例会報告 十三石山~城山~船山      報告 K・S

【山行日】 2020年10月25日(日)

【天候】 晴れ 

【参加者】女性12名、男性7名、合計19名

【コースタイム】山幸橋登リ口9:05~小峠10:25~満寿峠11:00~十三石山11:25着(昼休憩30分)12:00出発~満寿峠12:15~氷室手前分岐12:45~氷室神社12:55~ 城山登り口13:25~城山三角点13:35~城山登山口13:40~船山頂上14:45~火床14:55~船山登リ口15:10~西賀茂車庫15:30解散

船山火床

【山行報告】今年の3月から市バス特37が北大路バスターミナルから柊野高橋南バス停まで延伸したので、30分ほどで柊野の高橋南バス停につき、京都トレイルの山幸橋に15分ほど歩いて到着。参加人数が19名になりA班、B班に分ける。Yさん、Mさんにそれぞれサブリーダをお願いする。十三石山へはまずは氷室への京都トレイルの道を通るが、北斜面で岩や根が滑りやすい道が続く。台風の倒木箇所は整地も進んではいるが、下見で心配していた大きな倒木の場所では、木を乗り越える足がかりが悪く足を滑らすと谷底行きだ。乗り越えるか用心してザックを外して倒木の下を潜るかそれぞれの判断で無事越えた。その後の十三石山への小峠分岐までの大半は整備されたトレイルコースを進歩くが、片側が急斜面だったり、盗人谷の道は薄暗く谷川に掛かる丸太橋は滑りやすかったり、倒木を何度も除けながら十三石山分岐の小峠に一時間半ほどで到着した。陽も差し気持ちが和らぐ場所だ。Bグループが到着した時にはAグループは余裕の団らんをされていた。ここから十三石山への今回一番の急登になる。ザレ場で滑りやすいが、さすが皆さん難なく、楽しんで?登られ。無事登り終え展望台に着くと京都市街や右大文字、比叡山が一望できた。青空の下気持ちの良い景色が広がる。眺めの良いビューポイントは撮影の順番待ち状態になっていた。ここからは広葉樹も増えてきて北山の雰囲気を味わいながら道を進み、一つピークを越えて萬寿峠に下りる。そのあと再び登り返しになり、一応整備はされているが倒木だらけの道を登って行く。迂回したり倒木下をくぐったりしながら11時25分、十三石山三角点に到着した。十三石山頂上は東の展望だけで周りは樹林帯で見晴らしはよくない。19名が密にならずに座れるほどの広場があるので昼休憩をとり、記念写真を撮って来た道を下。萬寿峠に下り、登り返しを進んでいるとエンジン音が聞こえてくるので、休日なのに木を切ってるのかな、と話しながらピークに到着すると、なんとモトクロスのバイクが3台。エンジンをふかし排気ガスを充満させていた。たまったものじゃない。Yさんが「こんなところをバイクで走るのは非常識だ」と注意されていたが、法的には問えず、それぞれ(?)歯がゆさを感じながら先に進む。気持ちを取り直して氷室への道を下る。行きの急坂を通らず杉林のコースを下る。途中に苔が一面広がっていて気持ちの良い森の中の下り道だ。氷室の村を抜け氷室神社に12時55分到着。参拝休憩?をとり、何人かは道から30mほど先の本殿に向かう。メンバーが草で隠れていた溝に片足を落とすハプニングがあったが、大事に至らずホッとした。常に足元注意だ。

