「例会報告」秋の大文字山(465m) 記Y・A

【山行日】 2023年11月26日(日)

【天 候】 晴れ  (大文字山山頂 9℃)

【参加者】 男性3名、女性8名、計11名

【コースタイム】錦林車庫バス停(8:40発)~波切不動尊(8:55~9:00)~楼門の滝(9:35~9:40)~大文字山三角点(10:20~35)~幻の滝・昼食(11:05~11:40)~中尾の滝(12:00~12:05)~中尾城址(12:25~12:30)~メタセコイア道~銀閣寺前・解散(13:00)  (行程…4時間20分)

【山行報告】錦林車庫バス停を11名が8時40分に出発。天気は晴れの予報でしたが、空一面に羊雲のような白い雲がおおっていて気温が低く寒かったです。疏水を越えると霊鑑寺です。この寺は門跡尼寺で1654年に創建されたとのこと。いつもは公開されていませんが、紅葉の時期と春の椿の時期には特別公開されます。ちょうど秋の特別公開をしていましたが、勿論立ち寄らずに塀の外から赤くなったモミジやカエデなどを見ながら通過しました。

落ち葉の草履

鹿ケ谷の波切不動尊の所で衣服調整とトイレ休憩をしました。京都の市街を見ると丁度雲が広がり雲海の上に愛宕山の山頂が見えました。とても幻想的な景色が見られてちょっと得をした気分です。ここからお馴染みの「京都トレイル」の山道が始まります。 登り始めから少し急坂がありますが、皆さん良く知っている道なのでおしゃべりも進んでいて、周りの色づいた景色を楽しんでいました。楼門の滝辺りは、紅葉のきれいなポイント場所です。でも、今年はまだ少し早かったようで、モミジの落ち葉の真っ赤なじゅうたん道にはなっていませんでした。滝の流れを眺めると水量は少ないようでした。  さらに登っていくと「俊寛僧都忠誠之碑」があります。ここからトレイルコースは少しゆるやかになり、さらにおしゃべりに花が咲き、標識45の大文字山への分岐までの道がいつものようにしんどくなかったような気がします。標識45の所にも小さな仏像がおいてありました。

45の仏像
大文字山 三角点での集合写真

皆さん順調に歩かれて大文字山三角点に着き集合写真を撮りました。市街はまだ霧のような雲海がただよっていて、遠くの西山の山頂部分が浮いていて、普段は見られない景色を楽しみました。まだ時刻は10時半なので、昼食は先に延ばすことにしました。

大文字山山頂・後ろに雲から覗く西山の山頂

角点から北の方面の坂を下り幻の滝に向かいました。分岐がいくつかあるのですが、1本尾根道を早めに下ったので、少し急坂や登り返しがありました。いつもの幻の滝に行く道ではなかったのですが、時間に余裕があったので別道も楽しめました。幻の滝に行くまでに私有地(?)の花壇があり、園芸の花々が咲いています。許可をもらっていますと書いてありますが、皆で困ったことだと話しながら幻の滝に11時に着きました。

紅葉の中を歩く

ここは黄葉が多く日に当たると金色に輝いているように見えます。先客は2人だけで静かな雰囲気でした。少し早いですが昼食にしました。食事中に数組の登山者が通過していきます。やはり人気の場所です。昼食後に青空のもと周りの美しい紅葉を楽しみながら写真を撮りました。

中尾の滝での集合写真

次は中尾の滝です。ここでも集合写真を撮って少し休憩しました。ここから少し坂を登って行くとベンチがある分岐にでます。側の樹木にメガネが引っかかっているので「メガネ坂」と呼んでいるそうです。私達はベンチから北方向の登山道を進み、中尾城址まで行ってから休憩しました。先に歩いていたお二人が倒木の所に座ろうとした時、「ボキッ!」と大きな音がしました。何事かと覗くとお二人がこけています。何と座ろうとした時に倒木が折れたようです。思わず周りにいた人達は笑ってしまいました。ごめんなさい!怪我がなくて良かったです。

色づくメタセコイア

ほんの少し戻ってメタセコイアが数本並んでいる登山道を下って行きました。黄色に色づいていました。この坂は結構急なので気を付けて下りました。堰堤を越えて、表参道に出るとたくさんの登山者が歩いていました。労山のマーク入りの旗を持っている集団がおられ、何と東京の大田区から来られたということです。お天気も良く、ちょうど美しく色づいた大文字山を見てもらえて良かったです。私達も紅葉の大文字山を満喫できたようで良かったです。皆さんお疲れ様でした。