【例会報告】六甲全山縦走③  記K・S

【山行日】 2022年10月16日(日)

【天候】 晴れ時々曇り 

【参加者】 女性6名、男性4名、以上10名

【コースタイム】丁字ヶ辻9:20発~記念碑台9:35~六甲山頂上11:20(休憩30分)11:50発~一軒茶屋11:55~六甲越12:05~後鉢巻山12:10~水無山12:30~船坂山13:25~大平山14:00~大谷乗越14:25~譲葉山15:05~岩倉山15:20~塩尾寺15:35~宝塚16:25着・解散

【山行報告】六甲全山縦走三分割例会も3回目、前回続きの記念碑台から宝塚までの約17㎞。今回は下り基調とはいえコースには6山あり、アップダウンが随所にあるコースです。

今回はなんと六甲山ケーブルが運航停止というアクシデントから始まりです。前日再確認していて判明。代替えバスの運行はあるとのことでしたが時間がかかり回数も少ない。どうするかと思案の中検索をかけ見つけたのが集合場所の阪急六甲駅からドライブウエイ経由で記念碑台近くの丁字ヶ辻を通る路線バスがある。朝2便だけの激レアなバス路線ですがうまく9時発、これならいける、なんと交通費も安く、ケーブル駅から記念碑台までの15分の登りもない。安くて楽して記念碑台に到着できる(笑い)。ラッキーでした。交通機関は「何が起こるか分からない」と改めて実感、前日の直前確認の必要性を感じたのでした。

六甲山最高(峰)

テキスト ボックス: 六甲山最高(峰)記念碑台からの全縦路前半はドライブウエイとコースが重なるところもありで、猛スピードで走ってくる車もあるのでヒヤヒヤ歩きと横断です。素早く渡れる方ばかりでした。ゴルフ場を抜け、みよし観音でひと息つき、六甲ガーデンテラスで観光客と混じり、アップダウンの繰り返し登山道を歩きます。全山縦走大会の時は、ポイント通過になるので、いくつかの登りのピークは飛ばしてドライブウエイを通るショートカットが主流とのことですが、今回は省かず全縦路を丁寧になぞって歩くので、歩きがいがあります。

秋も深まりススキも綺麗です

時々神戸の街並みが見えるので一息つきながらアップダウンに負けずゆっくりでしたが山最高峰(931m)には11時20分到着。

神戸の街並みをバックに、先は長いですが余裕の皆さん

頂上は日曜日とあって大勢の人が休憩中でした。すすきの穂が秋の訪れを伝えてくれておりました。

太平山への登返し

広く綺麗になった一軒茶屋横の休憩所下りるとサイクリングやトレランの人たち、山のグループや家族連れ、街中の様な人でびっくりでした。休憩所を後にしてドライブウエイに沿って東六甲分岐点で登山道に入り、急坂や石ゴロで歩きにくい箇所がいくつもありましたが、水無山(804m)を順調に通過し、船坂峠まで一旦下り、ホッとする間もなく登り返しで大平山(681m)へ、息が切れます。大平山には無線基地局があり、頂上はフェンス中かその周辺の様?YAMAPの頂上表示でちょっとアバウトに判断です。その後は下り基調で舗装道路から再度山道に入り、岩場の急斜面を降りて大谷乗越にでます。

くっきり見える大阪のビル街

ドライブウエイを渡ると譲葉山へのまたまた登り返しです。時々風はあっても汗が流れます。アップダウンの繰り返しで疲れも見えますが、皆さん良いペースで譲葉山、岩倉山(488m)と過ぎ、整備工事中でしたが塩尾寺手前の荒れた急坂もスムーズに下りてお寺には15時35分到着できました。

一休みして長い舗装道路を下り塩尾寺休憩所展望台へ。展望台からの眺めは空気が澄んでいて街並みが輝くように見え、疲れを癒してくれました。ゴール地点の宝塚湯元大広場には16時25分到着し、解散前に全山縦走3分割の3回参加、全山縦走路完歩の西村さんと村上さんの健闘をたたえて、みんなで拍手を送り、三分割③を無事終え帰路に着きました。皆さんホンマにお疲れ様でした!