【例会報告】金毘羅クライミング   M・A

山行日:2023年4月29(土)

参加者:女性2名、男性4名、合計6名

コースタイム: 江文神社9:30~ピラミッド~江文神社14:30

【山行報告】午後3時頃から雨予報でしたが駐車場はいっぱい。ゲートロックもチムニーも登攀中。予定のピラミッドで楽しみました。いつものように脇道から終了点に行き太い立木で支点構築。西村さんに確認してもらいセットする。久しぶりなので懸垂下降はせず脇道を下りる。西村澄さんは残ってもう一度確認され、右下のピンからバックアップを取られた。クライミングでは支点構築が一番重要で難しい。まだまだ安心して取れません。

Sさんのアタック
Mさんのアタック
Nさんのアタック
Mさんのアタック

【例会報告】三つ峠山報告   M・S

山行日 4月22日(土)~23日(日)

参加者 女性16名、男性4名、合計20名

コースタイム

4/22 京都7;00=バス=登山口13:40~三つ峠山荘15:30~開運山15:50~御巣鷹山16:20~三つ峠山荘16;45

4/23 山荘7:40~木無山7:45~母の白滝9:40―事故―10:25~浅間神社=バス

【山行報告】

三ツ峠小屋前にて

4/22 久しぶりのバスハイク、コロナの為4年ぶりではないでしょうか。10人位集まるかなと10人位の計画を立てましたがなんと20人。御蔭様で交通費は半額、全国旅行割と労山割引で案内では35000円と出していましたが18000円で行けました。お天気も良くて、富士山を見るべく山梨県へ期待は高まります。途中の高速の路肩では藤の花が満開です。登山口までの車窓からは芽吹き始めた、まだ柔らかそうなモコモコした緑に山桜が点在していてとても綺麗です。桜と新緑が同時に見られるなんて滅多にないことです。自然豊かな日本に生まれて幸せです。大勢の仲間と山に行ける平和な日本に感謝です。

登山口から林道を少し登り、道が林道と登山道とに別れています。登山道は少し急ですが1時間ほどで林道と合流しました。しばらく歩くと小屋が見え、富士山も見えています。5合目位からが見えて白い雪を被ったどっしりとした富士山です。白いので陰影がはっきりとしていて立体感が有ります。もっと見たくてザックを小屋に預けて開運山を登りました。階段続きで息を切らしましたが、目線近く、真近に見えました。三つ峠山とは開運山、御巣鷹山、木無山の総称です。御巣鷹山へはいったん降りて登りますが展望も無く、レーダーの建物が有るだけでした。雲が出てきたので富士山の夕日は見られませんでした。

遠くにかすむ富士の山

4/23 曇っていて富士山が見えません。朝日に輝く富士山を期待していたのに残念です。木無山は花が多いそうで花の百名山に選ばれていますが、まだ季節が早いので花は咲いていません、富士山も曇っていて見えません。道標がしっかりと有るので迷う事は有りませんでした。母の白滝の道標から谷に降りて行きます。段差の大きな

階段が有ったり、幅の狭い登山道だったりで気を使いますが渓流は綺麗です。上から見ると鳥居が有り、やっと母の白滝(実は父の白滝)だと思っていると、後ろから 「危ない!」と声がして振り返ると中村さんが1回転して落ちてきました。直ぐに起き上がりましたが、額から血が流れています。取り敢えず水でを掛けて、ガーゼで圧迫止血、押さえ続けると何とか止まり、幸い携帯電話が通じたので救急要請をしました。

付き添いは私1人にして、高木さんは皆を追いかけて下山しました。山梨日赤病院に運ばれ、脳波や色々な検査をして、2か所、頭と額をそれぞれ4針づつ縫ったそうです。事故が起きても直ぐに病院に行けて治療してもらえる有難さを実感しました。時間を見ると12時半位です。バスがまだ近くならタクシーで駆けつけるので待ってもらえる様に頼み、タクシーを呼び、皆と合流して京都まで帰りました。

事故現場は鉄の階段が終わり、石段になった所です。滝の飛沫で濡れていて滑りやすくなっていました。落下は2mくらい、でも不思議に思ったのは下に落ちるのではなく、石段の横に1回転するほどの勢いで落ちた事です。本人に聞くと、おしゃべりをしていたり、よそ見をしていたりではなく、「その前に一度滑ったので気をつけないといけなと思っていたけど足を滑らせて落ちた。一瞬の事なので分からない」。他の人に聞くと、端の方を歩いていたみたい、ストックを滑らせたみたい。想像ですが、足を滑らせてスットクを突いても端なので空を着き、バランスを崩して横に落ちたのではないかと思います。