天気も良く秋の陽の道をザクロの木を見つけたり、のんびり城山へ向かう。坂道を上がり城山登山口に到着。5分ほどで城山三角点に着いた。初めてだと分かりにくい登リ口と頂上三角点だった。下山して本日3番目の三角点の船山へ向かう。京見峠への道を下り国土地理院の地図には載っていない船山への分かれ道を右に入る。氷室からの道と秋葉神社からの道の合流点につながる尾根筋で、地図上では376のピークの北側を横切るルートになる。よく整備された昔からある道と思われる。30分ほどで3座目の船山への登り口に到着。地元のKさん、Nさんが急斜面のざれ場を回避するルートを教えてくれたので14時45分、難なく船山頂上に到着できた。近くの保育園児がよく登ってきているようで、たくさんのクラスの名札板が掛けてあった。当初想定していたより1時間ほど早く、目的の西賀茂3座の三角点登頂が出来た。そのあと送り火の船山の火床へは三角点から5分ほどで到着。火床付近は立ち入り禁止なので、一番上部の林の間から京都市街を見ることにする。ちょうど西日に照らされた街が、「まるで照明に照らされているよだう」とメンバーが言う通り、街が輝いて見えた。最高の眺めを味わい、頑張ったご褒美を頂いた気持ちになれた。下山は東の道を下りゴルフ場横を過ぎ西賀茂車庫に15時30分に到着し解散となった。今回の西賀茂3座巡り、倒木や急斜面もあったが、各班のリーダーやサブ、参加者の皆さんの配慮やサポートで新入メンバーも含めて、11.2㎞の長丁場でしたが無事楽しく山行が出来て良かったです。

例会報告 京都トレイル⑦清滝~松尾山  記:Y・T

山行日:10月18日(日)

天 候:晴れ

参加者:女性7名、男性4名、計11名、一般1名、合計12名

コースタイム:清滝9:00-9:45書物岩-10:10六丁峠-10:30一の鳥居-10:45二尊院前-11:10嵐山公園11:50-12:20阪急嵐山駅前-12:30松山登山口-13:00松尾山13:15-14:30トレイル51番-14:50苔寺前バス停(解散)

松尾山山頂
清滝から出発です・・
嵐山公園を降りて渡月橋へ
六丁峠から保津峡を見下ろす
鳥居元の茶屋
松尾山の山頂から衣笠方面を

【山行報告】清滝バス停に集合、落合に向けて川沿いを歩く。紅葉にはまだ早く観光客も少なく静かな清滝でした。川沿いを歩いて六丁峠への道を戸惑いながらなんとか鳥居本へ到着。風情のある茶店を後に嵐山に向かう。念仏寺のあたりで地元の人の車はともかく観光客の車が行きかうのが無性に寂しかった。ニ尊院、落柿舎、大河内山荘前を通り眼下に保頭川を見下ろす嵐山公園で早い行動食を取る。渡月橋を渡り阪急嵐山駅前お通って松山山登山口へ出る。ここから最後の山、松尾山を目指す。緩やかなスロープの山道を登り山頂へ至る出会いへでる。ここで右周りで山頂へ目指し再びこの出会いまで降りてくる。山頂から降りてくれば今度はこの出会いから南へ延びる尾根を歩く。苔寺谷へ沈み込む尾根筋はは急な下りの道になる。伏見から始まり東山、北山と回り込んだトレイルはここ西山の松尾山を最後に終了。当初は軽い気持ちで山行を企画したが実際歩いてみると本当に山あり谷ありでなかなか難関でした。今回伏見から始めた右前回りトレイルには三橋さん、山下の2名が完走しました。来年4月をめどに今度は松尾山から始める左回りトレイル(Uターン京都トレイル)を考えています。トレイルは名所旧跡、観光地などをめぐり時にマツタケなどの入山禁止を伴う山歩きになるので季節を選びながら再度挑戦します。侮ることは禁物ですが身近な里山歩きを満喫してください。次回からのトレイルにぜひ挑戦してください。

音羽山~東千頭岳・西千頭岳      記:K・S

【山行日】 2020年10月15日(木)

【天候】 晴れ 

【参加者】女性2名、男性5名、合計7名

【コースタイム】東海自然歩道大谷出発9:00~音羽山頂上10:20着~牛尾山10:47~東千頭岳11:45分着(お昼休憩30分)12:15発~西千頭岳12:35(休憩5分)12:40~東千頭岳12:55~大平山13:40~千寿バス停14:30~中千町バス停14:45到着・解散

【山行報告】

朝方は冷え込んでいましたが天気は上々で山行日和となりました。京阪大谷に集まり午前9時、音羽山へ続く東海自然道を歩き始めました。ご存じの何百段もの階段上りが始まり、急坂が続くのでゆっくりペースです。夏とは違い空気は冷たくて心地よい登り?ではありましたが。朝方の寒さで着込んでいたので汗がどんどん出てきて衣服調整休憩を何度かはさみます。ぼちぼちペースでしたがコースタイム通りの1時間20分で音羽山に到着。

