例会報告 大文字山、お花見山行 記:M・S

日時:4月10日(土)

参加者:女性4名、男性1名、合計5名

コースタイム:銀閣寺10:05~太閤同10:23~間違え10:30~中尾の滝、A17尾根11:00~本道A17~三角点11:38=12:10~熊山分岐12:15~熊山12:23~孫熊山12:44~小熊山12:57~曾孫熊山13:00~玄孫熊山13:03~中尾の滝分岐13:53~中尾の滝13:57~白川14;17

【山行報告】銀閣寺本道の堰堤から太閤道に入ります。少し歩くとあれ?水場が無かった、太閤岩が無かったと思いGPSで確認すると、道を間違えて中尾の滝の方に行っていました。後でGPSで確認すると、太閤道に入って5分くらいで間違えていました。大文字山北斜面は地図に載っていない道が網の目の様に有り5分、10分で次々と分岐が有り油断をすると道を間違えてしまいます。また、網の目の様に繋がっているので修正もできます。引き返さずに中尾の滝まで進み、そこからA17の尾根に入ります。本来はこの尾根の途中から入るつもりでした。尾根の先から本道のA17までは長い尾根だと思っていましたが40分くらいで着きました。大文字山は土日も平日も人が多いのですが、メインコースから外れると、ほとんど人には会いません。三角点から北に降り熊山に向かいます。途中にひと際大きな山桜の木が有りますが残念ながら桜は散った後でした。熊山付近は桜の木が多くて又、来年お花見に行きたいですね。熊山から孫熊山は少し横に入るのですが、分岐を気にしすぎてウロウロしてしまいました。子熊山、曾孫熊山、玄孫熊山は一本道で次々と小さな標識で見つけることが出来ました。玄孫熊山から中尾の滝に向かう分岐まで引き返します。分岐からの道は中尾の滝までの最短でゆったりとした歩きやすい道です。中尾の滝から川に沿って何度か渡渉を繰り返しますが、アップダウンの無い道です。白川には緑の小橋を渡って道路にでます。北斜面に出ると白川を渡るのにこの緑の橋か二段の滝の柵を乗り越えるかしかありません。途中の神社にも橋が有りますが、見上げるほどの苔むした急階段で山道と繋がっているか確認できていません。

例会報告 平日山行               愛宕山(八丁尾根~中尾根) 記:K・S

【山行日】 2021年4月8日(木)

【天候】 晴れ

【参加者】 女性4名、男性4名、以上8名

コースタイム】 清滝8:50~八丁尾根登リ口9:25~八丁山10:00~サカサマ峠着11:25(昼食休憩)出発11:55~愛宕神社12:35~水尾別れ13:15分~大岩13:55~中尾根登リ口14:40~JR保津峡駅15:00着・解散

