30・・・白糸の滝10:05・・・九輪草の広場10:30・・・こもれび広場11:40・・・柳谷観音駐車場上12:00~12:30・・・天王山山頂14:00~14:15・・・桜の広場公園14:50

【報告と感想】

 集合場所の東向日では、「お久しぶりです」の挨拶が行き交いました。今日は体操のお姉さんも参加で、吉峯の駐車場でしっかり体を伸ばしてから出発です。駐車場から西山古道に入るまでの車道の登りがキツイです。橋を渡って山道に入り、釈迦岳への分岐を過ぎると、曲がり角の斜面に水が流れ落ちていました。「これが白糸の滝」と言うと「えーこれが?」とブーイング。自分でもこんなショボかったかなと思ったけれど…。そこから何度か曲がると、大きな岩の上に水が流れていて、木札も立っている本当の“白糸の滝”に到着。「今までの記憶を消して下さい。これが白糸の滝です」みんな納得したかな。 この山道は木が生い茂り、森林浴には良いかもしれませんが、全く見晴らしが有りません。ログハウス風の小屋を過ぎ、少し行くと京青の森への登り口です。九輪草が見事に咲く所なので、6月に行って見て下さい。上にはベンチもあり、ゆっくり休憩ができます。

 京青の森からゲートの有る柳谷観音への道を進みます。広い林道に出合いますが、古道を行きます。一ヶ所眺めの良い場所があり、正面に水井、横高、比叡山の山並みを眺められます。ススキも伸びていて“秋”です。「高野ほうきが有ったよ」との声もありました。 ゴルフ場のフェンスの横を通っていた所には、少し下に細い道が付けられています。いつの日か細道が本道になるのかな。 急坂を下り終えると、こもれびの広場です。ここから谷筋を行き、空が広くなってきて、頭が明るいところに出たら、そこが柳谷観音の駐車場の上にある畑です。閉所恐怖症気味の私には一番ホッとできる場所です。ゲートを抜けて、黄色いコスモスが咲いている畑の側で昼食タイムです。 さあ、天王山を目指します。柳谷から天王山がまた長い―。深く削られている谷筋が難所です。足を左右に広げて上辺を行くには、足の長さがちょっと足りず、あっちに渡ったり、こっちに渡ったりで進みます。ベンチの有る所には先客が居り、水無瀬の滝分岐で、立ち休憩。

「もうそろそろ着くやろう」と何度か思った頃、やっとお地蔵さんに出合います。側を回って少し登れば天王山山頂です。日曜日で人は多かったです。 酒解神社の鳥居で休憩。展望台から桂川、宇治川、木津川を眺めるのも良し、陶版画を眺めるのも良しです。 いつもは宝積寺に下りるのですが、今回は桜の広場公園に下りました。トイレも有り、春には桜が一杯咲き、新幹線もよく通るので楽しい場所です。それに車道の急坂を下りなくて良いので楽なような気もします。公園で整理体操をし、線路を渡って解散しました。 嵐山から始まり天王山まで4分割で西山を歩きました。福寿草、カタクリ、桜、九輪草、それぞれの季節にまた、歩いてみて下さい。

                            

     

京都右京勤労者山岳会           「ネパールアンナプルナベースキャンプトレッキング」

期 間:2019年10月19日㈯~11月02日㈯15日間

アンナプルナB.C.トレッキング感想文

パーティ5人:Kb、Ym、Mr、Mt、Mrjr

アンナプルナサウス・8091m

10月19日(土) 関西空港8:30集合~10:00キャセイパシフィックCX503便搭乗~15:50着香港国際空港経由18:50発~21:00(現地時間・時差3時間)カトマンズ・トリヴァン国際空港着~22:00 ホテルチェックイン

