京北一周トレイル③(S⑬~京北始点細野①)

記: Y .K

【山行日】 2024年4月7日(日)

【天 候】 晴れ  

【参加者】 8名(男性1名、 女性7名)           

【コースタイム】

JR京北合同庁舎前バス停(9:45発)~JA京北前~城山登山口S⑩(10:00)~周山城址S⑥(480m)(10:50~11:00)~黒尾山S①(509m)(12:00)~分岐71-1・昼食(12:15~40)~下谷林道~柏原(13:20)~魚ヶ渕吊り橋79(14:20~14:35)

Aグループ・・・魚ヶ渕79~車道・ウッデイ京北道の駅(15:40着)

Bグループ・・・魚ヶ渕79~高瀬の道~細野92~元細野小学校①(15:50)~細野口バス停(16:00) 

【山行報告】

 周山の道の駅に8人が揃い、京北トレイルS⑬からスタートしました。ちょうど弓削川沿いにある桜がほぼ満開でした。城山は標高480mありますが、その頂上に周山城址があります。明智光秀が築いたお城で、京北トレイルの一部になっています。城山の登山口からよく整備された道ですが、少し急坂が続き、気温も高めで汗が出てきます。この登りで少しバテた人がいましたが、休憩を長めに取り頑張って歩き続けてもらいました。

 城址に近づくと虎口(こぐち)、曲輪(くるわ)、石垣などお城の一部の名称の看板がいくつかありました。頂上に11時頃着き、休憩後に集合写真を撮りました。再スタートしてからお城の遺構の大きな石垣や井戸などを見ました。

トレイル道を歩いて行くと2つの堀切がありました。今までにもいくつかの山城跡を見たことがありますが、こんなに近くにある歴史の遺物を守っていかないといけないなと思いました。

 ここからは林道や少しアップダウンのある細い登山道を1時間ほど歩くと今日の最高峰(509m)の黒尾山に着きます。登山道の両側はずっと杉やヒノキの植林地なので、花粉症には少し辛かったです。黒尾山の手前の所で、ある山の会のヒヤリハット事例を知っていたので、注意して歩きました。黒尾山の頂上までは少し岩場もあり急坂なので、2グループに分けました。Mさんに

SLをお願いして頂上を踏むグループと黒尾山を迂回し林道を歩くグループに分けました。ポイント71―1で合流して、少し遅めの昼食タイムにしました。

 昼食後再びスタート。ここからのトレイル道はほとんど下っていますが、片側は急な斜面になっているので気を付けながらゆっくり歩きました。柏原までの下谷林道には、ヤマルリソウのかたまりや鹿の頭蓋骨や名前はわからないがタラの木のような鋭いトゲのついた樹木がたくさんあり、単調な林道歩きも少し面白かったです。

 柏原の村からはアスファルト道の長い平地歩きです。民家に咲いている桜を眺めたり上桂川の流れを見たり、山村の風景を味わいながら歩き、14時20分頃に魚ヶ渕吊り橋に着きました。ここの枝垂れ桜は有名です。1週間前の下見で見た時はまだつぼみでしたが、今日は満開でとてもきれいでした。少し危なっかしい吊り橋を渡って休憩タイム。多くの見物客が来ていました。

 ここで皆さんと相談しました。トレイル79から細野口までは、まだ山道を2時間近くかかるので、体力時にきくつ感じるかもしれない人は、舗装道を歩けば周山に戻れることを伝えました。結果、まだ余裕ありの人も含めて4人は、周山まで歩くAグループになりました。残りの4人は、トレイル道を細野まで続けて歩くBグループになりました。それぞれリーダーを決めて到着したら連絡を取り合うことを確認しました。

 山道を歩いたBグループは順調に峠越えをして細野の町まで下山しました。

細野の桜も満開でした。周山に向かったAグループも無事到着したと連絡をもらいました。それにしても日曜日なのに京北トレイルを歩いている時に人にほとんど会いませんでした。皆さんは一斉に咲いた桜見物で忙しいようです。参加の皆さんご協力有難うございました。

 

<立派な看板があります>

    

<石垣があちこちにあり 昔を偲ばせてくれます>
<周山城址の看板の所で集合写真>
<上桂川沿いのシダレザクラ>
<林道に咲くヤマルリソウ> 
<魚ヶ渕のシダレザクラ 吊り橋とのコラボで 風光明媚なスポット です>

  

     

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