【山行報告】天気も良く気持ちの良い山行日和で8名清滝を出発。コロナの変異株感染者急増中なので三密を避け必要に応じたマスクの着用を確認する。清滝からの舗装道路を歩いて月輪寺登リ口を少し進むと八丁尾根への登り口に到着する。昨年個人山行で地図ルートに沿って登ろうとしたが、崩落個所続出で難儀をしたところだ。この間整備も進み、登リ口表示もしっかりある。とはいえ道は明確だが、長い急斜面の折り返し道を登るので15分ほどで一回目の休憩をとることになる。休憩の後も道はしっかりしているが長い急登が続く。30分ほど登ると「あと5分で八丁山」の表示札があってもうひと踏ん張りして尾根に出る。すぐにやかんで有名な八丁山頂上に到着、また休憩に入る。その後はアップダウンも少なく気持ちよく木立の中を進む。倒木も少なく歩きやすい道だ。愛宕山を西に見ながら一時間ほどで最後の急登だ。ゴロゴロ石の登りで木陰もなく、おまけに気温も上がってきて汗をかきながらの登りになり、急登を終え愛宕山裏登リ口に向かう舗装道路に出てホッと一息つく。心配していた2つ目の急登も無事終えて安堵の休憩だ。サカサマ峠にはトップを行ってもらった元気なSさんのペースのおかげで予定より早く到着した。爽やかな風で汗も引いて気持ちのよい昼休憩になった。集合写真後、愛宕神社へ向かう。たくさんの馬酔木(あせび)やシロヤシオが見事に咲いていて、愛宕山の春を感じていた。天気も良いので蓬莱など比良山系がきれいだ。愛宕神社には代表?4名が寄り、そのあと合流して水尾別れに向かう。水尾別れから中尾根ルートは昨年下山経験があるが、地理院の地図には表示がない。ほぼ尾根筋を下ることになるが急坂もある。最初は落ち葉のクッションが効いた気持ちの良い下りだったが、緩い下りが徐々に落ち葉が良く滑る急斜面になり、しっかり足場を確かめ、支えになる木を探しながら、足元注意、安全第一にゆっくり下りるが一気に下降する。傾斜が緩くなったところで鹿よけネットが現れ、踏み跡がいくつも分かれていたが、記憶をもとにネットをくぐり正解の道を進む。再度短い急斜面を下ると沢沿いのきれいな道に出る。直ぐに荒神峠からの米買い道のポイントの大岩に出る。 ちょうど峠から下りてこられた登山者2人と出会ったが「突然山から出てきたこの人たちはどこから下りてきたのだ?」と不思議そうな顔をされていた。こからの中尾根コースは、この時期はツツジ尾根と変わらないほどツツジが咲くので最近は登山者も多く利用していてしっかり道が整備されていて歩きやすく、この日も満開のツツジを楽しみながら安心してゆっくり下山できた。アクシデントもなく中尾根登リ口には14時40分到着。  駅までのアスファルト道を歩くのはあまり楽しくはないが20分ほどでJR保津峡駅に全員無事到着し15時解散をした。今回の例会は愛宕山に繋がる2つの尾根歩きで、急登有り、急下り有り、林道部分も含めると12.6km約6時間のしっかり歩きの例会になりました。 水尾別れからの中尾根の急坂下りは少しこたえましたが、大岩から後の中尾根では満開のツツジが疲れを吹き飛ばしてくれました。 

 

例会報告 吉野山、お花見山行報告 記M・S 

山行日:4月6日(火)

参加者:女性4名、男性1名、合計5名

コースタイム:吉野駅10:00~如意輪寺~中千本11:30(昼食)~上千本、水分神社、花矢倉12:30~滝14:30~櫻木神社、宮滝15:30

【山行報告】有名な吉野の桜を見たくて企画しました。ネットの吉野開花情報では4月5日が満開となっていましたが、もっと早くなって満開には間に合いませんでした。吉野駅から人波はロープウェイやバスの方に向かって行き、ハイキングコースを歩いているのは私たちだけです。蔵王堂や勝手神社などの観光地は尾根に有り私たちはその谷道を歩きます。遅くなってとはいえ、中千本でもまだ十分に桜は残っていて桜を堪能しながら歩きました。道には標識が整っていて、如意輪寺、稚児松地蔵の標識に従って登っていきます。途中に広場が有って桜の花が満開でした。お昼にはまだ早いけど、桜の木の下でお昼にする事にしました。コロナの為お花見が出来なくて、桜の木の下で座り込んでお昼を食べたのは2年ぶりです。吉野は山全体が桜なのでボリュウームが大きい。稚児松地蔵までは人はいませんでしたが水分(みくまり)神社、花矢倉は観光地らしく、人と車が多くなりました。上千本の水分神社は古のたたずまいで茅葺の優雅な曲線と大きな枝垂桜がよく似合っていて皆、写真を撮っていました。歌舞伎の義経千本桜の舞台となった花矢倉からは山全体が見渡せて駅から桜並木が続いているのが見えます。満開の桜と葉桜のぼんやりとした赤い輪が重なっていてとても綺麗ですが、やはりで山全体がピンクになる満開の時を見たかったと思います。来年、リベンジですね。花矢倉から稚児松地蔵に戻ると、また私たちだけになり、ゆっくりと宮滝に降りました。此方は吉野杉の植林地で桜はありませんが、川筋を歩いていくと3段ぐらいの大きな滝が有り、滝壺まで降りていけます。次は道を横切って滑滝があり変化が有ります。最後の登山口には一番大きな高滝があり、地元ではここでお祭りがあるそうです、村に入り道路を歩いているとコミニティバスとすれ違いました。櫻木神社でさっきのバスが止まっていてドアを開けてくれました。駅まで乗せてもらえるかと聞くと、まだ回る所があるが駅まで行き200円とのことです。運転手さんは歴史に詳しくて、大海人皇子(天武天皇)が天智天皇から逃れて宮滝にきた話などしてくれましたが、あれ?ここ先 通った所、集落をグルーと回って又櫻木神社?まだ奥に回ってやっと駅に着きました。1時間以上乗っていました。バスを降りてから、どこに行くのかと思ったと皆ニヤニヤ。バス代は200円でした。近鉄吉野神社前から京都まで2時間の長旅で結構行遅くなりました。