10月20日(日)             M記

カトマンズ空港8:20=ポカラ9:10 出発9:30~チェックポイント11:45~ヒレ12:40~昼食13:40~ウレリ16:05

ポカラ空港

トマンズから飛行機で一気にポカラに到着。ポカラからジープに乗り換えて、高速道路とは信じられないほどの悪路に揺られてチェックポイントに到着です。ここからアンナプルナトレッキングの始まりです。少し歩くと直ぐにヒレです。この時期は乾季なので天気は晴天。遠くに白銀のアンナプルナサース(7219m)とマチャチュプレ(6997m、別名フイッシュテール。その名の通り山頂が魚の尻尾の様で白く輝いています)が見えます。二つの山の間を何日か掛けてトレッキングします。見ているだけでワクワクします。又、花も沢山咲いていました。

登山口から最初のつり橋

10月21日(月)                   M記

ウレリ8:15~バンダンティ9:15~滝11:30~ゴレパニ14:00

休憩の一コマ

緩い登り、時々階段。すれ違う人はインド系の人が多かった。セミが鳴き、桜が咲き季節感がバラバラ。マチャプチュレから流れる滝が圧巻。スクリーン一杯に目の前に広がる。石楠花の大木が現れる。ミックスジュース300ルピー(約300円)がとてもおいしかった。

2019年10月22日㈫                                 小林記

プーンヒル展望台にてスタッフと一緒に

朝日のプーンヒル展望台を往復して、朝食後にタダパニへ出発して4日目、早朝4時50分にゴレパニ2853mを出発、プーンヒル3198mを往復して 朝日のアンナプルナ ・ ダウラギリを眺望する、前日4回目の予行登山をこなし、登り1時間を確認し、4時半にスマホをセットして就寝、目覚ましは順調に作動するが、何故かまわりが静か?腕時計を見ると1時15分 GPSが付いているのに電波補正無し、2度寝する、予定どうりの出発するが寒さと・ラッシュなみの人混みは早足でロッジ街の急登を登る、30分でプーンヒルまで行きそうだがバテバテになり5分でペースダウンして通常のスピードになり、朝の検問所で100ネパールルピー支払い、直線階段上の携帯電話基地局、休憩所を踏破して1時間弱の5時55分(日出10分前)にはプーンヒルに到着、快晴のアンナプルナ ・ ダウラギリを満喫して暖かいジンジャーティーを飲む、帰りは30分程度の7時20分にはフイッシュテールホテルに戻り朝食食べて8時半にはタダパニ2721mに出発する、花は無いが石楠花林の急登を1時間登りデオラリ3103m、ここからは緩い下り40分ほどでデオラリヤクーホテルで30分ほど休憩して、10時40分にバンタンテイ2700mに向けて出発、急な谷間の下り1時間程で到着、昼食にする、ここはエージェント リラビスタの親族経営11時50分から13時で食事するが、出発の気配なし今日のロッジが近いので時間調整になる、外のテーブルで日向ぼっこ14時にやっと出発するが22分でタダパニの谷ひとつ手前のバンタンティ端のサンクッアリ ロッジ2668mに到着、夕食まで時間が有るので食堂でビール飲んでいるとフイリピンの日本好きの兄ちゃんが寄ってきて話がはずむ、夕食はロッジが小さいので家庭的な美味しさで4日目が終わる。

10月23日(水)                   Y記

バンタニ・ロッジ・3180m8:00-9:10タダパニ2675m-12:05グッスン13:30-15:40チョムロン・2170m

 天候:晴れ

朝焼けに染まるアンナプルナサウス

タダパニ手前・バンタニの小さなロッジを8時に出発。遠くに深い渓谷がみえるまだ先は長い。バンタニをでて直ぐに石畳の登りが待ち受けていた、朝一の登りは体にこたえる。2800mほどで森林限界を超えて頂にでる。頂からしばらく水平移動の尾根歩き。そこから400mをいっきに駆け降りる。途中には大きく茂ったシャクナゲの大木が光を遮る。タダパニ・2675mから一山超えてチューリー・2060mて休憩、その後吊橋を渡ってグッスンで昼食をとり今日の宿泊地チョムロン・2170mへ移動。頂から一気に駆け降り長い吊橋を渡りまた尾根を上がるアップ・ダウンの変化に富んだ一日でした。

