【山行日】 2023年10月29日(日) 【天候】 曇り一時雨
【参加者】 女性5名、男性3名、合計8名
【コースタイム】 坊村登山口8:25~御殿山10:55~途中昼食休憩20分~武奈ヶ岳12:15(15分休憩)~御殿山12:55~坊村登山口15:00着
【山行報告】
途中を超えたあたりから雨雲が時々流れてきて小雨模様、坊村駐車場では小雨がぱらぱらと降っているのでカッパを着用。山はガスがかかっていますが天気予報では回復基調と出ていて、皆さん「もうすぐやむよね!」と前向きで登山口からスタートです。 御殿山コースの始まりはいつものきつい急坂が待っています。今日はカッパを着ての登りなので、気温は10度ほどですが直ぐに汗が流れ衣服調整休憩を取ります。細かく何度か休憩を挟みながら1時間ほど登り、急斜面のトラバース道です。慎重に進んで冬道との分岐手前に到着。薄くガスのかかった登山道、樹林帯の色づいた落ち葉が広がり、明るく秋らしくなっています。今年は全体に色づくのは遅いようで、中間地点辺りはまだ少し色づく程度でした。
積雪時冬道分岐を過ぎるころには雨はやみ時々青空が雲の割れ目から見えたり、適度に風も吹き、山歩きのコンデションになってきましたが、しかし、昨日の雨で道はべちゃべちゃ、ズルズルのぬかるみの急坂、ここまで靴が汚れたらどうにでもなれ(笑)の開き直りの心境になるほどの泥道。勾配のきつい場所を登ります。でも高度が上がってくると赤や黄色に色づいた木々の葉も増え、冬道との合流地点で展望も良くなり気持ちは前向きです。ちょうど洛中山岳会の3名が登って来られてご挨拶、さっさと抜いて行かれます、我々も出発、気持ち元気で予定時間より早く御殿山に到着。
御殿山頂上では武奈ヶ岳にかかっていたガスも風に飛ばされて綺麗に見えてきました。若者グループが強風の中、休憩や食事をしていましたが、若者は風に負けず、我々は直ぐにワサビ峠に向け下ります。滑りやすい急坂を下り、風よけの場所で昼休憩を取りました。
食事の後は一気に西南稜への登りに向かいます。今回この辺りが一番綺麗に色づいていてドウダンツツジが真っ赤に染まり鮮やかでした。西南稜に出ると風は湯とくなり頂上まで強風の中の登りでしたが、山々に陽が差し、進みゆく紅葉、グラデーションが綺麗でした。武奈ヶ岳山頂に12時過ぎに到着、山頂からは遠く鈴鹿山脈や伊吹山、琵琶湖、蓬莱山が日差しを受け360パノラマの展望を味わえました。風が強くて長居は出来ませんでしたが続々と若者?が登ってきて、元気な声が広がるにぎやかな山頂、集合写真を気持ちよく撮って頂き、山頂を後にしました。
山を始めるころから空には北から雨雲がかかり始めて小雨模様になり、御殿山に着く頃には武奈ヶ岳山頂はすっかり雲に覆われ、あの大パノラマの景色、あれは嘘の様でした。 御殿山から下る頃には小雨もやみましたが猛烈な風。寒い下山でしたが風のおかげで道や濡れ落ち葉も乾き始めて、心配していた急斜面も何とか大きく滑らずに下りられました。が、泥道は残っています。靴は泥まみれ、底はスリッパ状態、しりもちをつきたくない共通の思いで、登りで苦労した急坂を慎重に無事下って、15時には坊村登山口に到着しました。大きな汚れもなく(笑)「来週あたりから見ごろを迎えるかな」「新緑の季節も良いね」と余裕の会話をして武奈ヶ岳例会を終わりました。こんなに汚れた靴を見たことがない例会、洗いがいがありましたね。皆さんお疲れ様でした!
「初めての例会 武奈ヶ岳」 K・R
右京労山に入会して初めての登山でした。小雨模様でのスタートとなりました。最初から急な登りが続き足元も滑り下山の事を考えると不安になりました。でも頂上に着く頃には青空も見え強風でしたが360度見渡せる絶景を見る事が出来感動しました。山の醍醐味です。
下山の道も思いの外乾いていて紅葉も楽しめほっこり出来るひと時でした。まだまだ初心者でわからない事ばかりです。ご指導よろしくお願い致します。