個人山行                 雲取山2017M 68番目          大菩薩嶺2056m 69座目           丹沢山1567m 蛭ケ岳1672m 70座目

4月1日(木)大菩薩嶺2056m 69座目

新幹線で東京、友人とランチ後中央線で奥多摩駅14:20、バス便で鴨沢登山口15:14。当初は最終バスで到着後少し上の駐車場でテント泊の予定でしたが、登山後にまた都内で別の友人と会食する予定があったので、時間に余裕を持たせたく本日中に七つ石小屋まで行く事にしました。私が見た地図では小屋までの所要時間が3:45、小屋は予約制で管理人からはどんなに遅くとも18:00までには到着する様にと厳しく言い渡されておりました。地図の時間がどこまで実態に合っているのかもわからないのですが、かなり頑張って歩きました。小屋で飲もうと思った缶ビール2本、焼酎、焼酎用の氷、水ペットボトル500ml2本などを含め20kg近くあったように思います。とんでもない量の汗をかいて小屋に到着しました、17:15。2時間で到着した、必死だったので。小屋泊まりの人が1人、テント泊は私一人。受付を済ませてさっさとテントを張り、着替えをして晩御飯にしました。必死で担いだビールは最高です。翌日06:00に荷物を軽くして頂上攻略、08:00過ぎに登頂、小屋に戻って朝ごはん、11:30頃に出発、13:10頃鴨沢バス停到着、13:50のバスで奥多摩駅。到着後駅から700mにある奥多摩温泉もえぎの湯で汗を流してから都内で友人とマスク会食、最終電車で中央線甲斐大和駅、駅周辺でテント泊。

4月2日(金)大菩薩嶺2056m 69座目

朝08:10発のバスに乗るつもりで待っていたがバスは来ない、時刻表を見ると平日はもっと暖かくなってからのしかも特定の日にしか運航されていない。いろいろ思案した結果2つ隣の塩山駅へ移動決定、09:10駅着 09:30発大菩薩峠登山口行のバス乗車10:00着。標準時間なら14時に登頂17時には下山できる、山下さんにルート変更のメールを送り出発。13時登頂、15:10バス停へ下山。頂上手前20分くらいの歩行は足もとに雪の塊=氷がたくさん残っていて、滑って歩くのが大変でした。

下山後バス停から徒歩10分の甲府市の温泉施設・大菩薩の湯で汗を流し16:40発のバスに乗車、17:05塩山駅到着。乗換案内で検索すると本日の最終目的地大倉バス停にこのまま電車を乗り継げば到着できる、晩飯を買い込んだりして時間を使えば最終バスには間に合わない。とにかく指示通りの電車に乗り込んだ、乗り継ぎ駅での時間は5分~10分はあった、最初の乗り換えの際に八王子駅のコンビニでビール2本と総菜・おにぎりを買い込んで横浜線町田行きの電車に乗り込んだ、先頭車両の一番前に乗り込み混雑する車内をヨソに運転席の後の壁に立てかけるようにリュックを置きその上に食料を置くようなスタイルでひざまづき、食料とビールを頂いた。次の乗り換え町田駅でもコンビニで200mlの焼酎の瓶2本と水1リットル、小さ目の弁当を購入。今度は小田急の急行、座席に座ることが出来ましたので、普通に座席で焼酎と弁当を頂き渋沢駅で下車20:08。最終バス20:27に乗車、20:42大倉バス停到着、バス停周辺でテント泊。

4月3日(土)丹沢山1567m 蛭ケ岳1672m 70座目

当初は丹沢山→蛭ケ岳→東野バス停と縦走するしかないと考えていた、しかし思いのほか早い時間に蛭ケ岳に到着できたので急遽折り返すことにした。大倉バス停出発05:00→08:00塔ノ岳→09:00丹沢山→10:20蛭ケ岳→12:00丹沢山→14:50大倉バス停下山完了 15:10バス→渋沢駅 小田急線で4駅の小田原で新幹線に乗り換えて19:50嵯峨嵐山駅に到着出来ました。塔ノ岳に登る途中の崖からの相模湾の展望は最高でした、ものすごい人が登山に繰り出していましたが、この景色を見て納得です。一人旅は最高です、その場で一緒に感動を味わう事はできませんが、今はメールやラインですぐにお友達や家族にその場の写真を送り共有することが出来ます。その日の自分の体調や気分で予定をどうにでも変更が出来ます。自由気ままです、休みたい時に休み、早く着きたければ休まずひたすら頑張る。人それぞれに自分流のスタイルがあります、私は団体行動にはなじめない。今回も最高の4日間でした。

