「個人山行報告」六甲全山縦走1泊2日  記K・A

山行日:8月22日・23日

【山行報告】

今年3回目の六甲縦走です、やはり途中で一泊すると楽です。

8月22日 12:00須磨浦公園スタート

      16:00華の湯ゴール   (近隣の空き地でテント泊)

8月23日 01:00華の湯スタート

      03:00菊水頂上

      07:00摩耶山頂上

      14:30阪急宝塚駅

とにかく汗の量が半端ないです、Tシャツはもちろん絞るとボタボタボタと凄い量が落ちます。20分おきぐらいです。この時間だけでももの凄い時間ロスです。

当然にそれだけの量の水分を補給します。六甲はそこら中に自販機があるのでありがたいです。モンベルの水筒を持っていっていましたので持ち歩き分は水筒にいれて途中でも冷たいお水を頂きました。

下半身は普通の下着パンツに短パンでこちらも当然に絞れる状態でびしょびしょですが、これを脱いで絞るわけにもいかないので絞ったタオルをこすりつけて水分を吸い取ってタオルを絞る方法で対応しました。これをちゃんとしないと短パンを濡らした汗が足を伝わって靴下を濡らしてしまいます。以前、御殿場駅から富士山往復した時にこれと同じ状況で靴下を濡らしてしまって大変難儀した経験がありましたので細心の注意を払いました。尾根は風があり涼しい感じでした。上り下りもさほど暑さは感じませんでした。23日夕方に用事がありましたのでどうしても早い時間に阪急宝塚駅にゴールする必要がありましたのでその分スタート時間を調整しました。

道が解っていない人には難しいと思いますが道がわかっていて広範囲長時間明るいヘッドランプがあれば夜間歩行は特に困難はありありません。普通の愛宕登山もその多くは3時起床、4時30分ごろの登山開始、冬場は行程の多くの部分が夜間歩行です。私の中では夜間歩行は日常化しています。六甲縦走もランナーの頃は神戸市主催も兵庫労山主催の縦走もゴールの順位を争って走りました、もちろんルール上は走ってはいけないのですが。

須磨浦公園を5時とか5時30分にスタートなので1番に受付してスタートするために受け付けの前でテントを張って順番を確保して走りました。懐かしい話です。今はもうランナーではないので上記の結果です。

「個人山行報告」 妙高・火打山と妙高山  記 Y・T

【山行日】8月11日(日)~14日(水)

【天 候】11日・晴れ、12日晴れのち曇、13日曇のち晴れ、14日晴れ

【参加者】女性4名、男性1名、計5名

【コースタイム】

11日(日)7:307京都~9:30舞鶴~17:00笹ヶ峰キャンプ場(泊)

12日(月)7:10笹ヶ峰登山口~8:20黒沢橋~10:35富士見平~11:40高谷池ヒュッテ~  13:45火打山~15:20高谷ヒュッ テ~16:10茶臼山~16:40黒沢池ヒュッテ(泊)  

13日(火)5:45黒沢池ヒュッテ~6:15大倉乗越~7:20長助池分岐~8:55妙高山北峰~9:14妙高山南峰~9:30妙高山北峰~10:55長助池分岐~11:50大倉乗越~12:30黒沢池ヒュッテ~13:25富士見平分岐~16:10黒沢橋~17:05笹ヶ峰登山口下山~18:00関温泉・せきざん(泊)

14日(水)9:00関温泉・せきざんー北陸道―15:00舞鶴~17:30京都(解散)

【感想文】

O・Y

 爽やかな朝の出発となった1日目の火打山山行は台風の影響なのか歩き始めると蒸し蒸し暑かった。お天気が心配だった山行でしたが高谷池ヒュッテ越えた天狗の庭からは池に映る逆さ火打が美しく見えました。2日目の妙高山は下山途中で雨に降られましたが岩場やトラバースが有り楽しい山だと思いました。山頂からの眺望は雲やガスで見えなかった事は残念でした。皆さんと無事に下山できて良かったです。前泊のテント泊、下山後の温泉宿を含める3泊4日、思い出に残る山行になりました。

