例会報告 平日山行  愛宕山・竜ヶ岳   記K・S   

【山行日】 2020年11月26日(木)

【天候】 晴れのち曇り

【参加者】 女性4名、男性5名、合9名

【コースタイム】 清滝8:50~大杉谷月輪分岐10:57~竜ヶ岳分岐11:37~途中昼食11;45~12:10出発~竜が岳頂上12:43~出発12:50~竜が岳分岐13:34~愛宕神社13:53~出発14:00~清滝登り口15:30 解散

【山行報告】竜ヶ岳への往復は時間がかかるので、時間短縮のコースを選択。今回は清滝~大杉谷~愛宕山~竜ヶ岳コースをとることにする。清滝からの舗装道路を20分ほど歩いて大杉谷分岐から急斜面の林道に入る。

このコースは下山によく使うが登りには使ったことはないというメンバーもいたが結構登りがいのある道で晩秋なのに汗がよく出た。 地図的には空也の滝の上の辺りから道は細くなり、登りが急だったり岩場の滑りやすい箇所もいくつかあり、右には深い崖で慎重に進む。下りではあまり気にならなかった急斜面続きなのでペースダウンをしながら、途中しっかり休憩をとりながら進んだ。以前あった休憩用ベンチは第4と思われるのがあったが、倒木のためか気づかずに通っていたのか、見当たらなかった。

大杉谷と言うだけあって杉林の森に入るころから急斜面の連続したつづら折りが待っている。高度は上がるが「何回曲がるのやろ」と思うぐらい折り返しの繰り返し道を登って行く。小さな14分の14の表示版があって最後の折り返しにホッとし「これで登りもあと少し」と思っていたが、その先は真っすぐの坂道が長々と続き、みんな「なんやこれ」と突っ込みたくなった大杉谷のコースでした。月輪コースとの合流地点から20分程登ると愛宕神社への分岐に到着です。天気も良く京都市街が一望出来て気分爽快、疲れもどこかにいきます。

竜が岳への途中の道からは、遠く比良山系がよく見えました。竜ヶ岳分岐からコースに入ると紅葉の時期は過ぎていましたが、一面落ち葉で見事でした。葉を落とした木々の間からは地蔵山も見え、落ち葉の上を歩くのはとっても気持ちが良くて足取りは軽くなります。昼食休憩で座ると落ち葉がじゅうたんのようにフワフワしていました。

昼食の後の竜ヶ岳への道は積もった落ち葉が気持ちよい歩きとなりました。最後の岩の斜面を登って頂上に12時43分到着。さほど眺めの良い頂上ではありませんが、本日の最高峰に到着です。このころから北から雲が流れてきて、しぐれそうなので早々に写真を撮って下山を始めました。天気予報では雨雲が近づくとのことなので、少し急いで愛宕神社へ向かいました。三角点は天候のこともあるので寄りませんでしたが、折角なので代表?5名は愛宕神社に参拝。安全登山と無病息災を願ってきました。残りの皆さんと広場で合流した後は休憩をはさみながら下山し、15時半に駐車場前に到着、解散をしました。

ちょうど愛宕山登り口にいる番犬のクウちゃんが、愛宕山に100回登頂したとのことでした。記念の新聞記事を見ながら「我々ももうちょっと頑張らなあかんな!」と昼寝中のクウちゃんに挨拶をして帰路につきました。今回は愛宕山から竜ヶ岳コースでしたが、東側の竜の小屋からの岩場のあるコースも登ってみたいの声もありましたので、また企画できれば良いなと思います。