例会報告】     飯盛山(314.3m)記:S/W

【山行日】 2021年3月14日(日)

【天 候 晴れ

【参加者】 女性10名、男性2名、合計12名

【コースタイム】JR四条畷駅(9::35)~四条畷神社(9:52~10:00)~飯盛山休憩所.展望 台、昼食(11:00~11:40)~飯盛山山頂(11:55~12:05)~楠公寺(12:17~12:25)~南尾根の桜池(12:45~12:55)~野崎観音(14:05~14:15)~JR野崎駅(14:25)

【報告と感想】JR四条畷駅で全員の顔がそろったところで初顔の方もいらっしゃったので自己紹介の後、四条畷神社に向かって出発しました。初めは街歩きです。神社につくと早速に105段の階段のお出迎えです。階段を上がり神社の休憩所で衣服調整の時間を取りました。あとのグループが来たので早々に出発しました。ここからは山に入ります。途端に階段の連続です。この山はやぶ椿が多く、階段も緩やかに上っているのであまり苦になりませんでした。ると頂上近くの展望台に到着。明石海峡は望めませんでしたが、大阪の街が一望できます。お天気も良くて気持ちがいいし、頂上は人も多そうなので、時間は早いでしたが、昼食タイムにしました。それぞれに春の日を浴びて気持ちの良いひと時を過ごしました。昼食後は山頂に向かいました。案の定山頂は大勢の人です。そこで記念撮影をして、楠公寺に向かいトイレタイム。あと野崎観音に向かい出発。途中の桜池は整備されていて休憩所もあり、皆さんお弁当タイムを楽しんでおられます。私たちはしばし休憩したのち改めて出発。こちらの道は階段が余りなくて助かります。野崎観音に着くと大きなモクレンの木があり、みなでモクレン、コブシ、タムシバだとワイワイ。タムシバの名前が出ずにひと問答。野崎観音をぶらりとした後、階段を降りたところで解散としました。お天気にも恵まれ、気持ちのいい山行となりました。頼りないリーダーですが皆さんに助けていただいて無事,事故なく山行を終えることができました。皆さんありがとうございました。

記:S・k                                      初めて行く山で楽しみでした。最初から階段の連続、リーダーが先頭でゆっくり歩いてくれたので助かりました。見晴らしの良い所に出てリーダーが「時間的に早いですが、頂上は混んでいるかもしれないのでここで昼食にします」この判断が良かって、大阪平野から京都方面一望出来る大展望の場所を、私達のパーティーが独り占め、阿部野ハルカスから連なるビル群、大文字山の火床から見た展望の2倍以上のスケール感があり、今迄見た六甲や生駒,信貴山から見た街並みの展望の中で、ここが1番スケール大きくて素晴らしい、夜景はさぞかしきれいだろうなと思う。前は遮る所がなく石を転がしたら、眼下の豆粒みたいな家に当たるのではないかと思う程切れ落ちていて。戦国武将、三好長慶のスケールの大きい山城があって、大阪から京都に、にらみを利かしていたのが良く解る。1番展望の良い場所で座らして貰い、ゆっくり弁当食べてコーヒー飲んで,見飽きない展望を眺めてくつろいでいたら、リーダーが「そろそろ行きませんか」と声かけられたので、後ろ振り向くと、ザック担いで皆さん勢揃いしている「はやっ・・・」頂上に着くと、コンクリート2階建ての展望台があり、上がると景色の説明板がある。展望台を除いて下は景色イマイチ、あちこちでシート広げて昼餉の人がいて、等身大の甲冑姿の銅像も建っている。早春の山は虫も蛇もおらず暑くもなく、歩いていて気持ちが良い。「野崎参りは~屋形船で参る~」という風情を見る楽しみがあって、下山してみるとJR野崎駅の近くに水のない運河が横たわっていて、拍子抜けしました。