「個人山行報告」 妙高・火打山と妙高山  記 Y・T

【山行日】8月11日(日)~14日(水)

【天 候】11日・晴れ、12日晴れのち曇、13日曇のち晴れ、14日晴れ

【参加者】女性4名、男性1名、計5名

【コースタイム】

11日(日)7:307京都~9:30舞鶴~17:00笹ヶ峰キャンプ場(泊)

12日(月)7:10笹ヶ峰登山口~8:20黒沢橋~10:35富士見平~11:40高谷池ヒュッテ~  13:45火打山~15:20高谷ヒュッ テ~16:10茶臼山~16:40黒沢池ヒュッテ(泊)  

13日(火)5:45黒沢池ヒュッテ~6:15大倉乗越~7:20長助池分岐~8:55妙高山北峰~9:14妙高山南峰~9:30妙高山北峰~10:55長助池分岐~11:50大倉乗越~12:30黒沢池ヒュッテ~13:25富士見平分岐~16:10黒沢橋~17:05笹ヶ峰登山口下山~18:00関温泉・せきざん(泊)

14日(水)9:00関温泉・せきざんー北陸道―15:00舞鶴~17:30京都(解散)

【感想文】

O・Y

 爽やかな朝の出発となった1日目の火打山山行は台風の影響なのか歩き始めると蒸し蒸し暑かった。お天気が心配だった山行でしたが高谷池ヒュッテ越えた天狗の庭からは池に映る逆さ火打が美しく見えました。2日目の妙高山は下山途中で雨に降られましたが岩場やトラバースが有り楽しい山だと思いました。山頂からの眺望は雲やガスで見えなかった事は残念でした。皆さんと無事に下山できて良かったです。前泊のテント泊、下山後の温泉宿を含める3泊4日、思い出に残る山行になりました。

S・M

2024年夏山 火打山・妙高山2024年のお盆は火打、妙高へ。最近毎年、台風に悩まされながらの出発です。山ではお天気も良く、思ったよりもたくさんの水分が必要でザックの中は空のペットボトルでいっぱいになりました。火打山は池に移る逆さ火打をきれいに見ることができましたが、頂上はガスで眺望を望めませんでした。ドーム型の黒沢池ヒュッテでは名物の朝のクレープをいただきました。

翌日は妙高山でしたが、私は股関節の調子が悪くなり小屋前のベンチでお留守番しました。下山は雨に降られましたが、楽しい夏山になりました。妙高はまたリベンジしたいと思います。

K・R

前回行ったときは 5 月でまだたっぷり雪の残るシーズンだったのでほとんど真 っ白な世界でしたが、今回は緑あふれる火打山と妙高山に行くことができまし た。冬になるとほとんどの草木が雪に埋もれるのだと思うと豪雪地帯なんだなと 改めて思いました。違う季節に行けて違う山の姿を見ることが出来て良かったです。

K・E

  「食べ物と人と」

 食料も飲料水も自分的には賄えるつもりで持参したはずが、さすが高山。まったく足りませんでした。反省。いつも以上に食べ、飲み、宿泊小屋でパンなど買うつもりが売っておらず(泣)縦走2座目の妙高山下山途中でシャリバテに…。  思っていた以上にエネルギーを使っていたようです。仲間にエネルギー源分けてもらい、小屋まで何とか戻って横になって少し回復。わかっていたつもりでしたが、食べ物、飲み物大切です!身に沁みました。

仲間に色々分けてもらったり、気弱になる自分を励ましてもらったりと一人じゃないありがたみを感じました。 休憩途中で話した下山途中の人、今なら逆さ火打山見れるよと声かけてくれた人、あと5~10分だよ、がんばれと励ましてくれる人。知らないと人と分かち合う登頂の喜び。宿泊先にやっと着いた!時の先着者のお疲れさまの声。一緒に宿泊した人との交流。

久々の満点の星に流れ星☆彡!火打山ではメルヘンな高層湿原に逆火打山の綺麗な景色、雲海、登頂の喜び等々、高い山ならではの感動も味わったけど、なかなか普段ないこういう人との関りや気持ちの交流も登山の醍醐味だなぁと思うのです。今度はちゃんと多めの食糧持って、また人と景色の交流にどこへ行きましょうか。