S・M

2024年夏山 火打山・妙高山2024年のお盆は火打、妙高へ。最近毎年、台風に悩まされながらの出発です。山ではお天気も良く、思ったよりもたくさんの水分が必要でザックの中は空のペットボトルでいっぱいになりました。火打山は池に移る逆さ火打をきれいに見ることができましたが、頂上はガスで眺望を望めませんでした。ドーム型の黒沢池ヒュッテでは名物の朝のクレープをいただきました。

翌日は妙高山でしたが、私は股関節の調子が悪くなり小屋前のベンチでお留守番しました。下山は雨に降られましたが、楽しい夏山になりました。妙高はまたリベンジしたいと思います。

K・R

前回行ったときは 5 月でまだたっぷり雪の残るシーズンだったのでほとんど真 っ白な世界でしたが、今回は緑あふれる火打山と妙高山に行くことができまし た。冬になるとほとんどの草木が雪に埋もれるのだと思うと豪雪地帯なんだなと 改めて思いました。違う季節に行けて違う山の姿を見ることが出来て良かったです。

K・E

  「食べ物と人と」

 食料も飲料水も自分的には賄えるつもりで持参したはずが、さすが高山。まったく足りませんでした。反省。いつも以上に食べ、飲み、宿泊小屋でパンなど買うつもりが売っておらず(泣)縦走2座目の妙高山下山途中でシャリバテに…。  思っていた以上にエネルギーを使っていたようです。仲間にエネルギー源分けてもらい、小屋まで何とか戻って横になって少し回復。わかっていたつもりでしたが、食べ物、飲み物大切です!身に沁みました。

仲間に色々分けてもらったり、気弱になる自分を励ましてもらったりと一人じゃないありがたみを感じました。 休憩途中で話した下山途中の人、今なら逆さ火打山見れるよと声かけてくれた人、あと5~10分だよ、がんばれと励ましてくれる人。知らないと人と分かち合う登頂の喜び。宿泊先にやっと着いた!時の先着者のお疲れさまの声。一緒に宿泊した人との交流。

久々の満点の星に流れ星☆彡!火打山ではメルヘンな高層湿原に逆火打山の綺麗な景色、雲海、登頂の喜び等々、高い山ならではの感動も味わったけど、なかなか普段ないこういう人との関りや気持ちの交流も登山の醍醐味だなぁと思うのです。今度はちゃんと多めの食糧持って、また人と景色の交流にどこへ行きましょうか。

Y・T:年の夏山は出発1週間前フィリピン沖海上に”熱帯低気圧“が発生、台風へと発達する情報を得てその発達状況や進路に関心をもって見ていて、予想通り“台風”へと発達し台風5号(マリアン)となりました。こうなっては何処を通るのか出発日までヤキモキしていましたが当初は日本東側の太平洋上を北に進路が予想され“よしよし”と思っていましたが出発2日前には宮城に上陸して日本海へ抜けるコースに変更、”ちょっとヤバい“と思っていたら宮城県から東に進路を変えて新潟に近づいて”妙高は雨か“と観念しましたが山の天気予報では何とか持ちそう。その後の予報は日本海に抜けて南に転進、ハラハラどきどき。今年の夏山は迷走台風の出現で振り回されました。

「例会報告」 大文字山報告   記 M・S

日 時:8月11日(日)

参加者:女性10名、男性2名、計12名

コースタイム :銀閣寺トイレ前8;10~メガネ坂ベンチ8;45~大文字山三角点10;00~金魚池(12;00~昼食~12;30)~若王子神社~東天王町バス停12;20

【山行報告】盆の暑い時に沢山参加してくれました。暑いので涼しいコースを選びました。メガネ坂は大文字山北斜面なので日陰になっています。表参道から橋の手前を左に進むとメガネ坂です。メガネ坂から山腹を緩くトラバスすると中尾の滝に着きます。滝の前で休憩すると冷気が有って極楽、極楽。ここからも川沿いをせせらぎの音を聞きながら涼しい道をもろしの滝まで歩きます。幻の滝から三角点まで一登り、一汗かきます。でもここまでは日陰になっていてまだましです。大文字山にしては朝早く(トイレ前8時)集合したのでまだ10時過ぎたころです。

ゆっくり休憩をして京都トレイルを下っていきます。日当たりが良い所や木陰などまだらですが、下りなので我慢してトレイル42の分岐を右に入って金魚池に行きます。金魚沢山いました。ここで昼食、30分の休憩を取りました。緑の中の池に赤い金魚がゆっくりと泳いでいるのをみているのも楽しかった。

