登山教室実技Ⅲ 鞍馬~天ヶ岳
記:山下建男
開催日:6月9日(日)
天 候:曇り
参加者
登山教室:12名
右 京:瀬角(L),村田、吉野、坂本、岸本、川辺、佐野、瀬角、石田、山下
右京10名、 合計22名
コースタイム
鞍馬9:00~9:30薬王坂峠9:10~11:00戸谷峰11:10~13:00天ヶ岳13:20
~14:30焼杉・大原四辻峠14:40~15:00大原寂光院~15:30大原
出町柳叡電前8:30集合、叡電に乗り鞍馬へ出る。車中、倒木に覆われた斜面を目のあたりにして心が萎える。鞍馬で今日の参加者を紹介していざ出発。
薬王坂峠に向かう途中行き成りアクシデント。受講生のお一人が登山靴を履き違い普通の靴で登攀中、踵が割れてしまった。村田女医の救急処置を施しそのまま山行。薬王坂で一息入れて縦走に取り掛かる。天ヶ岳までは緩やかな登り、
天ヶ岳山頂手前でわずかに急な登りとなる。予報では小雨がいつ来てもおかしくない空模様ですが樹林の中では爽やかな風が吹いているだけで穏やかな天気でした。受講生の皆さんも歩き慣れて来たのか順調に歩みを重ねています。途中、三又岳、戸谷峰のピークで休憩を取り天ヶ岳手前で行動食を取る。
行動食修了間際現在地確認を地図を見ながら受講生の皆さんに問を投げかけるる。地図読みも少しづつ出来て来たのか高度640mのヒントを出したことで現在地を見事に皆さん的中。地図の使い方について方位と進行方向の確認だけでなく高度と地形より判断して現在地を予測する事にもチャレンジしていただいた。天ヶ岳山頂では昨年の台風の影響か立ち木に隙間が出来て一層日当たりが良くなっていた。山頂からの下山時、ほんの少し寄り道して関電送電線直下の広場に出て北山の山並みに見とれ、地形図を片手に整地を来ない出発地点の鞍馬方面を確認する。山頂からV字に下山路をとりシャクナゲ尾根分岐を過ぎて焼杉山・翠黛山・寂光院四辻峠へひたすら降りる。ここまでくればあと一息。風がる良くなってきたが青空も見えてお目が降る気配が薄れてきた。
四辻峠から苔むして雨に削られた道を降りてようやく寂光院へ、そのまま道を降りて行くと駐車場を兼ねた広場に出て一息入れて解散とした。
心配された雨も降らず、大きなアクシデントもなく無事に走破できました。受講生の皆さんも山歩きに慣れてきたようで後1回・麻耶山を経験して北アルプスへチャレンジします。
受講生からの感想文
大槻弥生
山は好きで時々登ってはいましたが登山教室に参加しての山行きは今まで
とは違う発見の連続です。机上講座での基礎知識、地図読み、お天気(雲の
形)。そういうことを知って登ると何倍も楽しい。そして山の会の皆さんとの
会話やお菓子交換でさらに何十倍も楽しくなります。
もっと早く知りたかった、そんな気持ちになりました。これからもどうぞ宜しくご指導ください。