 朝食:ライトブレックファーストセット+ネパールパン 昼食:五目ミックスライス(ネパール風焼き飯)    ガーリックスープ、チーズマッシュルームスパゲッティ、 エッグカレー、アップルロールを5人でシェアー 夕食:ミックスフライライス、フライドポテト、ミックスピザ、    キムチ・・・?、お湯を5人でシェアー

10月24日(木)                     M記

チョムロン7:40~第一橋8:10~第二橋8:45~ローシヌワ9:00~アッパーシヌワ10:20~バンブー12:50

アッパーシヌアを超えた休憩ポイント

チョムロンからは石段を下ります。曲がっても曲がっても下ります。橋のところまで下りました。下りはいいけど帰りは同じ道を登らないといけないと思うとゾーとします。でも景色は絶景です。アンナプルナサースとマチャプユレがだんだんと地数いてきます。橋から少し登って又、下ります。今日は一日下ってばかりです。バンブーには早く到着しましたが、今日はここでゆっくりとします。

10月25日(金)                   M記

バンブー3:30~アッパードバン10:00~ヒマラヤホテル11:30~デオラリ14:30

谷を詰めた休憩ポイント・ガイドのパパさん

ここから水1リットルが10ルピーから130ルピーとなる。いよいよ谷を詰めてベースキャンプ。緊張する。風が冷たくなってきた。階段を上ったり下りたりして高度をあげていく。ニワトリの姿をみなくなった。紅葉が見られるようになってきた。

10月26日㈯ 8日目                 K記

マチャプチャレベースキャンプ宿泊ロッジ

デオラリから、マチャプチャレB.C.まで

出発して8日目、通常はテオラリ3200mからアンナプルナB.C. 4130mまでの930mを7時間で登るのだが、今回は高度順応も兼ねマチャプチャレB.C.3650m迄の3kmを4時間で歩く行程で計画、またバンブー2490mからロッジに暖房がなく、寒いので太陽が昇ってからの、9時発のゆつくりになる、急な登りから川原の横の緩やかな登り1時間で堆積した雪の洞窟3400m、急登の一歩手前の登り2時間でマチャプチャレB.C.3650mに到着、12時なので昼食を取り、ゆっくりしてからの14時前にロッジ裏丘にトレッキングに行く、モデイコーラ上流のガンガプルナ7454mが正面に見える氷河端の丘を周り、アンナプルナB.C.トレッキングルートに戻り15時15分ロッジに戻る、今回はポカㇻ到着時に少し雨に降られたが、後は快晴だった、しかしロッジに戻ると辺りはガスが出てきて真っ白になる、明日天気が回復して快晴になる事を願い、8日目が終わる。

10月27日(日)                   Y記

チャプチャレBC・3700m~アンナプルナBC・4130m~マチャプチャレBC~デオラリ・3200m

天気:晴れ

アンナプルナベースキャンプ記念ポイント

6:10マチャプチャレBCを早朝に出発、今回の最終目的地アンナプルナBCを目指す。早朝で渓谷に朝日が刺しこまないので手元が冷える。ABC(アンナプルナBC)までは430mの高低差で高度順応を何度も重ねてきたので4000mの壁を超えるのにほとんど苦労はしなかった。ABCで朝食を取りBCを取り囲むヒンチュリー・6434m、アンンプルナサウス・バルハチュリ・7219m、アンナプルナサウス・8091mが透き通った青い空に向かってそびえ立っていた。マチャプチャレ・6997mは朝日を背に受けて北斜面だけが見えていた。ABCに早朝からヘリが何機も飛来し荷物や観光客を下ろしてはまた搭乗させて飛び去って行った。空は晴れ渡り朝日が差し込んでも雪解け水が流れるせせらぎは所々で凍っていた。ABCで最後の別れを惜しんで帰路に就く。もう一度マチャプチャレBCに戻りデオラリ・3200mまで駆け降りた。下りは高度差を感じることなくどんどん降りても体調に変化はなかった。朝食:ブレークファーストセット+ネパールパン昼食:ツナサンド、デジタブルサンド、フライドポテト、モモ、アップルパイを5人でシェアー、夕食:ツナサンド×2、ベジタブルカレー、フライドポテト、お湯を5人でシェアー

