「個人山行報告」 春の唐松岳山行報告 記:Y・T

【山行日】5月3日(土)~6日(月)

【天 候】3日:晴れ後雨、4日:強風低温雹、5日:強風・晴れ

【参加者】女性2名、男性1名、計3名

【コースタイム】

 3日:7時30分京都発~舞鶴―北陸時自動車道・糸魚川IC下車~18:00 白馬村・道の駅白馬(車中泊)

4日:8:50八方ゴンドラ~9:20八方池山荘~10:15八方山~13:15丸山ケルン~14:55唐松岳頂上山荘着(泊)

 5日:7:25唐松岳頂上山荘出発~8:20丸山ケルン~10:20八方山~11:00八方池山荘~11:40八方ゴンドラ終点・下山~12:00八方の湯~14:00糸魚川IC―北陸自動車道―舞鶴経由/京都着21:00

【山行報告】

3日:京都を早朝出発、舞鶴経由で北陸自動車道糸魚川IC目指して快適なドライブ。途中「親知らずピアパーク」に立ち寄り巨大な「翡翠の岩」を眺めて「少しだけ削ることが出来ないかと」知恵を出し合ったが答えが出なかったので海岸に降りて翡翠原石の小石を持ち帰る。糸井川ICで降りて国道148号線をひたすら白馬目指して南下。白馬村に入って五竜スキー場麓の「小十浪温泉」で汗を流して「道の駅白馬」へ。道の駅でテントを張るつもりが「10時から雨」の予報でテントを張るのをやめて車中泊に切り替える。国道から少し離れた場所に車を止めた時周りはに空きのスペースがしっかり有ったのが翌日目を覚ますと車中泊の車でビッシリでした。トランクからシュラフを持ちだし明かりが差し込まない小用工夫して9時には眠りにつく。

4日:6時起床。夜半車の屋根をたたく雨の音で目を覚ます。6時には雨は上がっていたが車の外は沢山の水たまりが出来ていて時折小雨がパラつく。食事を済ませ車内を片付けて八方ゴンドラへ向かう。8時過ぎにゴンドラ前の広場で「長野県山岳救助隊」のテントで入山届を出す。ゴンドラ切符を買う際「上のリフトが風で停まるかも知れないのでリフト乗場で切符を買って下さい」とゴンドラの切符しか買えなかった。しかし、風は吹いているものの何とかリフトを乗り継いで「八方池山荘」前に到着。今年は雪が多いせいか山荘横の斜面に雪が残りガレガレ道を登らず途中まで雪渓の上を歩いている人達が沢山いました。例年通り「下の樺」でアイゼンを付けて急登を登る。しかし一人Y君が送れる。Y 君曰わく「アイゼンがこんなに重たかったとは思わなかった」と。その後も前二人とはどんどん離れていく。そのうち風も強くなり気温もグングン下がって雪や氷の粒が横殴りに降ったきた。丸山ケルン辺りから一段とガスで陽射しが遮られ強風と氷の粒でアウターは凍り付いて歩くたびにバリバリと音を立てていた。勾配のある尾根では風に煽られて前傾姿勢が取りにくい事がしばしばあった。

座り込むと次は歩く事が出来ないので「立ち休憩」を取っては先に進むを繰り返して何とか山荘に到着出来た。山荘に入ると「手の先がかじかんで」思うようにアイゼンの紐を解くことが出来ない。帽子には氷の塊がいくつも付いてツララ状態。アウターは凍り付いてバリバリ音を立てていました。季節は春の5月ですが外は冬の嵐でした。中に閉じこもっていました。日没にはガスも取れて星空も少し見えていましたが風は収まる気配はありませんでした。(ここの感想は女性二人の感想、Y 君は早々に布団に潜りこんでいました)。の音ゴーゴー、ビュービューと翌日の朝まで続いて止むことは無かったです。

5日:朝食6時開始。7時出発を予定していたが風の様子を見るため30分遅らす。しかし、少々待っても風が収まる気配もないし予報も10時まで収まる気配がないので7時30分出発を決めて小屋を出る。予想通り小屋の周でも風が吹き抜けて小屋を回り込んだ登りの階段では強風で背中を押され足がもたつく。小屋付近の馬の背を越えて掘り雪原に出た時には少し高度も下がってきたこともあり風が少し和らぐ。振り返ると「唐松岳、不帰嶮、天狗ノ頭、白馬鑓ヶ岳」の白馬連山が遠目に目に入る。