以前にも右京でスットクを滑らせて橋から転落。頸椎、を打って暫らく入院されていました。後遺症が無かったのが幸いでした。時々、道の端を歩いている人を見かけます。怖いから山側に寄ってと声を掛けますが、もしバランスを崩したらと思って意識して山側を歩くようにしましょう。ストックも谷側に着く時は一気に体重を掛けない様に気をつけてください。事故は危ない所よりも、何でもない所で起きる事が多いそうです。山では常に安全を心掛けてください。

「例会報告」 瓜生山~比叡山  N・Y

【山行日】 2023年4月16日(日)

【天 候】 晴れのち曇り

【参加者】 女性9名、男性3名、登山教室5名、一般参加1名、合計18名

コースタイム】 銀閣寺角~バブテスト病院9:05~茶山9:15~瓜生山~石の鳥居~水飲対陣碑跡11:30~東山トレイル71 12:00(昼食)12:30~ケーブル比叡駅13:05~見晴台13:25~大比叡(山頂)13:5114:05~スキー場跡14:25~水飲対陣碑跡~修学院登山口16:00解散

【山行報告】 集合場所から歩いて登山口のある病院の駐車場へ移動。自己紹介、各自で体操をした後、登山教室の実技①でもあり、コースの確認と机上で学んだ地図とコンパスを使って方向を確認してから出発しました。京都トレイルを通って瓜生山へ。危険なところでは、男性2人に先に行ってもらい安全を確認していただきながら瓜生山に到着。休憩の後、次のポイントである石の鳥居までの方向を確認して石の鳥居に向かいました。

水飲対陣碑跡前で

の鳥居~水飲対陣碑跡までは、朝方まで降っていた雨で滑りやすくなっているところも多く、慎重に歩を進めます。東山トレイル71の眺望の良いところで昼食休憩です。きれいな景色を見ながら疲れた足を伸ばしてケーブル比叡駅までの登りに備えます。石や濡れた落ち葉で滑りやすく歩きにくい登山道を注意しながら進み、ケーブル比叡駅に到着。

叡電ケーブル前

景色を楽しみながら、ホッと一息。疲れがとれたところで、大比叡まであとひと頑張りです。スキー場跡を横切り、眺望の良い展望台では、桜やミツバツツジなどが咲いていて「ワ~、きれい」と歓声があがります。花々と遠くに見える山々がとてもきれいです。頑張って登ってきたご褒美です。この喜びがあるから、山登りはやめられません。

大比叡三角点

大比叡に到着、笑顔で「はい、チーズ」。山頂に登って感激の一瞬です。山頂で一息ついた後、登山道から見えるガーデンミュージアム比叡に咲いているシャクナゲやカタクリの花などを楽しみながら、雲母坂へのコースを下りました。

「例会報告」比良縦走⑤ 小女郎峠・権現山・霊仙山 M・A

日 時: 2023年4月9(日)快晴

参加者: 女性4名、男性4名、合計8名

コースタイム:JR蓬莱駅8:13~薬師ノ滝9:26~小女郎峠11:20~小女郎池11:26~11:50~権現山12:43~霊仙山13:51~霊仙登山口14:46~JR和邇駅16:10

【山行報告】

今回も予想通りの長いコースで時間たっぷり歩き続けました。8時間です。快晴でスッキリ爽やかな空気を吸ってコロナも吹っ飛びました。蓬莱駅を出発しはるか彼方の青空に目指す稜線が美しい。薬師ノ滝は水量も多く気持ちいい。沢の風がひんやりしている。そこからの渡渉を心配したが難なくクリア。最後の崩れた急登を詰めて小女郎峠に辿り着く。ながいながい上りでした。

風があり寒いので小女郎池の風が当たらないところで昼食。数人が休憩していた。そこからは最高の眺望を楽しみホッケ山~権現山へ。 権現山からは激急下りです。今回一番心配していた箇所。初級の縦走の時に上の方から大石の落石があり講師のOさんが「落とすな!!」と怒鳴っていた。返事はなく、自然に落ちた?その方が怖い。そんな話をして慎重に下りる。ところが突然後ろから「ラクッ!」の声。振り返ると右横を大きな音を立てて落ちていく。ビックリ!

