山科・音羽山ハイク           記:M・K

【山行日】 2019年10月20日(日)

【天 候】 晴れ時々曇り

【参加者】 M(CL)、女性3名・男性1名、合計5名

【コースタイム】 蝉丸神社(9:15発)~逢坂山歩道橋(9:25)~尾根道(9:35~55)~605段の階段登り(9:55~10:10)~音羽山路傍休憩地(10:35)~音羽山頂上(10:50~11:35)~牛尾山法厳寺(牛尾観音)(12:10~12:30)~桜馬場(12:35)~鎌研ぎ登山口(13:10)~水車小屋(13:20~25)~京阪京津線追分駅(13:50,13:58乗車)

   音羽山山頂から琵琶湖方面を背景に集合写真
    音羽山下山口の水車小屋前でいい笑顔

【総括】 先週末まで雨が続き、そして月曜日以降も雨天の予想の中で、当日の日曜日だけが「晴れ」という好天に恵まれた、運の良いハイキングでした。参加人数も5名と、パーティを組むには丁度適当な人数で、前後の間隔も空かず、快調に活動することができました。今回の見所は、音羽山山頂(593m)からの眺望です。お蔭様で、右に目を配ると比叡山、比良山地、琵琶湖、瀬田川といった滋賀県方面が、左側には山科、東山を超えた市内中心部、愛宕山を始めとする西山山地、さらにその向こうまでがすっきり、はっきりと見えました。そして何よりは、到着時刻が早かったため、頂上を我々で独り占めできたことです。風もなく、ポカポカとした暖かさの中で、特等席の備付けのベンチに座って、下界を見下ろしながら、ゆっくり昼食を取ることができました。「無理なく、ゆっくり、明るいうちに帰宅」も含めて、参加の皆さんと気持ちの良いハイキングを楽しませていただきました。どうもありがとうございました。

【報告】

京阪京津線大谷駅で下車の後、登山道入口のある蝉丸神社に向かう。本殿前で身支度を整え、出発する。昨日来の雨で道は濡れているが、歩行に支障はない。道の下の方から、いつもながらの「日本一のうなぎ 逢坂山かねよ」の鰻を焼く匂いが漂って来る。逢坂山歩道橋を過ぎ、暫くの階段道を経て、尾根道を快調に歩く。尾根道に続く「厳しい605段の階段登り」は、皆さんの健脚と石田さんの話題豊富なお話が相まって、聞き惚れている内に休憩なしで登り切ってしまった。トイレ休憩を予定していた音羽山路傍休憩地には寄らず、そのまま音羽山頂上へ向かう。音羽山頂上(593m)には10時50分頃に到着した。普段なら頂上は風が強く、体温を奪われるため、記念写真を撮り、眺望を楽しんだらさっさと下山するのだが、今回は無風で寒くなく、備付けのベンチも全て空いていたため、ここで昼食休憩を取ることとした。約1時間後、昼食をゆっくり取って、今度は体も冷えて来たため、下山を開始する。下山路は赤土で斜面がきつく滑りやすいため、ストックが重宝した。12時過ぎに法厳寺に到着する。法厳寺の境内には、参拝者・登山者用のトイレがあり、ここを使わせていただく。法厳寺から桜の馬場までは木の階段、桜の馬場から麓の山科区小山の登山口までは舗装路※が整備されており、快調に歩を進めることができる。

※ただ、雨天後のため舗装路に付いた苔?で滑りやすくなっていて、度々転倒しそうになった。

途中、音羽山を読み込んだ和歌の数々の石碑や路傍整備のボランティアの方々による由緒がありそうな「複数の滝」、そして水に濡れた道の脇を小走りに這う小さな沢蟹がハイキング気分を掻きたててくれる。鎌研ぎ登山口まで来ると今日のハイキングは終了。近くの民家前にある「水車」をバックに記念写真を撮る。そして一路、帰宅を目指して、京津線追分駅に向かう。途中では民家に植えてある柿の木、金木犀が秋の気配を感じさせてくれる。追分駅には13時50分頃に到着した。

