<例会報告> 明智越え&植物園 吉野あけみ

【日時】   2021年7月18日(日)

【天候】   晴れ

【参加者】男性・7名、 女性・11名、計18名

【コースタイム】保津峡駅9:10出発~水尾手前の明智越え登山口9:50~鉄塔10:15~25~神明峠との分岐10:05~昼食休憩11:30~12:00~峯の堂跡12:30~明智越え下山口13:10~保津川河川敷13:25~植物園13:45~14:15~   JR亀岡駅着14:30

【報告・感想】 緊急事態宣言が6月20日に解除され右京労山の例会が再開されましたが、梅雨時期の降雨で例会が次々中止になっていました。それで、ゆっくり例会の「明智越え」が久し振りの例会になったためか沢山の方に参加していただけました。 保津峡駅に18名全員が9時頃には揃い、歩き始めてからしばらくして「入山報告」の事に気づきました。久し振りのリーダーなのでうっかりミスです。その時にはスマホは圏外表示になっていました。 梅雨明けの夏到来で暑い日になり、コロナ対策と、熱中症対策で少し厳しい山行になるなと思っていました。しかし、ゆっくり歩くことをお願いし、山の中はカンカン照りまでいかず時折の涼風もあったりして、何とか皆さん元気に歩いていただきました。明智越えのハイキングコースは、「麒麟がくる」の放送があったためかどうかは分からないけど、よく整備されていて標示板も多いです。明神峠(越畑へ)との分岐では迷うことがあるかもしれないので、気を付けたい所です。明智越えは皆さんご存知の様に、光秀がここを越えて愛宕山に参拝したと伝わる道です。途中にある「土用の霊泉」の看板の場所は、昔は水が豊かに出ていたようで、光秀も止血の三七草を清めて鎧に付けたと伝わっていますが、今は全く泉や水はなかったです。 1つ目の鉄塔の場所から愛宕山や水尾の集落がよく見えますが、いつも嵐山や自宅から見ている愛宕山の山容とは随分違っていました。明智越えのコース中には昼食を食べるような広い場所がないので、展望なしの山道で休憩・昼食にしました。さらに保津橋を越えると植物園(大本花明山)があり、お堀の側にあるためか、少し風も吹いていて涼しく感じました。夏場は花の開花は少ないですが、ユリ、ガンピ、キキョウ、オオバギボウシなどが見られました。参加の皆さん、真夏日の暑い山行になりましたが、色々ご協力有難うございました。

明智超えの登山口
鉄塔場所から見える愛宕山
水尾の村落
土用の霊泉跡


<峯の堂跡・・・平安時代の56代 清和天皇を祀っている場所。 光秀も参籠の帰り道に本能寺
                               攻め必勝の祈願をこめたと 言われている。>
保津町の明智越えハイキングコースの入り口(下山口)での集合写真
途中の山道で昼食・休憩
保津町から望む愛宕山
ガンピ
キキョウ
オオバギボシ

                                

個人山行 愛宕山 200回登頂達成 記 K・A                      

【山行日】5月6日(木)

昨年4月から始めました愛宕登山200回目を達成しました。昨年7月・8月は月に24回も登っていましたが、先月は6回しか登れませんでした。体調だったり旅行だったり仕事だったり天候だったりいろいろと理由はあります、いろんなことがあって予定通りにはいかず、また精神的にもガンガン行ける時もあったり、全く気持ちが乗らない時もあって。1000回が目標です、達成された方々は本当に凄いなと思うばかりです。ただただひたすら1回ごとを積み重ねるのみです。

例会報告 比叡山 報告 K・S

山行日】 2021年4月18日(日)

【天候】 晴れ一時雨 

【参加者】 女性4名、男性6名、合計10名

【コースタイム】 京阪比叡山坂本駅8:20~無道寺道入り口8:35~明王堂10:10~ケーブル延暦寺10:30~大比叡三角点11:10着(昼食20分)11:30発西山峠12:30~11:30発~八瀬ケーブルカー駅13:30着・解散

全員集合

【山行報告】午後から一時雨の予報が出ているので少し気にしながら新緑が進み始めている坂本駅をスタート。時折、日も差し天気は持ちそうだが風が強く肌寒い。15分ほど歩いて無動寺登山口に到着する。

ここから先の道は千日回峰行で知られた無動寺に続く道で、無動寺谷道と呼ばれている。比叡山延暦寺の僧侶もよく歩かれているコースらしい。急坂が所々にあるが整備もされていて歩きやすい登山道です。一か所だけ沢の斜面が崩れていて柱ほどの幅の3m位の一本橋が掛けられている。少し緊張しながらもみなさん簡単?に渡られていた。途中にはたくさんのお地蔵さんや石仏があって信仰の山だと感じます。

登りはじめは森林の中の道が続くが尾根筋に出てくると琵琶湖が一望できる見晴らしの良い場所もあり気持ちよく休憩がとれる。あとで標識を見ると遠見岩と書かれていました。何度かのアップダウンを経て最後の急坂を登り、獣除けのゲートを通ると玉照院に到着する。ここから舗装道になり急坂を上ると無動寺だ。 時間的に余裕もあるので無動寺の明王堂に立ち寄ることにする。思わず見上げる急な階段ですが一段一段をしっかり踏みしめて元気に(個人差はありましたが)明王堂に到着。ここからの景色は大津市街が一望できるので登ってきた甲斐がある場所でした。この辺りに来ると観光に来られている人たちとも出会います。マスクをしながらの登りはなかなか厳しいですが外せません。ケーブル延暦寺で休憩を取り大比叡までの急坂に向かいます。あとひと踏ん張りと思っていたら北の方から黒い雲が流れてきてポツリポツリと小粒の雨。急いで上だけ雨具着用。大比叡近くまで登ってくるとガスも出てきて、幻想的な中を歩く感じです。11時30分大比叡三角点に到着。風が強くなり気温も下がってきて(体感温度は5~6度くらいかな)風の当たらない場所をそれぞれ探し、早昼食をとって早々に下山に入ります。