金魚池から水で湿った斜面を注意して登山道まで下りました。若王子神社まで谷道を

降りるにつれ気温が上がってきます。 東天王町バス停まで下りて解散しました。誰も熱中症にならなくてよかったです。

「例会報告」 京都トレイル:戸寺~鞍馬  記 Y・T

【山行日】8月4日(日)

【天 候】晴れ

【参加者】女性1名、男性3名、計4名

【コースタイム】9:30戸寺~10:00江文峠~10:30静原神社~11:20薬王坂~12:00竜王岳12:40~13:20叡電鞍馬口(解散)

【山行報告】

体温と同じ36℃の炎天下、京都トレイル:戸寺~鞍馬へ出かけました。戸寺から歩き始めた頃はまだ気温が高くは感じられませんでした。江文神社の鳥居を過ぎて薄くらい沢を登り詰め江文峠に到着。瓢箪崩山への「私道につき立ち入り禁止」の札を横目に峠を下りて静原の郷へ歩き出し静原神社で一息入れる。この頃になると木陰に座っていてもじわっと汗が出てきた。京の最難関・薬王坂への急登を息を切らして登り詰めると全身から汗が流れ落ちてきた。直射日光は浴びていないが熱中症のように“頭がくらくら”。薬王坂で小休止を取って竜王岳へ向かう。以前登ったときは涼しい秋の季節のせいか割と短時間で登り詰めた記憶があったが今日はそうはいかず足の運びが重たく時間を掛けて頂上へ。頂上で鞍馬寺を見下ろしながら昼食を取ったが暑さのせいか食が進まなかった。Mさんはペットの氷で首を盛んに冷やしていました。昼食を済ませて鞍馬寺山門まで下りてくると自然発生的に「今日はこれで解散しましょう・・・」と声が出て予定の鞍馬寺への登攀を中止して解散としました。暑さがボディーブローで効いてきました。

「個人山行報告」敦賀三山『岩篭山/市橋コース』 記 I・T

【行先】 ; ・福井県敦賀市『岩篭山(765.2m)』   【地図】;1/25000「敦賀

【日時】 ; ・7月27日(土)   【天候】; 晴れ

【山行目的】 ; ・敦賀三山の一つ『岩籠山』登山を楽・沢沿いで変化に富んだ“市橋コース”で、涼しく夏の岩籠山を楽しむ。

【山行者】 ;  I・T(80才)

【コースタイム】・宇治(7;10)=<自動車/93.1㎞>=市橋登山口P(9;28-9;45)==第1徒渉点/196m(10;15-20)==第一堰堤/290m(10;50)==谷修了点/586m(12;0-30)==夕暮山分岐(12;45-55)==『岩篭山/△765.2m』(13;33-14;23)==夕暮山分岐(14;45-47)==谷筋入り(15;00)==第一堰堤(16;00)==市橋登山口P(16;43-17;35)==<自動車>=(19;55)宇治 ・歩行時間;7時間10分(内休憩時間;2時間28分),歩行距離;7.3㎞,7

累積登高/下降;716m,平均ペース;70-90%(ややゆっくり) (YAMAPデータによる)

・報告と感想:『岩篭山』は、野坂岳、西方ヶ岳と合せて“敦賀三山”と呼ばれ、その中でも山頂からの展望、インディアン平原と呼ばれる笹原に奇岩が立つ面白い景観、変化に富んだコース等で人気の山です。登山道は、今日登った“市橋コース”、最近良く使われる“駄口コース”、黒河川沿いの“゙山“集落から登るコースと、いろいろなコースが設定されています。今回は、沢沿いで涼しい“市橋コース”を楽しんで来ましたので報告します。