今晩はラグビーワールドカップの「日本×南アフリカ」が楽しみなどと言いながら時間待ちをし、58分発の太泰天神川行きの電車に乗り込んだ。

奥穂高報告

                               記:M・S

日時  9月13日(金、夜)~16日(月、祝)  晴

参加者 テント組 6名、小屋組 3名、合計9名

9月14日  上高地6:25~明神7:18~徳沢8:20~横尾9:20~本谷橋10:55~涸沢13:55 

    奥穂高山頂での集合写真

イクロバスはシーズン中、土日は上高地まで乗り入れ出来ないので平湯バスターミナルから5時30分の始発バスに乗りました。臨時バスがその前に一台出ていましたが上高地に着いてびっくり、人であふれていました。それもテント装備の男性が多い、トイレも女子トイレは空いているのに、男子トイレは列を作っています。Yさん、Kさん、私の3人はテント場と下に敷くベニヤ板確保の為、先発隊として先行します。早朝で平坦な道の為ゆっくりと歩いている人をごぼう抜きです。本谷橋までは調子よく、時間も人もバス1台分位は稼げましたが、ここからは急登が始まります。テント装備の重たいザックと急坂でフラフラになりながらも12時までには着きました。テント場の手続きをして、(ベニヤ板は影も形もありませんでした。)後続隊が来るのをヒュッテのテラスでジョッキを片手に待ちます。至福の時です。テント場は迷子になるほど超満員です。

9月15日 

出発6:45~ザイティングラード取りつき8:10~奥穂山荘1:00~奥穂高岳12:00~奥穂山荘14:00~涸沢小屋16:10~テント場16:20

今日は本番の奥穂高岳登頂です。6時45分に出発しましたが、もう列を作っています。早い人は夜明け前からヘッドランプを点けて登っていました。涸沢小屋からはガラ場と長いトラバース道です。ザイティングラードも行列です、一番ややこしい所の鎖場で降りてくる人(長いこと待っていたみたいです。)がしびれを切らしてコース外を降りようとしました。周りの人が「危ないから声を掛けて降ろしてもらわないと」と言いましたが強引に降りかけた時、大きな岩がゴロっと音を立てて動きました。慌てて引き返したので良かったのですが、事故の起きる様を見たように思いました。ザイティグラードでの事故はコース外を降りての落石や滑落が多いと聞きました。私たちは順調に奥穂山荘に着きましたが相変わらず、奥穂高岳の2段の梯子は長い行列です。しばらく眺めていたのですが、仕方がないので列に加わりました。団体が下りてくるらしく全然動きません、梯子から先の岩場ではすれ違いが出来ないので待つように上から声がかかりました。やっと動いて駒井さんを先頭に登り始めます。金毘羅の練習のせいか皆、立ち止まったりせずにスムーズに」登れています。上に登ると大勢の人が降りるのを待っています。山頂の祠でも写真を撮るのに人で溢れかえっています。祠を通り過ぎ山頂の広場まで行きました。奥穂高岳は今回で7回目ですが、今までで1番綺麗に見えました。真正面に槍ヶ岳が見えて、大喰岳、南岳、大キレット、北穂高岳、涸沢岳と登山道を辿れるほど綺麗に見えます。昼食を取りながら思う存分景色を楽しみました。帰りも長い行列です。動かないので座り込んで待っていると近藤さんが登ってくる人に何分待ったか聞きました。「1時間待った、40分待った」との返事です。納得。やっと降り始めて奥穂山荘に到着。西村佳志子さんが「初めてここに来ていたら怖かったと思うけど、金毘羅で練習しておいてよかった。」と言ってくれました。暑い中、練習した甲斐が有りました。奥穂山荘からの下りは、登ってくる人がお昼を過ぎているので少なく、降りる人もバラけているのでスムーズに降りることができました。

9月16日

出発6:35~分岐6:50~本谷橋8」04~横尾9:00~徳沢1:20~明神11:20~上高地12:20==お風呂==京都19:40

夜明け前から小雨が降っています。ちょっとがっかりですが、昨日あんなに良い天気を貰ったのだからと気を取り直しているうちに止んできました。朝食、テント撤収も楽にできました。分岐で小屋組と合流して下山です。結構早い速度ですが後ろも詰まっているので気を付けてついて行きます。やがて前が詰まってしまってゆっくりとなりまいた。前後が詰まっているので追い越すことも、追い抜かれることも難しいです。本谷橋からは登山道が広くなるのでそれぞれのペースで降りることができました。上高地に着くと先行していた山下さんが9人分のバスの席を確保してくれて早く平湯に着き、マイクロバスに乗り換えて京都に帰りまし

涸沢・奥穂高岳テント泊

                             記:S・M

涸沢でテント!

