鹿島槍・五竜・唐松 縦走 3泊4日

2019年8月1日~4日
メンバー:T(CL)、S、K

参加者感想

最高の天気予報!!気がかりなのは午後からの雷ぐらい。と高鳴る期待を胸に現地へ向かいました・・・が、お天気良すぎ~。 下界はどんどん気温が上昇していくし、特に初日は昼からの登山開始だったので、扇沢から種池山荘までの登りは暑さとの闘いでした。 それでも、やはりスカッと爽快な空だったので、久しぶりの絶景登山を堪能できました。おかげで帰ってきたらスマホ写真は200枚ぐらいになってました(≧▽≦) (写真は右京HPで!)
ちなみに教訓は、北アルプス三大キレットの八峰キレットより、その後の一般登山道の方がよっぽど危険だということを実感しました。 (T)

 まさかまさかの鹿島槍から五竜縦走。厳しい岩稜歩きの連続と3大キレットと言われる八峰キレットに挑戦するとは。
 昨夏、興味本位で購入していた特集「スリルと展望の岩稜案内」の雑誌ワンダーフォーゲル。 
 開くとしっかり体力度も技術度もそれなりのレベルが必要と掲載してある。八峰キレットの解説ページには、鹿島槍から五竜をつなぐ吊尾根の4キロを指すと書かれてあり、八峰キレットだけではない。
 キレット小屋横の八峰キレットは難所ではあるが、実際は鹿島槍から五竜の間4キロ、連続する鎖場やハシゴが幾つもあり、鎖の無い岩場ではルートファインディングの技術が必要と書かれある。その通りで手ごわかった。
 鎖の無いところはコース取りが分かりにくいし、高度感のある所もかなりあって、「えらいとこに来てしもた、鎖もやけど緊張が切れたら一巻の終わりかも」と何度も頭をよぎりました。 
 南アルプスなどでそれなりに岩場は経験していましたが、今回はレベルが違います。険しい岩稜個所が続いていて、不安定で崩れそうな岩場も無数にありました。 
 トラバース時には何十メートルも下の谷底を見ながら(あまり見てませんが)ルートを探して進む(鎖が無い、これが何十メートルも続く)ので緊張の連続。
 思い出すと何故か楽しくもありましたが、3日目の五竜岳南面のG5やG4の突き出た岩稜斜面のトラバースは、さすがにかなり難しくて、高さもあって緊張個所の連続、危険個所を超えて無事頂上に着いた時は、さすがに喜びと達成感もひとしおでした。
 今回、岩場でたっぷり三点支持や重心移動の技術取得?ができ、多少は岩場歩きの技術向上出来たのではないかと自画自賛。蝶ヶ岳テント泊後、すぐの山行だったので心配もありましたが、これまでとは難易度の違う岩稜歩きの経験をさせてもらい、とても良かったです。
 T・Sの両氏には大変お世話になりました。ありがとうございました。(K)

早朝に滋賀県を出発して扇沢に12時過ぎに到着。扇沢から種池山荘の登りの柏原新道の樹林帯は強烈な気温と湿度でやや脱水症状の兆候が出てグダグダの登りになりました。
 2日目は種池山荘から爺ケ岳を経て鹿島槍ヶ岳へ。その後このルート一番の危険地帯の八峰キレットに突入。
 この日はキレット小屋に宿泊。
 3日目の五竜岳へのトレイルも昨日の八峰キレット以上に険しい岩稜帯が続きます。
 五竜岳から山荘への下りで体調に異変が起きました。
 予想以上の高温と険しい岩稜の連続で軽い熱中症を発症して立ち眩みが頻繁に発症する様になりました。
そういう状況もあって本来は唐松山荘まで行く予定でしたが、情報では唐松山荘のテント場は数が少ない上にかなりの斜面に作られている為にちょっとした移動が大変という事で時間は12時過ぎでまだ早い時間ですが急遽この五竜岳山荘のテント場に今夜は泊る事にしました。
  天候に恵まれ過ぎて今までになくバテバテだった4日間でしたが、最後の下山中の遠見尾根は視界が無ければ全然面白くない尾根ですが、今回は絶景に恵まれてラッキーでした。(S)