この瞬間を待っていたかのようにシャッターを何枚も切る。「この時を待っていました・・・」と目に涙を浮かべていました(ちょっとオーバーな表現になりました)。居残りのKさんから「白い雷鳥を見つけてきて下さい」と頼まれていましたが残念ながら泣き声も聞くことが出来ませんでした。山荘に着くまで何度か風に煽られて「耐風姿勢」を取って通り過ぎるのを待ちました。空は晴れ渡り高度を下げるに従い気温もグングン上がってアウターを脱いで薄着に。銀世界がまだまだ続くのでゴーグルからサングラスへ。着込んだ服を脱ぐたび気持ちも軽くなり飛び跳ねたい気分になりました。

「個人山行報告」 瑞牆:ジョイフルモーメント・マルチピッチクライミング  記:S・M

【報 告】今年目標にしてきた1登目瑞牆ジョイフルモーメントに行って来ました。前日の雨で空気は澄み渡り 高山は雪化粧をしていて気持ちいい朝のスタートになりました。

 瑞牆十一面まだ 私には早いんじゃないかと思ってましたが、「頑張ったら大丈夫」って言葉を信じて 挑戦しました。 ゆっくり歩いてくれましたが、アプローチ1時間半 前日のクラック練習4本で 夜足が吊りビックリ‼️ マッサージ、水分補給で回復したけど 不安。。道は途中凍ってる箇所あり

無事取付に 到着 準備してスタート

1ピッチ目:身体も緊張でコチコチ、トラバース怖すぎて上手く動かないなんとか終了点へ

2ピッチ目:落ちない様に ハイハイしながら移動

3ピッチ目:いよいよ40mのクラック!深呼吸して確実にジャミングを考え 何とか登りテラスで安堵して座り込んでしまった(笑)が!!!

振り返ったら絶景の富士山🗻、南アルプス

4ピッチ目:15mワイドクラックからハンドクラックへ 習った事を独り言いいながらずりずりと登る

5ピッチ目:少し歩き移動から 最後の短いクラックへ ここは気持ちよく登れた。

無事 奥壁山頂へ!素晴らしい天候に恵まれ

完登出来ました‼️禁酒解除(笑)

ここに向けて練習した日々 経験 指導してくれた方々 一緒のメンバー全てに 恵まれて いい経験になりました。

「個人山行報告」北小松クライミング 記:M・A

【日 時】 4月21日(月) 晴れ

【参加者】女性1名、男性2名、計3名

【報 告】

今回も快晴で暑かったです。北小松の岩場を上部、中部、下部と巡りました。バードロックのリードは川嶋さんにお任せしてトップロープを張ってもらいこちらはゆっくりと楽しみます。川嶋さんは11に挑戦。ピラーロックは先にトップロープを張れます。ここもなかなか難しい。下部のキャッスルウオールは余裕でと考えていましたがもう疲れて腕がパンパン。ほどほどにして終了しました。

月曜はのんびりとクライミングできます。参加受け付けます。

「個人山行報告」鬼ヶ牙クライミング 記:M・A

日 時: 2025年4月14(月)晴れ

参加者:女性1名、男性2名、一般1名(八日市山の会)計4名

【報 告】鈴鹿山系南端亀山の鬼ケ牙へ。最高の天気で気分もウキウキです。1P目40mの緩いスラブでリードとマルチを繰り返し練習しました。2P目はハイレベルで若手2人がかなり苦戦していました。ボルト連打ですが10Cです。今回は眺めるだけ。Kさんは挑戦したいようでしたが今回は自重して頂きました。また機会があればリードよろしくです。3ルートを順に登れるので待ち時間が少なくいい感じでした。

「個人山行報告」御在所・一壁・前尾根 記S・M

2025年4月12日(土) 晴れ

参加者:3名

御在所 前尾根のwロープ🪢マルチピッチ練習に 合流させて頂きました。

早朝6時集合、裏道登山口7:15分スタート。

藤内小屋にて 朝ご飯休憩4月とは思えない気温です。出合から クライミングエリアへ、青空に前尾根が見えて来ました!

久しぶりの一ノ壁、午前中は、3ルート、右ルート、4ルートと Wロープの予行練習。

その間 日向ぼっこして待機。

12時過ぎ最終パーティで 前尾根取り付きへ

3人での Wロープは 勝手が違います。

7.6Pの 核心はクラック練習の成果あり スムーズに登攀出来て満足🩷

5Pへの 歩きの道がひどい崩れ方をしていてザレザレでした。

パックン割れた岩🪨も 通過して4Pの後半は クラックルートを選んでくれて、ジャムが決まり 快適に登れました。

タイムオーバーで 櫓は次回へ!!

その時点で夕方に 今から下山を一応連絡入れます。

出合いからヘッテン下山へそれも久しぶりに いい練習になりました。

やはり、一壁、前尾根は いつきても 楽しいですね。