快晴の空が広がり空気も澄んでいて琵琶湖・比叡山京都市街、西山もくっきり一望出来て大満足の景色が待っていました。頂上のベンチで休憩をされていたご夫婦?に琵琶湖をバックに写真を撮って頂きました。あまりに景色が良いからと自分たちの場所を譲って「京都市街をバックにも撮ってあげるよ」と親切に言ってもらってたくさんの記念写真を撮って頂き感謝です。今日は山科東の連山歩きということで次は牛尾山です。本日の山は音羽山(593m)牛尾山(551m)東千頭岳(600m)西千頭岳(601.8m)大平山(464m)の5座(約11km)を目指します。

前半は東海自然道で道幅もあり整備も行き届いていましたが、東海自然歩道と別れてからの千頭岳に向かう辺りからは、整備はされていますがアップダウンの繰り返しで、急斜面があったり折れた枝が引っかかったりしながらの道になりました。しかし、天気も良く時々木々の間から琵琶湖や瀬田や南郷などの街並みが見えるので、気持ちの良い楽しい稜線歩きコースでした。11時45分東千頭岳に到着。頂上と言っても見晴らしはなく道の分岐でベンチがある休憩場所のようなところです。何人かの登山者が通られ、醍醐から登ってくる人もおられました。昼食をとりながら時間があればと考えていた西千頭岳にもいくことになりました。地図では15分くらいの距離のようでしたが、以前リーダーをされたNさんから「右京労山の50周年記念登山の京都山城30山で、このコースを来た時は西千頭へは往復1時間かかったよ」とのアドバイス。帰りのバスの時間には少し余裕があり、皆さん、ペースも良いので、予定通り西千頭岳を目指すことにしました。歩き始めるとなるほどすぐに急坂が待っていて音羽山からのこれまでの道とは大違いです。更に登山道はこの間の台風や豪雨で登山道は堀削られ、木々も大木が倒れていて通れません。仕方がないので迂回ばかりで、コースもはっきりしない急斜面を下ることに、悪戦苦闘しながら西千頭への道を下ります。先頭のSさんがルートを探りながらの道を20分。ようやく登りになると道も明確になり、三角点があるという、そびえ立つ高圧鉄塔下へ到着。三角点は見つけにくいというのでNさん、Yさんの案内でフェンスを一回りして、本日の最高峰西千頭岳三角点(601.8m)に到着。フェンスに囲まれながら記念写真を撮り、再び東千頭へ戻ります。帰りの登りは行きの急斜面のルート探しで難儀したのとは大違いで、何事もなくお昼の休憩場所に戻って来れました。東千頭岳から大平山へはひたすら下りと思ったら大違いで、何度もピーク越えのアップダウンがあり、滑りやすい急斜面に気を付けながら尾根道をあるき、途中には滋賀の山並みが見える場所がいくつもあって、遠く伊吹山も見えました、休憩用のベンチで一息つきながら最後の長い下り階段を下りて千寿の郷のバス停に14時25分到着しました。バスの時間には一時間ほども余裕があったので、歩き足りない?ので30分ほど先の中千町バス停へ向かいました。秋色に染まった田園風景が気持ちよかったです。音羽山から千頭岳コースはアップダウンがあったり滑りやすい場所も一部ありましたが、途中には眺めがよい場所がいくつもあり、楽しめる稜線歩きコースでした。青空の下での山行が出来て良かったです。

例会報告                    釈迦岳・ポンポン山       記:T・M

日 時  2020年10月11日(日)

天 候  曇りのち晴れ

参加者

1班 女性5名、男性2名、計7名

2班 女性4名、男性2名、計6名

3班 女性6名、計6名               

合計19名 

コースタイム:善峯寺バス停 準備体操9:15…出発9:25…ポンポン山分岐9:50…釈迦岳11:10…ポンポン山11:55~12:30…本山寺13:50…神峯山寺15:05…神峯山口バス停15:35