北アルプス 蝶ヶ岳

日程 2019.7.26〜28

ルート 上高地〜横尾山荘(泊)〜蝶槍〜蝶ヶ岳ヒュッテ(泊)〜三股

パーティ17名(右京10名、入門教室生徒7名)

今年の右京労山開催の入門教室の修了山行。参加された生徒さん全員、道中無事で下山することができました。 …というよりも一部の人たちは最後まで元気元気で、わーきゃー言いながら…、熊もかなり遠方から私たちのパーティに気づいてくれてたのではないかと思います。台風直撃で残念ながら蝶ヶ岳からの槍穂大パノラマやご来光は臨めませんでしたが、雲やガスの動きが早く、一瞬の絶景に皆さん感動されてました。

伊吹山ナイトハイク

2019年7月6日20時~7日8時
4つの会をまたがるメンバー総勢12人
この梅雨の時期の登山はなかなか実現しずらいと思っていましたが、天気予報もいいようにハズレてくれて、なんとか運よく登頂できました。
目的は夜間登山の経験! それと、伊吹山に生息するヒメボタルの鑑賞! 両方の目的が叶い、全員、満足げな感じでした。(髙岩)

参加者感想 (五七五風)

『プチ歩荷⁉️ホタルも見れて良かったなぁ🎶』
山頂での集合写真、笑顔いっぱいみんなメチャいい顔してますね😍🎶

『雨降らず、ホタルに夜景🌛🌉✨大満足😤✨』
初ナイトハイク皆でワイワイとても、楽しかったです😊  ありがとうございました❗

キツイ&心地よい山行でした。 まだまだ脚力できてないなぁ
お疲れさまでした!ありがとうございました!

『ザレ場きつっ! 疲れホタルと 飛んでった』
初めてのナイトハイク楽しかったです😊ありがとうございました♪

『さそり座と 北斗七星 よく似てる(星)』
2日間、 ありがとうございました😊 女子率高めで嬉しかったです😍 またご一緒しましょう!

『バテたけど蛍の歓迎 頑張れた!』
ナイトハイク初体験、楽しかったです🎵 お疲れ様でした!いつも足を引っ張り申し訳ありません😢精進します🙇 ありがとうございました😊

『ホタル見れ ハデにこけても すべて良し🙆🏻‍♀』
皆さんといろいろお話できて楽しかったです!ホタルも見れて最高でした。またご一緒した時はよろしくお願いします😎

昨晩〜本日午前中、 ありがとうございました。
日頃、ご一緒できない方と山行することができ、とても楽しかったです^_^
※先頭歩かせてもらっての…..,,道迷い😭  観察眼の乏しさ…..
危険な直登をさせてしまい本当に申し訳ございませでした…..🙇‍♂

『ああ楽し 口も光も 賑やかで』
一人より皆で登るとパワーが貰えます💡  口より足を鍛えないと💦  また皆さん宜しくお願いします😄✨

『光る夜 街にも空にも 伊吹にも』
たくさんの光にあふれたナイトハイク楽しかったです🎵ありがとうございました☺あっ…リーダーもね!

『初伊吹 ナイトハイクで 初蛍』
初めての伊吹山!貴重な良いガレ場の急斜面を歩かせて頂いてありがとうございます。皆さん…くれぐれも本番迄に無理しないようにお願いしますね😅

タイム記録詳細

  • 🤠6日夜の山行記録
  • 20:02発 三ノ宮神社
  • 20:34着 1合目 (ベンチ)
  • 21:08着 2合目 (スキー場中腹)
  • 21:42着 3合目 (ゴンドラ跡)
  • 22:01着 4合目 (道端)
  • 22:12着 5合目 (自販機)
  • 22:35着 6合目手前(避難小屋)
  • 23:02着 7合目(道端)
  • 23:25着 8合目(ベンチ)
  • ※手前プチ道迷い
  • 23:53着 9合目通過後
  • ※ゲートあり
  • 0:00着 対山館
  • 行動時間 3時間59分
  • 🤠ヒメボタルの山行記録
  • 0:18発 対山館
  • ※西登山道にて
  • ※駐車場手前まで
  • 1:25着 対山館 就寝
  • 行動時間 1時間7分
    null
  • 🤠7日朝の山行記録
  • 4:00起床 ガッスガス
  • 5:33発 対山館
  • 5:39着 伊吹山山頂(1377m)
  • 5:49着 ヤマトタケル
  • 6:08着 8合目
  • 6:46着 5合目
  • 7:07着 3合目(20分休憩)
  • 8:00着 1合目(15分休憩)
  • 8:38着 三ノ宮神社
  • 行動時間 3時間5分