Y・T:年の夏山は出発1週間前フィリピン沖海上に”熱帯低気圧“が発生、台風へと発達する情報を得てその発達状況や進路に関心をもって見ていて、予想通り“台風”へと発達し台風5号(マリアン)となりました。こうなっては何処を通るのか出発日までヤキモキしていましたが当初は日本東側の太平洋上を北に進路が予想され“よしよし”と思っていましたが出発2日前には宮城に上陸して日本海へ抜けるコースに変更、”ちょっとヤバい“と思っていたら宮城県から東に進路を変えて新潟に近づいて”妙高は雨か“と観念しましたが山の天気予報では何とか持ちそう。その後の予報は日本海に抜けて南に転進、ハラハラどきどき。今年の夏山は迷走台風の出現で振り回されました。

「個人山行報告」敦賀三山『岩篭山/市橋コース』 記 I・T

【行先】 ; ・福井県敦賀市『岩篭山(765.2m)』   【地図】;1/25000「敦賀

【日時】 ; ・7月27日(土)   【天候】; 晴れ

【山行目的】 ; ・敦賀三山の一つ『岩籠山』登山を楽・沢沿いで変化に富んだ“市橋コース”で、涼しく夏の岩籠山を楽しむ。

【山行者】 ;  I・T(80才)

【コースタイム】・宇治(7;10)=<自動車/93.1㎞>=市橋登山口P(9;28-9;45)==第1徒渉点/196m(10;15-20)==第一堰堤/290m(10;50)==谷修了点/586m(12;0-30)==夕暮山分岐(12;45-55)==『岩篭山/△765.2m』(13;33-14;23)==夕暮山分岐(14;45-47)==谷筋入り(15;00)==第一堰堤(16;00)==市橋登山口P(16;43-17;35)==<自動車>=(19;55)宇治 ・歩行時間;7時間10分(内休憩時間;2時間28分),歩行距離;7.3㎞,7

累積登高/下降;716m,平均ペース;70-90%(ややゆっくり) (YAMAPデータによる)

・報告と感想:『岩篭山』は、野坂岳、西方ヶ岳と合せて“敦賀三山”と呼ばれ、その中でも山頂からの展望、インディアン平原と呼ばれる笹原に奇岩が立つ面白い景観、変化に富んだコース等で人気の山です。登山道は、今日登った“市橋コース”、最近良く使われる“駄口コース”、黒河川沿いの“゙山“集落から登るコースと、いろいろなコースが設定されています。今回は、沢沿いで涼しい“市橋コース”を楽しんで来ましたので報告します。

湖西道路からR161号を行き、国境の峠を下っていくと駄口です。ここには“駄口コース”の登山口があります。道路の右手に駐車場があって5-6台ほど駐まっていました。ここを過ぎてR8に入ってすぐに市橋の信号があり、ここを左に入ります。細いギリギリ1車線の道を辿ると右手に17-18台ほど入れる駐車場があって、今日はほぼ一杯です。私も早々に出発準備を整えて会に入山連絡を入れ、駐車場端にある登山者カードboxに「入山届」を入れて出発します。このboxの傍らに“熊出没注意”の看板があります。 初めは林道のような広い道を進み、林の中に入って尚も進むと山道になります。その手前にも“熊注意”の看板がありますが、この看板には、A4の紙に「熊に注意!登山者は鈴やラジオを鳴らして注意」と張り出してあります。やはり今年は熊が多いのかと、呼び掛けのとおり熊鈴を付け、ラジオのボリュームを一杯にして、ザックのポケットに入れて進みます。車が多く先行者が多いので少しは安心ですが注意するにこしたことはありません。