10月29日(火)                      M記

バンブー7:40~シアッパーヌワ9:00~ローシヌワ10:00~チョムロン橋10:30~チョムロン11:50~ジヌダンタ14:10 

降り返って見るマチャプチャレ

バンブーからチョムロンへは地獄の階段です。行きの時にこれは大変な階段登りだと思っていたところです。階段の数を数えて登りました。まずアッパーシヌワまで850段。ローシヌワまで下って、チョムロン橋から登りの階段が2106段有りました。数えていない階段も足すと合計3000段くらいです。今までの人生で最大の階段登りです。辛抱強くひたすら登り続けます。それでも終わりは有るものでやっとチョムロンに到着です。ここで大休憩をとって、温泉の有るジヌダンタまで下ります。これも結構大変な下りで、(アンナプルナの最短メインルートだそうです)ここを登るのは御免だなと思う急登です。ジヌダンタに着きました。宿に荷物を置いて、水着を持って温泉まで行きます。近いのかなと思っていたら遠くて結局、河原まで降りていきました。温泉は賑わっていました。少し温めの40℃くらいでじっくり浸からないと出れません。宿まで登り返しました。

10月30日㈬ 12日目              K記

デコボコ道を駆けた四駆

ジヌダンタから、マッキューでジープに乗りポカラへ

出発して12日目、8時ジヌダンダ1780mを出発、石段を20分ほど下った所の吊橋セメント橋287mを渡り、緩やかに45分ほど登った所で建設途中のジープ道に出る、ジープ路を25分ほど歩き9時半マッキユー1880mに到着、9時40分ジープに乗り強烈な地道を揺られること1時間20分ビレタンテイ1025mへ到着、ここからポカラヘは高速道路だが舗装張替で地道状態、来た時は凸凹の路床状態、1週間強経つているので路床が出来て、もみくちゃから、少し強い揺れ1時間45分、12時50分宿泊するフイッシュテイル ビラに到着、13時40分メインストリートに昼食に出る、昼食後湖畔の散歩、土産買いして、ビラに16時半に戻る、夕食は19時、明日は午前中に飛行機でカトマンズに飛ぶだけなので洗濯と充電をして12日目が終わる。

10月31日(木)                  Y記

ポカラ8:00~11:00ポカラ空港12:00発~12:40カトマンズ空港着~13:20ホテル・チェックイン~市内観光~18:00夕食会

ポカラ空港からの遠望

この日はポカラからカトマンズへ移動、ホテルで荷物を整理して一日観光とお買い物。夕食はネパール観光社長のリラさんの招待でネパール民族踊りを鑑賞しながらネパール料理を堪能。帰国に備えて早々に ホテルへ戻る。

11月1日(金)・2日(土)

8:00朝食~1日観光~19:00ホテルチェックアウト~19:30カトマンズ・トリヴァン国際空港・22:45 CX501便搭乗~5:20着香港国際空港8:00出発~12:35関西国際空港着

山行報告   瓢箪崩山

                   記:M・A

山行日: 10月27日(日)

参加者:女性・7名、男性・4名、計11名

天気 :晴れ、暖かい

コースタイム: 8:08出町柳京都バス~8:36戸寺~9:00出発~10:15二股~11:05瓢箪崩山11:40~12:35:P461M~13:20:P346M~15:10下山口

 

