「例会報告」終い山行 地蔵山947m~愛宕山924m     Y.A

【山行日】 2022年12月18日(日)

【天 候】 晴れ

【参加者】女性16名、男性8名、計24名

【コースタイム】京都駅(7:34発)=八木駅(8:12着)=京阪京都バス(8:27発)=越畑バス停(9:05着)~越畑登山口(9:25発)~芦見峠(9:45~50)~地蔵山(昼食タイム11:30~12:10)~愛宕山(13:30発)~水尾別れ(14:15)~表参道~清滝下山口(16:20着)~清滝バス停(16:50発)

【山行報告】

地蔵山の頂上で全員集合

前日に北日本に寒波が来ていた影響で、早朝の愛宕山は初冠雪(?)の景色が見られました。今日の例会は寒くなるだろうと覚悟を持ってJR駅に行きました。八木駅で24名が揃い、原行きの京阪京都バスに、右京労山貸し切りの状態で乗り込みました。メンバーの中には久し振りに例会に参加された人達もおられました。

八木駅から越畑までの道路や田畑には雪が積もっていませんでしたが、地蔵山は雪で白く輝いていました。昨年は、八木駅からの途中の田畑にも雪が積もっていたのを思い出しました。越畑の登山口のゲート(獣除け)は新しくなっていました。まだこの辺りには雪がなく、凍っていないので歩きやすかったです。急きょぜんざいをすることになったので、材料や道具を運んでもらう人達には先発隊で先に進んでもらいました。

早朝の雪を被った愛宕山
芦見峠・・寒いので立って小休止

私は、ゆっくり登るグループで、落ち葉で覆われた登山道を登って行きました。先頭グループの近藤さんと、中ほど歩くグループの中山さんと、後方の私の3人が無線機を持ち、時々ルートや場所を確認しながら登って行きました。芦見峠の気温は零下1~2度位でじっとしていると寒くて、衣服調整もそこそこに直ぐに出発しました。 芦見峠からしばらく歩いていくと雪が積りだしていて、樹木に降った雪が白い花のかたまりのように見えます。時たま風が吹くと、それが粉雪になって舞い全身に振りかかります。昨年は、もっと積雪が多く樹氷がキラキラ輝いていたけれど、今年はまだ樹氷にはなっていないようです。それでも今年も雪の地蔵山を気持ちよく歩くことができてラッキーでした。

芦見峠を過ぎると雪が見られた
時沿い宇山に近づくと多くの雪が

急坂では、落ち葉と雪が混ざり、靴底にかたまりが着いたり、滑りやすくなったりしました。皆さん一歩一歩気を付けながら登っています。見晴らしのよい所では、写真も撮り雪山を楽しんでおられました。地蔵山の頂上に着くと、すでに先発隊の人達がぜんざいを作って待っていてくれました。お餅も食べごろになっていました。遅く着いたのに直ぐにぜんざいがいただけて有難かったです。先発隊の方達にはお世話になりました。

昼食後、集合写真を撮ってから、再びそれぞれグループに分かれて愛宕山に向かいました。無線機で連絡を取りながら進んだので先のグループの人達の場所を確認できました。後方を歩いていた私達は、下山中に足が攣った人がいたのでゆっくり歩きました。登山道は凍っていて滑りやすくなっていて、油断するとこけそうです。愛宕山まで行く道には展望の良い所もあり、比叡山や比良山や京都市内がとてもきれいに見えました。 愛宕神社の広場に着くと、高岩さんが登って来られて、神社に水を届けると言われました。神社までお札をもらいに行った人達もおられました。この日は、他の山の会の人達も来られていると聞いていて、広場には沢山の登山者がいました。中には、丹後山の会の人達も遠くから来ていました。

綿帽子を被ったアセビの樹木

愛宕山からの下山道は今年も表参道にしました。やはり水尾別れの所までの下山道は雪に覆われていて、滑りやすくなっていました。アイゼンを着けるほどでもないので、気を付けながら歩きましたが、私は気がゆるんだ時2回も滑ってこけました。リュックがクッション代わりになっていて助かりました。ゆっくりゆっくり下山したので、清滝口には16時20分頃になりました。先発組の人達は、それよりも早く下りられて、15時50分のバス(1時間に1本のバス)に乗って帰られたので、最後のグループの4人は、16時50分のバスに乗り込んで帰路に着きました。寒さは厳しかったですが、天気は良くなり今年最後の山行を楽しむことが出来ました。皆さんのご協力有難うございました。

「例会報告」Uターン京トレ⑤ 戸寺~水飲対陣跡碑 記Y・T

【山行日】12月11日(日)

【天 候】晴れ

【参加者】女性5名、男性3名、合計8名

【コースタイム】 8:50戸寺バス停~9:55仰木峠10:05~10:45水井山11:00~11:15横高山11:50~12:35西塔12:45~13:40ケーブル比叡駅13:50~14:30水飲対陣跡碑14:40~15:10比叡山登山口(解散)