山を始めてから行ってみたいところのひとつでした。

上高地からまずは3時間の平坦な道を進みます。これが結構しんどい。ただただ、ひたすらに歩きます。

約1時間ごとに明神、徳沢、横尾で休憩を取り、横尾からは登山道となっていきます。少しずつ勾配もついてきて本谷橋からの急坂、休み休み登ります。テント泊のために買った新しいザックがさらに重く感じてきました。それでも私にしては比較的元気に登って涸沢に到着。涸沢は地形のせいか、テラスのせいか、ビールとおでんでまったりしている人のせいか、ゆったりとした時間が流れていて居心地がよかったです。先に登ってテントを張ってくれていたので、荷物を置き、早速テラスへ。おでん!にしたかったですがおでんは売切れていたので、ソフトクリームで乾杯!ソフトクリームを食べているうちに疲れがどっとあふれ出して、そのまましんどくなってしまいました。(いつも迷惑おかけしてごめんなさい)テントに帰り、1日目の豪華夕食にはありつけず、お白湯を飲んで寝ました(-_-;)何とか寝て体力回復させて,2日目は奥穂を目指します。朝から超イイ天気。今回楽しみにしていたモルゲンロートもばっちり。文句なし!大満足!美しい!!

奥穂高からの下り、穂高岳山荘手前が大渋滞

早朝からたくさんの人が歩いています。ザイテングラートですでに大渋滞。穂高岳山荘前は人であふれていました。奥穂の登り口は長蛇の列で、はしごを登るまで40分ほど待ちました。頂上でもメラ撮影の行列ができていました。お昼を済ませ長めの休憩。天気も良くて富士山も槍もきれいに見えました。お互いに写真を撮って下山。下山も大渋滞でした。最終日は、早朝パラパラと雨音で目が覚めましたが、出発のころには雨も上がり、奥穂に別れを告げて下山開始。どんどん下ってお昼ごろには上高地からのバスに乗車しました。今回は紅葉には早かったので、また季節を変えて訪れてみたいなあ、と思います。魅力的なところでした。今度はおでんたべたいな~。

涸沢テント泊~奥穂高岳

記:K・R

 行きたかった憧れの涸沢テント泊へ行ってきました。

     穂高を眺めながら食べたソフトクリーム

上高地から横尾までは7月の登山教室修了山行でも歩いた道です。この時もテント泊装備で横尾までへとへとになりながらやっとたどり着いた感じだったのですが、今回はさらに涸沢までまだ3時間もかかります。しかもここからが登り。本当にたどり着けるのか心配でした。横尾を過ぎると緩やかな登りになり徐々にペースを落として歩きました。本谷橋から急坂になるのでさらにペースダウンして登りました。だんだん高度が上がるとカールらしい地形や穂高の稜線が見えてきてヒュッテの吹き流しの旗が見えた時にはテンションも上がりました。何とかテント場にたどり着き荷物を下ろしてさっそくヒュッテのテラスでソフトクリームを食べました。北穂高を眺めながら食べるソフトクリームはおいしかったです。

 翌朝テントを出るとすでに穂高の稜線が赤く染まってきれいなモルゲンロートを見ることができました。常念岳方面の雲海もきれいでした。この日も快晴で奥穂高に登ることができました。山頂からは槍ヶ岳や北アルプスの山がたくさん見え、反対側には富士山や南アルプスが見えました。標高第3位、北アルプスでは一番高い所からの眺めはとても爽快感があって最高でした。ジャンダルムも近くに見えたくさんの人が立っているのがよく見えました。とても険しそうで私にはまだまだ行ける場所ではないなと思いました。