駐車場の方へ下り始めると陽が当たり始めホッとします。暖まった地面から蒸気が立ち上り不思議な景色の中を歩きます。四明岳横を通ってスキー場跡の北側のつつじヶ丘休憩場所に着くと大きな山桜が何本も咲き残っていて、とても綺麗です。

ゆっくりしたかったのですが残念ながら帽子が吹き飛ぶくらいの強風で、ピンクが映える素敵な景色を写真に収め逃げるような下山となりました。そのあとの西山峠までの道は林道や比較的歩きやすい道が続きます。この間例会で2度ほど通っている西山峠ルートに入ります。峠から先は枯葉が多く葉っぱの下の石や枝で滑りやすいので注意を促して下山を始めました。風も止んできて雲の合間から陽も差し始め、順調に下山も出来て、山頂とは大違いの好天でぽかぽか陽気の八瀬ケーブル駅前に13時30分到着しました。 今回は頂上の強風で急ぎましたが、天気が良ければ滋賀と京都の景色をゆっくり味わえる5時間ほどのコースです。延暦寺方面には向かいませんでしたが、少しは寄り道も出来そうです。  

青年委員会山行 天橋立トレイル 

山行日:2021年4月11日(日) チーム:ミツバツツジ見隊

参加者:右京1名、ランタン4名、らくなん2名、福知山山1名、一般1名、合計9名

青空もお花も読図も満喫することができました。ミツバツツジを愛で、リョウブの苦みを味わい、イワカガミにホッとし、急登祭りではありましたが、天橋立を見るフリして休憩しながら春の風を感じておりました。最後は貸切の金引の滝でマイナスイオンを浴びることのできる天橋立トレイルはやっぱりお気に入りです。山仲間の輪も広がり、お花も絶景もいっぱい見れて最高の1日に感謝です。今度は平岩山から文珠山へ、そして全長3.6km天橋立を歩いてみたいですね。

参加者【五七五感想】

・直る坂 湿るマスク 天の橋

・初対面 橋を渡すは 可憐花🌸

・山里に 花のトンネル 会話はずむ

・ツツジ見て 岩鏡を見て 滝も見た

・春日和 コロナ忘れて 花三昧

・滝上山 リョウブの葉食べ 皆笑顔

・足元に  恥ずかしがり屋の イワカガミ

例会報告 東山~海津大崎 記:M・A

日時: 2021年4月11日(日) 

天候:晴れ

統括リーダー:M・A

1班:女性3名、男性4名、一般2名、合計9名

2班:女性3名、男性4名、一般1名、合計8名

コースタイム:永原駅8:55~万路越10:24~峯山(昼食)11:32~12:10~展望台13:06~13:26~東山13:52~大崎寺15:25~15:55~マキノ駅16:40

手前のピークには東山北峰の看板が落ちていた
山椿が満開
最南端への道は通行止め
kここhこはこはnこはん湖畔湖畔
最南端からの絶景

無人の小さな永原駅を出て少し行って左に折れ田畑のなかを歩く。のんびりと山里の暖かい春の風を感じ気持ちがいい。山にはまだ山桜のピンクが見える。今日はゆっくり楽しいハイクかなと思っていた。ところが万路越への登りで足に疲れが出始めペースが落ちる。鉄塔を見て進むと一人年配の男性が立ち往生している。左右のふみあとに戸惑っていたようだ。ここは左にだまされず確実に右へ進む。このあたりから倒木がいっぱいで荒れている。くぐってまたいで迂回して時間がかかる。白いタムシバも咲いている。予定変更して峯山で早めの昼食と大休憩をとる。そこからも荒れたルートをふみあとをやっと見つけながら歩きP566の展望台に到着。大きな反射板がある。ここからは最高の景色が堪能できた。目の前に竹生島が浮かんでいる。またゆっくり休み集合写真もきれいに撮れた。今回の一番の満足でした。ここからまだまだ先は長い。東山を踏みP483からは迷いやすそうな尾根を南にコンパスを合わせ何度も確認しながら行く。延々と続くやせ尾根のよく滑る急坂を転がらないように降りていく。少し西にコースが振れるあたりからは益々急で狭く岩もある。やっとのことで最南端に辿り着く。その先の展望の良い湖面への階段は落石のため通行禁止となっていた。湖面を進む船の美しい景色を眺めた後、大崎寺の境内を抜けて参道を降りやっと湖岸の売店前に下山する。 しばらく2班を待ってマキノ駅16:50発に向けてコースタイム50分を頑張ってピッタシで歩き切った。今回コースタイムでは、15:50発で帰れるかと思っていたが人数が多いとどうしても時間はオーバーする。桜はほとんど散っていたが東山を過ぎたあたりには山椿の群生もあり楽しませてくれた。倒木で荒れていたこと。ふみあとが不明瞭なこと。疲れが出る最後に急坂が続くこと。注意することはあったが、琵琶湖に浮かぶ竹生島がとにかく美しかった。また、満開の下を歩きたいです。長時間の歩きお疲れ様でした。