『小塩山 (642m)』  普通例会

【日時】 2019年4月13日(土) 
【天候等】  晴れ
【参加者】  男性5名   女性7名  一般男性1名   計 13名
【コースタイム】

東向日駅(8:12バス発)=南春日町バス停(8:35)~大原野神社駐車場(8:50発)~カタクリ群生地(10:15~10:35)~N谷カタクリ群生地 (10:40~11:00)~
小塩山山頂(11:10)~淳和天皇陵下のカタクリ群生地(11:20~11:30)~
電波塔・昼食(11:33~12:10)~天皇陵道・金蔵寺分岐(12:35)~小休憩(12:50~55)~正法寺~大原野神社 (13:30)解散

カタクリの花がちょうど満開でし た
カタクリ保護地を歩く
淳和天皇陵の入口の 前で集合写真
大原野神社の千眼桜の前で集合写真

〔報告と感想】
 例会の2~3日前は雨が降ったり気温が低くて寒かったりしましたが,有難いことに当日は暖かい陽気で空気も澄んでいました。大原野神社の駐 車場で13名が自己紹介して登山開始になりました。奇遇なことにバスの中で出会った方が右京区民ということで,Mさんの声掛けがあり,「右京 労山に入会したい。」と言われたということです。それで,その方も一緒に小塩山の登山道を歩かれることになりました。(入会申込書送りまし た。)
 車道(電波塔の管理車道)を2回越えた辺りでちょっと長めの休憩を取りました。山桜や芽吹いたモミジなど柔らかい色合いが心地良いです。 所々急な登り道が続きますが,カタクリの花の群生が見られると思うと,頑張ろうという気持ちになります。
 登り始めて1時間半位で,1つ目のカタクリ保護地に着きました。丁度どのカタクリも開花していて見応えがありました。まだ1年目だというモ ヤシのような実生(みしょう)のカタクリを見ることができました。斜面にはシハイスミレや白いミヤマカタクリの群生もありきれいでした。入会 希望をされた方は,ポンポン山まで行くので先を急がれるためここで別れました。
 次に2つ目のNの谷のカタクリ保護地では,ギフチョウがいると聞きましたが,私は見つけられませんでした。ここには,カタクリの他にニシキ ゴロモやエンレイソウなどもありました。以前に来た時は白い花のカタクリを見ましたが,今回は見つけられませんでした。登山道整備やイノシシ 対策などにお金がかかるということを聞き,皆さん多少なり寄付されていました。
 小塩山山頂には淳和天皇陵がありますが三角点はなく,642mの標示板だけ見て天皇陵の下部にある3つ目のカタクリ保護地に行きました。こ こにも多数カタクリが咲いていましたが,早々に昼食場所まで移動しました。
 ゆっくり電波塔の下で昼食を摂り,集合写真も撮って,天皇陵道という登山道を下りました。下りは早く感じられ金蔵寺の分岐にまもなく着きま した。そこからまだ山に登ってくる団体がいました。さらに下って行くと,木々の間から大原野の里や西山の風景が見られる場所もありました。
 麓の正法寺の境内の桜やこぶしの花が青空に映えてとてもきれいでした。でも,一番立派な枝垂桜はすでに散った後でした。最後の大原野神社に 行くと,「千眼桜」という白い桜がちょうど満開でとてもきれいなので,ここでも集合写真を撮ってから解散しました。カタクリがまだ咲いている か心配でしたが,4月に入って少し寒い時もあったので,この時が見頃になっていたようでホッとしました。皆さんお疲れ様でした。
 (追記) 家に帰って新聞を読むと,「週1回で体力の増進効果」という記事があり,鹿屋体育大の山本正嘉教授の話が出ていました。「高い山 に2~3ヵ月に1度だけ登るより,週1回の登山だけで,厚生労働省が推奨する1週間分の運動量を満たす」さらに,「精神面でもコミュニティー が広がり,ストレスを発散できる効果が大きい」などと書かれていました。ちょうど小塩山位の高さの山を指示されていました。なかなか実行する のは大変ですが,そこそこの山歩きを、健康のため続けていけたらいいなと思いました。                                            ( 記: Y .A )