【例会報告】「本日は晴天なり」、申し分内天気なりました。日曜日なると雨が続き今回もどうなるかとヤキモキししましたが参加者の皆さんの念力で好天に恵まれました。登山口の金網を潜って集合写真をパチリ。近藤さん方式で先頭を日替わりメニューのように休憩のたびに交代して進みました。ボウイスカウト道を登る時以前下るときに「結構な坂やなあ・・」と思いながら下ったのを思い出して登りました。

出発前の勢揃い

仰木峠で一休みしているとき戸寺では感じなかった西風にブルッと震えが来てカッパを着込みました。少し登っただけで「こんなに風を感じるのか」と冬の季節を感じました。仰木峠を越えて今日のメイン水井山・横高山の登りです。かなり喘ぐかなと思いましたが先頭を歩く方の足並みが良く割と短時間で登ることが出来ました。予想よりも早い時間で横高山に到着、早い目の行動食をいただきました。

横高岳山頂

横高山を下りて玉体杉まで来るとすれ違うパーティが多くなりました。西塔に前回訪れたときトイレは「修理中」なのか使えませんでしたがトイレも使用可能となり昼食後1回目の休憩を取りました。西塔から山王院堂に至る道は砂利が敷き詰められ歩きやすくなっていました。

下山後登山口にて

ここまで速いピッチ歩いてきたことから少し歩くと大原の郷が見える展望台で又一休。少し歩いてケーブル比叡駅で一休み。ケーブル比叡駅のトイレは修理中で簡易トイレが設置されていました。

ここまで来ると西風も収まり少し歩いた広場でバット京都市内が見渡せ気持ちよかったです。今日のトレイル終着点の水飲対陣跡碑で最後の休憩。次回はここまで登って再開です。よく整備された雲母坂南側尾根を降りて登山口に到着。代わる代わるあるついていただいた先頭の皆さんの足取りが軽く予想していた時間より早く下山できました。有り難う御座いました。次回は登り返すのが辛いですが「水飲対陣跡碑」まで登り返して出発です。次回も宜しくお願いい致します。

「例会報告」比良・白坂アイゼントレ 記Y・T

【山行日】12月4日(日)

【天 候】曇り時々小雨

【参加者】女性4名、男性2名、計6名

【コースタイム】7:23京都駅発~8:20JR近江高島着~8:40大炊神社~9:10白坂ゲレンデ14:00~14:20大炊神社~14:40JR高島駅15:20(新快速)~ 15:57京都駅着・解散

【例会報告】京都駅を出るときは青空が覗いていたが近江高島まで来ると空はどんよりと雲が多い、白坂ゲレンデあたりはうっすらと雲がかかっていました。大炊神社で身支度を整えて白坂に向かう。今日は白坂に向かうパーティーは見当たらない、展望台について一息いれてゲレンデを見渡すと誰もいないことに気がつく。今日は右京だけの貸し切りにないそうです。

下山後の大炊神社前

ゲレンデについてアイゼンをはめる頃、パラパラと小雨が降り出してきた。気になるような雨ではないのでいつもの尾根を登り降りの練習。何回か往復した後、村上さんに坂本、三橋、西村の3名にトラバースの指導をお願いする。高木さんが久しぶりの参加でアイゼンを履くのも久しぶりなので三人とは別メニューで取り組んでいただいた。

仲良く三人でトレーニング

出だしの小雨はすぐにやんだが空はどんよりした雲がかかったままで今にも降りそうな気配です。午前の最後に尾根北側でバックステップの練習。お昼は「まるちゃんのカレーうどん」。鍋を一つしか持って行かなかったので2回に別けてカレーうどんをいただきました。

一人黙々とトレーニングに励むTさん

昼からはザックを背負って尾根の登り降り、トラバースの練習と午前のメニューの反復を繰り返し雲行きも怪しくなってきたので尾根を降りて休憩ポイントに戻り、「ラッセル気分」を味わうため休憩地の北側の窪地に群生しているシダの中をかき分けて砂地の尾根に尾根に取り付き少し尾根を登って折り返しアイゼンが刺さらない小さな岩を降りてゲレンデの背骨に当たる南側の尾根に登り返して今日のトレーニングを終了しました。

ちょうど小粒に雨が降り出してきたので尾根を降りてゲレンデを後にして大炊神社に向けて下山しました。1年振りのアイゼン装着。普段使い慣れない足の筋肉を使ったため、皆さんお疲れの様子でした。アイゼンを雪の中で履いて歩くより白坂のゲレンデは直接足の筋肉に作用しますがいざ雪の中でアイゼンを履いて歩くとトレーニング効果で足の運びもスムーズになります。アイゼンは容易いと侮るなかれです・・・