 瓢箪崩山山頂にて

戸寺で下車し近くの公園で体操、地図を見て整地、山座同定を行う。雲の中翠黛山を確認する。戸寺~下山口の三宅八幡を目指し進んで行く。二股までの尾根、沢筋は前回も分かりにくかったがやはりなかなかはっきりと確認できない。その上倒木で荒れていて足元ばかりに気を使う。早く尾根に上がろうということで二股を過ぎた所から右の急斜面を登り江文峠からの尾根道に出る。そこから寒谷峠~瓢箪崩山は順調。532mの頂上で天気、眺望も良く早めの昼食休憩とする。他にも数人の方が昼食を楽しんでいた。先頭を代わりながらコンパスを合わせ行く先を確認する。ピークを踏むべき所をトラバースの楽な道に進みストップ!引き返す。P461は表示板がかかっていて安心してポイント確認できる。一番の難所は、P346を過ぎた後の尾根筋。どうしても南東のはっきりした尾根に入ってしまう。しばらく行って方向が違うとストップ!少し戻って南方向の尾根を見つけるがGPSでみるとそれも違っている。結局もう少し登り返し元の位置に戻って地図を再度確認し南南西への尾根に乗る。「迷ったら元の場所までもどる!」は鉄則。もう一か所、小屋の手前のピークで右か左か迷い左へ。道が無くなり引き返す。ここでもGPSで最終確認。もう少しじっくり地図を読むべきだった。今回天気も良くゆっくりと楽しい読図ができた。間違うことでよりルートが頭に入る。ただGPSに頼ること二度三度。復習を兼ねた山行で、初級者としてはまずまず?

例会報告            「鈴北岳~御池岳~鈴ヶ岳」

2019.10.27(日) 曇のち晴

(参加者 :女性3名、男性2名、計5名

( コースタイム )鞍掛登山口 8:05→鈴北岳9:50→御池岳 10:40→夕陽のテラス 11:20
~12:00→ヒルコバ 12:40→鈴ヶ岳 13:05→茶野14:00→鉄塔 14:50→大君ヶ畑 15:50

                           報告者:O・

鞍掛登山口駐車場はすぐに満車になるとの情報で、30 分早めて清水五条 6:30 出発す
る。車2台が湖東三山 PA に7:15 集合した。大君ヶ畑(下山口)に置き車をして鞍掛トン
ネルに向かう。トンネル西側駐車場に 8 時前に着く。既に数台が駐車済。
登山口から 30 分ほどで快適な稜線にでる。御池岳方面の紅葉は道半ばという感じであ
ったがそれでも美しい。鈴北岳から見える御池岳山頂には雲がかかっているが午後は晴
れるという予報に期待して日本庭園に下りていく。コースはポイントごとに道標もあり
迷うことなく御池岳に到着する。山頂ではまだガスが消えず写真だけとって p1182 に向
かって行く。この辺りからが今回の山行で最も素晴らしかった。日本庭園よりもみずみ
ずしい苔と紅葉。此処まで来る登山者は少なく自然がそのままにある。それだけに地図
をしっかり見るということ必携だ。夕陽のテラスと名付けられた岩場でランチとする。
それにしてもテラスで夕陽を見た登山者は少ないに違いない? 日没後は山中で真っ暗
になってしまうのだから…。尾根筋からヒルコバへのコースで谷に下りきってしまうと
そこからのヒルコバへの登りが大変なので、谷に下りきる手前で谷の東側をトラバース
した。初めての試みであったがこれは正解。危険もなく苦労もなくヒルコバに到着した。 鈴ヶ岳は眼前にそびえているがコースはジグザグになっているのでそれほどのことでも ない。前回 4 月は福寿草に関心が注がれて他に目がいかなかったが快適な尾根筋を下っ ていく。尾根がだだっ広くなると踏みあとも草に覆われていてルートファインディング が難しくなる。こういう場合 GPS が役立つ。しっかりした尾根になると鉄塔そして茶野 だ。茶野ピークからは晴れの日琵琶湖その向こうに比良山系が見えるのだが、今日はそ こまでの晴天ではなかった。ピークから戻って最後の鉄塔方面に向かう。最初は草が茂 っていて少しコースからそれただけなのに分かりにくくなって GPS を見る。なんとか鉄 塔に着きヌルヌル道を下る。暗くて不気味な所から尾根道になり大君ヶ畑に下山する。
日没が早い秋に御池岳まで足を延ばしたコース、下山時刻が気がかりだったが 16 時まで に下山できたことは参加者の健脚のおかげです。ご協力ありがとうございました。