前方の2名が大丈夫かとただ見ているだけ。通過していったが下の方まで音が響いていた。やっぱりここは落石が起きやすい。充分注意しないといけない。ズコノバンの分岐で新しい林道ができていてちょっと迷った。電波塔からは車道歩きで栗原までずっと下る。アスファルト道の下りは足が痛くなる。やっと栗原バス停。しかしバスはない。そこからまだまだ車道は続く。今回はまちがいなく「がんばり」です。ロングコースの最後がながいながいアスファルト道。ちなみに一昨年からの比良縦走5回完登はMさん、Tさん、Mでした

「例会報告」交野山(341m)&八ッ橋 Y・A

 【山行日】 2023年4月2日(日)

【天 候】 晴れ

【参加者】 女性8名、男性1名、合計9名

【コースタイム】JR津田駅(9:00発)~源氏の滝(9:27)~せせらぎの道・交野いきものふれあいの里(10:05~10:25)~交野山山頂(10:55~11:05)~旗振山近くの場所で昼食(11:35~12:05)~八ッ橋(12:45~13:15)~こだちの道・鉄塔(13:30)~八丈岩(14:00~14:10)~獅子窟寺(14:20~14:30)~京阪河内森駅(15:15)

【山行報告】

交野山 山頂の漢音岩の上で集合写真

JR津田駅に9名が集合し、挨拶をして出発。地図は櫛部さんが用意してくださった。今日のコースは大西さんがまだお元気な時に企画され、提案していただいたものです。今回「慰霊登山」になってしまいましたが、大西さんを偲んで歩かせてもらいました。櫛部さんや大西さんは、地元の山なのでよく登られていて、里山特有のハイキング道が多く、見所も多い所なので、私達にとってもとても有意義な山行になりました。

ヒエリュウキンカ
イカリソウ

まず津田駅から山の方に向かうと「せせらぎの道」になり、「源氏の滝」がありました。すぐ横にある不動明王寺をぬけると白色の大きな山桜が迎えてくれました。登山道をしばらく登って行くと、「白旗池」がある高台に着きます。そこから見下ろす樹木の景色は、ピンク、白、若草色、緑などグラデーションになっていて、まるで「桃源郷」のようです。

ラショウモンカズラ
リュウキンカ

 池の奥には「いきものふれあいの里・自然観察園」があり、山野草がたくさん見られました。二輪草、姫リュウキンカ、カンアオイ、羅生門カズラ、イカリソウ、春蘭・・・など。写真を撮るため長めの休憩をとりました。ここから交野山までの登山道は急坂が多いので、少し息が切れます。すれ違う子ども達から、「頑張ってください!」と声がかかるので、頑張らざるを得ません。津田駅9時出発から丁度2時間後に、本日1つ目のポイント、交野山山頂に着きました。観音岩の所で展望を楽しみ集合写真を撮りました。

カタクリ
シュンラン

頂上からアップダウンのある急坂を歩き続けていると、斜面にショウジョウバカマの群生が見られました。お昼に近づいてきたので、旗振山という山の登り口辺りで昼食タイムをとりました。30分ほどしてから再び歩き出し、しばらく下っていくと、「かいがけの道」に合流しました。3月19日の谷川さんリーダーの「くろんど園地例会」のコース道になりました。

ミズバショウ
ウラシマソウ

その時の例会ではまだ水芭蕉がほとんど咲いていなかったようですが、2週間後なので、期待がもてました。さらに、この辺りから山の中にミツバツツジがたくさん見られるようになりました。今年は桜も早いけどミツバツツジも早いのだと思いました。

やっと、本日2つ目のポイント、水芭蕉が咲いている湿地帯の「八ッ橋」に着きました。側にカタクリも植えられているので、ここでたっぷり休憩時間をとりました。2週間前よりたくさん咲いているということです。私は昨年も(3月29日)ここに大西さんと来ていますが、大阪の郊外に水芭蕉が咲いていて驚きました。「八ッ橋」からの下山道は「こだちの道」と呼ばれていて、ずっとミツバツツジのトンネル道です。まるで愛宕山のツツジ尾根を歩いている気分です。途中に「八丈岩」という大きな岩がありました。ちょっと怖いですが童心に帰って登ってみました。

白旗池までのハイキング道
ミツバツツジの道

さらに下っていくと、「獅子窟寺」という古刹の寺があり、ここにも大きな岩がありました。ここの岩は登るのではなく、両腕で抱き願い事を言うと叶えてもらえるというものです。しっかり願い事を言ってきましたよ。櫛部さんから嬉しいことに八朔のデザートをいただき、ビタミン補給もできました。

お寺から河内森駅までの長い車道はとても急坂で、車でもあまり通りたくない道でした。3時過ぎに無事駅に着き解散しました。今回見所一杯の花見山行になり大満足でした。残念ながら大西さんは一緒ではありませんでしたが、大西さんの提案された山行を充分味わわせていただきました。サブリーダーの櫛部さんに大変お世話になりました。有難うございます。

八丈岩に登る
獅子窟寺(真言宗)