川の流れの音を左下に聞きながら、山道をしばらく行くと一番目の徒渉点です。この徒渉点は水量が多く、飛び石伝いに対岸に渡ります。このあと、道は流れの右岸から左岸、また右岸にと何回か徒渉をし、川の横の登山道を進みます。一部ヘツリのようなところもありますが、このルートは変化があって中々楽しいです。そして何よりは、川の中や近くを進みますので、川の冷気で冷やされて涼しいのが嬉しいです。ところが今年の夏は本当に厳しい様で、ヒヤっとは感じますが涼しい感じはしません。仕方無く、私の夏の山行の必携品“うちわ”でバタバタ冷をとりながら歩きますが、最近は暑さにめげてウォーキングやトレ山行が出来ていなくて、トレーニング゙不足のツケがきてしんどいです。中々ピッチが上がりません。歩き始めて1時間程で第1堰堤につきます。ここからは何個か堰堤が出て来ますが、石積みで結構古いようでまわりの風景に溶け込んでいます。堰堤の上部で徒渉しますが、恰好の休憩ポイントで一息いれます。

流れの上部に行くと、対岸の登山道やテープを目印に、水量が少なくなった沢を徒渉しながら登ります。コンター450m付近で流れは伏流になって、谷は正面の稜線に突き上げています。谷を詰めるコースの常で、水がなくなり尾根や峠に突き上げる所はどこも急斜面です。ここも稜線へ残り100mで谷と別れ、右手の急斜面のジゴザグの道に取付きます。

ここでトレーニング不足のツケがもろに出て、そのしんどいこと!100mを登るのに、何回も立ち止まり、ヒーハー言いながら登ります。やっとの思いで登った稜線が“夕暮山分岐”です。大きな木の多いブナ林で気持ちの良い所で、夏でも涼しい絶好の休憩ポイントです。ここでお昼も廻っていて、お腹が空いたので軽めのお昼休憩をします。登山道はブナ林の中、尾根の上や南斜面に着いています。少しのアップダウンをしながら辿ると、林が切れて草の中を進むとすぐに左手に山頂への入口があります。真っ直ぐ進むとインディアン平原ですが、今日は左に折れて少し登ると山頂です。

山頂は木が無く暑いですが、展望は中々良いです。北を臨めば敦賀の市街地と敦賀湾、その左手には「西方ヶ岳」と「栄螺ヶ岳」が連なっています。左(西)を望めば「野坂岳」がどっしりした姿が見えます。右手すぐ下にはインディアン平原の美しい笹原が広がり、所々に奇岩がニョッキリと立っている景色です。そして振り返れば琵琶湖や近江の山々です。展望が良い山は楽しいです。雲が切れると日差しが強く暑いですが、腰を据えて昼食です。遅くなって途中で半分食べましたので残りのお握りと、やはりコーヒーを飲んで楽しみます。ただ、今日は登りで時間がかかったので、余りゆっくり出来ず(とは言いながら50分ほどいました)下山に向います。 夕暮山への尾根を分岐まで降って一息入れた後、登りで苦労した急坂を下ります。降りは楽ですが、疲労もしていますので慎重に降ります。沢筋のみちに入るとガラガラの道になりますのでより慎重に歩きます。沢の流れが出て来ると、徒渉とルートファンインディングの始まりです。対岸のルートやテープを探して沢を渡り、また渡り返しとルートファンインディングを楽しながら下ります。ただ、トレーニング不足の今日の私の足は疲労が大きく、中々踏ん張りがききません。途中で2-3回、ズルっといき尻餅をつきそうになります。ながら下ります。ただ、トレーニング不足の今日の私の足は疲労が大きく、中々踏ん張りがききません。途中で2-3回、ズルっといき尻餅をつきそうになります。


湖南アルプス沢登り 個人山行報告 記T・H

山行日:2024年7月22日(月)

参加者:女性1名、男性2名、計3名

【山行報告】京でもまた沢登りを復活できたらな~!ということで初心者でも楽しめると聞いていた湖南アルプスへ行ってきました。 YAMAPやヤマレコで情報を集めていたんですが、吉祥寺谷川のレポートが楽しそうだったのでそちらのルートを選びました。

ルートは大戸川支流の吉祥寺谷川を遡上しそこから分水嶺を経て鎧ダムへ。そこからは沢下りして天神川の合流地点まで。

梅雨明け発表翌日の山行でしたので、水量は多いほうだったんだと思います。京都市内は38℃の烈暑でしたが沢はほどよく冷たくわざと深みに入ったりしながら涼山を楽しみました。