 涸沢の紅葉は上の方から少し始まっているようでしたがテント場周辺のナナカマドは真っ赤な実は付いてるけど葉はまだ青々としてました。いつか紅葉の涸沢へまた行くことができればいいなと思いました。

金毘羅岩稜トレーニング②

金毘羅、岩稜トレーニング②

日時  9月8日   晴

参加者 M(L),女性3名、男性2名、合計6名

コース   金毘羅 Y懸取りつき~Y懸の頭

奥穂高トレーニングの2回目です。1度では都合のつかない人のいる為、2回実施しました。9月になると暑さは前回よりもましになりましたが、日差しは暑い。N/Yさん、Mさんはビレーして。N/HさんはフリーでY懸の取りつきからY懸の頭まで何回か登り、降りをしました。

   小野アルプス

山行日:2019年9月1日(日)

天 候:晴れ

参加者:Y(CL),M(SL),女性8名、男性2名、計12名、一般1名、合計13名

コースタイム 

9:00鴨池駐車場9:20~タクシー~白雲谷温泉ユピカ登山口9:30-9:50高山-10:18前山-10:45安場山-11:35総山12:15―12:25アンテナ山-12:40惣山(小野富士)13:00-13:25紅山13:55-14:25鴨池登山口ー15:00鴨池駐車場

     紅山

【山行報告】

 参加者が13名となり車2台で茨木組と京都組に別れて出発、山陽道・淡河 PAにて集合。その後小野市・鴨池公園に向けて走り出す。鴨池公園到着後、手配ししていたタクシー3台に分乗、白雲谷温泉ユピカまで乗り継ぐ。 元はユピカ温泉駐車場を予定していたが8月半ばよりユピカ温泉全面改修工事がはいり駐車所へ乗り入れすることが出来ないため下山コースの鴨池公駐車場に車を停めてタクシーで登山口を目指した。登山口で装備を整えて出発、低山の連なる縦走を始める。登山口から直ぐに高山に取付き、高山、前山、安場山と走破する。ただ低山とは言え前回も感じたことだが一つ一つが険しく登り降りに足を使う。時間が経つにつれてトップと最後尾に開きが出来てきた。

     惣山(小野アルプス)山頂

開きが出来ても休憩ポイントで修正しながら縦走を続ける。総山で行動食をとりながら昼食タイムとした。ここまでの山は播磨特有の岩の山で足元がゴツゴツしていた。特に総山の手前のアンテナ山は岩山に草木が生い茂った足場の悪い山でした。山頂に届いても風が吹くこともなく蒸し暑い行動でした。瀬戸内を見下ろすところでは霞がかかり彼方を見下ろす事も出来なかった。昼食後メインの紅山の麓に到着。一同、紅山を見上げて「オ~」を歓声。驚きともため息ともとれる奇妙な声をあげた。紅山は一枚岩の痩せ尾根で山頂に近づくほど勾配がきつくなる高度感も出てくるが岩が風雨によって浸食され程よく窪みが出来て手掛かり足掛かりが有るので皆さん余裕で登ることが出来た。メインの紅山を登るとパワースポットがある岩山ルートは鴨池駐車場には遠回りになることから迂回せずに直に鴨池駐車場を目指して下山した。下山後はユピカ温泉が修理のため使えず地元タクシー運転手の方に聞いた近場の温泉施設により汗を流した。帰り道、地元で栽培しているブドウ園によりブドウを買い求めて皆さんお土産として持ち帰りました。

金毘羅岩稜トレーニング①

日時 8月18日  晴れ

参加者  M(L),女性4名、男性2名、合計7名

コース  金毘羅、Y懸取りつき~中間~Y懸沢

北アルプス、奥穂高岳のトレーニングです。奥穂高岳のザイティングラードや山頂付近は高度間のある岩場が有ります。その場で立ちすくんだりしない様に、一度は金毘羅の岩稜トレーニングに参加を条件つけました。取りつきでそれぞれビレーをして、何回か登り降りして、村井さんはビレーの練習をしました。この日はとても暑くて、岩を触っていると岩盤浴をしているみたいです。Y懸の頭手前まで行って、1時半に終了してMK沢を降りました。ゴロゴロした石が有る急斜面のMK沢は岩稜とは違った緊張の有る沢でした。