<山行報告> 『山背(やましろ)古道2回目』ゆっくり例会                                          記:Y/A

【山行日】  2020年2月11日(祝・火)

【天 候】  晴れ

【参加者】 女性12名、男性4名、一般2名、合計18名

【コースタイム】

京都駅(8:32発)=玉水駅(9:11~35)~まちづくりセンター椿坂(9:57~10:05)~橘諸兄公墓(10:13~10:20)~蟹満寺(10:47~10:57)~棚倉駅(11:23)~鳴子橋(鳴子川)(11:36)~なでしこ公園(12:05~13:00)~泉橋寺石地蔵(13:17~13:25)~天王神社(13:46)解散~JR木津駅(14:00)

泉橋寺のある石地蔵の前で集合写真

 昨年の2月24日に山背古道①を歩きました。その後雨や参加者少数などで中止になり,ほぼ1年振りに2回目を歩きました。井手町のJR玉水駅で少し遅れて来られた2人を待ち,18名揃って9時35分頃スタートしました。玉川の川沿いの道は桜並木が続きますが,まだこの時期は冬芽です。時折スイセンの花や梅の開花が早いので白梅,紅梅,蝋梅などが見られました。井手町まちづくりセンターでパンフレットや地元の特産物にふれてもらおうと思っていましたが残念ながらまだ閉まっていました。昨年は咲いていた河津桜もまだつぼみでした。先に進むと,橘諸兄公旧跡の大きなお墓がある場所がありました。奈良時代に聖武天皇のもとで左大臣として活躍した人だそうです。2回目の古道は山中歩きがほとんどなく,街中や川べりや平地歩きです。有難いことにこの日は高気圧におおわれ少し暖かかったので,気持ちよく歩けました。棚倉駅を過ぎる頃にお腹もすいてきました。少し歩くと渋川という川がありここを渡ると木津川市に入ります。次の見所の蟹満寺の境内で小休憩をしました。この寺は蟹の恩返しの縁起と国宝の釈迦如来坐像が有名です。境内には沢山のお地蔵さんと満開の紅梅がありました。道沿いには地域の公園はいくつかありますが,トイレがないのでさらに先に進み,上狛小学校の隣にあるトイレ付きの「なでしこ公園」に12時頃着きここで昼食タイムにしました。山下さんが持って来てくれたぜんざいや甘酒と西岡さんの評判のおいしいコーヒーやタルトやお菓子をいただき,陽だまりの中ゆっくり昼食タイムを過ごしました。気を遣っていただき有難うございました。 再びスタートし,お茶問屋街の中を歩くと,福寿園の大きな工場も見られました。人数が多いのである茶問屋では試飲は断られました。木津川のすぐ手前に日本一の石地蔵があります。ここで集合写真を撮りました。この石地蔵は天平時代の行基の作とも言われ,坐像の石仏では日本一の大きさだそうです。

棚倉駅間あたり

木津川を渡って市役所の近くの天王神社をゴールにして解散しました。健脚の2人はさらに岡田国神社や上人ヶ平遺跡公園を経て平城山駅まで歩かれたようです。皆さん大変お疲れ様でした。よい天気のもと,昔の史跡や田園風景などを眺めながらゆっくりのウォーキングになりました。ご協力有難うございました。

蟹満寺の境内

六甲全山縦走大会トレーニング(西半分

【山行日】 2020年2月9日(日)

【天 候】 晴時々曇り

【参加者】 女性3名、男性1名、合計4名

【コースタイム】

須磨浦公園(8:20発)~旗振山(9:00)~栂尾山頂上(10:00)~横尾山頂上(10:15)~須磨アルプス「馬の背」(10:35)~高取山頂上(12:30~13:00)~鵯越駅(13:55)~神戸電鉄新開地行き乗車(14:23)

 いざ出陣

当日、京都市内は雪、氷雨の冬らしい天気だったそうですが、私たちが例会を楽しんだ六甲山系では殆どが快晴、ポカポカ陽気でした。

明石大橋を背に

特に須磨アルプスまでの行程は抜群の眺望で、東に目を向けるとアベノハルカスはもちろん大阪城も、南は淡路島から四国、紀淡海峡までがはっきりと見えます。瀬戸内海は波も穏やかで、船の航跡も目立ちません。眺望に恵まれた場所では、自然と足が止まり、「チョッと待って、ハイ、ポーズ!」と写真タイムになります。当然、歩行のペースも上がりません。

横尾山頂にて
馬の背核心部

 更に今日のハイライトの、絶景の須磨アルプスを越えると、空腹に耐えられず、高取山の頂上で昼食です。(「西半分」では、この先の菊水山を越えた次の鍋蓋山の頂上で昼食が基本です。)

名勝・馬の背

 こうした実情を踏まえて、14時前に村田さんから「このペースでは終着点の市ヶ原到着は日没後の17時30分になってしまう。予定を変更して、鵯越駅までとしてはどうか。」との提案(宣告)がありました確かに疲労でこれ以上の歩行スピードアップは無理、日没後の暗い山中で慣れない道を歩き回るのは危険と、一同、納得し、例会終了を決めました。今回、菊水山、鍋蓋山、再度山を踏破することはできませんでした。しかし、全山縦走大会のコース中で、特に道を迷い易い、須磨アルプスを下りてからの「横尾の市街地」と、高取山を下りてからの「丸山の市街地」の両方を全く迷うことなく歩くことができたのは、大会参加に向けての大きな安心材料でした。次回の東半分トレーニングは、24日(月・休)です。見所や眺望を諦めて、ひたすら宝塚を目指すのか、あちこちを見渡しながら歩いて、今回に倣って記念碑台辺りで続行の可否を判断するのか、悩ましいところです。