「個人山行報告」江若国境の山『百里ヶ岳(△931.3m)』    記I・T

右京で最高齢に属する80才会員の山行報告です。登山は年齢を重ねても「安全登山」を心がけ、キッチリ「準備」と「トレーニング」をして取り組めば、楽しめるスポーツと思います。山は良いです!皆さん、登山を“生涯スポーツ”として楽しもうではありませんか!年を重ねても、大いに楽しみましょう!今回は中央分水嶺“高島トレイル”16座の一つ『百里ヶ岳』に行ってきました。のんびりほっこりと自然を満喫出来る楽しいコースでした。秋にでもお楽しみ下さい

【行先】 ; ・高島市朽木『百里ヶ岳(9313m)』  【地図】;1/25000「古屋」

【日時】 ; ・6月8日(土)   【天候】; 晴れ後曇り

【山行目的】 ; 古くからのルート“百里新道”からの『百里ヶ岳』登山を楽しむ
・県境尾根からの展望とブナ林を楽しむ

【山行者】 ; I・T(80才)

【コースタイム】宇治(7;30)-<自動車/81.4㎞>-小入谷越登山口P/501m(9;51-10;32)=<百里新道>==590m(10;51)==700m(11;23-28)==“シチグレ峠”/793m(12;18)=
県境尾根/845m(12;32-38)==『百里ヶ岳/△931.4m』(13;07-45)==県境尾根分岐/845m(14;07-09)==805m(14;38-43)==605m(15;23)小入谷越登山口P(15;45-16;10)-小入谷(16;15-16;25)--<自動車/69.2㎞>-(18;40)宇治

・歩行時間;5時間26分(内休憩時間;1時間25分),歩行距離;7.3㎞,

【報告と感想】“高島トレイル”には16座の山々が繋がっていて、その各々の山はいろいろ特徴カがあり、趣も違います。16座を縦走するのは達成感もあって楽しいですが、各山々を個別にピークハントするのも中々楽しいものです。「赤坂山」のようにアクセスが良くて多くの人が楽しむ山もありますが、殆どの山は大分奥深い場所にあったり、雪深い所もあって自然が多く残っている山が多くあります。私はこの時期には、福井の山か湖北の山、または高島トレイルの山に行き、緑が深くなり出した青葉の中を静かな山歩きを楽しんできました。ところが最近の熊騒動には一寸腰が引けます。“静かな山歩き”を求めていると、“高島トレイル”の「駒ヶ岳」や「湖北武奈ヶ岳」などは、1日歩いていてもだーれも会いません。具体的な熊の目撃情報は聞きませんが、余り人が入っていない山はやはり腰が引けます。そこで同じ“高島トレイル”の山でも『百里ヶ岳』は以前から人気があってよく登られている山ですのでここに行くことにしました。丁度古くからの登山道“百里新道”を歩いた事が無いので、このルートを登りました。

【報告と感想】

“高島トレイル”には16座の山々が繋がっていて、その各々の山はいろいろ特徴カがあり、趣も違います。16座を縦走するのは達成感もあって楽しいですが、各山々を個別にピークハントするのも中々楽しいものです。「赤坂山」のようにアクセスが良くて多くの人が楽しむ山もありますが、殆どの山は大分奥深い場所にあったり、雪深い所もあって自然が多く残っている山が多くあります。私はこの時期には、福井の山か湖北の山、または高島トレイルの山に行き、緑が深くなり出した青葉の中を静かな山歩きを楽しんできました。

ところが最近の熊騒動には一寸腰が引けます。“静かな山歩き”を求めていると、“高島トレイル”の「駒ヶ岳」や「湖北武奈ヶ岳」などは、1日歩いていてもだーれも会いません。具体的な熊の目撃情報は聞きませんが、余り人が入っていない山はやはり腰が引けます。そこで同じ“高島トレイル”の山でも『百里ヶ岳』は以前から人気があってよく登られている山ですのでここに行くことにしました。丁度古くからの登山道“百里新道”を歩いた事が無いので、このルートを登りました。