湖西道路からR161号を行き、国境の峠を下っていくと駄口です。ここには“駄口コース”の登山口があります。道路の右手に駐車場があって5-6台ほど駐まっていました。ここを過ぎてR8に入ってすぐに市橋の信号があり、ここを左に入ります。細いギリギリ1車線の道を辿ると右手に17-18台ほど入れる駐車場があって、今日はほぼ一杯です。私も早々に出発準備を整えて会に入山連絡を入れ、駐車場端にある登山者カードboxに「入山届」を入れて出発します。このboxの傍らに“熊出没注意”の看板があります。 初めは林道のような広い道を進み、林の中に入って尚も進むと山道になります。その手前にも“熊注意”の看板がありますが、この看板には、A4の紙に「熊に注意!登山者は鈴やラジオを鳴らして注意」と張り出してあります。やはり今年は熊が多いのかと、呼び掛けのとおり熊鈴を付け、ラジオのボリュームを一杯にして、ザックのポケットに入れて進みます。車が多く先行者が多いので少しは安心ですが注意するにこしたことはありません。

川の流れの音を左下に聞きながら、山道をしばらく行くと一番目の徒渉点です。この徒渉点は水量が多く、飛び石伝いに対岸に渡ります。このあと、道は流れの右岸から左岸、また右岸にと何回か徒渉をし、川の横の登山道を進みます。一部ヘツリのようなところもありますが、このルートは変化があって中々楽しいです。そして何よりは、川の中や近くを進みますので、川の冷気で冷やされて涼しいのが嬉しいです。ところが今年の夏は本当に厳しい様で、ヒヤっとは感じますが涼しい感じはしません。仕方無く、私の夏の山行の必携品“うちわ”でバタバタ冷をとりながら歩きますが、最近は暑さにめげてウォーキングやトレ山行が出来ていなくて、トレーニング゙不足のツケがきてしんどいです。中々ピッチが上がりません。歩き始めて1時間程で第1堰堤につきます。ここからは何個か堰堤が出て来ますが、石積みで結構古いようでまわりの風景に溶け込んでいます。堰堤の上部で徒渉しますが、恰好の休憩ポイントで一息いれます。

流れの上部に行くと、対岸の登山道やテープを目印に、水量が少なくなった沢を徒渉しながら登ります。コンター450m付近で流れは伏流になって、谷は正面の稜線に突き上げています。谷を詰めるコースの常で、水がなくなり尾根や峠に突き上げる所はどこも急斜面です。ここも稜線へ残り100mで谷と別れ、右手の急斜面のジゴザグの道に取付きます。

ここでトレーニング不足のツケがもろに出て、そのしんどいこと!100mを登るのに、何回も立ち止まり、ヒーハー言いながら登ります。やっとの思いで登った稜線が“夕暮山分岐”です。大きな木の多いブナ林で気持ちの良い所で、夏でも涼しい絶好の休憩ポイントです。ここでお昼も廻っていて、お腹が空いたので軽めのお昼休憩をします。登山道はブナ林の中、尾根の上や南斜面に着いています。少しのアップダウンをしながら辿ると、林が切れて草の中を進むとすぐに左手に山頂への入口があります。真っ直ぐ進むとインディアン平原ですが、今日は左に折れて少し登ると山頂です。

山頂は木が無く暑いですが、展望は中々良いです。北を臨めば敦賀の市街地と敦賀湾、その左手には「西方ヶ岳」と「栄螺ヶ岳」が連なっています。左(西)を望めば「野坂岳」がどっしりした姿が見えます。右手すぐ下にはインディアン平原の美しい笹原が広がり、所々に奇岩がニョッキリと立っている景色です。そして振り返れば琵琶湖や近江の山々です。展望が良い山は楽しいです。雲が切れると日差しが強く暑いですが、腰を据えて昼食です。遅くなって途中で半分食べましたので残りのお握りと、やはりコーヒーを飲んで楽しみます。ただ、今日は登りで時間がかかったので、余りゆっくり出来ず(とは言いながら50分ほどいました)下山に向います。 夕暮山への尾根を分岐まで降って一息入れた後、登りで苦労した急坂を下ります。降りは楽ですが、疲労もしていますので慎重に降ります。沢筋のみちに入るとガラガラの道になりますのでより慎重に歩きます。沢の流れが出て来ると、徒渉とルートファンインディングの始まりです。対岸のルートやテープを探して沢を渡り、また渡り返しとルートファンインディングを楽しながら下ります。ただ、トレーニング不足の今日の私の足は疲労が大きく、中々踏ん張りがききません。途中で2-3回、ズルっといき尻餅をつきそうになります。ながら下ります。ただ、トレーニング不足の今日の私の足は疲労が大きく、中々踏ん張りがききません。途中で2-3回、ズルっといき尻餅をつきそうになります。