【例会報告】             由良ヶ岳とカニ山行

山行日:2月22日(土)~23日(日)

天 候:22日:雨のち曇り、23日:曇り

参加者:女性5名、男性2名、計7名

コースタイム

登山口9:20→5合目10:10→550地点10:42→分岐10:52→東峰11:05→西峰・由良ヶ岳11:32→11:46東屋ランチ12:10→5合目13:10→登山口下山13:35

由良ヶ岳参加メンバー

【山行報告】

 22日(土)京都組は四条大宮集合、大阪組と京都縦貫自動車道・京丹波味夢の里道の駅にて合流、一路舞鶴を目指す。途中、綾部JCTにて一方は予定通り舞鶴東ICへ到着したが一報は路線を間違えて天橋立へと向かい22日(土)登る予定の多音寺山へ向かうことが出来なくなった。やむなく「舞鶴とれとれセンター」で再度集合し五老岳へ車で移動、舞鶴湾の絶景を楽しんで今日の宿泊地・丹後由良浜の宿に向かい待望の「カニ料理」を堪能した。

青年委員会メンバー飛び入り
右京青年委員メンバーと一緒に

23日(日)丹後鉄道・丹後由良駅に車を止めて由良ヶ岳登山口に向かう。すっきりと晴れ渡る日和ではなく山陰独特のどんよりした曇り空。風は微風で気温も低くない。山に白い雪は全く見当たらない。登山口から順調に登っていく。みんなが一斉に「雪のかけらもないね・・・」と声を上げる。2月半ばの由良ヶ岳は白い雪をかぶった冬山を連想していたが全く様相が違った。稜線見えてきたあたりは少し勾配がきつく成ってきて足元がぬかるんで滑りやすい。帰りはアイゼンを履いて降りる方が安全と村田女史から声がかかる。分岐から東嶺に向かい頂上で周囲を見渡すが由良ヶ岳同様白い雪を被っている峰はどこにも無い。一息ついて折り返して西峰に向かう。西峰からは天橋立や栗田湾が一望、日本海も波静かでした。西峰途中の東屋で昼食を取り分岐地点に向かう頃青年委員会のメンバーと遭遇。賑やかな一段と写真を取り合い、右京組は下山。カニは今年も満腹でしたが由良ヶ岳は期待を裏切りました。また、来年リベンジです。

比叡アルプス

日時: 2020年2月2日(日)

天気: 晴れ

参加者:女性11名、男性4名、一般3名、合計18名

コースタイム: 銀閣寺道8:30~バブテスト病院横8:50~瓜生山9:35~P543昼食休憩12:10~12:40~一本杉12:55~石ノ鳥居13:50~水飲対陣14:15~修学院駅15:20

京都・滋賀県境

大寒も過ぎ一番寒い時期のはずが最高気温11.7℃。雪もなく日差しがあり2月とは思えない一日だった。バブテスト横の沢から入山する。瓜生山の祠でのんびりと休憩。見晴らしも良好です。銃を手にした猟師に会う。挨拶するとイノシシを狙っているとのこと。しばらくして銃声がパンパンパン。仕留めたか?京都トレイル63から沢へ下る。そんなにひどく荒れてはいなかった。P383の崩落したところはトラバース道がしっかりついている。比叡アルプスのやせ尾根を上り下りする。しばらくしてまたパンパンパン・・・。やたらと撃ちまくっている。何頭獲ったか。まさか取り逃がした?  

     

石ノ鳥居

手負いのシシが突進してくるかも!山は危険がいっぱい。休憩するスペースもなく進むがP543を越えたところが広く12時を過ぎていたので昼食とする。初参加の一般の人の足がつりそうになっていたがゆっくり休んで大事には至らなかった。一本杉は折れて哀れな姿。 

駐車場でも眺望を楽しむ。ロテルト比叡下のドライブウェイをくぐって林道をだらだらと歩く。おしゃべりに花が咲く。石ノ鳥居から右に沢へ下り壊れかけの丸太橋を渡る。水飲対陣よりきらら坂へ。堰堤広場で解散とする。バスに乗ろうかと思ったが時間も早くそのまま鴨川を歩く。家まで1時間の自主トレ。                      

                                                                                                        

京都一周トレイル① 御香宮門前〜蹴上編

https://yamap.com/activities/5462814

右京メンバー13人
御香宮からのスタート、前半はほぼ市街地のアスファルト道とほんの少しの林道、まぁでも御廟やら神社やら史跡やらほんまに京都はどこ歩いても何かありますね~ 登山というより史跡巡りな前半でした。稲荷を過ぎてからはやっと登山道になって、ハイキングらしいハイキングになりました。 京都トレイルの2割を歩いたことになりますが、今回! シリーズにして、京都一周しましょうということになりました。