今日の私の熊対策は、カウベルタイプと鈴タイプとの2ヶの熊鈴をストックの手首のベルトにくくりつけて歩きます。ザックにつけると登りはそんなに振れないので殆ど鳴らないため、私はストックにつけてそれを振りながら歩きます。熊は出会い頭で会うのが最も危険で怖いです。細い尾根は、今は下草が殆ど無いので見通しが良く、前方の尾根に注意をはらって歩けば良いのですが、コンターが緩くなって、尾根がだだっ広い所や、小広いピークを形成している場所は要注意です。前方だけで無く四方に注意が必要ですので、私は時々ストックの先を持って高く掲げて鈴を鳴らし、澄子さんに教えてもらったのですが、「ホッホー!」「ホッホホー!」と大きな叫び声を上げながら、左右・前方に注意を払って進みます。

余談;先日〇〇労山が「ポンポン山」に何かの花を見に6人パーティーで行ったそうです。その時は、「ポンポン山」の裏側は人が少ないので、6人全員が熊鈴をつけて2人が笛を鳴らして歩いたそうです。そして昼食時はラジオをボリューム一杯上げて鳴らして休んだとのこと。皆さん苦労されています。(「ポンポン山」も東尾根で良く熊の目撃情報があるそうです)登山道は、時々スギ林もありますが、殆どは奇麗な落葉樹林の中を尾根通しで進みます。静かで緑が一杯で、急登は余り無くてアップダウンを繰り返しながら気持ちの良い尾根歩きを楽しみます。“シチグレ峠”の手前で男女2人連れのパーティーが休んでいました。「私たち地図読みしながらですので遅いんです」と言っておられました。そうですね、地図読みするのも楽しい尾根です。いろいろ楽しめる山です。

“シチグレ峠”は気をつけていないと見逃すような峠です。ただ古い登山道だけに、何か人間くさい趣のある名前の峠です。ここから少し登ると“高島トレイル”のルートで、“おにゅう峠”からの道に合します。ここにはキッチリした道標があり、ここで中央分水嶺の主尾根に乗ります。ここで右折して“高島トレイル”のルートを辿り、最後の一登りで『百里ヶ岳』山頂です。横長の広い山頂からは、名前の由来では「百里四方が見渡せる」とのことでうすが、今はまわりの樹林が伸びたのかそんなに展望はありません。それでも気持ちの良い山頂です。見通しの良い山頂の真ん中付近に腰を据え、お楽しみの昼食タイムです。日差しも強くなく、風は気持ち良く、緑は奇麗、見晴らしもほどほどにあって、本当にのんびりほっこりのお昼です。毎度のお握りとサンドウィッチですが美味しいです。途中で単独の若者が1人、そして登りで会ったフ2人連れパーティーが上がってきました。今日通して会った登山者はこれだけでした。食後のコーヒーを楽しんだあと重い腰を上げて下山に向います。車を置いてあるので登ったルートを引返します。高島トレイルのルートを“おにゅう峠”方向に進みます。20分ほどで小入谷越登山口への支尾根に分かれる分岐です。ここを左に折れて支尾根に入ります。先ほど登ってきたルートですので気が楽です。熊対策の鈴を鳴らし、狭い尾根では前方注意!広い尾根や小ピーク上では熊鈴を振上げて鳴らし、前方から左右まで注意!注意!その上“ホー!ホッホー!と掛け声をかけて進みます。緩やかなアップダウンがありますが、歩きやすい尾根道をトットコ下ります。順調に進んでいますが、700mのコンター付近ではアップダウンを繰り返すばかりで中々降りません、しびれを切らす頃にやっと605mの小ピークに出ます。ここで左へカーブして最後の降りです。少しばかり傾斜が強くなった尾根を100m程降ると駐車場です。駐車場にある「登山者カードBox」に下山届を投入して今日の山行を終えました。そして着替えて小入谷集落へ出て、会に「下山報告」を発信して帰路につきました。帰りは1車線の府道783号を走って、367号の梅の木に出て帰りました。道は細いですが大分と近いです。

”百里新道“は楽しいルートでした。杉林も一部混じりますが、基本的には落葉樹林の中の静かな尾根歩きが楽しめます。途中にはブナ林もあって緑一杯の自然満喫ルートです。
累積登高は730m程ありますが、小さいアップダウンの尾根道ですので、それこそのんびりほっこりと自然を楽しみながら歩けます。秋の紅葉シーズンも楽しそうです。