例会報告  鈴北岳~ヒルコバ~茶野  普通

【日 時】 2019年4月7日(日)
【天 候】  晴後曇
【参加者】 女性11名、男性5名、合計16名

【コース】 コースタイム )
鞍掛橋登山口8:50→鉄塔1本目9:20→鞍掛分岐10:27→鈴北岳11:15→福寿草群生地 ランチ11:40~12:15→ヒルコバ12:25→鈴ヶ岳12:42→鉄塔13:15→茶野13:40→鉄塔3本目14:20→大君ヶ畑15:25

【山行報告】 
 ( 報告 感想 O・S )

車4台が各々同乗者を乗せて湖東三山PAに7:45集合した。大君ヶ畑(下山口)に置き車として1台駐車
させ、鞍掛橋に向かう。鞍掛峠は閉鎖中(8月に開通らしい)なのでここから登山開始となる。鞍掛
分岐まではひたすら登る。汗が噴き出ている方もある。厳しい戻り寒波の4日前は樹氷すら見えた雪
道、すっかり地肌を剥きだしていた。寝雪でない積雪は融けるのも早い。登山道は倒木もあったが
京都北山ほどの被害はない。鞍掛峠からの登山道に合流すると展望は一気に開けた。霊仙山・伊吹
山が見えている。あとひと踏ん張りの登りで鈴北岳、駄目押しのような登りに健脚のHさんからの
休み要請がでる。体調がイマイチのようだ。
鈴北岳で以後のコースについて検討する。2年前の4月4日、福寿草は深雪の下で絶望的な状況であっ
た。期待を込めて一面雪で覆われた日本庭園から南へ、p1182西側を抜け北西に進んだ。南西斜面
なら福寿草があるかもしれないと思ったから。行ってみたら咲いていた。今日はそこまでしなくて
もヒルコバ手前、鈴ヶ岳付近に福寿草がgoodとの情報を得ていた。鈴北岳からヒルコバに直行する
ことにする。天気予報では午後下り坂でゆっくりしておられない事情もある。
群生した福寿草は雪から解き放たれて美しかった。風もなく此処でランチとする。ヒルコバへの下
り坂はとても歩きにくい所なのだが、いつもよりは乾いているのでヌルヌルもひどくない。ヒルコ
バから急登で鈴ヶ岳へ、再び福寿草に迎えられて疲れも忘れさせてくれる。鈴ヶ岳からは福寿草と
サヨナラして右手に霊仙山その後方の伊吹山を見ながら緩やかなアップダウンを楽しむ。尾根芯を
外さないようにして磁石を確認することが大事だ。鈴鹿は石灰岩だからか苔に覆われた岩に風情が
ある。    
茶野迄は何とか行けてもここから失敗した経験がある。経験を生かして今回はスムースに最後の鉄
塔に到着した。ここの福寿草は咲き終わっていた。送電線の下を急下降する方もあるのだが遠回り
しながら安全にp681南西地点に着く。ここからは斜面をトラバースするように進む。(間違って谷
に入ってしまい戻り返したことがある)。狭いトラバースから一般道になると、あとは大君ヶ畑へ
は30分ほどで下山となる。置き車が見えて、その有難さが身にしみた。
頼りないリーダーに多数ご参加下さり、又車を出して下さって有難うございました。
例会案内の1/25000地図について訂正。  (正)篠立  (誤)竜ヶ岳