山行報告:阪急東向日駅から乗車したバスは満員になりました。一つのグループが小塩で下車。少し空き、一駅座ることが出来ました。善峯寺バス停で体をほぐし出発です。長く連なって歩くのが好きなのですが、コロナ禍ということもあり、三つのグループに分けました。吉峯の車道の登りはきついですが、西山古道に入るとホッとします。雨上がりのせいか沢ガニに出会います。ペシャンコになったのも居て…。 ポンポン山分岐から急な登りが始まります。太陽に照らされた緑の葉っぱと、その間に見える青空を目指して歩きます。台風で雨が続き、久し振りの晴れ間です。見落としてしまいそうな釈迦岳も、この日は人であふれていました。釈迦岳からひと下り、登り返して鉄塔を一つくぐり抜け、もう一つを横目で眺めるとポンポン山はもうすぐです。お待たせしました。3班到着は12時前。2班との差は20分ほど、1班との差は…。ポンポン山の頂上は見事に人だらけです。30分(3班は)だけ昼食時間を取り、班ごとや、全員の集合写真を撮りました。

下山は、3班先頭で、東海自然歩道を行きます。ここにもありました。しめ縄を巻かれた天狗杉が。近くにあった苔むした大木は何の木でしょうか。このコースも何度か下ったことはありましたが、本山寺や神峯山寺に立ち寄ったのは初めてです。次に寄せてもらった時には、ゆっくり拝観したいところです。 原立石のバス停より、手前の神峯山口バス停の方が近いので、そちらに下りることにしました。近道の表示も有り、全員無事にバス停に到着。山行を終えました。  善峯寺は、1時間に1本のバスしか有りませんが、こちらは1時間に3本のバスが有り、帰りの時間を気にせずに済むのが良いところです。

個人山行                 「荒船山・国師ヶ岳・那須岳」

                 記録:O・S

予定では日光白根山・蔵王岳も登るところ、台風接近で切り上げて帰阪する。

(日程)

6(火) 大阪===荒船山===軽井沢XIV(泊)

7(水) ===国師ヶ岳===八王子滝山(車中泊)

8(木) ===那須白川XIV(泊)

9(金) ===那須岳===大阪

(荒船山 曇) 荒船不動登山口14:25→星尾峠15:10→艫岩16:00→経塚山p1422 16:35→荒船不動17:40 おそらく入山者は私達だけだったと思う。誰とも会わなかったから。星尾峠から艫岩の間はなだらかな心地よいコースだ。艫岩に着くと、崖に近づきすぎないように、落ちた人がある、との注意書きがある。命名「荒船山」はどこからきているのだろうか? 荒船らしい姿はここからは感じられない。下から山を見上げた時に見られるのかな。戻って経塚山に向かう。山頂からの展望も無い。荒船山の“売り”は何なのだろうかと思わずにはいられなかった。下山を急ぎヘッドランプを使用することもなく荒船不動に到着できた。

(国師ヶ岳 曇のち雨) 大弛峠2360m 12:43→夢の庭園13:05→前国師岳13:32→北奥千丈岳p2601 14:00→国師ヶ岳p2592 14:20→大弛峠15:05 登山口からして2360mあるので、登山口までの紅葉景色もドライブウェイのように素晴らしかった。登山口から階段が続く。直進を見送って夢の庭園にまわる。春夏にはたくさんの花が咲くのだろう。なかでもシャクナゲの頃は最高だ。登山道の左右はシャクナゲでいっぱいだ。庭園を巡って直進道に合流する。階段は続くがそれも終わったら前国師岳に着き展望が一挙に開けた。雲海上に遠方の山々も見渡せたが何といっても五丈石でそれとわかる金峰山がまじかに見えたのには感激した。奥千丈岳の稜線は紅葉に覆われていて北奥千丈ヶ岳に立ち寄り再度展望を楽しむ。国師ヶ岳に登頂した頃から霰が降り出し雨となる。急いで下山した。

(那須岳  曇雨) ロープウェイ山頂駅から峰の避難小屋までは行くが、ここで撤退する。峠の茶屋からロープウェイ山麓駅に下山した。今回登頂できなかった山は次の機会に…。